JPH0346004B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346004B2 JPH0346004B2 JP59164550A JP16455084A JPH0346004B2 JP H0346004 B2 JPH0346004 B2 JP H0346004B2 JP 59164550 A JP59164550 A JP 59164550A JP 16455084 A JP16455084 A JP 16455084A JP H0346004 B2 JPH0346004 B2 JP H0346004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polymerization
- vinyl chloride
- weight
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は改良された塩化ビニル系共重合体の製
造方法に関し、特には熱的性質(耐熱性)、表面
特性、機械的特性にすぐれた塩化ビニル系共重合
体の提供を目的とする。 (従来の技術) 塩化ビニル樹脂の改質に関しては、ポリ塩化ビ
ニルと性質、応用分野を大幅に異にするシリコー
ン(オイル、樹脂等)を添加配合する試みが数多
く行われており、それらのほとんどはシリコーン
の塩化ビニル樹脂への添加による塩化ビニル樹脂
の表面特性改質に集中している。 たとえば特公昭58−35537号公報には、塩化ビ
ニル樹脂にシリコーンを0.2〜7%添加すること
により、SLS水溶液への可塑剤抽出量を減少させ
ることが、また特開昭56−104953号公報には、シ
リコーン0.01〜0.02PHRの添加と防雲剤との組合
せにより、防霧性にすぐれた農業用塩ビフイルム
を得ることがそれぞれ開示されており、さらに一
般的にも樹脂にシリコーンオイルを添加すること
により、樹脂の流動性の向上、離型性改良、表面
潤滑性の付与が達成されることが知られている。 しかしながら、塩化ビニル樹脂とシリコーンと
の親和性はきわめて乏しく、またシリコーン自身
の滑性のためにすべり易くシリコーン量が少なく
ても十分に分散させることが困難である。このた
め、特公昭58−35537号公報には可塑剤とシリコ
ーンの乳化化合物を使用することにより樹脂との
分散性向上を図ることが記載されている。しかし
このような方法をとつてもシリコーン添加量には
限度があり、たとえば10重量%以上の添加を行う
と分散が充分に行われず、親和性が悪いためにブ
リーデイングが激しくなる。 一方、シリコーン自身の変性により塩化ビニル
樹脂に対する親和性を改良することについても
種々の試みがある(特開昭55−91663号公報、同
57−12070号公報等参照)が、このような試みは
特定の用途についてはきわめて有効であるが、そ
の用途以外の性能については必ずしも充分でな
い。 他方、シリコーンは特に熱的性質(耐熱性、低
温特性等)が非常にすぐれており、したがつて前
記表面特性の改良のみでなく、シリコーンの組合
せにより樹脂全体にこうした熱的性質付与等の改
良も考えられるところであるが、いまのところ見
るべき技術は提案されていない。 (発明の構成) 本発明者らはかかる技術的課題のもとに鋭意研
究を重ね、本発明を完成した。すなわち、本発明
は (イ) 塩化ビニル単量体50〜99.99重量部、 (ロ) 下記()〜()の一般式で示される群か
ら選択される重合性の不飽和有機けい素化合物
0.01〜50重量部と、 および (R1はアルキル基、 R2はビニル基、アリル基または式: CH2=CH−CH2−R3で表される基、 R3は式: で表される二価の基、 R4はアルキル基またはトリアルキルシロキ
シ基、 R5はビニル基またはフエニル基、 R6はビニル基、式: または で表される基、 m、nは0または正の整数、p、qは正の整
数である) (ハ) 他の重合性単量体0〜49.99重量部、をラジ
カル共重合させることを特徴とする塩化ビニル
系共重合体の製造方法に関するものであり、こ
れによれば塩化ビニル系樹脂の表面特性の改質
ばかりでなく、樹脂全体の熱的性質特に低温特
性が改良された塩化ビニル系共重合体が容易に
得られるという利点が与えられる。 以下本発明を詳しく説明する。 本発明において、(イ)塩化ビニル単量体と共重合
される(ロ)重合性の不飽和有機けい素化合物として
は次のものが例示される。ただし、以下の記載に
おいてMeはメチル基、Phはフエニル基、Viはビ
ニル基をそれぞれ示す。 シロキサン(1): Vi−Si〔OSi Me3〕3 n:0または正の整数 m:0または正の整数 p:正の整数 m:0または正の整数 p:正の整数 R:前記と同様、n:0または正の整数 n:0または正の整数 p、q:正の整数 m:0または正の整数 必要に応じ使用される(ハ)他の重合性単量体とし
ては、αオレフイン、ビニルエーテル、アクリル
酸エステル、ビニルエステル、メタクリルエステ
ル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、ア
リルエステル、アリルエーテル、スチレン、アク
リロニトリル、塩化ビニルリデンなどが例示され
る。 以上述べた(イ)成分、(ロ)成分および(ハ)成分である
各単量体の共重合は、ラジカル重合開始剤の存在
下に共重合させる方法により行われ、このために
使用される重合開始剤としては、従来塩化ビニル
あるいは塩化ビニルを主体とする単量体混合物の
重合(懸濁重合、乳化重合、液体重合、塊状重合
等)に使用されている重合触媒であればいずれで
もよく、たとえば有機過酸化物系触媒、アゾ化合
物系触媒、レドツクス系触媒などから選択使用さ
れる。 重合反応は懸濁重合、乳化重合、溶液重合、塊
状重合等の方法により行うことができる。たとえ
ば懸濁重合法で行う場合は塩化ビニルを有機過酸
化物等の重合開始剤を用いて懸濁重合させる通常
の方法に準じればよく、重合温度および重合時間
はおおむね重合温度30〜120℃、重合時間1〜30
時間とすればよい。なお、(ロ)有機けい素化合物お
よび必要に応じ使用される(ハ)他の単量体成分の重
合器への仕込みは、これを全量当初から仕込む方
法あるいは重合率50%に達するまでに逐次添加す
る方法(数回に分けて添加するかもしくは連続添
加する方法)等いずれでもよい。 本発明の方法により、塩化ビニル単量体50〜
99.99重量部に対し(ロ)重合性の不飽和有機けい素
化合物0.01〜50重量部、および(ハ)他の重合性単量
体0〜49.99重量部の割合で共重合させることに
より、塩化ビニル樹脂が本来有している物理的、
化学的性質と有機けい素化合物が有する性質を兼
ね備えた共重合体が得られる。 つぎに具体的実施例をあげるが、本発明はこれ
に限定されるものではない。 実施例 1 内容積50のステンレス製重合器に、純水30
Kg、部分ケン化ポリビニルアルコール20g、下記
の単量体混合物、または(約15Kg)、およ
び重合開始剤としてジ−2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート7.5gを仕込んだ。 かくはんしながら昇温し、52℃で20時間共重合
反応を行わせた。内容物を取出し、脱水・乾燥し
て塩化ビニル系共重合体を得た。 単量体混合物 塩化ビニル 12Kg シロキサン(9) 3Kg シロキサン(6) 30g シロキサン(3)(ただしn=40) 20g 単量体混合物 塩化ビニル 13.5Kg シロキサン(9) 1.5Kg シロキサン(8)(ただしn=6) 100g 単量体混合物 塩化ビニル 14.7Kg シロキサン(9) 0.3Kg シロキサン(5) 15g (ただしm=300、n=10) かくして得られた各共重合体について、JIS
K6271に準じて平均重合度を測定すると共に、こ
の共重合体100重量部にジ−2−エチルヘキシル
フタレート35重量部、ジオクチルすずメルカプタ
イド1.0重量部、ステアリン酸カルシウム1.0重量
部、ポリエチレンワツクス0.3重量部を配合し、
6インチロールを用いて160℃で10分間混練した。
次にこの混練物を170℃でプレス成形してシート
を作り、JIS K6745に準じて温度による剛性率の
変化を測定し、柔軟温度と剛性率の活性化エネル
ギーを求めた。結果は第1表に示すとおりであつ
た。なお同表には市販ポリ塩化ビニル(平均重合
度1300)について同様に試験した結果を併記し
た。
造方法に関し、特には熱的性質(耐熱性)、表面
特性、機械的特性にすぐれた塩化ビニル系共重合
体の提供を目的とする。 (従来の技術) 塩化ビニル樹脂の改質に関しては、ポリ塩化ビ
ニルと性質、応用分野を大幅に異にするシリコー
ン(オイル、樹脂等)を添加配合する試みが数多
く行われており、それらのほとんどはシリコーン
の塩化ビニル樹脂への添加による塩化ビニル樹脂
の表面特性改質に集中している。 たとえば特公昭58−35537号公報には、塩化ビ
ニル樹脂にシリコーンを0.2〜7%添加すること
により、SLS水溶液への可塑剤抽出量を減少させ
ることが、また特開昭56−104953号公報には、シ
リコーン0.01〜0.02PHRの添加と防雲剤との組合
せにより、防霧性にすぐれた農業用塩ビフイルム
を得ることがそれぞれ開示されており、さらに一
般的にも樹脂にシリコーンオイルを添加すること
により、樹脂の流動性の向上、離型性改良、表面
潤滑性の付与が達成されることが知られている。 しかしながら、塩化ビニル樹脂とシリコーンと
の親和性はきわめて乏しく、またシリコーン自身
の滑性のためにすべり易くシリコーン量が少なく
ても十分に分散させることが困難である。このた
め、特公昭58−35537号公報には可塑剤とシリコ
ーンの乳化化合物を使用することにより樹脂との
分散性向上を図ることが記載されている。しかし
このような方法をとつてもシリコーン添加量には
限度があり、たとえば10重量%以上の添加を行う
と分散が充分に行われず、親和性が悪いためにブ
リーデイングが激しくなる。 一方、シリコーン自身の変性により塩化ビニル
樹脂に対する親和性を改良することについても
種々の試みがある(特開昭55−91663号公報、同
57−12070号公報等参照)が、このような試みは
特定の用途についてはきわめて有効であるが、そ
の用途以外の性能については必ずしも充分でな
い。 他方、シリコーンは特に熱的性質(耐熱性、低
温特性等)が非常にすぐれており、したがつて前
記表面特性の改良のみでなく、シリコーンの組合
せにより樹脂全体にこうした熱的性質付与等の改
良も考えられるところであるが、いまのところ見
るべき技術は提案されていない。 (発明の構成) 本発明者らはかかる技術的課題のもとに鋭意研
究を重ね、本発明を完成した。すなわち、本発明
は (イ) 塩化ビニル単量体50〜99.99重量部、 (ロ) 下記()〜()の一般式で示される群か
ら選択される重合性の不飽和有機けい素化合物
0.01〜50重量部と、 および (R1はアルキル基、 R2はビニル基、アリル基または式: CH2=CH−CH2−R3で表される基、 R3は式: で表される二価の基、 R4はアルキル基またはトリアルキルシロキ
シ基、 R5はビニル基またはフエニル基、 R6はビニル基、式: または で表される基、 m、nは0または正の整数、p、qは正の整
数である) (ハ) 他の重合性単量体0〜49.99重量部、をラジ
カル共重合させることを特徴とする塩化ビニル
系共重合体の製造方法に関するものであり、こ
れによれば塩化ビニル系樹脂の表面特性の改質
ばかりでなく、樹脂全体の熱的性質特に低温特
性が改良された塩化ビニル系共重合体が容易に
得られるという利点が与えられる。 以下本発明を詳しく説明する。 本発明において、(イ)塩化ビニル単量体と共重合
される(ロ)重合性の不飽和有機けい素化合物として
は次のものが例示される。ただし、以下の記載に
おいてMeはメチル基、Phはフエニル基、Viはビ
ニル基をそれぞれ示す。 シロキサン(1): Vi−Si〔OSi Me3〕3 n:0または正の整数 m:0または正の整数 p:正の整数 m:0または正の整数 p:正の整数 R:前記と同様、n:0または正の整数 n:0または正の整数 p、q:正の整数 m:0または正の整数 必要に応じ使用される(ハ)他の重合性単量体とし
ては、αオレフイン、ビニルエーテル、アクリル
酸エステル、ビニルエステル、メタクリルエステ
ル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、ア
リルエステル、アリルエーテル、スチレン、アク
リロニトリル、塩化ビニルリデンなどが例示され
る。 以上述べた(イ)成分、(ロ)成分および(ハ)成分である
各単量体の共重合は、ラジカル重合開始剤の存在
下に共重合させる方法により行われ、このために
使用される重合開始剤としては、従来塩化ビニル
あるいは塩化ビニルを主体とする単量体混合物の
重合(懸濁重合、乳化重合、液体重合、塊状重合
等)に使用されている重合触媒であればいずれで
もよく、たとえば有機過酸化物系触媒、アゾ化合
物系触媒、レドツクス系触媒などから選択使用さ
れる。 重合反応は懸濁重合、乳化重合、溶液重合、塊
状重合等の方法により行うことができる。たとえ
ば懸濁重合法で行う場合は塩化ビニルを有機過酸
化物等の重合開始剤を用いて懸濁重合させる通常
の方法に準じればよく、重合温度および重合時間
はおおむね重合温度30〜120℃、重合時間1〜30
時間とすればよい。なお、(ロ)有機けい素化合物お
よび必要に応じ使用される(ハ)他の単量体成分の重
合器への仕込みは、これを全量当初から仕込む方
法あるいは重合率50%に達するまでに逐次添加す
る方法(数回に分けて添加するかもしくは連続添
加する方法)等いずれでもよい。 本発明の方法により、塩化ビニル単量体50〜
99.99重量部に対し(ロ)重合性の不飽和有機けい素
化合物0.01〜50重量部、および(ハ)他の重合性単量
体0〜49.99重量部の割合で共重合させることに
より、塩化ビニル樹脂が本来有している物理的、
化学的性質と有機けい素化合物が有する性質を兼
ね備えた共重合体が得られる。 つぎに具体的実施例をあげるが、本発明はこれ
に限定されるものではない。 実施例 1 内容積50のステンレス製重合器に、純水30
Kg、部分ケン化ポリビニルアルコール20g、下記
の単量体混合物、または(約15Kg)、およ
び重合開始剤としてジ−2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート7.5gを仕込んだ。 かくはんしながら昇温し、52℃で20時間共重合
反応を行わせた。内容物を取出し、脱水・乾燥し
て塩化ビニル系共重合体を得た。 単量体混合物 塩化ビニル 12Kg シロキサン(9) 3Kg シロキサン(6) 30g シロキサン(3)(ただしn=40) 20g 単量体混合物 塩化ビニル 13.5Kg シロキサン(9) 1.5Kg シロキサン(8)(ただしn=6) 100g 単量体混合物 塩化ビニル 14.7Kg シロキサン(9) 0.3Kg シロキサン(5) 15g (ただしm=300、n=10) かくして得られた各共重合体について、JIS
K6271に準じて平均重合度を測定すると共に、こ
の共重合体100重量部にジ−2−エチルヘキシル
フタレート35重量部、ジオクチルすずメルカプタ
イド1.0重量部、ステアリン酸カルシウム1.0重量
部、ポリエチレンワツクス0.3重量部を配合し、
6インチロールを用いて160℃で10分間混練した。
次にこの混練物を170℃でプレス成形してシート
を作り、JIS K6745に準じて温度による剛性率の
変化を測定し、柔軟温度と剛性率の活性化エネル
ギーを求めた。結果は第1表に示すとおりであつ
た。なお同表には市販ポリ塩化ビニル(平均重合
度1300)について同様に試験した結果を併記し
た。
【表】
第1表の結果から、本発明による共重合体は低
温での柔軟性がすぐれており、また温度による柔
軟性の変化が少ないことがわかる。 実施例 2 内容積50のステンレス製重合器に、純水30
Kg、部分ケン化ポリビニルアルコール20g、下記
の単量体混合物または(約15Kg)、および重
合開始剤としてジ−2−エチルヘキシルパーオキ
シジカーボネート7.5gを仕込んだ。 かくはんしながら昇温し、58℃で20時間共重合
反応を行わせた。内容物を取出し、脱水・乾燥し
て塩化ビニル系共重合体を得た。 単量体混合物 塩化ビニル 15Kg シロキサン(3) 15g (ただしn=40) 単量体混合物 塩化ビニル 13.5Kg シロキサン(3) 150g (ただしn=40) 得られた各共重合体について平均重合度を測定
すると共に、実施例1に準じて(同じ処方)プレ
ス成形して厚さ1mmのシートを作り、これを2.5
cm×10cmに切断した。この2枚を重ね合せ全体に
500gの荷重をかけ、60℃で24時間押圧後シート
同志の引きはがし強度を測定した(ブロツキング
性の試験)。結果は第2表に示すとおりであつた。
温での柔軟性がすぐれており、また温度による柔
軟性の変化が少ないことがわかる。 実施例 2 内容積50のステンレス製重合器に、純水30
Kg、部分ケン化ポリビニルアルコール20g、下記
の単量体混合物または(約15Kg)、および重
合開始剤としてジ−2−エチルヘキシルパーオキ
シジカーボネート7.5gを仕込んだ。 かくはんしながら昇温し、58℃で20時間共重合
反応を行わせた。内容物を取出し、脱水・乾燥し
て塩化ビニル系共重合体を得た。 単量体混合物 塩化ビニル 15Kg シロキサン(3) 15g (ただしn=40) 単量体混合物 塩化ビニル 13.5Kg シロキサン(3) 150g (ただしn=40) 得られた各共重合体について平均重合度を測定
すると共に、実施例1に準じて(同じ処方)プレ
ス成形して厚さ1mmのシートを作り、これを2.5
cm×10cmに切断した。この2枚を重ね合せ全体に
500gの荷重をかけ、60℃で24時間押圧後シート
同志の引きはがし強度を測定した(ブロツキング
性の試験)。結果は第2表に示すとおりであつた。
【表】
第2表の結果から本発明による共重合体の場合
ブロツキングが起こりにくいことがわかる。 実施例 3 次の各成分を内容積2のステンレス製重合器
に仕込み、重合開始剤のみを代えることにより3
種類の共重合体を作つた。 共重合体F:ラウロイルパーオキシドを使用し、
重合温度を85℃とした。 共重合体G:ラウロイルパーオキシドを使用し、
重合温度を67℃とした。 共重合体H:ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネートを使用し、重合温度を58℃とし
た。 (重合仕込) 純 水 1000g 塩化ビニル 475g シロキサン(9) 24g シロキサン(11) 1g (ただしn=0) 部分ケン化ポリビニルアルコール 0.7g 重合開始剤 0.25g 各共重合体F、GおよびHについて平均重合度
を測定すると共に、これらの各100重量部に対し、
ジブチルすずメルカプチド3重量部、ステアリン
酸カルシウム1重量部を配合し、6インチロール
を用いて10分間混練した。ただし、共重合体Fに
ついてはロール温度160℃とし、また共重合体G
およびHについてはいずれもロール温度を180℃
とした。 ついでこのロールシートを、共重合体Fについ
ては170℃で、また共重合体GおよびHについて
は190℃でそれぞれプレス成形した。これらのシ
ートおよび同様に成形した市販ポリ塩化ビニル
(PVC、平均重合度400、700、1000)のシートも
含めて、JIS K6745に準じシヤルピー衝撃試験、
JIS K6723に準じぜい化温度の測定を行つた。他
方また各重合体のロールシートについて高化式フ
ローテスターにより150Kg/cm2の条件で流動性を
調べた。結果は第3表に示すとおりであつた。
ブロツキングが起こりにくいことがわかる。 実施例 3 次の各成分を内容積2のステンレス製重合器
に仕込み、重合開始剤のみを代えることにより3
種類の共重合体を作つた。 共重合体F:ラウロイルパーオキシドを使用し、
重合温度を85℃とした。 共重合体G:ラウロイルパーオキシドを使用し、
重合温度を67℃とした。 共重合体H:ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネートを使用し、重合温度を58℃とし
た。 (重合仕込) 純 水 1000g 塩化ビニル 475g シロキサン(9) 24g シロキサン(11) 1g (ただしn=0) 部分ケン化ポリビニルアルコール 0.7g 重合開始剤 0.25g 各共重合体F、GおよびHについて平均重合度
を測定すると共に、これらの各100重量部に対し、
ジブチルすずメルカプチド3重量部、ステアリン
酸カルシウム1重量部を配合し、6インチロール
を用いて10分間混練した。ただし、共重合体Fに
ついてはロール温度160℃とし、また共重合体G
およびHについてはいずれもロール温度を180℃
とした。 ついでこのロールシートを、共重合体Fについ
ては170℃で、また共重合体GおよびHについて
は190℃でそれぞれプレス成形した。これらのシ
ートおよび同様に成形した市販ポリ塩化ビニル
(PVC、平均重合度400、700、1000)のシートも
含めて、JIS K6745に準じシヤルピー衝撃試験、
JIS K6723に準じぜい化温度の測定を行つた。他
方また各重合体のロールシートについて高化式フ
ローテスターにより150Kg/cm2の条件で流動性を
調べた。結果は第3表に示すとおりであつた。
【表】
第3表からわかるとおり、共重合体F、Gおよ
びHはそれぞれ対応する平均重合度の市販PVC
に比べすぐれた衝撃強度、ぜい化温度、および流
動性を示す。 実施例 4 実施例2における共重合体DおよびE、実施例
3における共重合体F、GおよびH、市販PVC
(前記3種)について、実施例3の場合と同様の
処方でロール混練し、プレス成形してシートをつ
くり、これらの各シートについてクロムメツキ面
(鏡面仕上)との静摩擦係数を測定したところ、
結果は下記のとおりであつた。 静摩擦係数 共重合体D 0.23〜0.24 〃 E 0.23〜0.24 〃 F 0.21〜0.23 〃 G 0.21〜0.23 共重合体H 0.21〜0.23 PVC(400) 0.24〜0.26 PVC(700) 0.24〜0.26 PVC(1000) 0.25〜0.27 このように共重合体D〜Hは静摩擦係数が小さ
く、形成品に傷がつき難くなり、品質向上を達成
することができる。
びHはそれぞれ対応する平均重合度の市販PVC
に比べすぐれた衝撃強度、ぜい化温度、および流
動性を示す。 実施例 4 実施例2における共重合体DおよびE、実施例
3における共重合体F、GおよびH、市販PVC
(前記3種)について、実施例3の場合と同様の
処方でロール混練し、プレス成形してシートをつ
くり、これらの各シートについてクロムメツキ面
(鏡面仕上)との静摩擦係数を測定したところ、
結果は下記のとおりであつた。 静摩擦係数 共重合体D 0.23〜0.24 〃 E 0.23〜0.24 〃 F 0.21〜0.23 〃 G 0.21〜0.23 共重合体H 0.21〜0.23 PVC(400) 0.24〜0.26 PVC(700) 0.24〜0.26 PVC(1000) 0.25〜0.27 このように共重合体D〜Hは静摩擦係数が小さ
く、形成品に傷がつき難くなり、品質向上を達成
することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 塩化ビニル単量体50〜99.99重量部と、 (ロ) 下記()〜()の一般式で示される群か
ら選択される重合性の不飽和有機けい素化合物
0.01〜50重量部と、 および (R1はアルキル基、 R2はビニル基、アリル基または式: CH2=CH−CH2−R3で表される基、 R3は式: で表される二価の基、 R4はアルキル基またはトリアルキルシロキ
シ基、 R5はビニル基またはフエニル基、 R6はビニル基、式: または で表される基、 m、nは0または正の整数、p、qは正の整
数である) (ハ) 他の重合性単量体0〜49.99重量部とを、ラ
ジカル共重合させることを特徴とする塩化ビニ
ル系共重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16455084A JPS6142519A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 塩化ビニル系共重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16455084A JPS6142519A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 塩化ビニル系共重合体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142519A JPS6142519A (ja) | 1986-03-01 |
| JPH0346004B2 true JPH0346004B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=15795286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16455084A Granted JPS6142519A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 塩化ビニル系共重合体の製造方法 |
Country Status (1)
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-
1984
- 1984-08-06 JP JP16455084A patent/JPS6142519A/ja active Granted
Also Published As
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