JPH0345970B2 - - Google Patents

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JPH0345970B2
JPH0345970B2 JP20850286A JP20850286A JPH0345970B2 JP H0345970 B2 JPH0345970 B2 JP H0345970B2 JP 20850286 A JP20850286 A JP 20850286A JP 20850286 A JP20850286 A JP 20850286A JP H0345970 B2 JPH0345970 B2 JP H0345970B2
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JP
Japan
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snow
carrier
wires
support
wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP20850286A
Other languages
English (en)
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JPS6364506A (ja
Inventor
Eiichiro Nakano
Teruo Ogawa
Tadashi Fujii
Osamu Morino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujii Denko Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Fujii Denko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Fujii Denko Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP61208502A priority Critical patent/JPS6364506A/ja
Publication of JPS6364506A publication Critical patent/JPS6364506A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は送電線の延線工法に係るものであ
り、特に難着雪用の電線、例えば所定間隔毎に難
着雪リングを嵌めた電線、又は鰭付電線、断面異
形の電線、又は捻れ防止ダンパ等を取付けた電線
の延線工法に関するものである。
(従来の技術) 従来送電線の雪害対策としては緊線後の電線に
宙乗機により乗り出した作業員が難着雪リングを
一定間隔に取付ける作業を行うものが主であつ
た。ところがこの難着雪リングを宙乗作業により
取付けるのは能率が悪いばかりではなく、危険を
伴う作業であつた。よつて工場、又は延線前の地
上で電線にリングを取付けて架線工事が可能であ
れば危険な作業の必要もなく、又工事の省力化が
計れると多々検討されたが、金車通過が必要な工
法ではリングの嵌合部の外れる問題は解決出来
ず、又捻れ防止用のダンパを取付けたまま金車通
過を行うことは不可能であつた。難着雪リングの
他にも鰭付電線とか異形電線、又表面をコーテイ
ングした電線等種々検討されたが金車通過の問題
がある以上最良の解決策とは成り得ないものであ
つた。
(発明が解決しようとする問題点) よつて本願発明では延線前に所定間隔で難着雪
リングを取付けた電線、又は異形電線等を線に損
傷を与えることなく搬送延線し、延線後の高所作
業等を無くした工法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段及び作用) 本願発明工法では延線径間の各鉄塔に支持金具
を取付け、両端地上のドラム場、エンジン場より
立上がつた支持線を該支持金具で支持する。次に
地上のドラム場側より支持線に乗架して、下部に
難着雪電線を抱持し、連結ロープにより一定間隔
に連結された搬器群を自走機又は牽引ロープによ
つてエンジン場側へと移動させて、各搬器が支持
金具を通過して、延線径間の支持線上に展開され
ることにより難着雪電線を延線径間に搬送し、各
鉄塔に仮留めした後、搬器の抱持を解いて開放
し、空になつた搬器群を延線径間より撤収して
後、難着雪電線を緊線するものである。
よつて本願発明の延線工法を可能ならしめる為
にはたがいに関連する構成の支持線の支持金具
HG、及びそれを自在に通過する構成の難着雪電
線抱持用の搬器Bが要求される。
まず支持金具HGは第2,3図に示すよう鉄塔
取付部8の下位置に下方へ突設した複数のU字状
金具71のU字底間に橋絡した支持器7上に線を
保持する構成であり、搬器Bは第4図に示すよう
に円形の中心付近より円周に向つて放射状に開放
して所定数の嵌入溝1を設け、該嵌入溝1で挟ま
れた辺11上の縁端部に同心円状に設けた摺動保
持部12を対向させて所定間隔を保持した2枚の
回転板13,13間に、両端にローラー21を軸
止し、両側に各摺動保持部12に対応する、円弧
状で辺11の少なくとも2本と同時に係合する長
さの摺動ツバ22を設けた乗架用ガイド体2と、
抱持用ガイド体3の摺動ツバ32を摺動保持部1
2へ遊回動自在に嵌装して、両回転板13,13
の中心を軸止14し、両回転板13,13間の軸
14上には連結ロープR保持用の連結体15を設
けた構成である。
抱持用カイド体、3はその下位置に下向鉤状の
板材を所定間隔をあけて重合して切離枠41と
し、該下向鉤状の鉤口を板材間に回動自在に設け
た回動材4で閉鎖可能に設ける。又同じく板材間
の鉤部底近辺に回動自在に設けた固定材42を先
記回動材41と係合して、回動材41の鉤口閉鎖
状態を保持可能とし、又固定材42の上位置(鉤
部に近い位置)にはロツク材43を設けて固定材
42の回動を阻止する。又鉤口近辺の回動材41
と鉤部底近辺の固定材42の位置にはローラー4
4を設けて解放ロープORの保持用とする。以上
の構成の切離機構5の下位置には線抱持材6を取
付ける。線抱持材6は所定長の合成繊維ベルトの
両端を環部61に加工し、その長さ方向ほぼ中央
部には線保持材62としてウレタン等より成る断
面U状の軟質材を取付る。両端の環部61の一方
は切離枠4の下端に固定し、他方は回動材41の
先端より挿入し、回動材41は固定材42、ロツ
ク材43で固定する。この時線保持材62のU字
内には難着雪電線Cを保持させるものである。
以上の構成の搬器Bであるが、その切離機構5
を作動させる為には対応する解放ロープORが必
要となる。解放ロープORの構成はロープの所定
部にコーン状の突起部51を設けたものであり、
ローラー44上を移動した解放ロープORの突起
部51が搬器Bに至るとコーン先端の細径部より
後端の太径部の順でローラー44上を移動し、太
径部がローラー44に至つた際には、回動材41
と係止して切離枠4内で水平状態となつた固定材
42を上位置より押圧して係止し、該固定材42
の下側へ突出したロツク材43を押し上げ固定材
42との係止を解いてその回動を可能とした後、
固定材42を上方へ回動させ、回動材41との係
合を解く。よつて回動材41は下方へ回動し、そ
れに挿通した線抱持材6の一端環部61は抜け出
て下方へ垂れ下がり、抱持した難着雪電線Cを解
放するものである。最初の搬器Bで新線を解放し
た解放ロープORは巻き取られることにより順次
その突起部51のコーンが各搬器Bを通過して行
き、延線径間にわたつて次々と抱持した新線の解
放を行うものである。
(実施例) 延線径間の複数各鉄塔に支持金具を取付けて支
持線を支持し、両端鉄塔より各々引き降ろして地
上のドラム場、エンジン場へ固定する。地上のド
ラム場より、下部に難着雪電線Cを抱持し、連結
ロープRにより所定間隔に連結された搬器B群
を、牽引ロープKRをドラム場で巻き取ることに
よりエンジン場方向へと移動させる。この際解放
ロープORも各搬器Bの切離機構5のローラー4
4上へ挿通した状態で延線するものである。最先
の搬器Bが支持線支持金具に至ると回転板13の
嵌入溝1内に支持金具HGのU字状金具71を受
け入れ、更に引かれることにより回転板13,1
3が回転してU字状金具71より出て支持金具
HGを通過するものである。以下後続の搬器B、
中間鉄塔の支持金具HGでも同様に通過を行いエ
ンジン場迄至るものである。
よつて延線径間に搬送された難着雪電線Cは各
鉄塔で仮留めされた後、搬器Bの解放ロープOR
をエンジン場で巻き取ることにより、ドラム場側
に位置する最後端の搬器より順にその抱持を解い
て行き、解放が終了するとエンジン場側より搬器
B群を巻き取つて撤収する。次に各鉄塔間で難着
雪電線Cを緊線し、支持線Kは次線の延線に用い
るべく下層へ下ろすか又は順次細径に替えて引き
抜いて工事は終了するものである。尚搬送した線
を解放する手段として本実施例では解放ロープ
ORを用いたが、遠隔操作による電磁作用での解
放、又全解放を行わず搬送した線に仮張力を加え
て搬器内で浮かせ、搬器群の巻き取り撤収を行う
等、多々手法が考えられるものである。
(発明の効果) 以上のように本願工法を用いて難着雪電線の延
線を行うことによつて、従来のように延線後の電
線に難着雪リングを取付ける宙乗作業を行う必要
もなく、それ故宙乗機の滑車による線の損傷も見
られず、又鰭付電線の様な異形電線でも金車通
過、又は滑車が通過しない為、損傷を与えること
もなく延線が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本工法の手順図、第2図は支持金具の
正面図、第3図はその右側面図、第4図は搬器の
正面図、第5図はその右側面図、第6図は切離機
構部分の斜視図 図中の符号、1……嵌入溝、43……ロツク
材、11……辺、44……ローラー、12……摺
動保持部、5……切離機構、13……回転板、5
1……突起部、14……軸、6……線抱持材、1
5……連結体、61……環部、2……乗架用ガイ
ド体、62……線保持材、21……ローラー、7
……支持器、22,32……摺動ツバ、71……
U字状金具、3……抱持用ガイド体、B……搬
器、4……切離枠、C……難着雪電線、41……
回動材、K……支持線、42……固定材、HG…
…支持金具、OR……解放ロープ、R……連結ロ
ープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 延線径間の複数各鉄塔に各々支持金具を取付
    け、該支持金具に支持線を支持して両端鉄塔より
    各々地上のドラム場、エンジン場へ引き降ろし
    て、地上のドラム場より支持線に乗架し、下部に
    難着雪電線を抱持し、連結ロープにより所定間隔
    に連結された搬器群を自走機又は牽引ロープによ
    りエンジン場方向へ移動させ、各搬器が径間各鉄
    塔の支持器を通過することにより搬器群を延線径
    間に展開し、搬器下部の難着雪電線を各鉄塔に仮
    留めして後、各径間の搬器による抱持を解き、搬
    器群を延線径間より撤収して難着雪電線を緊線す
    ることを特徴とする難着雪電線の延線工法。
JP61208502A 1986-09-03 1986-09-03 難着雪電線の延線工法 Granted JPS6364506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61208502A JPS6364506A (ja) 1986-09-03 1986-09-03 難着雪電線の延線工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61208502A JPS6364506A (ja) 1986-09-03 1986-09-03 難着雪電線の延線工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6364506A JPS6364506A (ja) 1988-03-23
JPH0345970B2 true JPH0345970B2 (ja) 1991-07-12

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ID=16557218

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61208502A Granted JPS6364506A (ja) 1986-09-03 1986-09-03 難着雪電線の延線工法

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JPS6364506A (ja) 1988-03-23

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