JPH071638Y2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH071638Y2
JPH071638Y2 JP7508689U JP7508689U JPH071638Y2 JP H071638 Y2 JPH071638 Y2 JP H071638Y2 JP 7508689 U JP7508689 U JP 7508689U JP 7508689 U JP7508689 U JP 7508689U JP H071638 Y2 JPH071638 Y2 JP H071638Y2
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roller
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toner
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一雄 山本
正晃 湯川
博幸 前出
剛史 渡邉
節夫 堀
正彦 栄
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複写機やプリンタ等に用いられる静電式ある
いは磁気トナー式現像装置に関し、特に、潜像担持体
(例えば、感光体ドラムや磁気ドラム等)と現像ローラ
との間隔を一定に保持するためのスペーサコロに関す
る。
従来の技術 静電式あるいは磁気トナー式の現像装置では、潜像担持
体に形成された静電的又は磁気的潜像に、現像ローラに
担持されたトナーを移転させることにより、顕像を得
る。このトナーの移転は静電力又は磁気力によるもので
あるため、潜像担持体と現像ローラとの間隔が変動する
とトナーの移転量も変動し、均一な顕像が得られなくな
る。このため、現像ローラの両端に潜像担持体に当接し
て回転するスペーサコロを設けることにより、両者の間
隔を一定に保っている(例えば、特開昭58−37674号参
照)。
考案が解決しようとする課題 このスペーサコロは、当然、潜像担持体の両側端の、通
常はトナーが付着しない面と接して回転するのである
が、それでも、使用するにつれて現像面のトナーが徐々
にこの面に付着するようになる。このトナーの付着が著
しくなった場合には、潜像担持体と現像ローラとの間隔
が所定の値に保たれなくなり、現像された画像の濃度が
変化したりムラが生じたりする。
本考案はこのような問題を解決し、潜像担持体と現像ロ
ーラとの間の距離が変化することがなく、常に安定した
画像が得られる現像装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案の現像装置では、潜像
担持体と、潜像担持体と平行に設けられ、潜像担持体に
移転させるトナーを担持した現像ローラと、現像ローラ
と潜像担持体との間隔を一定に保つために現像ローラの
両端に設けられ、潜像担持体に当接して回転するスペー
サコロとを備えた現像装置において、スペーサコロと潜
像担持体との接触部の周囲で潜像担持体の外形に倣う形
状を有する開口部を有し、その他の部分でスペーサコロ
を覆うハウジングを設け、該ハウジングの開口部の潜像
担持体に対向する面と潜像担持体外形面との間にシール
部材を設けたことを特徴とする。
作用 スペーサコロは現像ローラの両端で潜像担持体と当接し
て回転するため、潜像担持体と現像ローラとの間隔は一
定に保たれ、現像ローラ上のトナーは均一に潜像担持体
上に移転する。また、スペーサコロはハウジングにより
覆われ、しかも、その開口部は潜像担持体との間に設け
られたシール部材によってシールされているため、スペ
ーサコロと潜像担持体との接触部にはトナーが入り込ま
ない。従って、潜像担持体と現像ローラとの間隔は常に
一定に保たれる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
2図は、本考案に係る現像装置が用いられた静電式複写
機の画像記録部の概略構成図である。
この画像記録部は、感光体ドラム1の周囲に、その回転
方向に順に、メインチャージャ2、現像装置、転写部
7、分離部8、ドラム清掃部10及び除電部11が配置され
て構成されている。メインチャージャ2と現像装置6の
間には露光部3としての空間が設けられている。
ドラム1は通常アルミ或いはアルミ合金の円筒上に感光
物質(例えば、蒸着したセレン化合物等)をコーティン
グしたものである。メインチャージャ2は、ドラム1の
軸方向に、その表面に近接して張られたタングステン線
から成るチャージワイヤ2aと、その背後を囲うケース2b
とから構成される。現像装置6には、トナーカートリッ
ジ4、トナーホッパ12、補給ローラ13、供給ローラ14及
び現像ローラ15が備えられている。転写部7と分離部8
は共にメインチャージャ2とほぼ同様の構造をしてい
る。ドラム清掃部10はドラム表面のトナー粉を掻き落と
すゴムブレード17を備え、除電部11は除電ランプ18を備
える。
次に、この複写機の動作を説明する。複写動作が開始さ
れると、ドラム1は第2図で時計回りに一定速度で回転
し、その表面の感光体層はメインチャージャ2により所
定の電位に帯電される。狭いスリットを通った原稿の像
は、露光部3でスリット幅毎にドラム1の帯電された感
光体層に潜像として記録されてゆく。
現像装置6では、次のようにして感光体層の潜像がトナ
ー粉による顕像に現像される。トナーカートリッジ4か
らホッパ12、補給ローラ13を通って降りた来たトナー粉
は、供給ローラ14の表面に付着される。その後、このト
ナー粉は供給ローラと現像ローラの接触部において、現
像ローラ表面へと移動しつつ摩擦帯電される。
第1図に示すように、現像ローラ15の表面には、その全
長にわたって可撓性のドクターブレード20が一定の力で
当接しており、現像ローラ15の表面に付着したトナーの
厚み及び帯電量が一定になるようにしている。現像ロー
ラ15の両端(但し、図には一方しか示していない)に
は、現像ローラ15よりも大径のスペーサコロ19が同軸に
取り付けられており、このスペーサコロ19の外周はドラ
ム1の表面に当接している。これにより、現像ローラ15
の表面と感光体ドラム1の表面との間は、一定の距離
(例えば、一成分トナーを使用する場合には、約0.1〜
0.5mm)に保たれる。
このスペーサコロ19の周囲には、複写機の本体フレーム
に固定されたハウジング21が設けられ、スペーサコロ19
とドラム1との接触部Pと現像ローラ15との連結軸の部
分を除き、スペーサコロ19の周囲を覆っている。スペー
サコロ19とドラム1との接触部Pの周辺では、ハウジン
グ21はドラム1の外周面に沿った形状をしており、その
接触部Pで開口して、スペーサコロ19とドラム1との接
触を許している。
このハウジング21の、接触部Pの周辺のドラム外形に沿
った形状をした部分(斜線部)には、シール部材(例え
ば、不織布やフェルト)22が貼付されており、ハウジン
グ21とドラム1との間の隙間を塞いでいる。これによ
り、現像ローラ15や感光体ドラム1から、あるいは、両
者の間を移転するときに、飛散するトナーがスペーサコ
ロ19の外周面に付着することが防止され、現像ローラ15
と感光体ドラム1との間隔は常にスペーサコロ19の外径
と現像ローラの外径との差により定まる一定の値に保た
れる。
第2図に戻り、現像ローラ15には所定のバイアス電圧が
印加されており、この現像ローラ15とドラム1との間の
電位差により、トナーがドラム1に移転し、これにより
ドラムの潜像が現像される。このとき、ドラム1と現像
ローラ15との間隔は上記構成により常に一定であるた
め、ムラのない、均一なトナー像が得られる。
このトナーによる顕像は、転写部7で、1対のレジスト
ローラ16により1枚づつ供給される紙5の上に転写され
る。分離部8の放電ワイヤはドラム1に交流(AC)電界
を与え、ドラム1に静電的に付着している紙5を引き離
す。このようにして原稿のコピーが紙5の上に得られる
のである。紙5が分離された後、ドラム表面に残ったト
ナー粉は清掃部10でゴムブレード17により掻き落とさ
れ、ドラム1上の感光体層は除電部11で除電ランプ18に
照射され、除電される。
考案の効果 以上説明した通り、本考案によれば、現像ローラの両端
に設けられたスペーサコロと潜像担持体との接触部にト
ナーが入り込まないため、潜像担持体と現像ローラとの
間隔が常に一定に保たれ、均一な、ムラのない画像品質
が長期間にわたって安定して得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例である現像装置の現像ローラの斜視図、
第2図は本考案の現像装置を用いた複写機の概略構成図
である。 1…感光体ドラム、2…メインチャージャ 3…露光部、4…トナーカートリッジ 5…紙、6…現像装置 7…転写部、8…分離部 10…清掃部、11…除電部 14…供給ローラ、15…現像ローラ 16…レジストローラ、19…スペーサコロ 20…ドクターブレード、21…ハウジング 22…シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀 節夫 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)考案者 栄 正彦 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番38号 三田工業株式会社内 審査官 小牧 修 (56)参考文献 特開 昭55−59484(JP,A) 特開 昭55−53339(JP,A) 特開 昭62−210486(JP,A) 特開 昭61−105573(JP,A) 特開 平1−227869(JP,A) 特公 昭58−43742(JP,B2) 特公 平1−22619(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、 潜像担持体と平行に設けられ、潜像担持体に移転させる
    トナーを担持した現像ローラと、 現像ローラと潜像担持体との間隔を一定に保つために現
    像ローラの両端に設けられ、潜像担持体に当接して回転
    するスペーサコロと を備えた現像装置において、 スペーサコロと潜像担持体との接触部の周囲で潜像担持
    体の外形に倣う形状を有する開口部を有し、その他の部
    分でスペーサコロを覆うハウジングを設け、該ハウジン
    グの開口部の潜像担持体に対向する面と潜像担持体外形
    面との間にシール部材を設けたことを特徴とする現像装
    置。
JP7508689U 1989-06-27 1989-06-27 現像装置 Expired - Lifetime JPH071638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7508689U JPH071638Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 現像装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7508689U JPH071638Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 現像装置

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Publication Number Publication Date
JPH0314655U JPH0314655U (ja) 1991-02-14
JPH071638Y2 true JPH071638Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31615352

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JP7508689U Expired - Lifetime JPH071638Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 現像装置

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