JPH01169004A - 橋げたの伸縮吸収装置 - Google Patents

橋げたの伸縮吸収装置

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JPH01169004A
JPH01169004A JP32787487A JP32787487A JPH01169004A JP H01169004 A JPH01169004 A JP H01169004A JP 32787487 A JP32787487 A JP 32787487A JP 32787487 A JP32787487 A JP 32787487A JP H01169004 A JPH01169004 A JP H01169004A
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JP
Japan
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expansion
elastic sheet
bridge girder
contraction
bridge
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Yoshiji Matsumoto
松本 嘉司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は道路橋の橋げたの伸縮吸収装置に関する。
〈従来の技術〉 橋げたは温度変化により数鶴ないし数10+n伸縮する
。この量は橋げたのスパンが大きくなるほど、また温度
変化量が大きいほど、大きくなる。このため、道路橋の
端部、または各橋げたの端部には、伸縮吸収装置が用い
られている。
従来の伸縮吸収装置として、鋼製フィンガーを組合せた
もの、特殊構造のゴム製のもの、伸縮板を層状に用いた
ものなど、種々の構造のものがある。しかし、どの構造
のものも、橋梁端部の走行路面に不連続な凹凸が残るた
め、その上を走行する自動車に衝撃を与える。
この衝撃は、自動車の乗心地をわるくするだけでなく、
振動や騒音の発生源となり、周囲の住民に迷惑を及ぼす
ことになる。さらに甚だしい場合は、橋梁端部の局部的
破損の原因となり、その場合、修復作業が困難であり、
交通遮断や交通規制を必要とするなどその影響するとこ
ろが大きい、。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような走行面に不連続な凹凸が生ずる問題に対して
は、橋げた端部を伸縮装置でつないだ上に、表層部に路
面と同じアスファルト舗装等を施すことが考えられる。
しかし、伸縮装置の伸縮量が過大になるため、アスファ
ルト舗装面に冬期にはひび割れが生じ、夏期には膨出が
生ずる。
そこで本発明は、橋げたの端部の路面舗装部の伸縮応力
を、路面走行方向の数mの広範囲にわたって分配させる
ことにより、構成各部に集中応力が発生せず、舗装面に
ひび割れや膨出が生じない橋げたの伸縮吸収装置を提供
する。
く問題点を解決するための手段〉 本発明の橋げたの伸縮吸収装置は、端面が相対向して近
接する橋げたの間隙に侵入して下方に膨出する凸状部と
上記相対向する橋げたの上に固着される固着部が一体形
成された鋼鉄製の伸縮板と、上記凸状部に充填された弾
力性のある充填材と、その充填材および上記伸縮板の固
着部およびその両側の橋げたの床面上に接着され、かつ
、路面方向に数mの長さを有する弾性シートと、その弾
性シートの上を覆う路面舗装部を有することを特徴とし
ている。
本発明の伸縮板の凸状部に充填される充填材としては、
合成ゴム、特にアスファルト系ウレタンゴムが用いられ
る。
本発明の弾性シートは、せん断力が作用したときの変形
能力の大きいものであり、アスファルト系ウレタンゴム
とか、合成ゴム例えば、加硫ゴムなどが好ましい。この
弾性シートの走行方向長さは、橋梁の伸縮量のほぼ40
0倍以上が好ましく、例えば伸縮量1(lfiの橋梁に
おいては4m程度である。弾性シートの厚さは伸縮量が
大きくなるほど厚くするのが好ましく、通常は数日から
数10mである。これを複数枚の弾性シートを重ね合わ
せて構成してもよい。
〈作用〉 橋げた間距離が伸縮変化すると伸縮板もこれに応じて伸
縮し、特に、凸状部が弾力的に変形する。
この−次的伸縮に対応して、弾性シートがせん断変形し
て、路面舗装部の各ひずみと応力を広い範囲に分散して
吸収し、その結果、路面舗装部の走行面に局部的応力が
発生せず、ひび割れや膨出現象が生じない。
〈実施例〉 第1図に、本発明実施例の走行方向の断面図を示す。
ビア又は橋台(図示せず)上に支持された端面が走行方
向に伸縮する橋げた1と、橋げた又は橋台上床版2が所
定の間隔a、例えばl0C11を隔てて構築され、又橋
げた1と床版等2の上面は同一平面に構成される。鋼鉄
製の伸縮板3は、相対向する橋げた等の端面の間隙に侵
入する下方に凸状の略半円形の凸状部4と、橋げた1上
に固着される一方の固着部5と、もう一つの床版等2上
に固着される他方の固着部6が一体形成されたものであ
る。
この伸縮板3の凸状部4の内部に、例えばアスファルト
系ウレタンゴム等の弾力性のある充填材7が充填される
。この充填材7の対称面に沿って上方が開口する切れ目
を設けてもよい。この伸縮板3の中央部と凸状部4内充
填物の上を中心とし走行方向長さbが約4mの広範囲に
わたって弾性シート8が接着される。この実施例におけ
る弾性シート8は、例えば厚さ51111大きさ50c
m平方のユニットシートを敷き並べるとともに、中心部
に近づくほど積層枚数を順次増加させることにより中心
部の厚みを最も厚くしている。ユニットシート相互間お
よび橋げた等との間の接着剤として、ゴムアスファルト
系合成樹脂が用いられる。この弾性シート8の中心部の
最も厚みの大きい部分の上に、抑え板として鉄板9が載
せられている。これらの上にアスファルト路面舗装部が
形成される。この路面舗装部は下層の第1層10と上層
の第2層11より成り、第1層と第2層の間にはアスフ
ァルト舗装面の微細なひび割れを防ぐため金網12が埋
設される。この第1層10と弾性シート8の間はアスフ
ァルト舗装施工時にゴムアスファルト系合成樹脂により
接合される。
第2図に本発明の他の実施例を示す。この実施例が第1
図のものと相違している点は、弾性シート8Aが走行方
向について1枚で構成されていることである。なお、第
1図と同一部分については同一参照番号を付している。
〈発明の効果〉 本発明によれば、中央に凸状部をもつ伸縮板3、凸状部
を充填する充填材7、弾性シート8、アスファルト路面
舗装部10.11及び、これらを接着または接合する接
着剤層の積層構造により橋げたの伸縮部が構成され、し
かも、路面が橋梁上と床版上で連続しており、その間に
凹凸部がないので、橋梁の伸縮による応力が積層構造の
各部に分散、吸収され、集中応力の発生個所がなく、路
面上にひび割れ又は膨出の発生がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の走行方向の断面図、第2図は本
発明の他の実施例の走行方向断面図である。 1.2・・・橋げた又は橋台上床版 3・・・伸縮板 4・・・伸縮板の凸状部 5.6・・・伸縮板の固着部 7・・・充填剤 8・・・弾性シート 10・・・路面舗装部の下層 11・・・路面舗装部の上層 12・・・金網 特許出願人    松 本  嘉 倒 伏 理 人    弁理士 西1)新

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)端面が相対向して近接する橋げたの間隙に侵入し
    て下方に膨出する凸状部と上記相対向する橋げたの上に
    固着される固着部が一体形成された鋼鉄製の伸縮板と、
    上記凸状部に充填された弾力性のある充填材と、その充
    填材および上記伸縮板の固着部およびその両側の橋げた
    の床面上に接着され、かつ、路面方向に数mの長さを有
    する弾性シートと、その弾性シート上を覆う路面舗装部
    を有する橋げたの伸縮吸収装置。
  2. (2)上記弾性シートが複数枚積層されている、特許請
    求の範囲第1項記載の橋げたの伸縮吸収装置。
  3. (3)上記弾性シートの上の、上記伸縮板上方に、実質
    的剛体より成る抑え板を設けた、特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の橋げたの伸縮吸収装置。
JP62327874A 1987-12-23 1987-12-23 橋げたの伸縮吸収装置 Expired - Fee Related JPH0696842B2 (ja)

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JPH0696842B2 JPH0696842B2 (ja) 1994-11-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649806A (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 Kensetsu Kikaku Consultant:Kk 舗装版
KR20010085183A (ko) * 2000-02-23 2001-09-07 쇼본도 겐세츠 가부시키가이샤 교량 신축 커플링
CN112195773A (zh) * 2020-10-30 2021-01-08 福州大学 适用于引板胀缝的纵向连接装置及施工方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57112503A (en) * 1980-12-29 1982-07-13 Eiichi Tamebuchi Extensible joint structure of road

Patent Citations (1)

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