JPH0344848A - 光磁気再生装置 - Google Patents

光磁気再生装置

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JPH0344848A
JPH0344848A JP18117389A JP18117389A JPH0344848A JP H0344848 A JPH0344848 A JP H0344848A JP 18117389 A JP18117389 A JP 18117389A JP 18117389 A JP18117389 A JP 18117389A JP H0344848 A JPH0344848 A JP H0344848A
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JP
Japan
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magneto
signal
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error
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JP18117389A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tanahashi
棚橋 豊
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0344848A publication Critical patent/JPH0344848A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気的に記憶された媒体上の情報を光学的手段
で再生する光磁気再生装置に関し、特に光磁気ディスク
装置などの光磁気再生装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、光磁気ディスク装置などの光磁気再生装置では
、再生手段に集光されたレーザビームが用いられる。レ
ーザビームを媒体上に照射したとき、その反射光の偏光
面が媒体上の磁化状態により変化するカー効果を利用し
て磁化状態に対応した情報の再生が行なわれる。上述の
光の偏光面の変化を検出する方法としては再生信号のS
/N比が良好となる差動検出法が広く用いられている。
差動検出法では、媒体からの反射光を媒体への入射光波
面に対してπ/4ずらして配置された偏光ビームスプリ
ッタなどの検光子に通し、この検光子のP、S両軸光出
力をフォトダイオードなどの光検出器で各々電気信号と
して検出して、さらに雨検出信号の差分信号を差動増幅
器で検出する構成が採用されている。
上述のカー効果による偏光面の変化とその検出について
さらに詳細に説明する。
一般に、媒体の磁化に対応した波面の変化(カー回転角
)が±θえでありかつ反射率がRである媒体に対して強
さ工。の直線偏光を入射した場合、その反射光を磁化が
0のとき(θ工=0)の消光位置(出力が最小となる角
度)からφだけ回転されている検光子からの出カニ′は
、I’=IoRsin2(φ−θ、) と表わせる。
φ=−を考慮してこの式を変形すると、これに対しもう
一方のさらに90°回転されている検光子での出カニ″
は と表わせる。
ここで前者(1′)の検出軸をS軸、後者(工″)をP
軸とし、 とすると、 P=Po (1+5in20K) s:so (1−sin2θK) となり、差分信号工は I=P−3 =Qsin2θ、 となる。
従って、前記差分信号工はθえが小である条件下でθえ
に比例した出力信号が得られる。媒体上の磁化状態は、
上述の動作によって電気信号に変換され、さらにこの差
分信号が2値化されてディジタル信号としての再生デー
タとなり、情報として認識される。このようなカー効果
を利用した光磁気情報再生方式の詳細として(株)サイ
エンスフォーラムより昭和58年10月31日発行の刊
行物「光メモリー光磁気メモリー総合技術集成」を参照
できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の差動検出法による光磁気再生装置では、
P軸、S軸の雨検出出力における直流成分P。+SOが
完全に一致した場合にのみ差分信号がカー回転角θ、に
対してほぼ比例する関係は得られる。しかし、光学系の
調整残、あるいは差動増幅器での同相信号除去性能から
完全に一致させることは困難であり、ちなみにθt=O
:3度とするとsin (20K)=0.01となり、
同相分に対する利得は0.01に比べ無視し得る十分小
さな値とする必要がある。従って、現実には差分信号は
残留直流成分を含んだ信号となる。この残留直流成分は
一定値であれば交流結合等の回路的手段で除去可能であ
るが、媒体欠陥による反射率変動等の変動する要因に対
しては除去はできず、差分信号波形の乱れとなって再生
情報に誤りが発生する。
一方、上述の残留直流成分は光学系の調整残等に起因す
るため各装置間でその値にバラツキが生じる。この結果
、同一媒体欠陥の条件であっても残留直流成分の小さい
装置では再生誤りは発生せず、残留直流成分の大きい装
置では再生誤りとなる事態が生じるため記憶情報の装置
間の互換性が得られない問題がある。
特に、情報の記録後に検証の目的で行なわれるベリファ
イ再生時にはたまたま装置が残留直流成分の小さい状況
下にあったとすると、媒体反射率変動等の欠陥検出がで
きずデータ互換性を保証すべき検証の目的が達成されな
いという問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光磁気再生装置は、従来技術の問題点を解決す
るものであり、集光された光ビームを磁気的記憶媒体上
に照射し、媒体からの反射光もしくは透過光の偏光面変
化を互いに相補的に検出する2つの光検出手段と、これ
ら2つの光検出手段の出力信号の差分な検出する差分検
出手段とを備え、差分検出手段の出力信号から記憶情報
の再生を行う光磁気再生装置において、上記2つの光検
出手段の出力信号を加算する加算手段と、この加算手段
の出力と所定のしきい値とのレベル比較を行い加算手段
出力のレベル変動がしきい値以上であるときにレベルエ
ラー信号を出力するエラー検出手段とを含んでいる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図を参照すると、光磁気媒体6上の情報の再生手段
としてのレーザ光はレーザダイオード2によって発生さ
れる。このレーザダイオード2はレーザダイオード駆動
回路lによって電流駆動され、その光出力が所定の一定
強度となるよう制御されている。前記レーザダイオード
2から出射されたレーザ光はまずコリメータレンズ3に
よって平行光に修正され、ビームスプリッタ4を通過し
た後、対物レンズ5により光磁気媒体6上に集光される
。図示されていないが、対物レンズ5は光磁気媒体6上
の目的半径位置に焦点を結ぶようにフォーカス制御とト
ラック制御とが行なわれている。また、光磁気媒体6は
媒体回転機構7によって回転されているため、上記レー
ザ光は光磁気媒体6の目的トラック上の磁化反転601
をトレースすることになる。
光磁気媒体6からの反射光は逆の経路をたどり、対物レ
ンズ5によって平行光となってビームスフリツタ4に入
る。ビームスプリッタ4で反射光の経路は変更され検光
子8に入射して、ここで偏光面の変化が検出される。検
光子8からのP、S各軸偏光成分出力は各々ビーム集光
レンズ9,10で収束されフォトダイオード11.12
によって電気信号に変換される。フォトダイオード11
゜12の検出出力P、Sは差動増幅回路13と加算交流
増幅回路15に供給され、前記差動増幅回路13で雨検
出出力の差分である差信号(a)が、加算交流増幅回路
15では雨検出出力の和分の交流分すなわち変動分であ
る和信号(b)が検出される。
差信号(a)は次に2値化回路14に入力され、ここで
差信号(a)と差信号(a)のピーク間中央値もしくは
平均値とのレベル比較など公知の2値化方法により2値
のディジタル信号であるデータパルス信号(c)が作成
される。一方、和信号(b)はエラー検出回路16内の
レベル比較回路161゜162の一方の入力に供給され
る。レベル比較回路161,162では、他方の入力に
所定のしきい値電圧子V T 、  Vアが供給されて
いるためレベル比較回路161の出力である正レベルエ
ラー信号(d)は和信号(b)が+■1以上の時“1”
となり、レベル比較回路162の出力である負レベルエ
ラー信号(e)は和信号(b)が−■7以下の時“1″
となる論理信号となる。正レベルエラー信号(d)と負
レベルエラー信号(e)は次のオア回路163によって
論理和がとられレベルエラー信号(f)が得られる。
以上の動作により、レベルエラー信号(「)は検出出力
P、Sの加算信号のレベル変動絶対値がv7のしきい値
以上となった時エラー状態を示す信号となる。
データパルス信号(C)とレベルエラー信号(r)とは
エラー処理回路17に供給され、ここでエラー処理が行
なわれて再生データ(g)が得られる。
第1図の実施例、第2図の波形例ではエラー処理として
データパルス信号(C)とレベルエフ  (Li号(「
)との論理積から再生データ(g)を作成しエラー検出
時に再生データ(g)を出力しない方法がとられている
が特に限定されるものではない。レベルエラー信号の大
きさ(時間的な長さ)、あるいは発生個数をチエツクし
、許容値以上の場合に上位装置に対しエラー情報を送出
する方法であってもよい。また、情報の記録後に検証の
目的で行なわれるベリファイ再生時に上述のエラー処理
を実施し、通常の情報再生モード時にはレベルエラー信
号(「)を無視するよう切換えて処理することもできる
以上の実施例において、第2図の波形例では従来技術で
説明したP、3両出力の直流成分PG。
Soが等しい状態が示されており、媒体欠陥に起因した
反射率変動が和信号(b)上にはレベル変動として現わ
れているものの差信号(a)上にはこれがみとめられな
い。また第3図の波形例でも[1]に示す波形は第2図
と同様の条件下にあることを示している。一方、第3図
[11]の波形例では光学系の調整条件、差動増幅回路
13の同相除去性能のバラツキによってP。f:Soの
状態が発生した状況が示されており、この場合差信号(
a)上にも残留直流成分の影響でレベル変動が発生して
いる。
すなわち、同一の媒体欠陥による反射率変動でも再生装
置間のバラツキによって差信号(a)上に現われるレベ
ル変動には差が生じるが、和信号(b)上では再生装置
間のバラツキに関係なく一定のレベル変動として現われ
ている。従って和信号(b)のレベル変動をチエツクす
れば差信号(a)では顕在化しない媒体欠陥でも検出す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明には、差動検出法を用いた光
磁気再生装置においてP、8両検出出力の和信号のレベ
ル変動をチエツクし、レベル変動量が所定のしきい値以
上である時エラー処理を行うことにより媒体欠陥検出に
おける装置間バラツキを除去できるという効果があり、
ベリファイ再生時には確実な媒体欠陥検出が達成される
ことから記憶情報の装置間互換性を保証して再生エラー
率の低減を可能にするという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図、第3図は第1図の実施例に係る動作波形図である。 l・・・・・・レーザダイオード駆動回路、2・・・・
・・レーザダイオード、3・・・・・・コリメータレン
ズ、4・・・・・ビームスプリッタ、5・・・・・・対
物レンズ、6・・・・・・光磁気媒体、7・・・・・・
媒体回転機構、8・・・・・・検光子、9.10・・・
・・・ビーム集光レンズ、11.12・・・・・・フォ
トダイオード、13・・・・・・差動増幅回路、14・
・・・・・2値化回路、15・・・・・・加算交流増幅
回路、16・・・・・・エラー検出回路、17・・・・
・・エラー処理回路、601・・・・・・磁化反転、1
61,162・・・・・・レベル比較回路、163・・
・・・・オア回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)集光された光ビームを磁気的記憶媒体上に照射し
    前記磁気的記憶媒体からの反射光もしくは透過光の偏光
    面変化を互いに相補的に検出する2つの光検出手段と、
    前記2つの光検出手段の出力信号の差分を検出する差分
    検出手段とを備え前記差分検出手段の出力信号から記憶
    情報の再生を行う光磁気再生装置において、前記2つの
    光検出手段の出力信号を加算する加算手段と、前記加算
    手段の出力と所定のしきい値とのレベル比較を行い前記
    加算手段の出力レベルの変動がしきい値以上であるとき
    にレベルエラー信号を出力するエラー検出手段とを含む
    ことを特徴とする光磁気再生装置。
  2. (2)前記光磁気再生装置において、記憶情報の検証を
    行うベリファイ再生時には前記レベルエラー信号検出時
    に記憶情報に誤りがあるものとして処理を行い、通常の
    再生モード時には前記レベルエラー信号を無視して情報
    の再生を行うことを特徴とする請求項(1)記載の光磁
    気再生装置。
JP18117389A 1989-07-12 1989-07-12 光磁気再生装置 Pending JPH0344848A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0551011A2 (en) * 1992-01-06 1993-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Recording error determination method and data recording apparatus

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