JPH0346999Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346999Y2 JPH0346999Y2 JP3206185U JP3206185U JPH0346999Y2 JP H0346999 Y2 JPH0346999 Y2 JP H0346999Y2 JP 3206185 U JP3206185 U JP 3206185U JP 3206185 U JP3206185 U JP 3206185U JP H0346999 Y2 JPH0346999 Y2 JP H0346999Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- trim
- reinforcing
- rear end
- upper wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 30
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車の荷室開口部構造に関し、特
に荷室開口部の下側周縁部の構造に関する。
に荷室開口部の下側周縁部の構造に関する。
(従来技術)
従来、自動車の荷室に荷物を搬出入する際に、
荷室開口部の後側周縁部のウエザストリツプに荷
物が当たり、ウエザストリツプが損傷したり摩耗
したり外れたりするので、その対策として例えば
実公昭59−18917号公報には、荷室開口部の後側
周縁部においてインナパネルとアウタパネルの結
合フランジ部を後方へ向け、この結合フランジ部
にボデイサイドトリムのフランジ部を重ね合わせ
て、この結合フランジ部とフランジ部とにウエザ
ストリツプを装着するとともに、ボデイサイドト
リムの頂部にウエザストリツプよりも高く突出す
る突出部を形成したバツクドア開口部構造が記載
されている。
荷室開口部の後側周縁部のウエザストリツプに荷
物が当たり、ウエザストリツプが損傷したり摩耗
したり外れたりするので、その対策として例えば
実公昭59−18917号公報には、荷室開口部の後側
周縁部においてインナパネルとアウタパネルの結
合フランジ部を後方へ向け、この結合フランジ部
にボデイサイドトリムのフランジ部を重ね合わせ
て、この結合フランジ部とフランジ部とにウエザ
ストリツプを装着するとともに、ボデイサイドト
リムの頂部にウエザストリツプよりも高く突出す
る突出部を形成したバツクドア開口部構造が記載
されている。
ところで、上記のバツクドア開口部構造では、
ウエザストリツプを装着する結合フランジ部が後
方へ略水平に向いているので、荷物搬出時にウエ
ザストリツプに荷物が当たるとウエザストリツプ
が簡単に後方へ外れてしまうという欠点があるだ
けでなく、荷物の搬出入時に合成樹脂製のボデイ
サイドトリムの中空状突出部に重い荷物が当たる
とこの突出部が簡単に割れてしまうという欠点も
ある。
ウエザストリツプを装着する結合フランジ部が後
方へ略水平に向いているので、荷物搬出時にウエ
ザストリツプに荷物が当たるとウエザストリツプ
が簡単に後方へ外れてしまうという欠点があるだ
けでなく、荷物の搬出入時に合成樹脂製のボデイ
サイドトリムの中空状突出部に重い荷物が当たる
とこの突出部が簡単に割れてしまうという欠点も
ある。
(考案の目的)
本考案は、上記の諸欠点を解消するためになさ
れたもので、ウエザストリツプが損傷したり外れ
たりするのを防ぎ、且つトリムが割れるのを防ぐ
ことが出来るような自動車の荷室開口部構造を提
供することを目的とする。
れたもので、ウエザストリツプが損傷したり外れ
たりするのを防ぎ、且つトリムが割れるのを防ぐ
ことが出来るような自動車の荷室開口部構造を提
供することを目的とする。
(考案の構成)
本考案に係る自動車の荷室開口部構造は、自動
車の荷室開口部の下側周縁部にリヤエンドパネル
の上部とこの上部に沿つて車幅方向に延びる補強
板とからなる補強部が形成され、上記補強部の後
部上端の車幅方向に沿つてリヤエンドパネルの上
端縁と補強板の後端縁とに形成された接合フラン
ジは後方へ向うに従つて傾斜され、上記接合フラ
ンジにはウエザストリツプが装着され、上記補強
部及びリヤエンドパネルの荷室内側を覆うトリム
が設けられ、上記トリムの上壁後端にはウエザス
トリツプを上方から押さえて係止する押え部が設
けられ、上記トリムの上壁裏面には補強部の上面
に当接する複数の補強用リブを形成したものであ
る。
車の荷室開口部の下側周縁部にリヤエンドパネル
の上部とこの上部に沿つて車幅方向に延びる補強
板とからなる補強部が形成され、上記補強部の後
部上端の車幅方向に沿つてリヤエンドパネルの上
端縁と補強板の後端縁とに形成された接合フラン
ジは後方へ向うに従つて傾斜され、上記接合フラ
ンジにはウエザストリツプが装着され、上記補強
部及びリヤエンドパネルの荷室内側を覆うトリム
が設けられ、上記トリムの上壁後端にはウエザス
トリツプを上方から押さえて係止する押え部が設
けられ、上記トリムの上壁裏面には補強部の上面
に当接する複数の補強用リブを形成したものであ
る。
(考案の効果)
本考案に係る自動車の荷室開口部構造において
は、以上のように後方へ向うに従つて傾斜させた
接合フランジにウエザストリツプを装着したの
で、荷物の搬出時にウエザストリツプに荷物が仮
に当たつても後方へ簡単には外れなくなるうえ、
トリムの押え部でウエザストリツプを上方から押
えて係止するので、ウエザストリツプがトリムで
保護されウエザストリツプに荷物が接触しにくく
なると同時にウエザストリツプが荷物で外れなく
なる。
は、以上のように後方へ向うに従つて傾斜させた
接合フランジにウエザストリツプを装着したの
で、荷物の搬出時にウエザストリツプに荷物が仮
に当たつても後方へ簡単には外れなくなるうえ、
トリムの押え部でウエザストリツプを上方から押
えて係止するので、ウエザストリツプがトリムで
保護されウエザストリツプに荷物が接触しにくく
なると同時にウエザストリツプが荷物で外れなく
なる。
つまり、ウエザストリツプの損傷・摩耗が防止
され、ウエザストリツプが確実に外れ止めされ
る。
され、ウエザストリツプが確実に外れ止めされ
る。
更に、トリムの上壁裏面には補強部材の上面に
当接する複数の補強用リブを形成したので、トリ
ムの上壁に大きな荷重が作用しても上記補強用リ
ブで支承されるからトリムが変形したり割れたり
するのを防ぐことが出来る。
当接する複数の補強用リブを形成したので、トリ
ムの上壁に大きな荷重が作用しても上記補強用リ
ブで支承されるからトリムが変形したり割れたり
するのを防ぐことが出来る。
(実施例)
以下、本考案を自動車のトランクルームの開口
部構造に適用した場合の実施例について図面に基
いて説明する。
部構造に適用した場合の実施例について図面に基
いて説明する。
第1図に示すように、トランクルーム1の開口
部2の周縁に沿つてウエザストリツプ3が装着さ
れ、トランクリツド4が閉じられた状態において
上記ウエザストリツプ3でシールされるようにな
つている。
部2の周縁に沿つてウエザストリツプ3が装着さ
れ、トランクリツド4が閉じられた状態において
上記ウエザストリツプ3でシールされるようにな
つている。
上記トランクルーム1の開口部2の下側周縁部
(後側周縁部)5には、第2図に示すようにリヤ
エンドパネル6の上端部6aとこの上端部6aの
内側(トランクルーム1側)に配設され上記上端
部6aに沿つて車幅方向に延びる補強板7とから
なる略長方形閉断面状の補強部8が形成される。
(後側周縁部)5には、第2図に示すようにリヤ
エンドパネル6の上端部6aとこの上端部6aの
内側(トランクルーム1側)に配設され上記上端
部6aに沿つて車幅方向に延びる補強板7とから
なる略長方形閉断面状の補強部8が形成される。
上記補強部8の後部上端の車幅方向に沿つて、
リヤエンドパネル6の上端縁と補強板7の後端縁
を接合してなる接合フランジ9が設けられ、この
接合フランジ9は補強部8の後部上端から後方へ
上り傾斜状に形成され、この接合フランジ9にウ
エザストリツプ3が装着される。
リヤエンドパネル6の上端縁と補強板7の後端縁
を接合してなる接合フランジ9が設けられ、この
接合フランジ9は補強部8の後部上端から後方へ
上り傾斜状に形成され、この接合フランジ9にウ
エザストリツプ3が装着される。
上記ウエザストリツプ3は、合成ゴム或いは軟
質の合成樹脂製で、上記接合フランジ9に外嵌さ
れ接合フランジ9を挟持するU形断面の取付部3
aとこの取付部3aの先端中央部から延びる肉薄
部3bを介して取付部3aと一体形成されたチユ
ーブ状のシール部3cとからなり、上記ウエザス
トリツプ3は接合フランジ9と同様に後方へ上り
傾斜状に配設され上記シール部3cが接合フラン
ジ9の端面外へ大きく突出している。
質の合成樹脂製で、上記接合フランジ9に外嵌さ
れ接合フランジ9を挟持するU形断面の取付部3
aとこの取付部3aの先端中央部から延びる肉薄
部3bを介して取付部3aと一体形成されたチユ
ーブ状のシール部3cとからなり、上記ウエザス
トリツプ3は接合フランジ9と同様に後方へ上り
傾斜状に配設され上記シール部3cが接合フラン
ジ9の端面外へ大きく突出している。
上記補強板8の上側と内側及び補強部8の下方
に連なるリヤエンドパネル6の内側を覆う合成樹
脂製のトリム10が設けられ、トリム10の上壁
10aの上面をウエザストリツプ3の頂部と同等
の高さに位置(好ましくは、低い位置が良い)さ
せてウエザストリツプ3を保護するとともにトリ
ム3でウエザストリツプ3を押さえることが出来
るように、トリム10の上壁10aは補強部8の
上面8aから浮上した状態に配設される。
に連なるリヤエンドパネル6の内側を覆う合成樹
脂製のトリム10が設けられ、トリム10の上壁
10aの上面をウエザストリツプ3の頂部と同等
の高さに位置(好ましくは、低い位置が良い)さ
せてウエザストリツプ3を保護するとともにトリ
ム3でウエザストリツプ3を押さえることが出来
るように、トリム10の上壁10aは補強部8の
上面8aから浮上した状態に配設される。
そして、トリム10の上壁10aの裏面には補
強部8の上面8aに当接する複数の補強用リブ1
1が一体形成され、トリム10の上壁10aの後
端部にはこの後端部を後方へ下り傾斜状に傾けて
なる押え部10bが形成され、この押え部10b
でウエザストリツプ3の取付部3aが上方より押
えられ後方へ外れないように係止されている。
強部8の上面8aに当接する複数の補強用リブ1
1が一体形成され、トリム10の上壁10aの後
端部にはこの後端部を後方へ下り傾斜状に傾けて
なる押え部10bが形成され、この押え部10b
でウエザストリツプ3の取付部3aが上方より押
えられ後方へ外れないように係止されている。
上記トリム10の補強用リブ11は、第3図に
示すように車幅方向に適当間隔おきに前後方向に
向けて設けられるが、必ずしも前後方向に向ける
必要はなく車幅方向に向けたリブにしてもよい。
示すように車幅方向に適当間隔おきに前後方向に
向けて設けられるが、必ずしも前後方向に向ける
必要はなく車幅方向に向けたリブにしてもよい。
要するに、上記補強用リブ11はトリム10の
上壁10aに大きな荷重が作用したときにそれを
支承して上壁10aの変形・破損を防ぎ得るよう
な構造になつていればよい。
上壁10aに大きな荷重が作用したときにそれを
支承して上壁10aの変形・破損を防ぎ得るよう
な構造になつていればよい。
尚、ウエザストリツプ3としては、上記以外の
各種の構造のものを用いることができることは勿
論である。
各種の構造のものを用いることができることは勿
論である。
以上の構成において、補強部8の後部上端に沿
つて後方へ上り傾斜状に傾けた接合フランジ9を
設け、この接合フランジ9にウエザストリツプ3
を装着するので、ウエザストリツプ3に荷物が当
たつても外れにくくなる。
つて後方へ上り傾斜状に傾けた接合フランジ9を
設け、この接合フランジ9にウエザストリツプ3
を装着するので、ウエザストリツプ3に荷物が当
たつても外れにくくなる。
しかも、上記トリム10の上壁10aはウエザ
ストリツプ3の頂部と同等の高さにし、トリム1
0の押え部10bでウエザストリツプ3の取付部
3aを上方より押さえて係止するので、ウエザス
トリツプ3がトリム10の上壁10aで保護され
るうえ、荷物等が当たつても後方へ外れなくな
る。
ストリツプ3の頂部と同等の高さにし、トリム1
0の押え部10bでウエザストリツプ3の取付部
3aを上方より押さえて係止するので、ウエザス
トリツプ3がトリム10の上壁10aで保護され
るうえ、荷物等が当たつても後方へ外れなくな
る。
更に、トリム10の上壁10aの裏面には補強
部8の上面8aに当接する複数の補強用リブ11
を設けてあるので、トリム10の上壁10aの変
形・破損を防ぐことが出来る。
部8の上面8aに当接する複数の補強用リブ11
を設けてあるので、トリム10の上壁10aの変
形・破損を防ぐことが出来る。
上記実施例に係る荷室開口部構造は、ハツチバ
ツク車のバツクドア開口部構造に適用し得ること
は言うまでもない。
ツク車のバツクドア開口部構造に適用し得ること
は言うまでもない。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
自動車の部分斜視図、第2図はトランクルーム開
口部の後側周縁部の要部縦断側面図、第3図は同
要部平面図である。 1……トランクルーム、2……開口部、3……
ウエザストリツプ、5……開口部の後側周縁部、
6……リヤエンドパネル、6a……上端部、7…
…補強板、8……補強部、9……接合フランジ、
10……トリム、10a……上壁、10b……押
え部、11……補強用リブ。
自動車の部分斜視図、第2図はトランクルーム開
口部の後側周縁部の要部縦断側面図、第3図は同
要部平面図である。 1……トランクルーム、2……開口部、3……
ウエザストリツプ、5……開口部の後側周縁部、
6……リヤエンドパネル、6a……上端部、7…
…補強板、8……補強部、9……接合フランジ、
10……トリム、10a……上壁、10b……押
え部、11……補強用リブ。
Claims (1)
- 自動車の荷室開口部の下側周縁部にリヤエンド
パネルの上部とこの上部に沿つて車幅方向に延び
る補強板とからなる補強部が形成され、上記補強
部の後部上端の車幅方向に沿つてリヤエンドパネ
ルの上端縁と補強板の後端縁とに形成された接合
フランジは後方へ向うに従つて傾斜され、上記接
合フランジにはウエザストリツプが装着され、上
記補強部及びリヤエンドパネルの荷室内側を覆う
トリムが設けられ、上記トリムの上壁後端にはウ
エザストリツプを上方から押さえて係止する押え
部が設けられ、上記トリムの上壁裏面には補強部
の上面に当接する複数の補強用リブを形成したこ
とを特徴とする自動車の荷室開口部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3206185U JPH0346999Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3206185U JPH0346999Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147646U JPS61147646U (ja) | 1986-09-11 |
JPH0346999Y2 true JPH0346999Y2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=30533227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3206185U Expired JPH0346999Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346999Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP3206185U patent/JPH0346999Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61147646U (ja) | 1986-09-11 |
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