JPH034471B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH034471B2
JPH034471B2 JP60108866A JP10886685A JPH034471B2 JP H034471 B2 JPH034471 B2 JP H034471B2 JP 60108866 A JP60108866 A JP 60108866A JP 10886685 A JP10886685 A JP 10886685A JP H034471 B2 JPH034471 B2 JP H034471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
linear object
winding
side flange
conduction plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60108866A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61267668A (ja
Inventor
Yoshio Ikegami
Shiro Kishi
Tadashi Takashita
Toshiaki Akita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP10886685A priority Critical patent/JPS61267668A/ja
Publication of JPS61267668A publication Critical patent/JPS61267668A/ja
Publication of JPH034471B2 publication Critical patent/JPH034471B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銅線・アルミニウム線・フアイバー
などの単線、より線、被覆線等の線状物をボビン
に巻き取る巻取装置に関するものである。
〔従来技術〕
例えば、銅線の被覆線製造設備においては、第
5図に示すように、銅線の供給装置1から繰り出
された銅線を芯線予熱機2で通常80℃〜150℃の
所定温度に上昇させ、次に押出機3でポリエチレ
ンや塩化ビニール等のプラスチツクを所定の肉厚
に被覆し、冷却水槽4で被覆層を水冷固化し、被
覆線を引取機5にて所定の速度で引取り、アキユ
ムレータ6を介して巻取機7でボビン8に所定長
さづつ巻き取るように構成されている。前記アキ
ユムレータ6は、ボビン8の取替え時に被覆線を
移動シーブ6aの移動によつて貯線するものであ
る。これら各装置は操作盤9及び制御盤10によ
つて制御操作される。
上記のように配設される巻取機7は、第6図に
示すような構成となつている。ベース11の一側
に立設された架台12に回転自在に支持された筒
体13の一端に回転伝導板14が一体的に設けら
れ、この筒体13の他端部には図示しない駆動装
置にて回動駆動されるベルト15を巻回されたベ
ルトプーリ16とプレーキデイスク17が固定さ
れている。前記筒体13には、一端に中間伝導板
18を一体的に設けられた軸19が軸方向に移動
可能に嵌合され、この軸19の他端は軸方向に移
動駆動するエヤシリンダ20に相対回転自在に連
結されている。中間伝導板18の両側には摩擦板
21a,21bが取付られており、摩擦板21a
はボビン8の一側フランジ8a外側面に当接し、
摩擦板21bは回転伝導板14に当接する。また
軸19の一端の軸心位置にはボビン8の軸孔8b
に係合する突起19aが突設されている。前記ベ
ース11の他側に立設された架台22には中空ピ
ストン24を嵌合したシリンダ23が設置されて
おり、シリンダ23内にエアを供給することによ
つて中空ピストン24を軸方向に移動可能に構成
されている。中空ピストン24には、ボビン8の
他側の手持手段である支持軸25が回転自在に装
着されており、この支持軸25の先端にはボビン
8の軸孔8bに係合する突起25bが突設されて
いる。前記架台12と22の上にはそれぞれブラ
ケツト26,27が設置され、これらの間にトラ
バース機構28が架設されている。このトラバー
ス機構28は、図示しない駆動装置にて回転駆動
されるプーリ29を一端に取付けられたトラバー
ス軸30に線状物50を案内するガイドシーブ3
1を装着してなり、トラバース軸30を回転させ
ることによつてその軸方向にガイドシーブ31を
往復移動させるように構成されている。前記ブラ
ケツト26のトラバース軸30下方位置には、線
状物50をボビン8の一側フランジ8aより所定
距離中央側に変位させるプツシヤーローラ32を
先端に装着したシリンダ装置33が取付けられて
いる。また、トラバース機構28の下方には、線
状物50を切断するとともにその端末を保持して
上下に移動可能な端末処理装置34が配設されて
いる。
次に、このような巻取機7による線状物50の
巻き取り動作を第7図a〜kにより説明すると第
7図aに示すように、ボビン8を中間伝導板18
を介して回転伝導板14にて回転駆動しつつトラ
バース機構28にてガイドシーブ31をボビン8
の幅だけ往復移動させることによつて線状物50
をボビン8に巻き取つて行き、第7図bに示すよ
うに線状物50を所定量巻き取り終わると回転伝
導板14の回転を停止し、第7図cに示すように
端末処理装置34にて線状物50を切断した後、
第7図dに示すようにボビン8を取り除く。次に
第7図eに示すように空のボビン8を取り付ける
とともに中間伝導板18を移動させて回転伝導板
14との間に間隔をあけ、第7図fに示すように
端末処理装置34を、線状物50の端末を保持し
たまま下方に移動させて線状物50を回転伝導板
14と摩擦板21bの間に通した後、第7図gに
示すように中間伝導板18を元の位置まで復帰移
動させて摩擦板21bと回転伝導板14にて線状
物50の端部を保持し、端末処理装置34による
保持を解除して第7図hに示すようにこの端末処
理装置34を元の位置に復帰させる。その後、第
7図iに示すようにシリンダ装置33を作動させ
てプツシヤーローラ32にて線状物50をボビン
8の一側フランジ8aから距離lだけ離れた位置
に移動させた後、第7図jに示すように回転伝導
板14を回転させるとともにトラバース機構28
を作動させることによつて線状物50の巻き取り
を開始するのである。
ところが、線状物50をボビン8に巻き始める
際に、ボビン8の一側フランジ8aとプツシヤー
ローラ32との間の距離l[第7図i参照]を小
さく設定すると、線状物50がボビン8に巻き取
られない場合が生じるため、かなり大きな距離を
とる必要がある。その状態で線状物50を巻き取
ると、第7図kに示すように線状物50の巻き始
め部がボビン8の一側フランジ8aに美麗に沿わ
ずに浮き上がり部を生じ、巻き姿が悪くなるとい
う問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点を解決するために
なされたものであつて、線状物のボビンに対する
巻き始め部分をボビンの一側フランジにきつちり
と沿わせることができ、巻き姿を良好にできる線
状物巻取装置の提供を目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明の線状物巻取装置は、線状物を巻き取る
ボビンの一側フランジと回転駆動可能な回転伝導
板との間に、両側面に摩擦板を有する中間伝導板
を軸方向に移動可能に配設し、前記ボビンの他側
を回転自在に支持する支持手段を軸方向に移動可
能に配設し、線状物の端部を回転伝導板と中間伝
導板の摩擦板との間で挾持固定した状態でボビン
を回転伝導板により中間伝導板を介して回転させ
てボビンに線状物を巻き取るようにした線状物巻
取装置において、前記ボビンの一側フランジの外
周縁近傍に線状物が周方向に係合する係合部を配
設し、線状物が一側フランジの外周縁でこの係合
部に係合することによつて線状物の巻き始め部分
がフランジの内側面にきつちりと沿うように構成
したことを特徴とするものである。
実施例 1 以下、本発明を上記巻取機に適用した第1図及
び第2図の実施例について説明する。なお、全体
構成は上記従来の巻取機7と同様の構成であり、
同一の機能を有する該当構成部材については、そ
れぞれ同一の符号を付してその説明を省略する。
回転伝導板14の外周から中間伝導板18及び
その摩擦板21a,21bを取り囲むように筒状
カバー35が一体的に延出され、その端縁部35
aはボビン8の一側フランジ8aの近傍に位置し
ている。この筒状カバー35の端縁部35aの内
周に係合部を構成する係合片36が直径方向に1
対設けられている。
以上の構成によると、線状物50の端部を回転
伝導板14と中間伝導板18の摩擦板21bの間
で挾持固定した状態で、ボビン8を回転伝導板1
4にて中間伝導板18を介して回転させるととも
に、トラバース機構28を作動させてガイドシー
プ31をボビン8の幅内で往復移動させ、線状物
50の巻き取りを開始すると、第1図a,bに示
すように線状物50はボビン8の一側フランジ8
aの外周縁を乗り越える位置で係合片36に係合
するため、そのまま一側フランジ8aの内側面に
沿つて径方向内側に移行してボビン8の銅部の端
から巻き取りが開始されることになる。従つて、
第2図a,bに示すように線状物50はボビン8
の全幅にわたつて巻き姿の良好な状態に巻き取ら
れる。また、線状物50は係合片36に係合して
いるだけであるため、ボビン8を取り外す際に線
状物50の端末も容易に取り出すことができる。
実施例 2 上記実施例1では、筒状カバー35を設けてそ
の端縁部の係合片36にて係合部を構成したが、
第3図a,bに示すように、回転伝導板14の外
周部からボビン8の一側フランジ8aの外周部に
向かつて延びる係合杆37を設け、その先端が前
記一側フランジ8aに近接して位置するようにし
てもよい。この場合も上記実施例1と同様に作用
することは説明するまでもなく明らかである。
実施例 3 さらに、上記実施例では回転伝導板14に係合
部を構成する部材を円取付けたものを例示した
が、第4図a,bに示すように、ボビン8の一側
フランジ8aの外周縁に切欠部38を形成し、こ
の切欠部38を係合部としてもよい。この場合も
線状物50が一側フランジ8aの外周縁を乗り越
えるときに、この切欠部38に係合することによ
つて線状物50をこの一側フランジ8aの内側面
に沿わせてボビン8の胴部の端から巻き取ること
ができるものである。
〔発明の効果〕
本発明の線状物巻取装置によれば、以上のよう
にボビンの一側フランジの外周縁近傍に線状物が
周方向に係合する係合部を配設しているので、線
状物を一側フランジの外周縁位置において係合部
に係合させて位置規制することができ、そのため
線状物を一側フランジの内側面に沿つて径方向内
側に移行せしめてボビン胴部の端からきつちりと
巻き始めることが出来、巻き姿の良好な状態に巻
き取ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、
第1図aは巻き取り始め状態の縦断側面図、同図
bは同正面図、第2図aは巻き取り中の縦断側面
図、同図bは同正面図、第3図aは第2実施例の
縦断側面図、同図bは同正面図、第4図aは第3
実施例の縦断側面図、同図bは同正面図、第5図
は被覆線製造設備の全体正面図、第6図は従来例
の巻取機の縦断正面図、第7図a〜kは線状物の
巻取過程の説明図である。 8はボビン、8aは一側フランジ、14は回転
伝導板、18は中間伝導板、21a,21bは摩
擦板、35は筒状カバー、36は係合片、37は
係合杆、38は切欠部、50は線状物である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 線状物を巻き取るボビンの一側フランジと回
    転駆動可能な回転伝導板との間に、両側面に摩擦
    板を有する中間伝導板を軸方向に移動可能に配設
    し、前記ボビンの他側を回転自在に支持する支持
    手段を軸方向に移動可能に配設し、前記ボビンの
    一側フランジの外周縁近傍に線状物が周方向に係
    合する係合部を設けたことを特徴とする線状物巻
    取装置。
JP10886685A 1985-05-20 1985-05-20 線状物巻取装置 Granted JPS61267668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10886685A JPS61267668A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 線状物巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10886685A JPS61267668A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 線状物巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61267668A JPS61267668A (ja) 1986-11-27
JPH034471B2 true JPH034471B2 (ja) 1991-01-23

Family

ID=14495567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10886685A Granted JPS61267668A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 線状物巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61267668A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5851453B2 (ja) * 2013-07-02 2016-02-03 株式会社フジクラ 光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具および光ファイバ巻き取り方法
JP5802708B2 (ja) * 2013-07-02 2015-10-28 株式会社フジクラ 光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具および光ファイバ巻き取り方法
CN110000241B (zh) * 2019-04-01 2024-04-05 云南星达铜业有限公司 一种多头拉丝机的绕线装置
CN110407022B (zh) * 2019-07-26 2020-12-11 长飞光纤光缆股份有限公司 一种筛选机的自动更换收纤盘装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59114265A (ja) * 1982-12-16 1984-07-02 Mitsuba Seisakusho:Kk 自動線条巻取装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606057Y2 (ja) * 1978-11-24 1985-02-25 日立電線株式会社 連続巻取装置の線材捕捉装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59114265A (ja) * 1982-12-16 1984-07-02 Mitsuba Seisakusho:Kk 自動線条巻取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61267668A (ja) 1986-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0243872U (ja)
KR100239741B1 (ko) 사조의 권취기
JPH034471B2 (ja)
KR20020001286A (ko) 보빈 자동 교체 장치
RU2392214C1 (ru) Раскладчик намоточного станка
JPH0234866B2 (ja)
JPH06179574A (ja) 糸条の巻取装置
JPS6115024B2 (ja)
JPH09298820A (ja) 電力ケーブルの絶縁テープ巻き付け装置
CA2030498A1 (en) Method and apparatus for removing binder from around telecommunications cable core
JP2001335238A (ja) 芯線送り出し装置
JPS626060Y2 (ja)
JP2767028B2 (ja) ロープの巻付切断装置
JPH11297140A (ja) 短尺ケーブルのテーピング装置
JPH10152265A (ja) テープ巻き付け装置のテープ張力調整機構
JPH09188475A (ja) 釣糸巻取装置
JPS63280404A (ja) テ−プワインダを有する巻線機
JP2922611B2 (ja) ワイヤー巻き掛け装置
JPH11255433A (ja) 巻取装置の線叩き防止構造
JP2000063040A (ja) ガラス板保護用糸の回収用糸巻装置
JPS6011740Y2 (ja) 円弧形コイル用巻線機
JP3722393B2 (ja) フイルム巻取装置
JP2846622B2 (ja) 油浸紙電力ケーブル絶縁体の重なり調整装置
KR200203536Y1 (ko) 코일 피복 장치
JPH07291217A (ja) 中空物品の包装方法及びその装置