JPS626060Y2 - - Google Patents

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JPS626060Y2
JPS626060Y2 JP2478779U JP2478779U JPS626060Y2 JP S626060 Y2 JPS626060 Y2 JP S626060Y2 JP 2478779 U JP2478779 U JP 2478779U JP 2478779 U JP2478779 U JP 2478779U JP S626060 Y2 JPS626060 Y2 JP S626060Y2
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JP
Japan
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tape
flyer
winding
hollow
wound
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JP2478779U
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JPS55125269U (ja
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は2度巻式テーピング装置、さらに詳
しく言えば一旦線条体に巻きつけられたテープが
さらにもう一度巻きしめられる2度巻式テーピン
グ装置に関するものである。
たとえばカツド撚りすべき4本の素線はそれぞ
れ紙テープなどによつて絶縁されるが、この場合
テープ巻きがゆるんだりすると絶縁不良の原因と
なるなどの不都合が生ずる。従来のテープ巻き方
法によれば1度巻きのためこのような不都合が起
りえたが、この考案はこのような不都合を排除し
て確実にきつくテープ巻きできる新規な2度巻式
テーピング装置を提供するものである。
図についてこの考案の一実施例を説明する。基
台1には中空円柱状のフライヤ軸21がその中心
軸線を鉛直線から傾斜させて配置され、下端に固
着されたプーリー25を介し駆動モータ20から
回転駆動される。機枠を兼ねたカバ19のフライ
ヤ軸21の中心軸線上には上部ブラケツト24が
回転可能に取りつけられ、フライヤ軸21の半径
方向外方に延びるブラケツト22の両端とこの上
部ブラケツト24とがフライヤアーム23によつ
て連結され、全体として中空のフライヤ2が形成
される。
フライヤ2の内側中空部にはほぼ円板状のテー
プパツド載置台3がフライヤ軸21に対して回転
可能に設けられる。テープパツド載置台3には偏
心錘31が備えられ、フライヤ2の回転に際して
静止できるようにされる。またフライヤ軸21と
同軸の位置に中空の軸部34が設けられて、ここ
にテープパツド4がその予備分とも合わせて重ね
られ重錘5によつておさえられる。この中空の軸
部34には必要に応じてテープ36に張力を与え
るためのブレーキ板37が備えられる。なお3
2,33はテープ巻きつけ案内ロールであり、3
4Aは中空軸部34の延長部であつて周壁にテー
プ導入のスリツト38を有するテープ巻付け用案
内シースである。
テープ36を巻きつけるべき線条体wを送り出
す送り出しボビン7はフライヤ2の外部に配置さ
れ、ここから引き出された線条体wは案内ローラ
8,9,10,11,12,13,14,15を
経てキヤプスタン16により引きとられ、トラバ
ース装置17を経て巻取ボビン18に巻き取られ
る。案内ローラのうち特に案内ローラ8,9,1
1,12,14,15はフライヤ軸21の中心軸
線に接するように配置され、さらに案内ローラ
9,11,12,14はフライヤ2に取りつけら
れるものである。なお191はカバ19に設けら
れる窓である。
次にこの考案装置の作動を説明する。送り出し
ボビン7から送り出された線条体wは案内ローラ
8,9,10を経て案内ローラ11に至り、ここ
から案内ローラ12まではフライヤ2の回転軸線
に沿つて走行する。案内ローラ11と同12はフ
ライヤ2と共に一体的に回転するから、線条体w
もこの間でフライヤ2と同じくたとえば矢印の方
向に回転し、ここでテープ巻付け用案内シース3
4Aのスリツト38から流入して横方向から添え
られたテープ36は線条体wにS巻き方向に巻き
つけられることになる。このテープの巻きつけら
れた線条体wはその後案内ローラ13,14,1
5と進み、この案内ローラ14と同15の間にお
いてテープの巻かれた線条体はさらに1回テープ
の巻き方向、つまりこの場合S巻きの方向にねん
回されるからテープはそれだけ巻きしめられるこ
とになる。しかしてこの後引取キヤブスタン16
により引き取られトラバース装置17を経て巻取
ボビン18に巻き取られることになる。ちなみに
線条体w自体について言えば案内ローラ8と同9
との間においてZ撚りのねん回を受け、案内ロー
ラ14と同15の間においてS撚りのねん回を受
けるから線条体自身の受ける撚りは相殺される。
この考案のテーピング装置によれば以上に詳述
したように、回転しつつある線条体にテープが横
方向から添えられて巻きつけられ、その後にテー
プが同じ方向にもう1度巻き締められるので、テ
ープがきれいにきつちりとかつ巻かれることにな
り、対撚線やカツド撚線のための素線の絶縁紙テ
ープ巻きなどに特に好適に応用できる利点があ
る。また、本願装置はフライヤ軸が基台に対して
傾斜して取つけられた傾斜たて形であるため広大
な設置スペースを必要とせず、さらにテープパツ
ド載置台に貯留された予備のテープパツドが偏心
錘の役割をする形となつて、テープパツド載置台
を回転するフライヤに対してより確実に静止させ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側断面図、
第2図はテープ巻付用案内シースを示す部分拡大
側断面図である。 1……基台、2……フライヤ、21……フライ
ヤ軸、23……フライヤアーム、3……テープパ
ツド載置台、4……テープパツド、7……線条体
送り出しボビン、8,9,10,11,12,1
3,14,15……案内ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台1に対して回転可能に、かつ鉛直方向に傾
    斜して設けられるフライヤ軸21を含む中空のフ
    ライヤ2と、このフライヤの中空部にフライヤに
    対して回転可能に設けられ、軸線位置に中空軸部
    34を有し、予備のテープパツド4を載置するよ
    うにされたテープパツド載置台3と、前記中空軸
    部34から同軸的に延び周壁にスリツト38の形
    成された中空円柱状のテープ巻付け用案内シース
    34Aと、前記フライヤの外部に設けられるテー
    プを巻きつけるべき線条体送り出しボビン7と、
    前記線条体が前記フライヤの回転軸線位置を走行
    するように設けられる複数の案内ローラ11,1
    2,14,15と、テープ巻きされた線条体を巻
    取る巻取ボビン18とを有する2度巻式テーピン
    グ装置。
JP2478779U 1979-02-27 1979-02-27 Expired JPS626060Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2478779U JPS626060Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27

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JP2478779U JPS626060Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55125269U JPS55125269U (ja) 1980-09-05
JPS626060Y2 true JPS626060Y2 (ja) 1987-02-12

Family

ID=28863931

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JP2478779U Expired JPS626060Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27

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JPS55125269U (ja) 1980-09-05

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