JPH0347220B2 - - Google Patents
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- JPH0347220B2 JPH0347220B2 JP59139208A JP13920884A JPH0347220B2 JP H0347220 B2 JPH0347220 B2 JP H0347220B2 JP 59139208 A JP59139208 A JP 59139208A JP 13920884 A JP13920884 A JP 13920884A JP H0347220 B2 JPH0347220 B2 JP H0347220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper device
- sliding member
- housing
- connecting rod
- wiper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/34—Wiper arms; Mountings therefor
- B60S1/36—Variable-length arms
- B60S1/365—Variable-length arms the effective length being automatically varied during angular oscillation of the arm
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特に自動車の前面ガラス用のワイパ装
置に関する。
置に関する。
さらに特定すれば、本発明はワイパの回動に伴
つてワイパアームが径方向に伸縮し、自動車の風
防ガラスをできるだけ広い範囲にわたつてくまな
く拭くことができるワイパ装置に関する。
つてワイパアームが径方向に伸縮し、自動車の風
防ガラスをできるだけ広い範囲にわたつてくまな
く拭くことができるワイパ装置に関する。
一般に、ワイパ装置のワイパアームの長さは一
定であり、もしたがつてワイパが回動した場合、
このワイパで払拭される部分の形状は扇形とな
り、この扇形の曲率半径はワイパアームの長さと
等しい。通常、ワイパアームの長さはあまり長く
できないので、この払拭部分の扇形の形状はその
曲率半径の小さい形状となり、良好な視界が得ら
れない。
定であり、もしたがつてワイパが回動した場合、
このワイパで払拭される部分の形状は扇形とな
り、この扇形の曲率半径はワイパアームの長さと
等しい。通常、ワイパアームの長さはあまり長く
できないので、この払拭部分の扇形の形状はその
曲率半径の小さい形状となり、良好な視界が得ら
れない。
このような不具合を解消するために、ワイパア
ームを伸縮自在としたワイパ装置がある。このよ
うなワイパ装置は、ワイパの回動に連動してワイ
パアームが伸縮するものがある。このものは、ワ
イパの回動とワイパアームの伸縮との関係を適宜
設定することにより、ワイパで払拭する部分の形
状を曲率半径の大きな矩形に近い扇形とすること
ができ、良好な視界を得ることができる。
ームを伸縮自在としたワイパ装置がある。このよ
うなワイパ装置は、ワイパの回動に連動してワイ
パアームが伸縮するものがある。このものは、ワ
イパの回動とワイパアームの伸縮との関係を適宜
設定することにより、ワイパで払拭する部分の形
状を曲率半径の大きな矩形に近い扇形とすること
ができ、良好な視界を得ることができる。
このようなワイパ装置の一例はドイツ特許
3125628号明細書に記載されている。このような
ワイパ装置においては、往復回動駆動されるハウ
ジングの回動に対応してワイパアームを伸縮させ
る摺動部材が径方向に移動するように構成されて
おり、この摺動部材は2個のベアリングによつて
支持されており、これらのベアリングの間隔はこ
の摺動部材の長さの約2/3である。このハウジン
グの回転軸はワイパアームの伸縮しない通常のワ
イパ装置のワイパシヤフトの回転中心軸と同様で
ある。この2個のベアリングのうちこれらの回転
軸に近い方を以下後側ベアリングと称し、他の方
を前側ベアリングと称する。
3125628号明細書に記載されている。このような
ワイパ装置においては、往復回動駆動されるハウ
ジングの回動に対応してワイパアームを伸縮させ
る摺動部材が径方向に移動するように構成されて
おり、この摺動部材は2個のベアリングによつて
支持されており、これらのベアリングの間隔はこ
の摺動部材の長さの約2/3である。このハウジン
グの回転軸はワイパアームの伸縮しない通常のワ
イパ装置のワイパシヤフトの回転中心軸と同様で
ある。この2個のベアリングのうちこれらの回転
軸に近い方を以下後側ベアリングと称し、他の方
を前側ベアリングと称する。
この摺動部材の後端部にはコネクチングロツド
が接続され、このコネクチングロツドはさらにク
ランクに接続されており、このクランクの回転軸
は回転駆動されるハウジングの回転軸に一致して
いる。したがつて、クランクの回転軸は車体およ
びハウジングに対して同期して固定されている。
そして、このクランクには被動側歯車が回転不能
に取付けられ、この歯車は車体側に支承されたピ
ニオンを介し、往復回動される内歯ギヤ・リング
によつて駆動されるように構成されている。この
内歯ギヤ・リングの中心軸はハウジングの回転軸
に一致している。クランクの回転軸は往復回動す
るハウジングの回転軸に必らずしも一致している
必要はない。これとは反対に、たとえばドイツ特
許2215307号明細書に示されているものは、ギ
ヤ・リングの回転軸は往復回動するハウジングの
回転軸に一致し、このギヤ・リングの回転軸は車
体側に対して固定され、またクランクとこのクラ
ンクに一体的に接続されている歯車の回転軸はハ
ウジングの回転軸とは一致せず、かつこのハウジ
ングに対して固定されている。このような構成の
ものは、クランクの回転軸とハウジングの回転軸
とが平行であり、かつ摺動部材の縦方向の直線と
交差している場合には簡単な構成となる。
が接続され、このコネクチングロツドはさらにク
ランクに接続されており、このクランクの回転軸
は回転駆動されるハウジングの回転軸に一致して
いる。したがつて、クランクの回転軸は車体およ
びハウジングに対して同期して固定されている。
そして、このクランクには被動側歯車が回転不能
に取付けられ、この歯車は車体側に支承されたピ
ニオンを介し、往復回動される内歯ギヤ・リング
によつて駆動されるように構成されている。この
内歯ギヤ・リングの中心軸はハウジングの回転軸
に一致している。クランクの回転軸は往復回動す
るハウジングの回転軸に必らずしも一致している
必要はない。これとは反対に、たとえばドイツ特
許2215307号明細書に示されているものは、ギ
ヤ・リングの回転軸は往復回動するハウジングの
回転軸に一致し、このギヤ・リングの回転軸は車
体側に対して固定され、またクランクとこのクラ
ンクに一体的に接続されている歯車の回転軸はハ
ウジングの回転軸とは一致せず、かつこのハウジ
ングに対して固定されている。このような構成の
ものは、クランクの回転軸とハウジングの回転軸
とが平行であり、かつ摺動部材の縦方向の直線と
交差している場合には簡単な構成となる。
このような従来の前面ガラス用のワイパ装置
は、その摺動部材およびその駆動機構が長大とな
る不具合がある。また、このものはベアリングに
過大な荷重が加わる不具合もある。
は、その摺動部材およびその駆動機構が長大とな
る不具合がある。また、このものはベアリングに
過大な荷重が加わる不具合もある。
本発明の目的は、ベアリングに作用する荷重を
減少し、特に摺動部材の縦方向の寸法を小さくす
ることができるワイパ装置を提供するものであ
る。
減少し、特に摺動部材の縦方向の寸法を小さくす
ることができるワイパ装置を提供するものであ
る。
本発明は、摺動部材の上または下にコネクチン
グロツドを配置し、このコネクチングロツドを2
個のベアリングの間の部分において摺動部材に接
続し、これらのベアリング間の距離を少なくとも
摺動部材のストロークより大としたものである。
グロツドを配置し、このコネクチングロツドを2
個のベアリングの間の部分において摺動部材に接
続し、これらのベアリング間の距離を少なくとも
摺動部材のストロークより大としたものである。
すなわち、これら従来のものは、摺動部材の中
間部が2個のベアリングで支承され、この摺動部
材の後端にコネクチングロツドが連結され、この
コネクチングロツドによつて摺動部材が摺動する
ように駆動される。したがつて、このコネクチン
グロツドと摺動部材との接続部から後側のベアリ
ングまでの距離は、少なくともこの摺動部材のス
トローク以上なければならない。一方、上記の2
個のベアリングは、この摺動部材を回動させよう
とする荷重を支えるものであり、これらの間の距
離はある程度大きくする必要がある。したがつ
て、従来のものは、この摺動部材を収容するハウ
ジング等の長さは、このストロークとベアリング
間の距離との和以上となる。したがつて、一般に
従来のものはこのハウジングの部分が大形化する
不具合がある。また、このハウジング等が過度に
大形化するのを避けるためには、上記ベアリング
間の距離を比較的小さくする必要があり、このた
めこれらベアリングに加わる荷重が大きくなる不
具合もあつた。
間部が2個のベアリングで支承され、この摺動部
材の後端にコネクチングロツドが連結され、この
コネクチングロツドによつて摺動部材が摺動する
ように駆動される。したがつて、このコネクチン
グロツドと摺動部材との接続部から後側のベアリ
ングまでの距離は、少なくともこの摺動部材のス
トローク以上なければならない。一方、上記の2
個のベアリングは、この摺動部材を回動させよう
とする荷重を支えるものであり、これらの間の距
離はある程度大きくする必要がある。したがつ
て、従来のものは、この摺動部材を収容するハウ
ジング等の長さは、このストロークとベアリング
間の距離との和以上となる。したがつて、一般に
従来のものはこのハウジングの部分が大形化する
不具合がある。また、このハウジング等が過度に
大形化するのを避けるためには、上記ベアリング
間の距離を比較的小さくする必要があり、このた
めこれらベアリングに加わる荷重が大きくなる不
具合もあつた。
これに対し本発明のワイパ装置は、2個のベア
リング間の部分において、摺動部材にコネクチン
グロツドを接続したので、このハウジング等の長
さはこの摺動部材のストローク分だけあれば良い
ことになる。したがつて、このハウジング等の長
さを従来より小形化することができる。また、こ
れらベアリング間の距離も充分に大きくとれるの
で、これらのベアリングに加わる荷重も小さくな
る。また、このコネクチングロツドは摺動部材の
上方または下方に配置されているので、この摺動
部材の縦方向の寸法が小さくなる。このコネクチ
ングロツドをクランクと同じ側に配置した場合に
はこのコネクチングロツドは摺動部材の下側に配
置される。また、このコネクチングロツドをクラ
ンクと反対側に配置した場合にはこのコネクチン
グロツドは摺動部材の上側に配置されることにな
る。
リング間の部分において、摺動部材にコネクチン
グロツドを接続したので、このハウジング等の長
さはこの摺動部材のストローク分だけあれば良い
ことになる。したがつて、このハウジング等の長
さを従来より小形化することができる。また、こ
れらベアリング間の距離も充分に大きくとれるの
で、これらのベアリングに加わる荷重も小さくな
る。また、このコネクチングロツドは摺動部材の
上方または下方に配置されているので、この摺動
部材の縦方向の寸法が小さくなる。このコネクチ
ングロツドをクランクと同じ側に配置した場合に
はこのコネクチングロツドは摺動部材の下側に配
置される。また、このコネクチングロツドをクラ
ンクと反対側に配置した場合にはこのコネクチン
グロツドは摺動部材の上側に配置されることにな
る。
好ましい実施例では、クランク軸と後側ベアリ
ングとの間の距離はクランクの長さより小い。こ
のような構成によつて、コネクチングロツドと連
結されているクランクの先端は、これが回転した
場合のどの位置においても摺動部材の後端を超え
て突出することはなく、この摺動部材の下方を通
つて2個のベアリングの間を通過する。
ングとの間の距離はクランクの長さより小い。こ
のような構成によつて、コネクチングロツドと連
結されているクランクの先端は、これが回転した
場合のどの位置においても摺動部材の後端を超え
て突出することはなく、この摺動部材の下方を通
つて2個のベアリングの間を通過する。
また、前記コネクチングロツドにオフセツト部
が形成されているので、このオフセツト部が後側
ベアリングの下方を通過し、この装置全体を扁平
に構成することができる。また、クランクの回転
軸の方向におけるクランクとコネクチングロツド
との間の距離が小さい場合には、このオフセツト
部はコネクチングロツドとの接続箇所からクラン
クの長さより大きな距離だけ離れた位置に設けら
れる。このようにコネクチングロツドを二重にオ
フセツトすると、このコネクチングロツドがより
摺動部材に近接して配置され、このコネクチング
ロツドによつて摺動部材をねじろうとする荷重が
小さくなる。また、摺動部材に径の異なる2部分
を形成し、径の小さな部分を後側ベアリングに嵌
挿することによつてこの装置を扁平にすることが
できる。
が形成されているので、このオフセツト部が後側
ベアリングの下方を通過し、この装置全体を扁平
に構成することができる。また、クランクの回転
軸の方向におけるクランクとコネクチングロツド
との間の距離が小さい場合には、このオフセツト
部はコネクチングロツドとの接続箇所からクラン
クの長さより大きな距離だけ離れた位置に設けら
れる。このようにコネクチングロツドを二重にオ
フセツトすると、このコネクチングロツドがより
摺動部材に近接して配置され、このコネクチング
ロツドによつて摺動部材をねじろうとする荷重が
小さくなる。また、摺動部材に径の異なる2部分
を形成し、径の小さな部分を後側ベアリングに嵌
挿することによつてこの装置を扁平にすることが
できる。
また、往復回動するハウジングが複数の部材か
ら構成されている場合には、上記の2個のベアリ
ングは同じ部材上に一体に設けることが有利であ
る。このようにすれば、これら2個のベアリング
の芯合せ等は複数の部材間の組立誤差に影響され
ることはない。このようなアライメントには多少
の誤差が生じることはさけられないので、この誤
差を吸収するため一方のベアリングに球面ベアリ
ングを使用する。また、本発明の好ましい実施例
によれば、ベアリングを保持する凹部は金型から
同じ方向に拭くことができるので、これらのアラ
イメントの精度はより向上する。
ら構成されている場合には、上記の2個のベアリ
ングは同じ部材上に一体に設けることが有利であ
る。このようにすれば、これら2個のベアリング
の芯合せ等は複数の部材間の組立誤差に影響され
ることはない。このようなアライメントには多少
の誤差が生じることはさけられないので、この誤
差を吸収するため一方のベアリングに球面ベアリ
ングを使用する。また、本発明の好ましい実施例
によれば、ベアリングを保持する凹部は金型から
同じ方向に拭くことができるので、これらのアラ
イメントの精度はより向上する。
また、クランクとコネクチングロツドとの間の
接続部およびコネクチングロツドと摺動部材との
間の接続部の変形を防止するため、この摺動部材
に作用するねじり荷重を支持するガイドが設けら
れる。
接続部およびコネクチングロツドと摺動部材との
間の接続部の変形を防止するため、この摺動部材
に作用するねじり荷重を支持するガイドが設けら
れる。
また、ベアリングや接続部の摩耗を減少するた
め、クランクにはその軸の他方側にカウンタウエ
イトを設ける。さらに、コネクチングロツドに緩
衝部材が介装され、またクランクとコネクチング
ロツドとの間、コネクチングロツドと摺動部材と
の間の接続部にボール・ソケツト継手が用いられ
る。
め、クランクにはその軸の他方側にカウンタウエ
イトを設ける。さらに、コネクチングロツドに緩
衝部材が介装され、またクランクとコネクチング
ロツドとの間、コネクチングロツドと摺動部材と
の間の接続部にボール・ソケツト継手が用いられ
る。
また、この発明の実施例によれば、往復回動さ
れるハウジングの内部およびクランクを駆動する
歯車の収容される空間は、これらの間および外部
との間のシールが確実になされる。
れるハウジングの内部およびクランクを駆動する
歯車の収容される空間は、これらの間および外部
との間のシールが確実になされる。
以下図を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明のワイパユニツトはワイパアームを備えて
おり、このワイパアームはワイパシヤフト10に
よつて往復駆動され、このワイパシヤフト10は
支持フレーム11に取付けられた単体のブツシユ
12によつて回転自在に支承されている。この支
持フレーム11はこのワイパユニツトを自動車の
車体に取付けるためのものである。また、このワ
イパシヤフト10にはハウジング13が回転不能
に取付けられており、このハウジング13は前記
ワイパアームの基端部分を構成し、またこのハウ
ジング13はベースプレート14およびカバー1
5の2部品から構成されている。このベースプレ
ート14は上記のワイパシヤフト10に固定され
ている。そして、このハウジング13の内部には
摺動部材16が設けられており、この摺動部材1
6は2個のベアリング17,18によつて支持さ
れ、上記ワイパシヤフト10の回転軸に対して径
方向に摺動自在に構成されている。そして、この
摺動部材16は上記ハウジング13の前端部19
から突出し、ワイパアームの先端部分を構成して
いる。また、上記のベアリング18すなわち前側
ベアリングはこの前端部19に接して配置されて
いる。また、この前端部にはシール部材20が設
けられ、このハウジング13と摺動部材16との
間の〓間からこのハウジング13内にほこり等が
侵入するのを防止するように構成されている。ま
た、後側ベアリング17は上記前側ベアリング1
8から離れて配置され、これらの間の距離は摺動
部材16の予想されるストロークより大きく設定
されている。
本発明のワイパユニツトはワイパアームを備えて
おり、このワイパアームはワイパシヤフト10に
よつて往復駆動され、このワイパシヤフト10は
支持フレーム11に取付けられた単体のブツシユ
12によつて回転自在に支承されている。この支
持フレーム11はこのワイパユニツトを自動車の
車体に取付けるためのものである。また、このワ
イパシヤフト10にはハウジング13が回転不能
に取付けられており、このハウジング13は前記
ワイパアームの基端部分を構成し、またこのハウ
ジング13はベースプレート14およびカバー1
5の2部品から構成されている。このベースプレ
ート14は上記のワイパシヤフト10に固定され
ている。そして、このハウジング13の内部には
摺動部材16が設けられており、この摺動部材1
6は2個のベアリング17,18によつて支持さ
れ、上記ワイパシヤフト10の回転軸に対して径
方向に摺動自在に構成されている。そして、この
摺動部材16は上記ハウジング13の前端部19
から突出し、ワイパアームの先端部分を構成して
いる。また、上記のベアリング18すなわち前側
ベアリングはこの前端部19に接して配置されて
いる。また、この前端部にはシール部材20が設
けられ、このハウジング13と摺動部材16との
間の〓間からこのハウジング13内にほこり等が
侵入するのを防止するように構成されている。ま
た、後側ベアリング17は上記前側ベアリング1
8から離れて配置され、これらの間の距離は摺動
部材16の予想されるストロークより大きく設定
されている。
また上記ハウジング13の前端部19側から見
た場合のワイパシヤフト10の後側の位置には上
記ベースプレート14にスリーブ25が形成さ
れ、このスリーブ25はこのハウジング13の内
側から外側に向つて突設されている。そして、こ
のスリーブ25はベアリングブツシユ26が圧入
され、このベアリングブツシユ26はクランクシ
ヤフト27を支承している。また、このクランク
シヤフト27の中心軸は上記ワイパシヤフト10
の中心軸と平行であり、また上記摺動部材16の
縦方向の移動方向の中心線と交差するように配置
されている。
た場合のワイパシヤフト10の後側の位置には上
記ベースプレート14にスリーブ25が形成さ
れ、このスリーブ25はこのハウジング13の内
側から外側に向つて突設されている。そして、こ
のスリーブ25はベアリングブツシユ26が圧入
され、このベアリングブツシユ26はクランクシ
ヤフト27を支承している。また、このクランク
シヤフト27の中心軸は上記ワイパシヤフト10
の中心軸と平行であり、また上記摺動部材16の
縦方向の移動方向の中心線と交差するように配置
されている。
上記クランクシヤフト27の一端はハウジング
13の内側に突出し、また他端はベースプレート
14のスリーブ25を貫通している。そして、こ
のクランクシヤフト27の一端にはセレーシヨン
が形成されこの一端部にはクランク28が回転不
能に固定され、このクランク28の先端部はピン
29を介してコネクチングロツド30に連結され
ている。この本発明のワイパユニツトでは、上記
コネクチングロツド30は、そのデツドセンタ間
の傾斜を無視すれば、摺動部材16の縦方向から
見た場合にこの摺動部材16に沿つて設けられて
いる。そして、このコネクチングロツド30の先
端部はピン31を介してベアリング17,18の
間の部分において摺動部材16に連結されてい
る。図示するように、この連結部分は摺動部材1
6が右方に戻された場合にベアリング17の後方
近傍に位置する。また、この摺動部材16が前進
した場合にはこの連結部材はベアリング18の後
方近傍に位置する。
13の内側に突出し、また他端はベースプレート
14のスリーブ25を貫通している。そして、こ
のクランクシヤフト27の一端にはセレーシヨン
が形成されこの一端部にはクランク28が回転不
能に固定され、このクランク28の先端部はピン
29を介してコネクチングロツド30に連結され
ている。この本発明のワイパユニツトでは、上記
コネクチングロツド30は、そのデツドセンタ間
の傾斜を無視すれば、摺動部材16の縦方向から
見た場合にこの摺動部材16に沿つて設けられて
いる。そして、このコネクチングロツド30の先
端部はピン31を介してベアリング17,18の
間の部分において摺動部材16に連結されてい
る。図示するように、この連結部分は摺動部材1
6が右方に戻された場合にベアリング17の後方
近傍に位置する。また、この摺動部材16が前進
した場合にはこの連結部材はベアリング18の後
方近傍に位置する。
また、前記クランクシヤフト27の他端にはセ
レーシヨンが形成され、歯車32が回転不能に取
付けられており、この歯車32は円弧状のギヤ・
リング33に噛合し、このギヤ・リング33は支
持フレーム11に固定されている。また、支持フ
レーム11からハウジング13のベースプレート
14側に向けて壁34が突設され、この壁34は
密閉されてハウジング35を形成し、上記の歯車
32およびギヤ・リング33はこの内部に収容さ
れている。
レーシヨンが形成され、歯車32が回転不能に取
付けられており、この歯車32は円弧状のギヤ・
リング33に噛合し、このギヤ・リング33は支
持フレーム11に固定されている。また、支持フ
レーム11からハウジング13のベースプレート
14側に向けて壁34が突設され、この壁34は
密閉されてハウジング35を形成し、上記の歯車
32およびギヤ・リング33はこの内部に収容さ
れている。
第1図に示す実施例では、ギヤ・リング33は
外側に歯が形成されている。クランク28の軸4
0と摺動部材16の後側ベアリング17との間の
距離は、クランク28の先端と軸40との間の距
離より大きく形成されている。よつて、これが回
転する場合、このクランクは後側のベアリング1
7の背後を通過する。またこのクランク28とコ
ネクチングロツド30はそれぞれ摺動部材16の
後側に連結されている。このコネクチングロツド
30はクランク28と反対側の摺動部材16の側
方に配置されている。全体の形状を扁平にするた
め、摺動部材16の後側端部には段部が形成され
ている。そして、クランク28が半回転する空間
が形成されている。
外側に歯が形成されている。クランク28の軸4
0と摺動部材16の後側ベアリング17との間の
距離は、クランク28の先端と軸40との間の距
離より大きく形成されている。よつて、これが回
転する場合、このクランクは後側のベアリング1
7の背後を通過する。またこのクランク28とコ
ネクチングロツド30はそれぞれ摺動部材16の
後側に連結されている。このコネクチングロツド
30はクランク28と反対側の摺動部材16の側
方に配置されている。全体の形状を扁平にするた
め、摺動部材16の後側端部には段部が形成され
ている。そして、クランク28が半回転する空間
が形成されている。
第1図には、摺動部材16が一杯に引込まれた
状態を示す。そして、ワイパシヤフト10が回転
すると、ハウジング13が回転し、よつてクラン
クシヤフト27に取付けられた歯車32も移動す
る。この歯車32はギヤ・リング33に噛合して
いるので、この歯車はハウジング13に対して回
転し、この回転はクランク28に伝達される。よ
つて、このクランク28が回転し、摺動部材16
はコネクチングロツド30とともに前方に押し出
され、これによりワイパアームが長くなる。よつ
て、ワイパアームの往復動にこの径方向の動きが
加えられる。このギヤ・リング33と歯車32と
のギヤ比によつて、半サイクルのワイパ作動の間
のストロークが決定される。現在の通常の前面ガ
ラスの場合には、このギヤ比は摺動部材16がワ
イパアームのパーキング位置において大きく距離
引かれる際に2回転するように設定される。
状態を示す。そして、ワイパシヤフト10が回転
すると、ハウジング13が回転し、よつてクラン
クシヤフト27に取付けられた歯車32も移動す
る。この歯車32はギヤ・リング33に噛合して
いるので、この歯車はハウジング13に対して回
転し、この回転はクランク28に伝達される。よ
つて、このクランク28が回転し、摺動部材16
はコネクチングロツド30とともに前方に押し出
され、これによりワイパアームが長くなる。よつ
て、ワイパアームの往復動にこの径方向の動きが
加えられる。このギヤ・リング33と歯車32と
のギヤ比によつて、半サイクルのワイパ作動の間
のストロークが決定される。現在の通常の前面ガ
ラスの場合には、このギヤ比は摺動部材16がワ
イパアームのパーキング位置において大きく距離
引かれる際に2回転するように設定される。
この実施例のものは、ハウジング13全体が往
復回動されると、ギヤ・リング33に噛合した歯
車32が回転し、クランクシヤフト27が回転
し、コネクチングロツド30を介して摺動部材1
6が往復駆動される。したがつて、このワイパ装
置は、このハウジング13と摺動部材16とから
なるワイパアームが回動するとともに伸縮し、そ
の払拭部分の形状はたとえば矩形に近い大きな曲
率半径の扇形となり、良好な視界が得られる。
復回動されると、ギヤ・リング33に噛合した歯
車32が回転し、クランクシヤフト27が回転
し、コネクチングロツド30を介して摺動部材1
6が往復駆動される。したがつて、このワイパ装
置は、このハウジング13と摺動部材16とから
なるワイパアームが回動するとともに伸縮し、そ
の払拭部分の形状はたとえば矩形に近い大きな曲
率半径の扇形となり、良好な視界が得られる。
第2図ないし第5図に示す実施例では、摺動部
材16は2つの部分42,43を有しており、こ
れらの部分はその断面形状が円形をなしている。
これらの部分は互に同心に配置されているが、そ
の直径が互に相違する。摺動部材16が一杯に引
込まれた位置においては、直径の大きな部分42
は後側ベアリング17の直前までの部分に延在す
る。この部分42に隣接している部分43はスト
ローク全体にわたつて後側ベアリング17内に嵌
合している。これら部分42,43の直径の相違
に対応して、ベアリング17,18の内径も互に
相違している。これら2個のベアリングはハウジ
ング13のカバー15に一体に形成された凹部4
4,45内に挿入されている。これら凹部44,
45の後端部にはそれぞれ内側に突出したフラン
ジ46,47が形成されておりこれらフランジに
よつて前記ベアリング17,18が保持されてい
る。この前方の凹部45のフランジ47は、どの
箇所においても後側の凹部の内側断面より内側に
突出していてはならない。このようにすることに
よつて、製造の際にこれら凹部44,45は金型
に対して同じ方向に抜くことができる。
材16は2つの部分42,43を有しており、こ
れらの部分はその断面形状が円形をなしている。
これらの部分は互に同心に配置されているが、そ
の直径が互に相違する。摺動部材16が一杯に引
込まれた位置においては、直径の大きな部分42
は後側ベアリング17の直前までの部分に延在す
る。この部分42に隣接している部分43はスト
ローク全体にわたつて後側ベアリング17内に嵌
合している。これら部分42,43の直径の相違
に対応して、ベアリング17,18の内径も互に
相違している。これら2個のベアリングはハウジ
ング13のカバー15に一体に形成された凹部4
4,45内に挿入されている。これら凹部44,
45の後端部にはそれぞれ内側に突出したフラン
ジ46,47が形成されておりこれらフランジに
よつて前記ベアリング17,18が保持されてい
る。この前方の凹部45のフランジ47は、どの
箇所においても後側の凹部の内側断面より内側に
突出していてはならない。このようにすることに
よつて、製造の際にこれら凹部44,45は金型
に対して同じ方向に抜くことができる。
上記ベアリング17を支持する凹部44はハウ
ジング13のカバー15からベースプレート14
に向けて突出し、この突出量はクランク28との
接続部におけるコネクチングロツド30の上面と
ベースプレート14までの距離より大きく設定さ
れている。これによつて、このコネクチングロツ
ド30は凹部44の側部を通つて摺動部材16と
の接続部まで延長されたオフセツト部50を形成
することができる。コネクチングロツド30とク
ランク28との間の距離はきわめて小さく設定さ
れているので、オフセツト部50はクランク28
とコネクチングロツド30との接続部からこのク
ランクの長さ以上離れた位置から始まることがで
きる。そして、摺動部材16に小径の部分43が
形成され、かつコネクチングロツド30にオフセ
ツト部50が形成されているため、ハウジング1
3の高さは、クランク28の厚さ、コネクチング
ロツド30の厚さおよび部分43の直径すなわち
凹部44の高さおよびコネクチングロツド30の
厚さによつて決定され、これを小さくすることが
できる。しかし、このコネクチングロツド30は
摺動部材16の大径の部分42にピン31を介し
て接続されているので、この接続箇所の変形や破
損の可能性が少ない。
ジング13のカバー15からベースプレート14
に向けて突出し、この突出量はクランク28との
接続部におけるコネクチングロツド30の上面と
ベースプレート14までの距離より大きく設定さ
れている。これによつて、このコネクチングロツ
ド30は凹部44の側部を通つて摺動部材16と
の接続部まで延長されたオフセツト部50を形成
することができる。コネクチングロツド30とク
ランク28との間の距離はきわめて小さく設定さ
れているので、オフセツト部50はクランク28
とコネクチングロツド30との接続部からこのク
ランクの長さ以上離れた位置から始まることがで
きる。そして、摺動部材16に小径の部分43が
形成され、かつコネクチングロツド30にオフセ
ツト部50が形成されているため、ハウジング1
3の高さは、クランク28の厚さ、コネクチング
ロツド30の厚さおよび部分43の直径すなわち
凹部44の高さおよびコネクチングロツド30の
厚さによつて決定され、これを小さくすることが
できる。しかし、このコネクチングロツド30は
摺動部材16の大径の部分42にピン31を介し
て接続されているので、この接続箇所の変形や破
損の可能性が少ない。
後側のベアリング17を保持する凹部44は前
側のベアリング18とクランクの軸40との間に
配置され、このクランクの軸までの距離はクラン
クの長さより少し短かい。このような構成によつ
て、コネクチングロツド30のオフセツトされて
いない部分およびリンクピン29は2個のベアリ
ング17,18の間の摺動部材16の下方を通過
することができる。また第3図および第4図に示
す凹部44の補強リブ51はこの凹部44より下
方すなわちベースプレート14側には延長されて
いない。
側のベアリング18とクランクの軸40との間に
配置され、このクランクの軸までの距離はクラン
クの長さより少し短かい。このような構成によつ
て、コネクチングロツド30のオフセツトされて
いない部分およびリンクピン29は2個のベアリ
ング17,18の間の摺動部材16の下方を通過
することができる。また第3図および第4図に示
す凹部44の補強リブ51はこの凹部44より下
方すなわちベースプレート14側には延長されて
いない。
また、歯車32に噛合するギヤ・リング33は
第2図ないし第5図に示す実施例では内側に歯が
形成されている。このギヤ・リング33はワイパ
シヤフト10の中心軸40の周囲に略半円の範囲
にわたつて設けられている。また、上記のベース
プレート14まで壁34が突設されており、この
壁34には外側に向けて突出したカラー52が形
成され、このカラーはハウジング13によつて形
成された環状の〓間内に進入している。したがつ
て、この〓間はラビリンス状となり、ハウジング
35内を外側からシールしている。クランク28
が移動する範囲には、ハウジング13のベースプ
レート14上のみにこの環状の間〓が形成されて
いる。このハウジング35はハウジング13の各
部分をカバーし、このハウジング13のベースプ
レート14とカバー15にはそれぞれ板状部分5
4が形成されている。クランク28の移動範囲の
外側では環状の間〓53の内側はベースプレート
14のプレート54の上のカラー56によつて形
成され、また環状の間〓53の外側はカバー15
のプレート55上のカラー57によつて形成され
ている。この構成は第5図に明確に示されてい
る。そして、このカバー15にもプレートが設け
られているので、これらのベースプレート14お
よび壁34のプレートは重ね合され、特にハウジ
ング13,35の内部間および外側との間のシー
ルは確実になされる。
第2図ないし第5図に示す実施例では内側に歯が
形成されている。このギヤ・リング33はワイパ
シヤフト10の中心軸40の周囲に略半円の範囲
にわたつて設けられている。また、上記のベース
プレート14まで壁34が突設されており、この
壁34には外側に向けて突出したカラー52が形
成され、このカラーはハウジング13によつて形
成された環状の〓間内に進入している。したがつ
て、この〓間はラビリンス状となり、ハウジング
35内を外側からシールしている。クランク28
が移動する範囲には、ハウジング13のベースプ
レート14上のみにこの環状の間〓が形成されて
いる。このハウジング35はハウジング13の各
部分をカバーし、このハウジング13のベースプ
レート14とカバー15にはそれぞれ板状部分5
4が形成されている。クランク28の移動範囲の
外側では環状の間〓53の内側はベースプレート
14のプレート54の上のカラー56によつて形
成され、また環状の間〓53の外側はカバー15
のプレート55上のカラー57によつて形成され
ている。この構成は第5図に明確に示されてい
る。そして、このカバー15にもプレートが設け
られているので、これらのベースプレート14お
よび壁34のプレートは重ね合され、特にハウジ
ング13,35の内部間および外側との間のシー
ルは確実になされる。
このワイパアームに装着されたワイヤブレード
が前面ガラス上を移動するとこれに対して抵抗が
生じ、コネクチングロツドは摺動部材16の一側
に取付けられているので、摺動部材16の2個所
に正確な軸方向の荷重が作用し、またこの摺動部
材16には作動中にねじりが作用する。これらの
荷重を支持するため、摺動部材16の後端には部
材60が取付けられており、この部材60は2個
の平面部を有し、この部分が摺動部材16の後端
部に形成された凹部61内に嵌合し、ピン62で
固定されている。この部材60の両側に丸ボルト
63が突設され、この丸ボルト63は摺動部材1
6の両側に等しく突出し、これらマルボルト63
の先端にはローラ65がピン64によつて枢着さ
れている。これらのローラ65はハウジング13
のカバー15に摺動部材16と平行に形成された
2本のスロツト66内に案内されている。このロ
ーラ65を案内する一方の面はレール67によつ
て形成され、このレール67はカバー15に取付
けられている。このスロツト66の2つの面の間
の距離はローラ65の外径よりわずかだけ大きく
形成され、このスロツト内でローラが拘束される
ことが防止され、また摺動部材16のわずかな回
動は許容される。
が前面ガラス上を移動するとこれに対して抵抗が
生じ、コネクチングロツドは摺動部材16の一側
に取付けられているので、摺動部材16の2個所
に正確な軸方向の荷重が作用し、またこの摺動部
材16には作動中にねじりが作用する。これらの
荷重を支持するため、摺動部材16の後端には部
材60が取付けられており、この部材60は2個
の平面部を有し、この部分が摺動部材16の後端
部に形成された凹部61内に嵌合し、ピン62で
固定されている。この部材60の両側に丸ボルト
63が突設され、この丸ボルト63は摺動部材1
6の両側に等しく突出し、これらマルボルト63
の先端にはローラ65がピン64によつて枢着さ
れている。これらのローラ65はハウジング13
のカバー15に摺動部材16と平行に形成された
2本のスロツト66内に案内されている。このロ
ーラ65を案内する一方の面はレール67によつ
て形成され、このレール67はカバー15に取付
けられている。このスロツト66の2つの面の間
の距離はローラ65の外径よりわずかだけ大きく
形成され、このスロツト内でローラが拘束される
ことが防止され、また摺動部材16のわずかな回
動は許容される。
第6図に示す実施例は基本的には第2図ないし
第5図に示す実施例と同様である。したがつて、
この第5図に示す実施例と相異する点のみを説明
する。
第5図に示す実施例と同様である。したがつて、
この第5図に示す実施例と相異する点のみを説明
する。
この第6図に示す実施例では摺動部材16断面
は全長にわたつて同一である。したがつて、第2
図に示す実施例の摺動部材16より製造が容易で
ある。この断面形状が全長にわたつて同一である
ことに対応して、2個のベアリング17,18の
内径も同一に形成されている。ベアリング18の
凹部45にはフランジ47が設けられ、ベアリン
グ18はこのフランジに支持されている。このベ
アリング17を支持する凹部44の内径は凹部4
5の内径は凹部45の内径に相当しており、フラ
ンジ47があるためこの凹部44は凹部45と同
方向には金型から抜くことができない。この凹部
44は反対方向に形成され、凹部45側の端部に
は内側に突出したフランジ46が形成されてい
る。第2図に示す実施例と比較すると、この第6
図に示す実施例はハウジング13の高さが明らか
に高い。これは摺動部材16の断面形状にもとづ
くものである。
は全長にわたつて同一である。したがつて、第2
図に示す実施例の摺動部材16より製造が容易で
ある。この断面形状が全長にわたつて同一である
ことに対応して、2個のベアリング17,18の
内径も同一に形成されている。ベアリング18の
凹部45にはフランジ47が設けられ、ベアリン
グ18はこのフランジに支持されている。このベ
アリング17を支持する凹部44の内径は凹部4
5の内径は凹部45の内径に相当しており、フラ
ンジ47があるためこの凹部44は凹部45と同
方向には金型から抜くことができない。この凹部
44は反対方向に形成され、凹部45側の端部に
は内側に突出したフランジ46が形成されてい
る。第2図に示す実施例と比較すると、この第6
図に示す実施例はハウジング13の高さが明らか
に高い。これは摺動部材16の断面形状にもとづ
くものである。
この第6図に示す実施例ではコネクチングロツ
ド30が2重のオフセツトが形成され、オフセツ
ト部50は第2図に示す実施例のものより短い。
このコネクチングロツド30はもう一度オフセツ
トされ部分70が摺動部材16に近接している。
てこ比によつて、摺動部材上のコネクチングロツ
ド30による回転の方向に伝達される荷重は減少
する。クランク28をクランクシヤフト27に連
結する接続ピン29およびコネクチングロツド3
0を摺動部材16に接続する接続ピン31は球面
ピンに形成されている。コネクチングロツド30
の両端はボールカツプ72が取付けられ、これら
のボールカツプ72内には球面部71嵌合してい
る。このようなボールソケツト形の継手を用いる
ことによりコネクチングロツド30がクランク2
8や摺動部材16に対して多少傾いても拘束を生
じることはない。
ド30が2重のオフセツトが形成され、オフセツ
ト部50は第2図に示す実施例のものより短い。
このコネクチングロツド30はもう一度オフセツ
トされ部分70が摺動部材16に近接している。
てこ比によつて、摺動部材上のコネクチングロツ
ド30による回転の方向に伝達される荷重は減少
する。クランク28をクランクシヤフト27に連
結する接続ピン29およびコネクチングロツド3
0を摺動部材16に接続する接続ピン31は球面
ピンに形成されている。コネクチングロツド30
の両端はボールカツプ72が取付けられ、これら
のボールカツプ72内には球面部71嵌合してい
る。このようなボールソケツト形の継手を用いる
ことによりコネクチングロツド30がクランク2
8や摺動部材16に対して多少傾いても拘束を生
じることはない。
ギヤ・リング33は一体に形成された略半円形
のプラスチツク部品73によつて壁34と一体に
形成され、歯車32はこのリング・ギヤ33に噛
合している。このプラスチツク部品73には平面
部74が形成され、この平面部は上記の半円形の
部分に隣接して設けられ完全な円を形成してい
る。この平面部74の外側縁にはカラー52が連
続して形成され、このカラー52は完全な円を形
成している。また、部分74は支持フレーム11
に接合され、ハウジング35のシールを確実にし
て歯車32およびギヤ・リング33に対するシー
ルを確保する。このユニツトが自動車に取付けら
れた場合には、このハウジング35は、プラスチ
ツク部品73とハウジング13との間の接触によ
つて外側におけるシールがなされ、またこのプラ
スチツク部品73が支持フレーム11に接触する
ことにより自動車の内側でのシールがなされる。
また、ギヤ・リングと支持フレームを一体に形成
することもできる。このギヤ・リングおよび支持
フレームは金属あるいはプラスチツクで形成する
ことができる。プラスチツクまたは金属製の支持
フレームの上にプラスチツク製のギヤ・リングを
直接射出形成することもできる。
のプラスチツク部品73によつて壁34と一体に
形成され、歯車32はこのリング・ギヤ33に噛
合している。このプラスチツク部品73には平面
部74が形成され、この平面部は上記の半円形の
部分に隣接して設けられ完全な円を形成してい
る。この平面部74の外側縁にはカラー52が連
続して形成され、このカラー52は完全な円を形
成している。また、部分74は支持フレーム11
に接合され、ハウジング35のシールを確実にし
て歯車32およびギヤ・リング33に対するシー
ルを確保する。このユニツトが自動車に取付けら
れた場合には、このハウジング35は、プラスチ
ツク部品73とハウジング13との間の接触によ
つて外側におけるシールがなされ、またこのプラ
スチツク部品73が支持フレーム11に接触する
ことにより自動車の内側でのシールがなされる。
また、ギヤ・リングと支持フレームを一体に形成
することもできる。このギヤ・リングおよび支持
フレームは金属あるいはプラスチツクで形成する
ことができる。プラスチツクまたは金属製の支持
フレームの上にプラスチツク製のギヤ・リングを
直接射出形成することもできる。
また、第8図には、たとえば第6図の実施例に
おける摺動部材16のねじれ荷重を支持する摺動
ガイド機構を示す。この摺動部材16の後端部に
は面取部85が形成され、ここにプラスチツク製
のホルダ86が摺動部材16に対して回転不能に
取付けられ、このホルダ86の両端部にはそれぞ
れ一対のフレキシブル・ラグ87が形成され、こ
れらのフレキシブル・ラグ87は摺動部材16の
両側に位置している。また上記カバーのサポート
89には2本の案内レール88がリベツトによつ
て取付けられ、上記のフレキシブル・ラグ87は
これらの案内レール88に摺動自在に嵌合してい
る。これら案内レール88は金属材料で形成さ
れ、摩擦を軽減するように構成されている。この
第8図に示すものは、案内レール88のカバー1
5への取付精度やホルダ86の摺動部材16への
取付精度が低くてすむ。
おける摺動部材16のねじれ荷重を支持する摺動
ガイド機構を示す。この摺動部材16の後端部に
は面取部85が形成され、ここにプラスチツク製
のホルダ86が摺動部材16に対して回転不能に
取付けられ、このホルダ86の両端部にはそれぞ
れ一対のフレキシブル・ラグ87が形成され、こ
れらのフレキシブル・ラグ87は摺動部材16の
両側に位置している。また上記カバーのサポート
89には2本の案内レール88がリベツトによつ
て取付けられ、上記のフレキシブル・ラグ87は
これらの案内レール88に摺動自在に嵌合してい
る。これら案内レール88は金属材料で形成さ
れ、摩擦を軽減するように構成されている。この
第8図に示すものは、案内レール88のカバー1
5への取付精度やホルダ86の摺動部材16への
取付精度が低くてすむ。
また、第7図にはコネクチングロツド30の変
形例を示す。このものは2個の部材80,81か
ら構成され、これらは互に変位自在に嵌挿されて
いる。これら両部材80,81には軸方向に沿つ
て矩形の凹部83が形成されている。通常は、こ
れら凹部82は互に重ね合されている。そして、
この凹部82内には圧縮スプリング83が挿入さ
れ、この圧縮スプリング83は両方の凹部82の
両端面に当接し、これによつてこのコネクチング
ロツド30の部材80,81を互に所定の位置関
係に保持している。
形例を示す。このものは2個の部材80,81か
ら構成され、これらは互に変位自在に嵌挿されて
いる。これら両部材80,81には軸方向に沿つ
て矩形の凹部83が形成されている。通常は、こ
れら凹部82は互に重ね合されている。そして、
この凹部82内には圧縮スプリング83が挿入さ
れ、この圧縮スプリング83は両方の凹部82の
両端面に当接し、これによつてこのコネクチング
ロツド30の部材80,81を互に所定の位置関
係に保持している。
そして、このコネクチングロツド30に過大な
荷重が衝撃的に作用した場合には、圧縮スプリン
グ83の付勢力に抗して2個の部品80,81が
互に変位し、衝撃を緩和する。このような荷重は
クランク・アセンブリが逆転する箇所で発生す
る。
荷重が衝撃的に作用した場合には、圧縮スプリン
グ83の付勢力に抗して2個の部品80,81が
互に変位し、衝撃を緩和する。このような荷重は
クランク・アセンブリが逆転する箇所で発生す
る。
なお、上記第2図ないし第8図に示す各実施例
の作動は、前述した第1図に示す実施例のものと
同様である。
の作動は、前述した第1図に示す実施例のものと
同様である。
上述の如く本発明は、ワイパアームが回動しな
がら伸縮するので、払拭する部分の形状を任意の
好ましい形状とすることができ、良好な視界が得
られる。そして、摺動部材とコネクチングロツド
との接続部分を2個のベアリングの間に配置した
ので、ハウジング等を小形化でき、またベアリン
グ間の距離を充分に大きくとれるのでこれらベア
リングに作用する荷重も小さくなる等の効果があ
る。
がら伸縮するので、払拭する部分の形状を任意の
好ましい形状とすることができ、良好な視界が得
られる。そして、摺動部材とコネクチングロツド
との接続部分を2個のベアリングの間に配置した
ので、ハウジング等を小形化でき、またベアリン
グ間の距離を充分に大きくとれるのでこれらベア
リングに作用する荷重も小さくなる等の効果があ
る。
第1図は第1の実施例の縦断面図、第2図は第
2の実施例の縦断面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図は第3図の−線に沿
う断面図、第5図は第3図の−線に沿う断面
図、第6図は第3の実施例の縦断面図、第7図は
コネクチングロツドの緩衝機構を示す図、第8図
は第6図の−線に沿う断面図である。 10…ワイパシヤフト、11…支持フレーム、
13…ハウジング、15…カバー、16…摺動部
材、27…クランクシヤフト、28…クランク、
30…コネクチングロツド、32…歯車、33…
ギヤ・リング、44,45…凹部、50…オフセ
ツト部。
2の実施例の縦断面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図は第3図の−線に沿
う断面図、第5図は第3図の−線に沿う断面
図、第6図は第3の実施例の縦断面図、第7図は
コネクチングロツドの緩衝機構を示す図、第8図
は第6図の−線に沿う断面図である。 10…ワイパシヤフト、11…支持フレーム、
13…ハウジング、15…カバー、16…摺動部
材、27…クランクシヤフト、28…クランク、
30…コネクチングロツド、32…歯車、33…
ギヤ・リング、44,45…凹部、50…オフセ
ツト部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 特に自動車用の風防ガラスのワイパユニツト
であつて、ワイパアームが伸縮自在に構成され、
回転軸41のまわりに駆動モータによつて往復回
動されるハウジング13と、このハウジングに摺
動自在に支持された摺動部材16とを備え、この
摺動部材16は2個のベアリング17,18によ
つて上記ハウジング13に保持され、これらのベ
アリングは互いに少なくとも上記摺動部材16の
ストローク以上の距離だけ離れて設けられ、この
摺動部材16はこれに接続されたコネクチングロ
ツド30およびこのコネクチングロツド30に接
続されたクランク28を介して駆動され、このク
ランク28は回転軸40まわりに上記ハウジング
13に回転自在に支持されるとともに歯車32,
33によつて駆動されるものにおいて、 上記コネクチングロツド30は上記摺動部材1
6の上方または下方に配置され、このコネクチン
グロツド30は上記摺動部材の端部から離れた位
置でかつ上記ベアリング17,18間の位置にお
いて上記摺動部材16に接続され、また上記ベア
リング17,18間の距離は少なくとも摺動部材
16のストロークより大きいことを特徴とするワ
イパ装置。 2 前記クランク軸40の後側ベアリング17と
の間の距離は前記クランク軸28の長さより小さ
いことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
ワイパ装置。 3 前記後側ベアリング17は前側ベアリングと
クランクシヤフト27との間に配置されているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第2項記載の
ワイパ装置。 4 前記コネクチングロツド30にはオフセツト
部50が形成され、このオフセツト部は後側ベア
リング17の下側を通過していることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項記載のワイ
パ装置。 5 前記コネクチングロツド30は二重にオフセ
ツトされ、またこのコネクチングロツドのうち摺
動部材16に接続される部分70はオフセツト部
50より摺動部材16に接近していることを特徴
とする特許請求の範囲第4項記載のワイパ装置。 6 前記摺動部材16は断面の異なる2つの部分
42,43に分けられ、断面の小さな部分43は
後側ベアリング17内に嵌挿されていることを特
徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし第5項
のいずれか1に記載のワイパ装置。 7 前記断面の大きな部分42は前側ベアリング
18内に嵌挿され、前記コネクチングロツド30
はこの断面の大きな部分においてこの摺動部材1
6に接続されていることを特徴とする前記特許請
求の範囲第6項記載のワイパ装置。 8 前記摺動部材16の2つの部分42,43は
円柱状をなし互いに同心に配置されていることを
特徴とする前記特許請求の範囲第6項ないし第7
項のいずれか1に記載のワイパ装置。 9 前記2個のベアリングのうち少なくとも1個
は球面ベアリングであることを特徴とする前記特
許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1に
記載のワイバ装置。 10 前記ハウジング13は少なくとも2個の部
材14,15から構成され、また前記2個のベア
リング17,18は同じ部材15に一体的に形成
されていることを特徴とする前記特許請求の範囲
第1項ないし第9項のいずれか1に記載のワイパ
装置。 11 前記ハウジング13はベースプレート14
とカバー15とから構成され、前記クランクシヤ
フト27はこのベースプレート14に回転自在に
取り付けられ、またこのベースプレート14はワ
イパシヤフトに回転不能に取り付けられているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし
第10項のいずれか1に記載のワイパ装置。 12 前記ベアリング17,18は前記カバー1
5側あるいはベースプレート14側のみに設けら
れた凹部44,45内に嵌合されていることを特
徴とする前記特許請求の範囲第10項または第1
1項記載のワイパ装置。 13 前記ベアリング17,18を収容する2個
の凹部44,45には内側に突出したフランジ4
6,47を有し、前側の凹部45に形成されたフ
ランジ47はこの凹部45の前記後側の凹部44
に対抗した側の端部に形成され、また後側の凹部
44に形成されたフランジ46は前側の凹部45
に対抗しない側の端部に形成され、また上記前側
の45に形成されたフランジ47は後側の凹部4
4の断面内側面より内方には突出していないこと
を特徴とする特許請求の範囲第10項ないし第1
2項のいずれか1に記載のワイパ装置。 14 前記後側ベアリング17から前記クランク
の軸40までの距離はクランク28の長さより大
きく、またクランク28とコネクチングロツド3
0は摺動部材16に対して互いに反対側に配置さ
れていることを特徴とする前記特許請求の範囲第
1項ないし第13項のいずれか1に記載のワイパ
装置。 15 前記摺動部材16に作用するねじり荷重を
支えるためのガイド65,66がこの摺動部材1
6に取り付けられていることを特徴とする前記特
許請求の範囲第1項ないし第14項のいずれか1
に記載のワイパ装置。 16 前記コネクチングロツドと摺動部材とを互
いに接続するピン上にガイド部材が設けられてい
ることを特徴とする前記特許請求の範囲第15項
記載のワイパ装置。 17 前記摺動部材16にはサポート63の中央
部が回転不能に取り付けられ、このサポート63
は前記クランク28の移動平面と平行な平面内に
配置され、またこのサポート上には摺動部材の両
側に位置して案内部材65が設けられていること
を特徴とする前記特許請求の範囲第15項記載の
ワイパ装置。 18 前記案内部材65は両方向のねじり荷重に
対抗し得るように前記ハウジング13に案内され
ていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
5項ないし第17項のいずれか1に記載のワイパ
装置。 19 前記案内部材は少なくとも1個のベアリン
グ65から構成され、このベアリングはハウジン
グ13に形成された案内溝66内を走行するもの
であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
5項ないし第18項のいずれか1に記載のワイパ
装置。 20 前記2個の案内部材はそれぞれ2個のフレ
キシブル・ラグ87から構成され、これらフレキ
シブル・ラグはハウジング13に設けられた案内
レール88を囲み、またこれらフレキシブル・ラ
グは摺動部材16に回転不能に取り付けられたサ
ポート86と一体にモールド成形されていること
を特徴とする前記特許請求の範囲第18項記載の
ワイパ装置。 21 前記サポート63,86は摺動部材16の
後端部に取り付けられていることを特徴とする前
記特許請求の範囲第17項ないし第20項のいず
れか1に記載のワイパ装置。 22 前記クランクにはその軸上にカウンタウエ
イトが設けられていることを特徴とする前記特許
請求の範囲第1項ないし第21項のいずれか1に
記載のワイパ装置。 23 前記コネクチングロツド30には干渉部材
83が介装されていることを特徴とする前記特許
請求の範囲第1項ないし第22項のいずれか1に
記載のワイパ装置。 24 前記クランク軸28とコネクチングロツド
30との間、およびコネクチカグロツド30と摺
動部材16との間の接続にはボール・ソケツト形
継手71,72が使用されていることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第1項ないし第23項のい
ずれか1に記載のワイパ装置。 25 往復駆動されるハウジング13と、クラン
ク28を駆動するギヤ32,33を備えたハウジ
ング35とは、カラー52によつて互いに迷路状
に嵌合していることを特徴とする前記特許請求の
範囲第1項ないし第24項のいずれか1に記載の
ワイパ装置。 26 ワイパシヤフト10を支承するベアリング
ブツシユ12を備え、またギア32,33のギア
リング33が固定された支持フレーム11を備え
たことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
載のワイパ装置。 27 前記ギア・リング33は内側に歯が形成さ
れ、往復駆動されるハウジングに連結されている
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第26項記
載のワイパ装置。 28 略半円形の前記ギア・リング33は平板状
部分74によつて完全なリング状に形成され、こ
のリング状部分は往復動する前記ハウジング13
に対向していることを特徴とする前記特許請求の
範囲第27項記載のワイパ装置。 29 前記ギア・リングは前記支持フレームと一
体に形成されていることを特徴とする前記特許請
求の範囲第26項ないし第28項のいずれか1に
記載のワイパ装置。 30 前記ギア・リングは前記支持フレーム上に
一体にモールド成形されたものであることを特徴
とする前記特許請求の範囲第26項ないし第28
項のいずれか1に記載のワイパ装置。 31 前記ギア・リング33は合成樹脂製である
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第26項な
いし第30項のいずれか1に記載のワイパ装置。 32 前記往復駆動されるハウジング13は、そ
のベースプレート14上のプレート54およびカ
バー15上のプレート55によつてギア32,3
3を収容するハウジング35を覆つていることを
特徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし第3
1項のいずれか1に記載のワイパ装置。 33 前記両プレート54,55上に形成された
段部56,57によつて環状の間〓53が形成さ
れ、この間〓53内にギア32,33を収容する
ハウジング35の段部52が嵌合していることを
特徴とする前記特許請求の範囲第32項記載のワ
イパ装置。
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