JP2835827B2 - 電線撚り機 - Google Patents

電線撚り機

Info

Publication number
JP2835827B2
JP2835827B2 JP7314843A JP31484395A JP2835827B2 JP 2835827 B2 JP2835827 B2 JP 2835827B2 JP 7314843 A JP7314843 A JP 7314843A JP 31484395 A JP31484395 A JP 31484395A JP 2835827 B2 JP2835827 B2 JP 2835827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
electric wire
wire bundle
wires
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7314843A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09134627A (ja
Inventor
勝久 森
英男 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIFU TANSHI KOGYO KK
Original Assignee
NICHIFU TANSHI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIFU TANSHI KOGYO KK filed Critical NICHIFU TANSHI KOGYO KK
Priority to JP7314843A priority Critical patent/JP2835827B2/ja
Publication of JPH09134627A publication Critical patent/JPH09134627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2835827B2 publication Critical patent/JP2835827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三本の被覆電線を
撚って一本の集合電線に形成する為の電線撚り機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、導体の金属芯線を絶縁性の合成樹
脂被覆で被覆した三本の被覆電線を捩って一本の集合電
線に形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この集合電線は三本に
被覆電線を撚って形成したものであるから、使用時にお
いて巻取りリールから集合電線を引き出して所要の長さ
に切断したときに、切断端部から撚りが戻って夫々の被
覆電線が自然に分離拡散し、その端末処理が面倒である
と共に端子等への結線作業に余分な労力を必要とする、
といった問題点があった。
【0004】そこで本発明は、切断端部から夫々の単線
が自然に解けて分離拡散することのない撚られた集合電
線を、連続して効率的に製造することのできる電線撚り
機を簡単な構造で提供することを主たる目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる電線撚り機にあっては、独立したモーター1
8によって縦軸13の周りで回転できるように台枠2に
保持された水平な回転盤1と、該回転盤1の上面で且つ
周方向に等しい間隔をへだてた状態で設置されていて独
立したモーター21によって回転される3個の電線束ホ
ルダー3…と、これら電線束ホルダーの上方で前記回転
盤1と同軸一体的に配置され且つ前記電線束ホルダー3
から引き出された被覆電線4を夫々通過させる3個のガ
イド穴5…を備えた回転ガイドプレート6と、前記ガイ
ド穴5…を通過した3本の被覆電線4を一カ所に集約し
て上方に導くセンター穴7を備えたセンターガイドプレ
ート8と、該センターガイドプレート8から送り出され
た集合電線9を巻き取る巻取りドラム10と、前記回転
盤1並びに電線束ホルダー3を夫々同一方向に回転させ
る駆動機構とからなる構造としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図に示した
実施例に基ずき説明する。図において、符号1は駆動機
構11により縦軸13の周りで回転できるようにケーシ
ングの台枠2上に保持されてた回転盤である。符号3は
前記回転盤1の上面で且つ周方向に等しい間隔をへだて
た状態で設置された3個の電線束ホルダー3…であっ
て、軸芯を縦にした状態で電線束Aを保持して駆動機構
14により回転盤と同一方向に回転するように形成され
ている。
【0007】また、これら電線束ホルダー3…の上方で
ステー15を介して前記回転盤1と同軸一体的に連結さ
れた回転ガイドプレート6が配置されている。この回転
ガイドプレート6には前記電線束A…から引き出された
被覆電線4…を夫々個別に通過させる3個のガイド穴5
…が設けられている。また該回転ガイドプレート6の上
方にはガイド穴5を通過した3本の被覆電線4を一カ所
に集約して上方に導くセンター穴7を備えたセンターガ
イドプレート8が設けられている。
【0008】更に、該センターガイドプレート8から送
り出された集合電線9を電線送りドラム16を介して巻
き取る巻取りドラム10が設けられている。前記電線送
りドラムはモーター17により、電線巻取りドラム10
はモーター12により回動される。
【0009】上記の構成において、導体の金属芯線4a
を絶縁性の合成樹脂被覆4bで被覆した被覆電線4を巻
回した電線束Aを夫々電線束ホルダー3に取り付けてそ
の先端をガイド穴5、センター穴7、電線送りドラム1
6を介して巻き取りドラム10に連結する。そして回転
盤1を駆動機構11、即ちモーター18、歯車19、2
0を介して一定方向に回転させる。同時に電線束ホルダ
ー3も駆動機構14、即ちモーター21、歯車22、2
7を介して回転盤1と同一方向に回転させる。
【0010】電線束A…から引き出された被覆電線4…
はセンターガイドプレート8のセンター穴7で一本の集
合電線9に撚られて上方に引き上げられ巻取りドラム1
0に巻き取られる。この際、電線束A…は回転盤1上で
周方向に回動しながらそれ自身が回転盤と同一方向に回
転しているので、被覆電線4自体もセンター穴7に至る
までに図4の符号Xで示すように捻られた状態になって
一本の集合電線9に撚られるものである。このように個
々の被覆電線が捻られた状態で撚られた集合電線9はそ
の端部が自然に解れて分離拡散することが非常にすくな
くなる。
【0011】図中23はガイド穴5からセンター穴7ま
での被覆電線4のテンションを調整するテンション調整
ローラーであって、図3で詳しく示すように、中央の調
整ローラー24を調整ビス25で上下に移動させること
により調整できるようになっている。
【0012】又、前記センター穴7を備えたセンターガ
イドプレート8は止めビス26を緩めることによって上
下に移動調整できるようになっており、これによりガイ
ド穴5からセンター穴7までの被覆電線4の長さを調整
して(集合電線の)捻りピッチを代えることができるよ
うになっている。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば上記実施例のよ
うに回転盤1と電線束ホルダー3を回転させるのに夫々
専用のモーター18、21を設けて伝達機構の簡略化を
図った構造とするのがよい。その他本発明ではその構成
要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、下記の効果を
奏する範囲内において適宜改変して実施できるものであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したごとく本発明によれば、三
本の被覆電線から撚られた集合電線を連続的に効率よく
製造することができると共に、個々の被覆電線自体も集
合電線の捻り方向に捻られた状態になっているので、切
断端部から夫々の単線が自然に解けて分離拡散すること
がなく、ターミナル等の目的箇所への結線操作が容易で
あり、加えて構造が簡単であるから安価に製作すること
ができるといった優れた効果がある。また、動力源とし
て回転盤と電線束ホルダーとを個別の独立したモーター
によって回転駆動させるようにしたので、それぞれの動
力伝達機構の簡略化を図ることができ、また、各被覆電
線をそれぞれ個別にテンション調整ローラーによって調
整することができるので、確実な所望の集合撚り電線を
得ることができる効果をも併せて具有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面正面図。
【図2】図1にに於けるBーB線から見た概略的な平面
図。
【図3】本発明のテンションローラー部分の正面図。
【図4】本発明の撚り機に撚って撚られた集合電線の斜
視図。
【符号の説明】
1 回転盤 2 台枠 3 電線束ホルダー 4 被覆電線 5 ガイド穴 6 回転ガイドプレート 7 センター穴 8 センターガイドプレート 9 集合電線 10 巻取りドラム A 電線束

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立したモーター18によって縦軸の周
    りで回転できるように台枠2に保持された水平な回転盤
    1と、該回転盤1の上面で且つ周方向に等しい間隔をへ
    だてた状態で設置されていて独立したモーター21によ
    って回転される3個の電線束ホルダー3…と、これら電
    線束ホルダー3…の上方で前記回転盤1と同軸一体的に
    配置され且つ前記電線束ホルダー3から引き出された被
    覆電線4を夫々通過させる3個のガイド穴5…を備えた
    回転ガイドプレート6と、前記ガイド穴5…を通過した
    3本の被覆電線4を一カ所に集約して上方に導くセンタ
    ー穴7を備えたセンターガイドプレート8と、該センタ
    ーガイドプレート8から送り出された集合電線9を巻き
    取る巻取りドラム10と、前記回転盤1並びに電線束ホ
    ルダー3を夫々同一方向に回転させる駆動機構とからな
    る電線撚り機。
JP7314843A 1995-11-07 1995-11-07 電線撚り機 Expired - Fee Related JP2835827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7314843A JP2835827B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 電線撚り機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7314843A JP2835827B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 電線撚り機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09134627A JPH09134627A (ja) 1997-05-20
JP2835827B2 true JP2835827B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=18058278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7314843A Expired - Fee Related JP2835827B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 電線撚り機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2835827B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112489888A (zh) * 2020-10-22 2021-03-12 衡阳市捷讯实业有限公司 一种用于电线生产线的防磨损型绞线装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019092486A1 (de) * 2017-11-10 2019-05-16 Schleuniger Holding Ag Verdrillvorrichtung und verdrillkopfeinrichtung sowie verfahren zum verdrillen oder verseilen von leitungen
CN111863353B (zh) * 2020-07-14 2022-09-06 台山市电缆厂有限责任公司 一种可自动绞制缠绕的高压电缆线制造机构
CN112103011B (zh) * 2020-09-23 2022-03-01 合肥神马科技集团有限公司 一种立式成缆方法
CN112349457B (zh) * 2020-11-13 2021-07-30 台州市安锋智能科技有限公司 一种线缆的组装机构及组装方法
CN112289514A (zh) * 2020-11-25 2021-01-29 扬州润中信息科技有限公司 一种用于电缆生产加工的高效绞线装置
CN117059331B (zh) * 2023-10-11 2023-12-15 国网山东省电力公司夏津县供电公司 一种生产电线电缆的绞线设备

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59207508A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 株式会社フジクラ 縦型ケ−ブル撚合わせ機
JPS59207507A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 株式会社フジクラ 縦型ケ−ブル撚合わせ機のケ−ブルコア繰出し装置
JPS59216992A (ja) * 1983-05-25 1984-12-07 株式会社フジクラ 縦型ケ−ブル撚合せ機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112489888A (zh) * 2020-10-22 2021-03-12 衡阳市捷讯实业有限公司 一种用于电线生产线的防磨损型绞线装置
CN112489888B (zh) * 2020-10-22 2022-03-15 衡阳市捷讯实业有限公司 一种用于电线生产线的防磨损型绞线装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09134627A (ja) 1997-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101614692B1 (ko) 전선의 도체 스트랜드 제조장치
JP2835827B2 (ja) 電線撚り機
WO1999054542A3 (en) Apparatus for helically assembling at least two filaments
CN209785645U (zh) 一种电缆芯捻合装置
US4709542A (en) Method and apparatus for twisting filaments to form a cable
US4704855A (en) Wire twisting device
JP3040085B2 (ja) 撚線方法および撚線装置
JPS6110928B2 (ja)
JP4580094B2 (ja) 撚線機
JPS58131B2 (ja) Sz撚り同時集合装置
CN219759287U (zh) 一种防绞线的电缆束丝机
JPH0821274B2 (ja) 圧縮撚線導体の製造装置
JPH05128923A (ja) 中空撚線の製造方法
JP2982146B2 (ja) 撚線方法および撚線装置
JPS605719B2 (ja) 多層撚線方法
JPS5921467Y2 (ja) 撚線機
JPH03116613A (ja) 多芯ケーブルの製造方法
JPS6158930B2 (ja)
JPH0719632Y2 (ja) 線条材加工機
KR20010001574A (ko) 연선기
JPS5930438A (ja) 撚線の製造方法
CN115579192A (zh) 成股均匀的绞线机
JPS6110929B2 (ja)
CA1283023C (en) Wire twisting equipment
JPS5942114B2 (ja) 線条体のより合せ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees