JPH0348896Y2 - - Google Patents

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JPH0348896Y2
JPH0348896Y2 JP1985179356U JP17935685U JPH0348896Y2 JP H0348896 Y2 JPH0348896 Y2 JP H0348896Y2 JP 1985179356 U JP1985179356 U JP 1985179356U JP 17935685 U JP17935685 U JP 17935685U JP H0348896 Y2 JPH0348896 Y2 JP H0348896Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、貨物自動車に関する。
〔従来の技術〕
近時、小荷物を各家庭等に配達するいわゆる宅
配便が盛んに行なわれている。
従来、このような宅配便は、比較的小型の車両
を用いて行なわれているが、この場合には、一時
に少量の荷物しか運搬することができず、宅配便
の集積所から比較的遠方の配達場所まで、幾度も
往復する必要がある。
そこで、本考案者は、宅配便の集積所から比較
的遠方の配達場所まで、大型の貨物自動車を用い
て、一時に大量の荷物を運搬し、この貨物自動車
をターミナルとして、この場所から荷物運搬用軽
車両を用いて宅配便を配達するシステムを案出し
た。
これを実施する方法として、例えば貨物自動車
の荷台に荷物運搬用軽車両を積み込み、これを貨
物自動車と共に移動することが考えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この場合には、貨物自動車の比
較的高い位置にある荷台に荷物運搬用軽車両を積
み込み、またこれを降ろす必要があるため、これ
らの作業に多大な時間が費されるという問題があ
る。
なお、実開昭56−56441号には、円柱状貨物の
降下装置が開示されているが、荷物運搬用軽車両
は一般に複雑な形状をしているため、この考案を
適用することは困難である。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来の事情に対処してなされ
たもので、荷物運搬用軽車両の積み降ろしを容易
に行なうことのできる貨物自動車を提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、荷
台の下部に、荷物運搬用軽車両を収納する移動可
能な収納部が設けられると共に、その収納部を移
動し、所定の位置に支持する移動機構が備えられ
ていることを特徴とする。
〔作用〕
移動機構を駆動し、荷物運搬用軽車両を収納す
る収納部を移動すれば、荷物運搬用軽車両の積み
降ろしが容易に行われ、また、荷物運搬用軽車両
を収納した収納部を移動し、所定の位置に支持す
れば、荷物運搬用軽車両の収納が簡単に行なわれ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図および第2図は、本考案の貨物自動車の
一実施例の貨物自動車後部を示すもので、図にお
いて符号1は、自動2輪車からなる荷物運搬用軽
車両2を収容する収納部を示している。この収納
部1は、荷物運搬用軽車両2を収納する車両収納
箱4と、この車両収納箱4を所定の位置に支持す
る回転移動機構5とを備えている。
車両収納箱4は、荷台3から下方に突出する一
対のブラケツト6により、その両側面4a,4b
上部を荷台3に回動自在に支持されている。車両
収納箱4の第1図における手前側面は、扉7とさ
れている。この扉7は車両収納箱4の下部に図示
しないヒンジにより支持されており、ヒンジを中
心にして回動可能とされている。車両収納箱4の
底面4cには、収納された荷物運搬用軽車両2を
固定する一対の固定部材8が配置されている。こ
の固定部材8は、ヒンジ8aを中心にして回動可
能とされている。
回転移動機構5は、把持部9aを手動で回転す
ることにより駆動するウインチ9と、このウイン
チ9により巻き上げられるチエン10とを備えて
いる。チエン10の一端は、車両収納箱4の下部
に固定されており、また、このチエン10は、中
間部において滑車11に支持されている。
以上のように構成された貨物自動車では、荷物
運搬用軽車両2の積み込みは、次のように行なわ
れる。
すなわち、まず、車両収納箱4の扉7を開き、
扉7の一端を地面に着けた後、扉7上を荷物運搬
用軽車両2を移動し、荷物運搬用軽車両2を車両
収納箱4内に納め、この後、固定部材8を図の実
線のように立てることにより荷物運搬用軽車両2
が車両収納箱4内に固定される。この後、扉7が
閉じられ、回転移動機構5を駆動すると、ウイン
チ9によりチエン10が巻き上げられ、車両収納
箱4は、第2図の矢符Aに示すように回転し、図
の破線で示す位置で固定され、荷物運搬用軽車両
2の収納が簡単に行なわれる。
一方、荷物運搬用軽車両2を降ろす時には、ま
ず、回転移動機構5の駆動により、チエン10が
巻き降ろされ、車両収納箱4は、第2図の矢符A
と反対に回転し、図の実線で示す位置で固定され
る。この後、車両収納箱4の扉7を開き、扉7の
一端を地面に着けた後、扉7上を荷物運搬用軽車
両2を移動することにより荷物運搬用軽車両2
は、車両収納箱4から降ろされる。
すなわち、以上のように構成された貨物自動車
では、貨物自動車の荷台3の下部に荷物運搬用軽
車両2を収納する収納部1を設けたので、貨物自
動車の比較的高い位置にある荷台3に荷物運搬用
軽車両2を積み込み、またこれを降ろす必要がな
くなるため、貨物自動車への荷物運搬用軽車両2
の積み降ろしを容易に行なうことができる。
また、この実施例では、扉7の積み降ろし時の
走行路となるため、さらに積み降ろしを容易に行
なうことができる。
第3図および第4図は、車両収納箱4内に収納
される荷物運搬用軽車両2の後部に折りたたみ可
能な荷台13を取り付けたものを示しており、荷
台13はリンク14により、折りたたみ自在とさ
れている。なお、第3図は折りたたんだ状態を、
第4図は開いた状態を示している。このような荷
台13を備えた荷物運搬用軽車両2では、荷台1
3を折りたたんだ状態で車両収納箱4内に収納す
ることができるため、車両収納箱4を小さくする
ことができる。
第5図は、車両収納箱4を車両の後端に、かつ
車両の前後方向に回転自在に取り付けた他の実施
例を示すもので、この実施例では、車両収納箱4
が車両に対して図の矢符Bのように前後方向に回
転する。この実施例でも第1図に示した実施例と
同様の効果を得ることができる。
第6図および第7図は、本考案の貨物自動車の
さらに他の実施例を示すもので、この実施例で
は、荷台3の後部には、車両収納箱4を収納する
ボツクス17が形成されており、このボツクス1
7内に配置される上下移動機構16により、車両
収納箱4はボツクス17内を図の矢符Cで示すよ
うに上下動する。なお、この実施例では、車両収
納箱4を下げることにより車両収納箱4の底部が
着地するため、扉7は上開きとされている。すな
わち、この実施例では、収納部1は、荷物運搬用
軽車両2を収納する車両収納箱4と、この車両収
納箱4を上下しこの車両収納箱4を所定の位置に
支持する上下移動機構16とを備えている。
この実施例でも第1図に示した実施例と同様の
効果を得ることができる。
第8図は、さらに他の実施例を示すもので、こ
の実施例では、第6図に示した実施例と異なり、
車両収納箱4の上面に凹部18を形成し、車両収
納箱4上面とウインチ9との干渉を防止すること
により、ウインチ9の収納部分を小さくし、車両
収納箱4を大きくし、これにより荷台3の下面に
車両収納箱4を収納可能としている。この実施例
でも第6図に示した実施例と同様の効果を得るこ
とができるが、この実施例では、荷台3の下面に
車両収納箱4を収納可能としたので、コンパクト
な収納部1を得ることができる。
第9図および第10図は、本考案の貨物自動車
のさらに他の実施例を示すもので、この実施例で
は収納部1は、荷物運搬用軽車両2を収納する車
両収納箱4と、この車両収納箱4をフレーム20
に沿つてスライドしこの車両収納箱4を所定の位
置に支持するスライド移動機構21とを備えてい
る。すなわち、荷台3の下方には、車両収納箱4
をスライドするフレーム20が配置されており、
スライド機構21を駆動することにより、車両収
納箱4の上部に配置されるローラ22がこのフレ
ーム20に沿つて移動する。なお、この実施例で
は、車両収納箱4をスライドすることにより車両
収納箱4の底部が図の破線で示すように着地する
ため、底部には車輪24が配置されている。
この実施例でも第1図に示した実施例と同様の
効果を得ることができるが、この実施例では、車
両収納箱4が車両に対して図の矢符Dのように移
動するため、第1図に示した実施例のように、走
行時に車両収納箱4が車両から横方向に突出する
ことはなくなり、車両の安全性を高めることがで
きる。
第11図は、本考案の貨物自動車のさらに他の
実施例を示すもので、この実施例では収納部1に
は、ワイヤー25を巻回することにより、ワイヤ
ー25の先端に固定される支持環26を上下動す
る吊り下げ移動機構27Aが配置されている。さ
らに、この実施例では、第12図に示すように荷
物運搬用軽車両2に逆L字状のブラケツト27が
固定されており、このブラケツト27に形成され
るボス28に支持環26を掛け、吊り下げ移動機
構27Aを駆動することにより、荷物運搬用軽車
両2が上下動される。なお、ブラケツト27の上
面にはゴム31が配置され、固定部材30を回動
することにより、ブラケツト27はゴム31を介
して収納部1に固定される。また、荷物運搬用軽
車両2のハンドル33は、折り曲げ可能とされて
おり、これにより、スぺースの有効利用が図られ
ている。
この実施例でも第1図に示した実施例と同様の
効果を得ることができるが、この実施例では、車
両収納箱4内に荷物運搬用軽車両2を収納する必
要がないため、荷物運搬用軽車両2の積み降ろし
をさらに迅速に行なうことができる。
第13図は、さらに他の実施例を示すもので、
この実施例では、第11図に示した実施例と異な
り、荷台3の下部に、荷物運搬用軽車両2を乗せ
る吊り板34を有する車両収納枠35からなる収
納部1が設けられ、また吊り下げ移動機構27A
が設けられて荷物運搬用軽車両2を乗せる吊り板
34が上下し、所定の位置に吊り下げ支持される
ようになつている。そして、吊り下げ移動機構2
7Aの駆動により、荷物運搬用軽車両2の積み降
ろしが簡単に行なわれる。
この実施例においても第11図に示した実施例
と同様の効果を得ることができる。
第14図は、荷台3の後部に収納部1を設けた
実施例を示すもので、この実施例では、荷物運搬
用軽車両2の上部にウインチ9との干渉を防止す
る凹部36が形成され、荷物運搬用軽車両2を荷
台3下部の狭い空間に収納することを可能として
いる。この実施例においても第11図に示した実
施例と同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、荷物運搬用
軽車両の積み降ろしを容易に行なうことができ、
また荷物運搬用軽車両の積み降ろし作業時間の短
縮化が図れ、荷物運搬用軽車両の収納も簡単に行
なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の貨物自動車の一実施例を示す
側面図、第2図は第1図の背面図、第3図は後部
に荷台を有する荷物運搬用軽車両を示す側面図、
第4図は第3図の背面図、第5図は本考案の貨物
自動車の他の実施例を示す側面図、第6図は本考
案の貨物自動車のさらに他の実施例を示す縦断面
図、第7図は第6図の背面図、第8図は本考案の
貨物自動車の他の実施例を示す側面図、第9図は
本考案の貨物自動車のさらに他の実施例を示す側
面図、第10図は第9図のX−X線に沿う縦断面
図、第11図は本考案の貨物自動車のさらに他の
実施例を示す側面図、第12図は第11図のブラ
ケツト近傍を示す側面図、第13図及び第14図
はそれぞれ本考案の貨物自動車の他の実施例を示
す側面図である。 1……収納部、2……荷物運搬用軽車両、3…
…荷台、4……車両収納箱、5……回転機構、1
6……上下移動機構、21……スライド機構、2
7A……吊り下げ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 荷台の下部に、荷物運搬用軽車両を収納する
    移動可能な収納部が設けられると共に、その収
    納部を移動し、所定の位置に支持する移動機構
    が備えられていることを特徴とする貨物自動
    車。 (2) 収納部は、荷物運搬用軽車両を収納する回転
    移動可能な車両収納箱からなり、移動機構は、
    その車両収納箱を回転移動し、所定の位置に支
    持する回転移動機構からなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の貨物自動車。 (3) 収納部は、荷物運搬用軽車両を収納する上下
    移動可能な車両収納箱からなり、移動機構は、
    その車両収納箱を上下移動し、所定の位置に支
    持する上下移動機構からなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の貨物自動車。 (4) 収納部は、荷物運搬用軽車両を収納するスラ
    イド移動可能な車両収納箱からなり、移動機構
    は、その車両収納箱をスライド移動し、所定の
    位置に支持するスライド移動機構からなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の貨物自動車。 (5) 収納部は、荷物運搬用軽車両を収納する吊り
    下げ移動可能な車両収納箱からなり、移動機構
    は、その車両収納箱を吊り下げ移動し、所定の
    位置に吊り下げ支持する吊り下げ移動機構から
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の貨物
    自動車。
JP1985179356U 1985-11-21 1985-11-21 Expired JPH0348896Y2 (ja)

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JP1985179356U JPH0348896Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JPS6287947U JPS6287947U (ja) 1987-06-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144499U (ja) * 1974-08-22 1976-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144499U (ja) * 1974-08-22 1976-04-01

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JPS6287947U (ja) 1987-06-05

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