JPH0346003Y2 - - Google Patents

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JPH0346003Y2
JPH0346003Y2 JP15188186U JP15188186U JPH0346003Y2 JP H0346003 Y2 JPH0346003 Y2 JP H0346003Y2 JP 15188186 U JP15188186 U JP 15188186U JP 15188186 U JP15188186 U JP 15188186U JP H0346003 Y2 JPH0346003 Y2 JP H0346003Y2
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JP
Japan
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steel plate
gap
vehicle
rubber member
load
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JP15188186U
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JPS6361414U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、河川、渓谷、高架道路等における橋
梁構造物の伸縮継手、特に荷重支持型のゴム製伸
縮継手の改良に関する。
(従来の技術) 荷重支持型の伸縮継手は、フインガージヨイン
トによつて代表されるが、この継手の問題点は、
フインガーが相互に交錯しているが構造上は完全
に分離しているから、橋面荷重が継手を渡るに当
つて衝撃が発生しやすい。また分離していること
による止水上の問題点もある。
そこで、近時、フインガーが分離していること
によつて生ずる欠点を除去したいくつかの提案、
特に第4図に示すようなゴム部材1′に鋼板2′,
3′,4′を埋設した荷重支持型の伸縮継手が提案
されている。この伸縮継手は、たとえば実公昭51
−53628号公報に見られるように対向する床版端
部に遊間をまたいで設置されるゴム部材に床版端
部の碇着部と遊間をまたぐ部分とにそれぞれ鋼板
を埋設するという構造のものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる提案は上述の問題点を解
決するもののいま一つもの足りなさを感ずる。す
なわち、伸縮継手を通過する車輌の輪荷重は直接
進入側のゴム部材に伝わり、ゴム部材のゆがみを
生じながら遊間をまたぐ鋼板に伝達されるので、
車輌の走行性やゴム部材に保護に影響を与える。
本考案は、車輌が一方向のみから走行してくる
ことに着目し、つぎに述べるような構成をもつて
輪荷重の伝達、車輌の走行性やゴム部材の保護に
与える影響についての問題点を除去せんとするも
のである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、伸縮継手の構成要件を遊間をはさん
で対向する床版端部に遊間をはさんで設置される
ゴム製伸縮継手において、ゴム部材に鋼板を、車
輌の進入側では上方に、遊間をまたぐ部分では中
程に、車輌の進出側では下方にそれぞれ荷重が伝
達される位置に埋設又は貼着してなることを特徴
とする荷重支持型伸縮継手とし、これによりすぐ
れた荷重支持型伸縮継手を提供するものである。
(作用) 本考案によれば走行してくる車輌の輪荷重は、
先づ、伸縮継手の車輌に進入側の上方の鋼板で受
け、ついで、ゴム部材を通して、衝撃をやわらげ
て遊間をまたぐ鋼板に伝達される。さらにゴム部
材を通して衝撃をやわらげた後、車輌の進出側の
下方に位置する鋼板を通して床版に伝達する。
(実施例) つぎに本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は、本考案の基本的な実施例を示す。図
において、1はゴム部材、2,3,4は鋼板であ
る。
ゴム部材1は弾性エラストマーからなり、鋼板
2,3,4が加硫接着又は埋設されて伸縮継手を
構成し、遊間Aをはさんで対向する床版端部B,
Bに遊間Aをまたいで設置されている。Cは舗装
層である。
鋼板2は車輌の進入側にあつてゴム部材1の上
方に表面をゴム部材1に面一にして埋設又は加硫
接着により貼着され、ゴム部材1の防護を兼ねて
いる。鋼板3は、ゴム部材1の遊間をまた中程に
埋設されている。鋼板4は、車輌の進出側にあつ
てゴム部材1の下面に埋設又は加硫接着により貼
着され、床版への碇着部を兼ねている。なお6は
伸縮溝である。
第2図及び第3図は、第1図の実施例をさらに
具体的にした実施例を示すものである。
この実施例では、最初の実施例と同様にゴム部
材1は弾性エラストマーからなり、鋼板2,3,
4が加硫接着又は埋設され、全体として伸縮継手
を形成している。鋼板2は、ゴム部材1の上方で
車輌の進入側にあつて、ゴム部材1に面一にして
埋設又は加硫接着により貼着されている。鋼板3
は、ゴム部材1の遊間をまたぐ中程に埋設されて
いる。この鋼板3は、荷重支持型伸縮継手におけ
る荷重支持板としての役目を果す。この実施例で
は、上に凸のアーチ型に形成されているので輪荷
重に対してたわみにくく、フラツトな鋼板にくら
べ板厚が薄くてもよいという利点を有する。鋼板
4は、車輌の進出側にあつてゴム部材1の下面に
埋設又は加硫接着により貼着され、碇着部を兼ね
ている。5は碇着用の鋼板、6は伸縮溝である。
なお、車輌の進入側の鋼板2と遊間をまたぐ中
程に位置する鋼板3と車輌の進出側の鋼板4と
は、車輌の輪荷重を順次伝達する必要から第1図
及び第2図にみられるように断面においてオーバ
ラツプさせるか、それぞれの間隔と高さはその比
が高さの方が大きくなるような位置関係であるこ
とが必要である。
このようにしてなる伸縮継手は、遊間Aをまた
いで対向する床版端部B,Bにあらかじめ取り付
けられたアンカーボルト7にナツト8を用いて固
定される。
〔考案の効果〕
本考案は上述のようにして構成されてなるので
すなわち、車輌の進入側の上方と遊間をまたぐ中
程と車輌の進出側下方にそれぞれ荷重が伝達され
る位置に埋設又は貼着されてなるので、走行して
きた車輌の輪荷重は、先ず、伸縮継手の車輌の進
入側の上方の鋼板で受け、ついでゴム部材を通し
て衝撃をやわらげ遊間をまたぐ鋼板に伝達され
る。そしてさらに、ゴム部材を通して衝撃をやわ
らげた後、車輌の進出側のもう一つの鋼板を通し
て床版に伝達される。そのため、車輌の走行性、
ゴム部材の保護にすぐれた荷重支持型伸縮継手に
荷重伝達方式伸縮継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略断面図、第
2図は具体的な実施例を示す第3図のA−A断面
図、第3図は第2図の平面図、第4図は従来例を
示す概略断面図である。 図面において、1はゴム部材、2,3,4は鋼
板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遊間をはさんで対向する床版端部に遊間をまた
    いで設置されるゴム製伸縮継手において、ゴム部
    材に鋼板を、車輌の進入側では上方に、遊間をま
    たぐ部分では中程に、車輌の進出側では下方にそ
    れぞれ荷重が伝達される位置に埋設又は貼着して
    なることを特徴とする荷重支持型伸縮継手。
JP15188186U 1986-10-02 1986-10-02 Expired JPH0346003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15188186U JPH0346003Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15188186U JPH0346003Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6361414U JPS6361414U (ja) 1988-04-23
JPH0346003Y2 true JPH0346003Y2 (ja) 1991-09-27

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ID=31069351

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JP15188186U Expired JPH0346003Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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JPS6361414U (ja) 1988-04-23

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