JPH063406Y2 - クリ−ニング装置 - Google Patents

クリ−ニング装置

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JPH063406Y2
JPH063406Y2 JP1986047653U JP4765386U JPH063406Y2 JP H063406 Y2 JPH063406 Y2 JP H063406Y2 JP 1986047653 U JP1986047653 U JP 1986047653U JP 4765386 U JP4765386 U JP 4765386U JP H063406 Y2 JPH063406 Y2 JP H063406Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
roll
cleaning device
outer peripheral
cleaning roll
Prior art date
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JP1986047653U
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English (en)
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JPS62158462U (ja
Inventor
益実 朝苗
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Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子写真法または静電記録等の手段によって画
像担体表面に形成した静電荷像をトナーにより現像して
トナー像を形成した後,コロナ放電等の手段により前記
トナー像を一般紙等の転写部材へ転写することによって
コピー画像を得る複写システムに使用するクリーニング
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
PPC方式と称される複写システムは,帯電および露光
工程を経て画像担体表面に形成した静電荷像を現像し,
次に現像によって得たトナー像を一般紙等の転写部材へ
転写してコピー画像を得るものであり現像剤として二成
分系現像剤若しくは一成分系の磁性トナー等が使用され
つつある。このPPC方式においては,転写手段によっ
て転写部材に転写されるトナーの量は100%ではな
く,通常は80〜90%程度の転写効率であり,特に高
温高湿時においては60%以下に低下してしまう。従っ
て画像担体表面に残留したトナーを除去するためにクリ
ーニング装置が必要となる。第1図はこの種のクリーニ
ング装置の一例を示す要部断面図である。同図におい
て,1は画像担体であり,矢印方向に回転する。2はク
リーニング装置であり,スポンジゴム等の多孔質弾性材
料からなるクリーニングロール3を前記画像担体の表面
と摺接させて矢印方向に回転自在に設けると共に,クリ
ーニングロール3と対向させて表面に複数個の磁極を有
するマグネットロール4を矢印方向に回転自在に設けて
構成する。以上の構成により,画像担体1の表面に残存
する磁性トナー5をクリーニングロール3によって除去
し,次にマグネットロール4によって吸着回収するので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記クリーニング装置においては,トナーの除去作用を
向上させるために,クリーニングロール3を画像担体1
の表面に常時押付ける必要があり,このため画像担体1
の表面に傷を付け易いという問題点がある。一方上記の
手段とは別に押付力を低下させて,例えばクリーニング
ロール3を高速回転させた場合には,トナーを飛散させ
て周辺を汚染することとなって不都合である。
本考案は上記従来装置に存する問題点を解決し,画像担
体表面に傷を付けることなく,効率良く付着トナーを除
去し得るクリーニング装置を提供することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決のために,本考案においては, A.静電荷像を転写終了後の画像担体表面に接触するよ
うに配設したクリーニングロールを少なくとも1個を有
するクリーニング装置において。
B.前記クリーニングロールを定速で回転する回転軸と
該回転軸の外周に一体に配設した多孔質弾性材料からな
るロール本体とによって形成する。
C.クリーニングロールの外周輪郭を少なくとも部分的
に回転軸からの半径が異なるように形成する。
D.外周輪郭の半径差と外周輪郭直径との比を2.7×10
-3〜2.7×10-2とする。
という技術的手段を採用したのである。
本考案において,クリーニングロールの外周輪郭の半径
差と外周輪郭直径との比が2.7×10-3未満であると,強
弱押圧力若しくは押付力の反復作用が期待できず,トナ
ーの払落し若しくは除去効率が低いため不都合である。
一方上記の比が2.7×10-2を越えると強弱の程度が大き
くなり過ぎ,トナーの飛散による周辺の汚染を招来する
ため望ましくない。
ここで外周輪郭の半径差とは,クリーニングロールの回
転中心から外周輪郭までの最大半径と最小半径との差若
しくは偏心量を表し,外周輪郭直径とはクリーニングロ
ールの最大直径を表す。
また本考案において,外周輪郭を円,楕円若しくは円の
一部を切除した形状とすることができる。
更に本考案における多孔質弾性材料としてスポンジ若し
くはウレタンゴムを使用することができる。
〔作用〕
クリーニングロールの外周輪郭を上記のように形成した
ことにより,画像担体表面にはクリーニングロールの回
転によってその回転が定速回転であるのに拘らず強弱の
押圧力若しくは押付力が反復して作用するから,画像担
体表面に付着したトナーを効率良く除去するという作用
がある。またクリーニングロールを画像担体表面に必ら
ずしも常時大きな押付力を及ぼさなくてもよいため,画
像担体表面に傷を発生させることがなく,寿命を大巾に
向上させるのである。
〔実施例〕
第2図〜第4図は夫々本考案の実施例を示すクリーニン
グロール3の拡大横断面図である。まず第2図におい
て,31は回転軸であり,その外周に例えばスボンジゴ
ム等の多孔質弾性材料からなるロール本体32を一体に
配設する。而してロール本体32の横断面を形成する円
の中心O1は,回転軸31の中心O2から距離eだけ偏心
させて形成する。従って回転軸31をO2の回りに定速
回転させると,ロール本体32の外周は2eに相当する
振れをもって回転する。この結果前記のように画像担体
1の表面にクリーニングロール3による強弱各々反復す
る押圧力若しくは押付力を及ぼすのである。
次に第3図はロール本体32の横断面形状を楕円に形成
した例である。従って長軸の半径r1と短軸の半径r2
の差(r1〜r2)に相当する振れをもって回転する。ま
た第4図に示すものは,ロール本体32の横断面形状を
円の一部を直線若しくは曲線にて切除して形成した例で
ある。この場合は円の半径rと切除部cの半径rcとの
差(r−rc)に相当する振れをもって回転する。而し
て第3図および第4図に示すものも,その作用は前記第
2図に示すものと同様である。
次に第2図に示す構造のクリーニングロールを使用して
連続コピーテストを行なった。周速150mm/秒で外径
210mmのセレンドラムを使用し,セレンドラム表面を
750Vに一様帯電露光して静電荷像を形成し,次いで
通常の磁気ブラシ現像装置により現像を行った。次に一
般紙の裏面からコロナ放電器により6KVの電界を印加
して,セレンドラム表面のトナー像を一般紙の表面に転
写し,その後定着を行なってコピー画像を得た。第1図
に示すクリーニング装置2としては,第2図に示すよう
にスポンジゴムからなるロール本体32を直径27.7
mmの円柱状に形成し,回転軸31と0.5mm偏心させて
組立て,第1図に示すようにセレンドラム1と逆方向に
300r.p.m.で回転させてクリーニングを行なった。こ
の結果,従来のものにおいては2千枚でセレンドラム1
の表面に傷の発生があったが,本考案のものにおいて
は,クリーニング効果が良く,機内のトナー汚染も無
く,かつ連続コピー4万枚に至るまでセレンドラム1の
表面に傷の発生が観察されなかった。
なお本実施例においては,クリーニングロールとしてス
ポンジロールを使用した例を示したが,特開昭55−6
4274号に記載されるような他のクリーニングロール
(例えば非磁性スリーブ付マグネットロール)と併用し
てもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案のクリーニング装置は,以上記述のような構成お
よび作用であるから,トナーのクリーニング効果が極め
て良好であると共に,トナーの飛散がなく,かつ画像担
体表面に傷を付けることなく,画像担体の寿命を大巾に
向上させ得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の対象であるクリーニング装置の1例を
示す要部断面図,第2図〜第4図は夫々本考案の実施例
におけるクリーニングロールを示す拡大横断面図であ
る。 3:クリーニングロール,31:回転軸,32:ロール
本体。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電荷像を転写終了後の画像担体表面に接
    触するように配設したクリーニングロールを少なくとも
    1個を有するクリーニング装置において,前記クリーニ
    ングロールを定速で回転する回転軸と該回転軸の外周に
    一体に配設した多孔質弾性材料からなるロール本体とに
    よって形成すると共に,クリーニングロールの外周輪郭
    を少なくとも部分的に回転軸からの半径が異なるように
    形成し,かつ外周輪郭の半径差と外周輪郭直径との比を
    2.7×10-3〜2.7×10-2としたことを特徴とするクリーニ
    ング装置。
  2. 【請求項2】クリーニングロールの外周輪郭が円であ
    り,回転軸の中心を前記円の中心以外に設けた実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】クリーニングロールの外周輪郭が楕円であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】クリーニングロールの外周輪郭が円の一部
    を切除した形状である実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】多孔質弾性材料がスポンジゴム若しくはウ
    レタンゴムである実用新案登録請求の範囲第1項〜第4
    項何れかに記載のクリーニング装置。
JP1986047653U 1986-03-31 1986-03-31 クリ−ニング装置 Expired - Lifetime JPH063406Y2 (ja)

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JP1986047653U JPH063406Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31 クリ−ニング装置

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JP1986047653U JPH063406Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31 クリ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158462U JPS62158462U (ja) 1987-10-08
JPH063406Y2 true JPH063406Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=30868459

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4967443B2 (ja) * 2006-05-08 2012-07-04 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2008158230A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Kyocera Mita Corp クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置

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JPS5746278A (en) * 1980-09-05 1982-03-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Recording equipment
JPS58142375A (ja) * 1982-02-17 1983-08-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ロ−ラクリ−ニング装置
JPS59192169U (ja) * 1983-06-07 1984-12-20 オリンパス光学工業株式会社 ブレ−ドクリ−ニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62158462U (ja) 1987-10-08

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