JPH0345207Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345207Y2 JPH0345207Y2 JP1981189766U JP18976681U JPH0345207Y2 JP H0345207 Y2 JPH0345207 Y2 JP H0345207Y2 JP 1981189766 U JP1981189766 U JP 1981189766U JP 18976681 U JP18976681 U JP 18976681U JP H0345207 Y2 JPH0345207 Y2 JP H0345207Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- cladding
- core
- diameter
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 26
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 4
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- 239000002033 PVDF binder Substances 0.000 description 6
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Landscapes
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
本考案はバンドルフアイバに適した機械的強度
の大きい光フアイバに関する。
の大きい光フアイバに関する。
(考案の技術的背景)
一般にポリマクラツド光フアイバは、石英ガラ
スからなるコア上にシリコーン樹脂からなるクラ
ツドポリマを被覆して構成されている。
スからなるコア上にシリコーン樹脂からなるクラ
ツドポリマを被覆して構成されている。
このようなポリマクラツドフアイバは、通信用
として用いる場合にはクラツドの厚さを十分とる
ことができるが、バンドルフアイバに用いられる
場合には次式に示すパツキング・デンシテイ(P.
D)を大きくする必要があるためクラツドの厚さ
をできるだけ薄くすることが望ましい。
として用いる場合にはクラツドの厚さを十分とる
ことができるが、バンドルフアイバに用いられる
場合には次式に示すパツキング・デンシテイ(P.
D)を大きくする必要があるためクラツドの厚さ
をできるだけ薄くすることが望ましい。
P.D=N・(Dc/D)2×100%
但し、N=バンドル集合本数
Dc=コア径
D=バンドル径
このようにパツキング・デンシテイ(P.D)を
大きくするためにクラツドの厚さを薄くすると、
光フアイバの機械的強度が極端に小さくなり製造
中に断線が頻発したり、更にはバンドルフアイバ
の作成中にも断線が生ずるという欠点があつた。
大きくするためにクラツドの厚さを薄くすると、
光フアイバの機械的強度が極端に小さくなり製造
中に断線が頻発したり、更にはバンドルフアイバ
の作成中にも断線が生ずるという欠点があつた。
(考案の目的)
本考案はかかる点に対処してなされたもので、
ガラスフアイバのコア上に被覆されるポリマクラ
ツドの外層部を機械的強度の大きい素材による補
強被覆で置き換えることにより、単位厚さ当たり
の機械的強度を大きくしてポリマクラツドの厚さ
を薄くし、パツキング・デンシテイを向上させた
光フアイバを提供しようとするものである。
ガラスフアイバのコア上に被覆されるポリマクラ
ツドの外層部を機械的強度の大きい素材による補
強被覆で置き換えることにより、単位厚さ当たり
の機械的強度を大きくしてポリマクラツドの厚さ
を薄くし、パツキング・デンシテイを向上させた
光フアイバを提供しようとするものである。
(考案の概要)
本考案は上記目的を達成するためにガラスフア
イバのコア上に、コア径を1とした場合にクラツ
ド径が1.25未満となるようにポリマクラツドを施
し、その外周に前記ポリマクラツドのポリマより
も機械的強度が大きく、溶剤により溶解可能なポ
リマから成る補強被覆を施して成り、前記ガラス
フアイバのコアの外径と前記補強被覆の外径との
比を0.8〜0.9としたことを特徴としている。
イバのコア上に、コア径を1とした場合にクラツ
ド径が1.25未満となるようにポリマクラツドを施
し、その外周に前記ポリマクラツドのポリマより
も機械的強度が大きく、溶剤により溶解可能なポ
リマから成る補強被覆を施して成り、前記ガラス
フアイバのコアの外径と前記補強被覆の外径との
比を0.8〜0.9としたことを特徴としている。
上記構成を採用したことにより、本考案の光フ
アイバでは機械的強度を低下させることなくポリ
マクラツドの厚さを薄くすることができ、これに
よつてバンドルフアイバのパツキング・デンシテ
イを向上させることができる。
アイバでは機械的強度を低下させることなくポリ
マクラツドの厚さを薄くすることができ、これに
よつてバンドルフアイバのパツキング・デンシテ
イを向上させることができる。
(考案の実施例)
第1図は本考案の一実施例の断面図を示すもの
で、石英ガラスからなるガラスフアイバのコア1
上にシリコーン樹脂によるポリマクラツド2を被
覆し、さらにその外周に補強被覆3が施されて構
成されている。補強被覆3を構成する素材として
は、例えばポリフツ化ビニリデンのように溶剤
(ポリフツ化ビニリデンでは、例えばジメチルア
セトアミド)により溶解可能なポリマを用いるこ
とができる。
で、石英ガラスからなるガラスフアイバのコア1
上にシリコーン樹脂によるポリマクラツド2を被
覆し、さらにその外周に補強被覆3が施されて構
成されている。補強被覆3を構成する素材として
は、例えばポリフツ化ビニリデンのように溶剤
(ポリフツ化ビニリデンでは、例えばジメチルア
セトアミド)により溶解可能なポリマを用いるこ
とができる。
上記の光フアイバを製造するには、常法により
例えば石英ガラスを用いて石英ガラスフアイバの
コア1を連続的に製造しつつ、その外周にポリマ
クラツド2を施し、さらにその外周に、溶剤に溶
解した上記の素材を連続的に被覆すればよい。こ
のときポリマクラツド2と補強被覆3とを合せた
厚さはポリマクラツド2単独を被覆した従来の光
フアイバのクラツド層よりも薄いものとする。
例えば石英ガラスを用いて石英ガラスフアイバの
コア1を連続的に製造しつつ、その外周にポリマ
クラツド2を施し、さらにその外周に、溶剤に溶
解した上記の素材を連続的に被覆すればよい。こ
のときポリマクラツド2と補強被覆3とを合せた
厚さはポリマクラツド2単独を被覆した従来の光
フアイバのクラツド層よりも薄いものとする。
ちなみに、従来製造時の断線を回避するために
は、ガラスフアイバの直径が180μ、ポリマクラ
ツドの厚さが50μ必要であり、この光フアイバを
用いてバンドル径3mmのバンドルフアイバを構成
する場合には、前記の式よりパツキング・デンシ
テイは約32.4%となるが、本考案においてはガラ
スフアイバのコア径が220μ、ポリマクラツド2
の厚さが30μ、ポリフツ化ビニリデンによる補強
被覆の厚さが10μでも断線することなく製造可能
である。このときのクラツドの外径は250μであ
り、コア径を1とした場合のクラツド径は1.136
となる。また補強被覆の外径は260μであり、ガ
ラスフアイバのコアの外径と補強被覆の外径との
比は220/260=0.846となる。この光フアイバに
よりバンドル径3mmのバンドルフアイバを製造し
た場合には、パツキング・デンシテイは54.4%と
することが可能である。
は、ガラスフアイバの直径が180μ、ポリマクラ
ツドの厚さが50μ必要であり、この光フアイバを
用いてバンドル径3mmのバンドルフアイバを構成
する場合には、前記の式よりパツキング・デンシ
テイは約32.4%となるが、本考案においてはガラ
スフアイバのコア径が220μ、ポリマクラツド2
の厚さが30μ、ポリフツ化ビニリデンによる補強
被覆の厚さが10μでも断線することなく製造可能
である。このときのクラツドの外径は250μであ
り、コア径を1とした場合のクラツド径は1.136
となる。また補強被覆の外径は260μであり、ガ
ラスフアイバのコアの外径と補強被覆の外径との
比は220/260=0.846となる。この光フアイバに
よりバンドル径3mmのバンドルフアイバを製造し
た場合には、パツキング・デンシテイは54.4%と
することが可能である。
なおガラスフアイバのコアと補強被覆層との外
径の比は0.8〜0.9、より好ましくは0.8〜0.85であ
ることが望ましい。これらの外径比が0.8より小
さいとパツキング・デンシテイが目標通りとれな
くなり、0.9を越えるとパツキング・デンシテイ
はとれるがクラツドが薄すぎて伝送損失が増大し
すぎるようになる。
径の比は0.8〜0.9、より好ましくは0.8〜0.85であ
ることが望ましい。これらの外径比が0.8より小
さいとパツキング・デンシテイが目標通りとれな
くなり、0.9を越えるとパツキング・デンシテイ
はとれるがクラツドが薄すぎて伝送損失が増大し
すぎるようになる。
第2図は、ポリフツ化ビニリデンを溶液にして
ポリマクラツド上に厚さを変えて塗布したときの
光フアイバの平均強度の変化を示している。
ポリマクラツド上に厚さを変えて塗布したときの
光フアイバの平均強度の変化を示している。
このようにして、ポリフツ化ビニリデンを塗布
乾燥した光フアイバは、第3図に示すように従来
のシリコーン樹脂によるクラツドを有する光フア
イバと比較して同一外径で著しく強度が向上して
いる。なお、同図中、コア径/クラツド径が0.83
の場合、コアは外径120μmで、ポリフツ化ビニ
リデンの厚さは20μmである。
乾燥した光フアイバは、第3図に示すように従来
のシリコーン樹脂によるクラツドを有する光フア
イバと比較して同一外径で著しく強度が向上して
いる。なお、同図中、コア径/クラツド径が0.83
の場合、コアは外径120μmで、ポリフツ化ビニ
リデンの厚さは20μmである。
以上のように本考案によれば、ポリマクラツド
の厚さが薄く、しかも強度の大きいバンドル用光
フアイバが得られ、これによつてバンドルフアイ
バのパツキング・デンシテイを向上させることが
できる。
の厚さが薄く、しかも強度の大きいバンドル用光
フアイバが得られ、これによつてバンドルフアイ
バのパツキング・デンシテイを向上させることが
できる。
第1図は本考案の一実施例の拡大断面図、第2
図は補強被覆層の効果を示すグラフ、第3図は本
考案の実施例と従来の光フアイバとの強度を比較
して示すグラフである。 1……ガラスフアイバのコア、2……ポリマク
ラツド、3……補強被覆層。
図は補強被覆層の効果を示すグラフ、第3図は本
考案の実施例と従来の光フアイバとの強度を比較
して示すグラフである。 1……ガラスフアイバのコア、2……ポリマク
ラツド、3……補強被覆層。
Claims (1)
- ガラスフアイバのコア上に、コア径を1とした
場合にクラツド径が1.25未満となるようにポリマ
クラツドを施し、その外周に前記ポリマクラツド
のポリマよりも機械的強度が大きく、溶剤により
溶解可能なポリマから成る補強被覆を施して成
り、前記ガラスフアイバのコアの外径と前記補強
被覆の外径との比を0.8〜0.9としたことを特徴と
するバンドル用光フアイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18976681U JPS5893904U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 光フアイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18976681U JPS5893904U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 光フアイバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5893904U JPS5893904U (ja) | 1983-06-25 |
JPH0345207Y2 true JPH0345207Y2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=30103535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18976681U Granted JPS5893904U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 光フアイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5893904U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588008A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Glass fiber for optical transmission |
JPS5588007A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Glass fiber for optical transmission |
-
1981
- 1981-12-19 JP JP18976681U patent/JPS5893904U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588008A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Glass fiber for optical transmission |
JPS5588007A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Glass fiber for optical transmission |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5893904U (ja) | 1983-06-25 |
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