JPH0348598Y2 - - Google Patents

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JPH0348598Y2
JPH0348598Y2 JP18992085U JP18992085U JPH0348598Y2 JP H0348598 Y2 JPH0348598 Y2 JP H0348598Y2 JP 18992085 U JP18992085 U JP 18992085U JP 18992085 U JP18992085 U JP 18992085U JP H0348598 Y2 JPH0348598 Y2 JP H0348598Y2
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developing
developing device
cover
shielding plate
fluororesin
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は、複写機等における電子写真法の現
像装置に関する。
<考案の概要> この考案の電子写真法の現像装置は、現像ロー
ラの上方を覆う現像部カバーの内側に遮蔽板を設
けるとともにフツ素樹脂被膜で覆うことにより、
飛散トナーの付着による弊害を防止しようとする
ものである。
<従来技術とその欠点> 複写機等における現像装置は、現像ローラが感
光体ドラムに対して従動方向に正転する場合、こ
の現像ローラの上方で飛散トナーが発生すること
になる。このため、第4図に示すように、現像ロ
ーラ5の上方に現像部カバー1を取り付け、この
現像ローラ5に搬送される現像剤6の下流側にお
ける現像部カバー1の端辺に先端が感光体表面2
と接するようにしたウレタンゴム板等からなるゴ
ム状封止板3を配置することにより、現像装置外
にトナーが飛散して光学系等を汚すのを防止して
いる。ところが従来は、現像装置内部での飛散ト
ナーがこの現像部カバー1やゴム状封止板3の内
側面に付着固化し、長期間の使用に伴つて積み上
がりトナー層4を形成していた。このため、この
トナー層4が装置動作時の振動等により現像ロー
ラ5上にトナー塊として落下することから、トナ
ー転写用紙に黒芯や黒筋等を生じさせ画像品質を
低下させる原因となつていた。
<考案の目的> この考案は、このような事情に鑑みなされたも
のであつて、現像部カバーの内側に遮蔽板を設け
るとともにフツ素樹脂被膜で覆うことにより、飛
散トナーの付着を防ぎ画像品質の低下を防止する
ことができる電子写真法の現像装置を提供するこ
とを目的とする。
<考案の構成および効果> この考案の電子写真法の現像装置は、感光体に
対して従動方向に正転する現像ローラの上方に現
像部カバーを取り付け、現像ローラによつて搬送
される現像剤の下流側におけるこの現像部カバー
の端辺に先端が感光体表面と接するようにしてゴ
ム状封止板を配置することによりトナーの外部へ
の飛散を防止する電子写真法の現像装置におい
て、 現像部カバーとゴム状封止板との接合部付近か
ら内側に向けて、現像ローラとの間にわずかな間
隔を開けて突出する遮蔽板を設けるとともに、こ
の遮蔽板の表面および付近の現像部カバーの内側
面をフツ素樹脂被膜で覆つたことを特徴とする。
この考案の電子写真法の現像装置を上記のよう
に構成すると、遮蔽板によつて飛散トナーが現像
部カバーの端部に達するのを妨げることができる
ので、ゴム状封止板の内側面にトナー層が形成さ
れるのを防止することができる。また、この遮蔽
板の表面および付近の現像部カバー内側面は、表
面が滑らかで且つ摩擦係数が小さくしかもキヤリ
アによる帯電を防止することができるフツ素樹脂
被膜で覆うので、飛散トナーは付着することなく
粉体のままで速やかに現像ローラ上に落下する。
このため、この考案は、飛散トナーが付着固化し
てトナー塊となるのを防止することができ、長期
間の使用に伴う画像品質の低下を防止することが
できる。
<実施例> 以下、この考案を複写機の現像装置に実施した
場合について説明する。
第1図はこの考案の実施例である複写機の現像
装置の断面図である。
実施例の複写機の現像装置は、トナーとキヤリ
アからなる現像剤6を、正転方向に回転駆動する
現像ローラ5の磁気に吸引させて搬送し、感光体
表面2に接触させることにより静電潜像の現像を
行うものである。現像部カバー1は、非磁性体の
金属板等からなり、現像ローラ5の上方を覆うよ
うに取り付けられている。ゴム状封止板3はウレ
タンゴムからなる細長い板であり、先端が感光体
表面2に接触するようにして、現像剤6の搬送方
向下流側における現像部カバー1の端辺に取り付
けられている。この実施例は、現像部カバー1の
内側に遮蔽板7を設けるとともにフツ素樹脂被膜
で覆うことにより構成される。遮蔽板7は、断面
L字形状の直角に折れ曲がつた非磁性体からなる
アングル材であり、一片側を現像部カバー1の内
側面のゴム状封止板3との接合部付近に取り付け
ることにより他片側を内側に向けて突出させる。
この遮蔽板7の他片側の先端は現像ローラ5上に
吸着された現像剤6の穂立ちの先端から1.5mm以
上間隔が開かないように配置される。なお、現像
剤6の穂立ちはドクタ8によつて一定の高さとな
るようにコントロールされている。フツ素樹脂被
膜は、この遮蔽板7の表面および付近の現像部カ
バー1の内側面にポリテトラフルオルエチレン
(デユポン社商品名『テフロン』)の膜厚0.08mmの
シート9を貼り付けることにより形成される。
この実施例を上記のように構成すると、現像ロ
ーラ5に接近して設けられた遮蔽板7によつて妨
げられ、ゴム状封止板3の内側面までトナーが飛
来せず付着することがなくなる。また、飛散トナ
ーに直接晒される遮蔽板7の表面および付近の現
像部カバー1の内側面は、表面が滑らかであり且
つ摩擦計数が小さくしかもキヤリアによる帯電を
防止することができるフツ素樹脂のシート9で覆
われているので、トナーが付着することなく粉体
のまま現像ローラ5上に落下する。したがつてこ
の実施例は、飛散トナーがトナー塊となつて感光
体表面2に移り複写品質を低下させるのを防止す
ることができる。
第2図はこの考案の他の実施例である複写機の
現像装置の断面図である。この実施例では、フツ
素樹脂のシート9の下流側の端部10を遮蔽板7
の下流側表面に貼り付けるとともに、上流側の端
部11を付近の現像部カバー1の内側面に貼り付
けて、中央部12を間に張り渡した状態にしてい
る。このため、この中央部12が形成する面は、
現像部カバー1と上流側において鈍角で交わる平
面となる。したがつて、この実施例では、遮蔽板
7に張り渡したシート9に遮られる飛散トナーの
流れが円滑に上方を向き、現像ローラ5上に落下
することになる。
また、第3図はこの考案のさらに他の実施例で
ある複写機の現像装置の断面図である。この実施
例では、遮蔽板7における断面L字形状の折れ曲
がりを直角ではなく鈍角に形成することにより、
突出する他片側を現像カバー1の内側面と上流側
において鈍角で交わるようにしている。この場合
フツ素樹脂のシート9は、遮蔽板7の表面および
付近の現像カバー1の内側面全体に貼り付けられ
る。このため、この実施例においても、遮蔽板7
に遮られる飛散トナーの流れが円滑に上方を向
き、現像ローラ5上に落下することになる。
したがつて、これら第2図および第3図に示す
実施例の場合には、飛散トナーの流れに澱みがな
くなることから付着防止をより確実にし、現像ロ
ーラ5上への落下が速やかに行われるようにな
る。
なお、この第2図および第3図の実施例では、
フツ素樹脂のシート9の中央部の面および遮蔽板
7の他片側の面を共に平面に形成したが、下流側
に突出する円弧状に形成することにより、流れを
円滑にする効果をより大きくすることができる。
また、フツ素樹脂被膜は、実施例のようにフツ素
樹脂のシート9を貼り付けて形成する他、遮蔽板
7の表面および付近の現像部カバー1の内側面に
フツ素樹脂コーテイング加工を施すことにより形
成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である複写機の現像
装置の断面図、第2図はこの考案の他の実施例で
ある複写機の現像装置の部分断面図、第3図はこ
の考案のさらに他の実施例である複写機の現像装
置の部分断面図、第4図は従来の現像装置の断面
図である。 1−現像部カバー、2−感光体表面、3−ゴム
状封止板、5−現像ローラ、7−遮蔽板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 感光体に対して従動方向に正転する現像ロー
    ラの上方に現像部カバーを取り付け、現像ロー
    ラによつて搬送される現像剤の下流側における
    この現像部カバーの端辺に先端が感光体表面と
    接するようにしてゴム状封止板を配置すること
    によりトナーの外部への飛散を防止する電子写
    真法の現像装置において、 現像部カバーとゴム状封止板との接合部付近
    から内側に向けて、現像ローラとの間にわずか
    な間隔を開けて突出する遮蔽板を設けるととも
    に、この遮蔽板の表面および付近の現像部カバ
    ーの内側面をフツ素樹脂被膜で覆つたことを特
    徴とする電子写真法の現像装置。 (2) 前記遮蔽板が現像部カバーの内側面と上流側
    において鈍角で交わる平面または円弧面で形成
    される実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    子写真法の現像装置。 (3) 前記フツ素樹脂被膜がフツ素樹脂のシートで
    あり、このフツ素樹脂のシートを遮蔽板の表面
    および付近の現像部カバーの内側面に貼り付け
    ることにより被膜で覆う実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載の電子写真法の現像
    装置。 (4) 前記フツ素樹脂のシートにおける下流側の端
    部を遮蔽板の下流側表面に貼り付けるととも
    に、上流側の端部を付近の現像部カバーの内側
    面に貼り付けて、中央部を間で張り渡し現像部
    カバーの内側面と上流側において鈍角で交わる
    平面または円弧面に形成した実用新案登録請求
    の範囲第3項記載の電子写真法の現像装置。 (5) 前記フツ素樹脂被膜がフツ素樹脂コート被膜
    であり、遮蔽板の表面および付近の現像部カバ
    ーの内側面にフツ素樹脂コーテイング加工を施
    すことにより被膜で覆う実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載の電子写真法の現像
    装置。
JP18992085U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH0348598Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18992085U JPH0348598Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JPS6296657U JPS6296657U (ja) 1987-06-19
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