JPH0346528Y2 - - Google Patents

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JPH0346528Y2
JPH0346528Y2 JP1066185U JP1066185U JPH0346528Y2 JP H0346528 Y2 JPH0346528 Y2 JP H0346528Y2 JP 1066185 U JP1066185 U JP 1066185U JP 1066185 U JP1066185 U JP 1066185U JP H0346528 Y2 JPH0346528 Y2 JP H0346528Y2
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JP
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fitting
electrical equipment
wheel unit
shaped
wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気機器用車輪ユニツトにおい
て、特に車輪ユニツトの取付に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来の電気機器用車輪ユニツトとして第8図〜
第10図に示すものがあつた。第8図は車輪ユニ
ツトを電気機器の据付足に取付固定した時の正面
図、第9図は同側面図、第10図は同平面図であ
る。図において、1は車輪2,車軸3および軸受
け金具4から構成された車輪ユニツト、5は水平
面を接地面6aとし、垂直面をリブ6bとしたL
形金具6にL形の第1の補強金具7と平板による
第2の補強金具8を有し、電気機器の底部9に溶
接固着された据付足、10は車輪ユニツト1を据
付足5に固定するボルトであり、電気機器を据付
固定するために据付足5を構成するL形金具6の
接地面6aに設けられた据付穴61を流用して、
車輪ユニツト1の軸受け金具4に設けられたネジ
穴41に締付固定されている。又、11は車輪ユ
ニツト1が左右方向に回動するのを防止するため
のボルトであり、L形金具6の接地面6aに設け
られた穴62を介して軸受け金具4のネジ穴42
に締付固定されている。
以上の構成による車輪ユニツト1を電気機器に
取付けた場合、第8図に示すように電気機器の荷
重WはL形金具6の垂直面のリブ6bに作用し、
一方、車輪ユニツト1に対する床部からの反力R
は車輪2の中心に作用する。したがつて、L形金
具6には、電気機器の荷重Wの中心と車輪2の中
心に作用する反力Rとの距離をとした時、F=
W=Rの回転が作用して、変形するのを防止
するために第1の補強金具7と第2の補強金具8
が溶接されて据付足5を構成している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の電気機器の車輪ユニツトは以上のように
構成されているので、電気機器に車輪を取付ける
場合は、既存の据付足に補強金具を設けなければ
ならず、又車輪ユニツトの左右方向の回動を防止
するために、据付足に回転防止用固定ボルトを挿
入する穴を設けなければならないので、電気機器
のコストが高くなる。又、標準化が困難であるな
どの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、据付足に補強金具および固定
用ボルトの挿入穴を設けることなく、車輪ユニツ
ト取付けの際にも既存の据付足が流用できる電気
機器用車輪ユニツトを得ることを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電気機器用車輪ユニツトは、電
気機器の底部に設けられた、水平面を接地面と
し、垂直面をリブとしたL形金具のリブの直下
に、車輪の中心を配するとともに、上記L形金具
の水平面に係合して、L形金具に対する相対的な
回転を係止する係合部を有したスペーサを、L形
金具と車輪ユニツトの軸受け金具との間に挿入
し、上記L形金具、スペーサ及び軸受け金具の三
者を一体とし着脱自在に結合したものである。
〔作用〕
この考案における車輪ユニツトは、電気機器の
底部に設けられたL形金具の垂直面のリブ直下に
車輪の中心を配することにより、上記L形金具に
作用する電気機器の荷重と車輪に作用する床部か
らの反力が一直線となる。又、スペーサの係合部
とL形金具の水平面とを係合させて設け、L形金
具、スペーサおよび軸受け金具とを一体に着脱自
在に締付固定することにより、車輪ユニツトの左
右方向の回動を防止する。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図は車輪ユニツトを電気機器の据付足に
取付固定した時の正面図、第2図は同側面図、第
3図は平面図である。図において、1aは車輪
2、車軸3および軸受け金具4aから構成された
車輪ユニツト、6は水平面を接地面6aとし、垂
直面をリブ6bとしたL形金具であり、電気機器
の底部9に溶接固着されている。13はL形金具
6の接地面6aと係合する係合部13aとボルト
の挿入穴131を有したスペーサであり、第4図
に平面図、第5図に正面図を示す。このスペーサ
13のボルト挿入穴131と、第6図に平面図、
第7図に正面図を示す軸受け金具4aのネジ穴4
1とは、A=Bの関係が成立つようにそれぞれが
配設されている。
次に、車輪ユニツト1aをL形金具6に取付け
る場合について説明する。車輪ユニツト1aの軸
受け金具4aのネジ穴41と、スペーサ13のボ
ルト挿入穴131とを一致させ、ボルト12でス
ペーサ13と軸受け金具4aを着脱自在に締付固
定する。そして、L形金具6の接地面6aにスペ
ーサ13の係合部13aを係合させてボルト10
により、L形金具6、スペーサ13および軸受け
金具4aの三者を一体にして着脱自在に締付固定
する。この時、車輪2の中心がL形金具6のリブ
6b直下になるように、軸受け金具4aのネジ穴
41とスペーサ13のボルト挿入穴131が構成
されている。したがつて、L形金具6のリブ6b
に作用する電気機器の荷重Wと、車輪2に作用す
る床部からの反力Rとが一直線になる。又、スペ
ーサ13は、このスペーサ13の係合部13aと
L形金具6の接地面6aとが係合して締付固定さ
れているため、車輪ユニツト1aの左右方向の回
動を防止する役目を果している。
なお、電気機器の底部9に溶接固着されたL形
金具6は、車輪ユニツト1aを付属しない場合は
電気機器を据付固定するための据付足として用い
られ、L形金具6の水平面である接地面6aに設
けられた据付穴61に、例えばアンカーボルト等
を挿入し据付固定される。この考案においては据
付足であるL形金具6の接地面6aに予め設けら
れた据付穴61を流用して、車輪ユニツト1aを
取付けるものである。更に、この考案における車
輪ユニツト1aは、前述したように軸受け金具4
aのネジ穴41とスペーサ13のボルト挿入穴1
31をA=Bの関係が成立つように配設したこと
により、車輪ユニツト1aのみを90゜回転させて
取付けることが可能である。即ち、利用者側の要
求による電気機器の移動方向が前後方向又は左右
方向のいずれであつても容易に対応できるもので
ある。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば電気機器の底
部に設けられた、水平面を接地面とし垂直面をリ
ブとしたL形金具のリブの直下に車輪を配すると
ともに、上記L形金具の接地面に係合する係合部
を有したスペーサを、L形金具と車輪ユニツトの
軸受け金具との間に設け、上記L形金具、スペー
サおよび軸受け金具の三者を一体として着脱自在
に締付固定するように構成したので、L形金具に
補強金具又は車輪回動防止用のボルト挿入穴を設
ける必要がなく、安価でしかも標準化が図れる電
気機器用車輪ユニツトが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す電気機器用
車輪ユニツトの正面図、第2図は同側面図、第3
図は同平面図、第4図はこの考案の一実施例によ
るスペーサを示す平面図、第5図は同正面図、第
6図はこの考案の一実施例による軸受け金具の平
面図、第7図は同正面図、第8図は従来の電気機
器用車輪ユニツトを示す正面図、第9図は同側面
図、第10図は同平面図である。 図において、6はL形金具、6aはL形金具6
の接地面、6bはL形金具6の垂直面であるリ
ブ、1aは車輪ユニツト、2は車輪、4aは軸受
け金具、9は電気機器の底部、10,12は締付
ボルト、13はスペーサ、13aは係合部、41
はネジ穴、131はボルト挿入穴である。なお、
図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平面を接地面とし、垂直面をリブとしたL
    形金具を底部に有する電気機器に、着脱自在に
    取付可能な電気機器用車輪ユニツトにおいて、
    上記車輪ユニツトに備えられた車輪の中心を上
    記L形金具の垂直面のリブ直下に配するととも
    に、上記L形金具の接地面に係合してL形金具
    に対する相対的回転を係止する係合部を有する
    スペーサを、上記L形金具の接地面と上記車輪
    を覆う軸受け金具の間に挿入し、上記L形金具
    とスペーサと軸受け金具の三者を一体に締付固
    定したことを特徴とする電気機器用車輪ユニツ
    ト。 (2) スペーサのL形金具の接地面と対向する面に
    複数固の貫通穴を、又、軸受け金具のL形金具
    の接地面と対向する面に複数固のネジ穴を、か
    つ、上記それぞれの穴中心間の距離が相関関係
    を成すように配設したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の電気機器用車輪
    ユニツト。
JP1066185U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH0346528Y2 (ja)

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JP1066185U JPH0346528Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

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JPS61127678U JPS61127678U (ja) 1986-08-11
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