JPH0753095Y2 - 電子写真装置のファーブラシクリーニング装置 - Google Patents
電子写真装置のファーブラシクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH0753095Y2 JPH0753095Y2 JP1988023352U JP2335288U JPH0753095Y2 JP H0753095 Y2 JPH0753095 Y2 JP H0753095Y2 JP 1988023352 U JP1988023352 U JP 1988023352U JP 2335288 U JP2335288 U JP 2335288U JP H0753095 Y2 JPH0753095 Y2 JP H0753095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- toner
- roller
- fur brush
- brush cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （技術分野） 本考案は、複写機、ファックス等の電子写真装置のファ
ーブラシを用いたクリーニング装置に関する。
ーブラシを用いたクリーニング装置に関する。
（従来技術） 従来、特開昭59-100480号公報に示すように、前記感光
体表面に摺擦して回転し、前記顕像化した像を転写材に
転写した後の感光体に残留する付着物を除去する導電性
材料を含む回転摺擦体と、該回転摺擦体に接触し、該回
転摺擦体に捕捉された付着物を該回転摺擦体から移し取
る導電性材料を導電性材料を含むバイアス手段とを含
み、該バイアス手段は、前記感光体上のトナーの極性と
は逆の極性にバイアスされた複写装置のクリーニング装
置は公知である。
体表面に摺擦して回転し、前記顕像化した像を転写材に
転写した後の感光体に残留する付着物を除去する導電性
材料を含む回転摺擦体と、該回転摺擦体に接触し、該回
転摺擦体に捕捉された付着物を該回転摺擦体から移し取
る導電性材料を導電性材料を含むバイアス手段とを含
み、該バイアス手段は、前記感光体上のトナーの極性と
は逆の極性にバイアスされた複写装置のクリーニング装
置は公知である。
又、感光体上のトナーを電気的に吸収し、ファーブラシ
からも電気的にトナーをバイアスローラに吸引し、バイ
アスローラからトナーをスクレーパでかき取る構成につ
いては数多くあるが、電気的付着力でトナーをとり去る
場合でも、ある程度の高速回転が必要となり、感光体上
にフィルミング（トナーを主成分とする付着物）を発生
させ易く、ブラシのバイアス電圧と同極性のものは除去
しずらく、トナーの極性をファーブラシで取り易くする
為にクリーニング前に除電チャージャー等による極性揃
えが必要であるという問題点があった。
からも電気的にトナーをバイアスローラに吸引し、バイ
アスローラからトナーをスクレーパでかき取る構成につ
いては数多くあるが、電気的付着力でトナーをとり去る
場合でも、ある程度の高速回転が必要となり、感光体上
にフィルミング（トナーを主成分とする付着物）を発生
させ易く、ブラシのバイアス電圧と同極性のものは除去
しずらく、トナーの極性をファーブラシで取り易くする
為にクリーニング前に除電チャージャー等による極性揃
えが必要であるという問題点があった。
（目的） 特にファーブラシを用いて感光体上の異物（紙粉）表層
付着物（フィルミング物質）をクリーニングする場合、
特にフィルミングが発生し易いために、本考案はファー
ブラシでのクリーニング性能を向上し感光体フィルミン
グによる画質低下を防止することを目的としている。
付着物（フィルミング物質）をクリーニングする場合、
特にフィルミングが発生し易いために、本考案はファー
ブラシでのクリーニング性能を向上し感光体フィルミン
グによる画質低下を防止することを目的としている。
（構成） 本考案は上記目的を達成するため、感光体に当接し、こ
の感光体と所定の速度差を有して回転する軟質ローラを
前記感光体に付着したトナーと同極性に帯電させる手段
と、該ローラの感光体移動方向下流側に前記感光体に回
転可能に当接したファーブラシを前記トナーと逆極性に
帯電させる手段とを有することを特徴とするものであ
る。
の感光体と所定の速度差を有して回転する軟質ローラを
前記感光体に付着したトナーと同極性に帯電させる手段
と、該ローラの感光体移動方向下流側に前記感光体に回
転可能に当接したファーブラシを前記トナーと逆極性に
帯電させる手段とを有することを特徴とするものであ
る。
以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明する。１
は像担持体であり、図示せぬ作像プロセスにより帯電さ
れ原稿像の濃淡に従って露光され、現像手段で電荷像に
従って現像されトナー粉が付着する。トナー粉は転写紙
上に転写され転写紙上のトナーは定着されたのち機外に
出される。
は像担持体であり、図示せぬ作像プロセスにより帯電さ
れ原稿像の濃淡に従って露光され、現像手段で電荷像に
従って現像されトナー粉が付着する。トナー粉は転写紙
上に転写され転写紙上のトナーは定着されたのち機外に
出される。
感光体の上には転写紙に転写されなかったトナー粉（現
像でのトナー量の20〜30％）及び転写紙外に付着したト
ナー粉が付着した状態でクリーニング部２にくる。
像でのトナー量の20〜30％）及び転写紙外に付着したト
ナー粉が付着した状態でクリーニング部２にくる。
クリーニング部２には導電性軟質のローラ３が感光体に
当接しており、感光体の回転方向と同方向（矢示）に回
転している。ローラ３の周速は感光体と等速度ではなく
0.5〜２倍程度にしてローラ３で感光体をこするように
しておく。感光体はセレンドラムであり正電位を負帯電
トナーで現像するシステムではローラ３はトナーと同極
性になるようにバイアス電圧が印加される。
当接しており、感光体の回転方向と同方向（矢示）に回
転している。ローラ３の周速は感光体と等速度ではなく
0.5〜２倍程度にしてローラ３で感光体をこするように
しておく。感光体はセレンドラムであり正電位を負帯電
トナーで現像するシステムではローラ３はトナーと同極
性になるようにバイアス電圧が印加される。
感光体１には上記の未転写トナー及び紙から発生する紙
粉等の異物も付着しており、ローラ３は機械的に上記付
着物をしごいて取り、スクレーパ４によりローラから除
去される。スクレーパ４は薄板状のブレードで金属板又
はプラスチック板からなる。金属の場合には支持部は絶
縁しておく。
粉等の異物も付着しており、ローラ３は機械的に上記付
着物をしごいて取り、スクレーパ４によりローラから除
去される。スクレーパ４は薄板状のブレードで金属板又
はプラスチック板からなる。金属の場合には支持部は絶
縁しておく。
ローラ３にはバイアス電圧が印加されており、感光体と
の摺擦により感光体及び感光体上の付着物（フィルミン
グ物質）を帯電させてある。従って、ローラ３にはトナ
ーが付着し難くし、軟質ローラ表面自身が常に感光体に
当接できるためローラによる感光体上のフィルミング物
質（トナー等）のしごき効果が衰えることなく常に前記
フィルミング物質の感光体への付着力を弱めることがで
きる。感光体上に異物（トナー、紙粉等）のない時のロ
ーラ３への印加電圧と感光体の表面電位との関係は第２
図の様になり、感光体の電位を−300V以上即ち印加電圧
を1000V以上にすることにより次工程のブラシでトナー
等の異物を取り易い状態にすることができる。導電性ロ
ーラ３の比抵抗は105〜108程度が好ましい。ローラ３は
炭素粉末を分散させたシリコンゴム、ポリウレタンゴム
等が用いられる。
の摺擦により感光体及び感光体上の付着物（フィルミン
グ物質）を帯電させてある。従って、ローラ３にはトナ
ーが付着し難くし、軟質ローラ表面自身が常に感光体に
当接できるためローラによる感光体上のフィルミング物
質（トナー等）のしごき効果が衰えることなく常に前記
フィルミング物質の感光体への付着力を弱めることがで
きる。感光体上に異物（トナー、紙粉等）のない時のロ
ーラ３への印加電圧と感光体の表面電位との関係は第２
図の様になり、感光体の電位を−300V以上即ち印加電圧
を1000V以上にすることにより次工程のブラシでトナー
等の異物を取り易い状態にすることができる。導電性ロ
ーラ３の比抵抗は105〜108程度が好ましい。ローラ３は
炭素粉末を分散させたシリコンゴム、ポリウレタンゴム
等が用いられる。
ブラシ５は導電性繊維［例えば、炭素を分散されたアク
リル樹脂からなる東レ製SA・ク（商品名）等が使用され
る］からなるファーブラシで感光体と逆方向に回転（矢
示）している。ブラシ５にはローラ６が当接し、ローラ
６にはバイアス電圧が印加され正極性電位となってい
る。
リル樹脂からなる東レ製SA・ク（商品名）等が使用され
る］からなるファーブラシで感光体と逆方向に回転（矢
示）している。ブラシ５にはローラ６が当接し、ローラ
６にはバイアス電圧が印加され正極性電位となってい
る。
ブラシ５ではローラ３以後の感光体上の付着物を電気的
に吸引し、ローラ６（導電性）に更に電気的に吸着さ
れ、ブレード７でかき取られてトナー回収用部材８で外
部に排出される。
に吸引し、ローラ６（導電性）に更に電気的に吸着さ
れ、ブレード７でかき取られてトナー回収用部材８で外
部に排出される。
（効果） 本考案によると、感光体に当接し、この感光体と所定の
速度差を有して回転する軟質ローラを前記感光体に付着
したトナーと同極性に帯電させる手段と、該ローラの感
光体移動方向下流側に前記感光体に回転可能に当接しフ
ァーブラシを前記トナーと逆極性に帯電させる手段とを
有する如くしてあるので、ファーブラシでの感光体上の
フィルミングや異極性トナーを確実に除去でき画質の劣
化を防止できる。
速度差を有して回転する軟質ローラを前記感光体に付着
したトナーと同極性に帯電させる手段と、該ローラの感
光体移動方向下流側に前記感光体に回転可能に当接しフ
ァーブラシを前記トナーと逆極性に帯電させる手段とを
有する如くしてあるので、ファーブラシでの感光体上の
フィルミングや異極性トナーを確実に除去でき画質の劣
化を防止できる。
第１図は本考案の一実施例正面図、第２図は第１図の感
光体電位とローラへの印加電圧の関係を示すグラフであ
る。 １……感光体、２……クリーニング部、３……ローラ、
５……ブラシ
光体電位とローラへの印加電圧の関係を示すグラフであ
る。 １……感光体、２……クリーニング部、３……ローラ、
５……ブラシ
Claims (1)
- 【請求項１】感光体に当接し、この感光体と所定の速度
差を有して回転する軟質ローラを前記感光体に付着した
トナーと同極性に帯電させる手段と、該ローラの感光体
移動方向下流側に前記感光体に回転可能に当接したファ
ーブラシを前記トナーと逆極性に帯電させる手段とを有
することを特徴とする電子写真装置のファーブラシクリ
ーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988023352U JPH0753095Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 電子写真装置のファーブラシクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988023352U JPH0753095Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 電子写真装置のファーブラシクリーニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01128359U JPH01128359U (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0753095Y2 true JPH0753095Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31242263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988023352U Expired - Lifetime JPH0753095Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 電子写真装置のファーブラシクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753095Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4606620B2 (ja) * | 2001-03-07 | 2011-01-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58142366A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-24 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ロ−ラクリ−ニング装置 |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP1988023352U patent/JPH0753095Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01128359U (ja) | 1989-09-01 |
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