JPH0454035Y2 - - Google Patents

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JPH0454035Y2
JPH0454035Y2 JP15648786U JP15648786U JPH0454035Y2 JP H0454035 Y2 JPH0454035 Y2 JP H0454035Y2 JP 15648786 U JP15648786 U JP 15648786U JP 15648786 U JP15648786 U JP 15648786U JP H0454035 Y2 JPH0454035 Y2 JP H0454035Y2
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JP
Japan
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trunk room
trunk
opening
rear panel
recess
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JP15648786U
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JPS6361353U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、長尺物の収納に有利な自動車のトラ
ンクルーム構造に関するものである。
(従来の技術) 従来から、自動車のトランクルームの面積及び
容積の拡大を図るものとして、実開昭60−58560
号に開示されるようなものが提案されている。こ
の考案は、自動車の「バツクパネル(=リアパネ
ル)又は該バツクパネルを覆うトリム(=フイニ
ツシヤ)に収納部を設け、この収納部に工具袋を
収納し、この工具袋をジヤツキで押さえ付ける」
構成とされ、トランクルームの内壁面はトリムで
覆われている。このトリムとしては実開昭58−
22349号、実開昭58−32041号に開示されるものが
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなものにあつては、バ
ツクパネルに収納部を設ける場合には、自動車の
製造上、バツクパネルを形成する金型に収納部形
成用の凸部を設けるなど金型の構成が複雑になつ
たり、トリムをこの収納部の内壁面に沿わせて被
覆する必要があるので、金型だけでなくトリムの
形状をも収納部の形状に合わせて形成する必要が
あり、トランクルームの製造に手間がかかると共
に、製造原価が高くなるという問題がある。又、
バツクパネルに収納部を設けると、この収納部が
車体後方に突出して外側から見えてしまうなど外
観上不利な問題が生ずる。
一方、トランクルームのスペース確保という観
点からすると、トリムとバツクパネルとの隙間を
比較的小さく設定するほうが有利である。従つ
て、トランクルームのスペースを確保するという
条件の下で、バツクパネルに収納部を形成せずに
トリムに収納部を形成する場合には、収納部が比
較的底の浅いものになつてしまい、収納部に収納
出来るものは比較的薄いものに限定されるという
問題が生ずる。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点に着眼してなされたもの
で、その目的とするところは、リフパネルそのも
のに収納部を形成することなくトランクルームの
収納面積を拡大すると共に、トランクルームの面
積及び容積が拡大するところの収納用部分を車体
外部から見えないように形成することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案にかかる自動
車のトランクルーム構造は、車体後部のトランク
ルームを形成するリアパネルの車室外側に、該リ
アパネルに臨む側が凹部とされたリアバンパを装
着した自動車のトランクルーム構造において、リ
アパネルに前記リアバンパの凹面に臨んで開口部
を設け、前記トランクルームの車室内壁面を覆う
フイニツシヤに前記開口部から突出して前記リア
バンパの凹部内に内装される収納用凸部を形成し
たことを特徴とする。
(作用) 本考案にかかる自動車のトランクルーム構造で
は、リアパネルにリアバンパに臨んで開口する開
口部が設けられ、フイニツシヤの開口部に臨む部
分に収納用凸部が形成されているので、リアパネ
ルの収納部を設けなくともトランクルームの面積
及び容積が拡大され、フイニツシヤの収納用凸部
はリアバンパの凹部に内装されるので、収納凹部
の車体外部への露呈が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照にして説明
する。第1図は本実施例の構成を示し、第2図は
本実施例を適用する自動車の後部を示している。
図中、1は自動車のトランクルーム、2はトラン
クルーム1を形成するリアパネル、3はトランク
ルームの内壁面を覆うフイニツシヤである。
リアパネル2のトランクルーム1側の面には、
フイニツシヤ3が近接して配設されており、リア
パネル2の車体外方側には、第2図に示すよう
に、リアバンパ4が配設されている。リアバンパ
4のリアパネル2側の部分は凹んでおり、凹部5
が形成されている。この凹部5はリアバンパ4が
車幅方向に沿つて延びる方向に延びており、例え
ば凹部5の奥行きは少なくとも60mm、車幅方向の
長さは略300〜800mmが可能となる。本実施例で
は、リアパネル2の上部2aは、トランクルーム
1開放用の開口部とされ、トランクルーム1を閉
成するバツクドア6の下端部がトランクリツド1
aを介して当接するようになつている。リアパネ
ル2のリアバンパ4の凹部5に臨む部位には、開
口部7が開口されている。この開口部7は、バツ
クドア6を支承するリアパネル2の剛性を実用上
弱めないように形成されている。開口部7の車体
上下方向の幅はリアバンパ4の凹部5に対応する
幅とされ、開口部7の車幅方向の長さは、凹部5
に対応している。開口部7の縁部には、ゴム製の
シール7aが設けられている。開口部7の下側の
縁部の高さはトランクルーム1のフロア1bと略
同じ高さとされている。
フイニツシヤ3は、樹脂製とされ、トランクル
ーム1のフロア1bを形成する部位3aと、リア
パネル2を覆う部位3bとを備えている。リアパ
ネル2を覆う部位3bの上端部は、リアパネル2
の上部2aを覆つてトランクリツド1aと当接し
ている。フイニツシヤ3のフロア1bを形成する
部位3aの下方には、スペアタイア8が配設され
るようになつている。リアパネル2を覆う部位3
bには、収納用凸部9が開口部7から突出するよ
うに形成されている。この収納用凸部9は、凹部
5内に配設されるように、リアパネル2から突出
しており、開口部7の形状に対応した車幅方向の
長さとされている。収納用凸部9の外周はシール
7aによつて固定され、トランクルーム1の水密
が保たれている。尚、この収納用凸部9は、リア
パネル2からリアバンパ4側に伸縮可能なように
蛇腹状に形成し、通常時は収納用凸部9の底壁部
9aをリアパネル2側に位置するように付勢し、
長尺物10の端部10aが底壁部9aに当接する
場合に底壁部9aが凹部5側に進出するようにし
ても良い。
(考案の効果) 本考案にかかる自動車のトランクルーム構造
は、以上説明したように構成したので、リアパネ
ルそのものに収納部を形成することなくトランク
ルームの収納面積および容積を拡大出来、トラン
クルームの面積及び容積が拡大するところの収納
用部分を車体外部から見えないように形成するこ
とが出来るという効果を奏する。又、従来、ほん
のわずかの寸法不足から、トランクを含む車室内
に収容し切れず、致し方なく、トランクの蓋を開
放して、積載し、運搬していた長尺物が格納でき
るようになることから、悪天候下での運搬にも、
風雨雪による積載物の損傷を心配する必要もなく
なり、更に、夜間等車両内に人の不在時に於ける
積載物の盗難の怖れもなくなり、且つ又、運搬走
行時、トランクの蓋の開放による車両後方視界の
低下もなくなる等、実用上、防犯上、走行安全上
に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる自動車のトランクルー
ム構造の実施例を示す構成図、第2図は本実施例
が適用される自動車の後部を示す部分斜視図であ
る。 1……トランクルーム、2……リアパネル、3
……フイニツシヤ、4……リアバンパ、5……凹
部、7……開口部、9……収納用凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体後部のトランクルームを形成するリアパネ
    ルの車室外側に、該リアパネルに臨む側が凹部と
    されたリアバンパを装着した自動車のトランクル
    ーム構造において、 前記リアパネルに前記リアバンパの凹部に臨ん
    で開口部を設け、前記トランクルームの車室内壁
    面を覆うフイニツシヤに前記開口部から突出して
    前記リアバンパの凹部内に内装される収納用凸部
    を形成したことを特徴とする自動車のトランクル
    ーム構造。
JP15648786U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0454035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15648786U JPH0454035Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15648786U JPH0454035Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Publication Number Publication Date
JPS6361353U JPS6361353U (ja) 1988-04-23
JPH0454035Y2 true JPH0454035Y2 (ja) 1992-12-18

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ID=31078148

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JP15648786U Expired JPH0454035Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JPS6361353U (ja) 1988-04-23

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