JPH0537719Y2 - - Google Patents

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JPH0537719Y2
JPH0537719Y2 JP9130387U JP9130387U JPH0537719Y2 JP H0537719 Y2 JPH0537719 Y2 JP H0537719Y2 JP 9130387 U JP9130387 U JP 9130387U JP 9130387 U JP9130387 U JP 9130387U JP H0537719 Y2 JPH0537719 Y2 JP H0537719Y2
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JP
Japan
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bumper
finisher
lid
rib
trunk
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JP9130387U
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JPS63199855U (ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の樹脂製バンパに係り、特にバ
ンパ本体の上部に車体の開口部の近傍まで延びて
車体外面を形成するフイニツシヤ部を一体的に形
成してなる樹脂製バンパに関する。
〔従来の技術〕
乗用車における最近の傾向として、例えば第6
図および第7図に示すように、樹脂製のリヤバン
パ1の上端部をトランクルーム2の近傍まで一体
に延ばし、リヤパネルの表面を覆うようにしたタ
イプのものが増えつつある(昭和61年10月発行
ホンダサービスマニユアル シヤシ整備編
CITY バンパの項目参照)。このリヤバンパ1
は断面略コ字形状のバンパ本体3と、このバンパ
本体3の上端から一体的に立上つてトランクルー
ム2の後部開口縁の近傍まで延び左右のリヤコン
ビネーシヨンランプ4a,4bの間においてリヤ
パネル5の表面を覆うフイニツシヤ部6と、この
フイニツシヤ部6の上端からリヤパネル5側に向
かつてL字状に延びリヤパネル5にスクリユーグ
ロメツト7等の止着具によつて固定される延設部
8とで構成される。フイニツシヤ部6はリヤコン
ビネーシヨンランプ4a,4bの表面と略同一平
面を形成すると共に、トランクリツド9の閉時に
は該トランクリツド9の後面10とも滑らかな平
面で接続され、後面10の下端部10aとフイニ
ツシヤ部6の上端角部6aとの間につなぎ目の空
間となるパーテイング11を形成している。尚、
図中符号12はトランクルーム2の開口縁部に装
着されるウエザストリツプ、13はトランクリツ
ド9閉時にウエザストリツプ12に弾接シールす
るトランクリツド9のリツドレインフオース、1
4はバンパレインフオース、15はバンパレイン
フオース15にバンパ本体3を取付けるためのク
リツプ部である。
上述のようなリヤバンパ1を用いた場合、フイ
ニツシヤ部6によつてリヤコンビネーシヨンラン
プ4a,4bやトランクリツド9の後面10と同
じ平面を形成することができるので、車体後部が
すつきりとした外観になるなど造形上の利点があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のような構成からなるリヤ
バンパ1では、特にフイニツシヤ部6の上端角部
6aが傷付き易いといつた問題があつた。これは
トランクルーム2からスペアタイヤ16などの重
量物を取り出す場合、第8図に示すように、トラ
ンクルーム2の後部開口縁に装着されたウエザス
トリツプ12上に一旦仮置きする場合が多く、そ
のままスペアタイヤ16をずり下げた時にフイニ
ツシヤ部6の上端角部6aに当たつてしまうから
である。特にフイニツシヤ部6の上端角部6aは
トランクリツド9の下端部10aとの間でパーテ
イング11を形成しているため、傷があると目に
付き易く外観品質を損なうといつた問題があつ
た。
そこで、本考案の技術的課題はリヤバンパに設
けたフイニツシヤ部の傷付きを防止する点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記技術的課題の解決のために、バン
パ本体と、このバンパ本体の上端からバンパ本体
上方に形成される開口部の近傍まで延びて車体の
外面を形成すると共に、開口部を閉塞するリツド
の下端と滑らかに接続するフイニツシヤ部と、こ
のフイニツシヤ部の上部からリツドの下端裏側へ
の延設部とで形成されてなる自動車の樹脂製バン
パにおいて、上記延設部の上端にリブを設けると
共に、このリブをフイニツシヤ部の上端部とフイ
ニツシヤ部の上端部に近接する開口縁とを結ぶ直
線およびフイニツシヤ部の上端部とバンパ本体の
上部外側端とを結ぶ直線のいずれより車体外方に
張り出させたことを手段としている。
〔作用〕
上述の手段によれば、重量物を積み降ろしする
際には、フイニツシヤ部に当たる前にリブに当た
るために、フイニツシヤ部での傷付きが有効に防
止されることになる。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて本考案の実施例を詳細
に説明する。
第1図および第2図に示す本考案の一実施例に
おいて、リヤバンパ20は従来のタイプと同様、
断面略コ字形状のバンパ本体21と、このバンパ
本体21の上端から一体的に立上つてトランクル
ーム2の後部開口縁の近傍まで延び左右のリヤコ
ンビネーシヨンランプ4a,4bの間においてリ
ヤパネル5の表面を覆うフイニツシヤ部22と、
このフイニツシヤ部22の上端からリヤパネル5
側に向かつてL字状に延びリヤパネル5にスクリ
ユーグロメツト7等の止着具によつて固定される
延設部23とを有するが、更にこの延設部23の
上端にリブ24が一体的に形成された構造となつ
ている。このリブ24は延設部23の上端におい
て前後方向に水平状に張り出し、前端部24aが
リヤパネル5に当接支持される。また後端部24
bはフイニツシヤ部22の上端角部22aとトラ
ンクルーム2の後部開口縁に装着されたウエザス
トリツプ12とを結ぶ直線Aおよび前記上端角部
22aとバンパ本体21の上部後端21aとを結
ぶ直線Bのいずれよりも後方へ突出している。リ
ブ24は第1図に示すように、フイニツシヤ部2
2の全長幅に亘つて形成されており、その長手方
向に沿つて上面には複数のビード25が設けられ
ている。
従つて、このようなリブ24を有するリヤバン
パ20にあつては、第2図に示すように、トラン
クリツド9の閉時には、リブ24はトランクリツ
ド9の後面10によつて隠れてしまうので、従来
と同様、フイニツシヤ部22がトランクリツド9
の後面10と滑らかに接続し、該後面10の下端
部10aとフイニツシヤ部22の上端角部22a
との間にパーテイング11を形成する一方、第3
図に示すように、トランクリツド9を開けて中か
らスペアタイヤ16等の重量物を取り出す場合に
は、スペアタイヤ16をトランクルーム2の後端
開口縁に装着されるウエザストリツプ12上に一
旦仮置きした後、下方へずらし落とした時に、ス
ペアタイヤ16の下部はフイニツシヤ部22の上
端角部22aよりも後方に突出しているリブ24
の後端部24bに先に当たるために、第3図に実
線で示したように、スペアタイヤ16はウエザス
トリツプ12とリブ24の両方で支えられること
になる。スペアタイヤ16が更にずり落ちて上端
部がウエザストリツプ12から外れると、今度は
仮想線で示すように、スペアタイヤ16の下部が
フイニツシヤ部22の上端角部22aに当る前に
バンパ本体21の上部後端21aに当るために上
端角部22aとのぶつかりが防止される。そし
て、リブ24の上面に設けられたビード25がス
ペアタイヤ16の滑り落ちを効果的に防止し、こ
の状態からスペアタイヤ16を抱え込んで路上に
降ろす。スペアタイヤ16をトランクルーム2内
に積む込む場合には、上述とは逆の手順で行な
い、まず、リブ24の後端部24bとバンパ本体
21の上部後端21aに載せ置いて両方で支持さ
せた後、徐々に押し上げることによりフイニツシ
ヤ部22の上端角部22aにぶつけることなく、
トランクルーム2内に積み込むことができる。
このように、トランクルーム2からスペアタイ
ヤ16を取り出す場合、又は積み込む場合のいず
れにおいてもフイニツシヤ部22の上端角部22
aにスペアタイヤ16をぶつけることなく出し入
れすることができ、上端角部22a付近への傷付
きの機会が極めて少なくなる。スペアタイヤ16
に限らずトランクルーム2の後部開口縁に一旦仮
置きするような重量物の出し入れにおいても同様
であり、またトランクルーム2に限らず、例え
ば、3ドアハツチバツク車のように後部に設けた
荷物収納室をバツクドアで開閉するようなタイプ
にも適用できる。
第4図および第5図はリヤバンパ20に設けら
れるリブの変形例を示したものである。第4図に
示されるリブ26は延設部23の上端から車体後
方へ屈曲状に突出形成したものであり、第5図は
延設部23の上端からリブ27を車体後方へコ字
状に突出形成したものである。いずれも前述の実
施例におけるリブ24と同様の作用効果を有する
が、特に第5図に示すリブ27の場合、スクリユ
ーグロメツト7の頭部を溝28に嵌合するキヤツ
プ29によつて隠すことができる。
尚、上記いずれの実施例もリヤバンパ20を例
として説明したが、車体前部に荷物収納室を設け
た自動車におけるフロントバンパにも適用できる
ことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る自動車の樹
脂製バンパによれば、開口部からの荷物、特に重
量物の出し入れの際、フイニツシヤ部の上端角部
へ重量物をぶつけずに行なうことができるので、
該上端角部への傷が付きにくくなり、リツドの下
端との間に形成されるパーテングの見映えが従来
に比較して向上するといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る樹脂製バンパの一実施例
を示す自動車の後部斜視図、第2図は第1図中
−線断面図、第3図は本考案に係るバンパを利
用した時の重量物の積み降ろしを示す説明図、第
4図および第5図は本考案の他の実施例を示す断
面図、第6図は従来における樹脂製バンパの一例
を示す自動車の後部斜視図、第7図は第6図中
−線断面図、第8図は従来におけるバンパを利
用した時の重量物の積み降ろしを示す説明図であ
る。 1,20……リヤバンパ、2……トランクルー
ム(開口部)、3,21……バンパ本体、5……
リヤパネル、6,22……フイニツシヤ部、6
a,22a……上端角部(上端部)、8,23…
…延設部、9……トランクリツド(リツド)、1
2……ウエザストリツプ(開口縁)、21a……
上部後端(上部外側端)、24,26,27……
リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパ本体と、このバンパ本体の上端からバン
    パ本体上方に形成される開口部の近傍まで延びて
    車体の外面を形成すると共に、開口部を閉塞する
    リツドの下端と滑らかに接続するフイニツシヤ部
    と、このフイニツシヤ部の上部からリツドの下端
    裏側への延設部とで形成されてなる自動車の樹脂
    製バンパにおいて、 上記延設部の上端にリブを設けると共に、この
    リブをフイニツシヤ部の上端部とフイニツシヤ部
    の上端部に近接する開口縁とを結ぶ直線およびフ
    イニツシヤ部の上端部とバンパ本体の上部外側端
    とを結ぶ直線のいずれより車体外方に張り出させ
    たことを特徴とする自動車の樹脂製バンパ。
JP9130387U 1987-06-16 1987-06-16 Expired - Lifetime JPH0537719Y2 (ja)

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JP9130387U JPH0537719Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JP9130387U JPH0537719Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JPS63199855U JPS63199855U (ja) 1988-12-22
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