JPH08185727A - 極細線巻付機の断線検出装置 - Google Patents
極細線巻付機の断線検出装置Info
- Publication number
- JPH08185727A JPH08185727A JP32824394A JP32824394A JPH08185727A JP H08185727 A JPH08185727 A JP H08185727A JP 32824394 A JP32824394 A JP 32824394A JP 32824394 A JP32824394 A JP 32824394A JP H08185727 A JPH08185727 A JP H08185727A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- gauge
- rotation
- winding
- core
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- Pending
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極細線巻付機の回転ゲージ内の撚線或はシー
ルド横巻コアの断線を、簡単な装置で検出せんとするも
のである。 【構成】 回転ゲージ10と縁切り状態で回転ゲージ内
に捲取りドラム30を設けた極細線巻付機において、回
転ゲージ10外の前記捲取ドラム30の回転軸32近傍
に回転検出センサー36を設け、このセンサーが一定間
隔以上回転停止を感知したとき、機械本体の駆動を停止
するようにしたことを要旨とする。
ルド横巻コアの断線を、簡単な装置で検出せんとするも
のである。 【構成】 回転ゲージ10と縁切り状態で回転ゲージ内
に捲取りドラム30を設けた極細線巻付機において、回
転ゲージ10外の前記捲取ドラム30の回転軸32近傍
に回転検出センサー36を設け、このセンサーが一定間
隔以上回転停止を感知したとき、機械本体の駆動を停止
するようにしたことを要旨とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】極細線の撚線機やシールド横巻機
の断線検出装置に関するもので、特に、フライヤー型極
細線シールド横巻機の断線検出装置に関するものであ
る。
の断線検出装置に関するもので、特に、フライヤー型極
細線シールド横巻機の断線検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】走行する電線等の芯線に多数本の細い銅
線を螺旋状に巻付けるシールド横巻機において、特にシ
ールド線に極細線を用いられる場合はフライヤー型シー
ルド横巻機が使用される。この種のシールド横巻機は、
巻き取りドラムが、撚りに用いる回転ゲージの内で共に
回転している。
線を螺旋状に巻付けるシールド横巻機において、特にシ
ールド線に極細線を用いられる場合はフライヤー型シー
ルド横巻機が使用される。この種のシールド横巻機は、
巻き取りドラムが、撚りに用いる回転ゲージの内で共に
回転している。
【0003】この種のシールド横巻機において、各送り
出し素線の断線検出器は設置されているが、回転ゲージ
内の断線検出については実施されていないのが、実状で
あった。
出し素線の断線検出器は設置されているが、回転ゲージ
内の断線検出については実施されていないのが、実状で
あった。
【0004】また、シールド素線の極細線化が進み、各
素線が横巻された後の回転ゲージの内においても断線が
起りうる様になり、検出装置が必要となってきた。
素線が横巻された後の回転ゲージの内においても断線が
起りうる様になり、検出装置が必要となってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の背景
から生れたもので、例えば多数本の極細線が横巻された
シールド線の断線を簡単な装置で検出せんとするもので
ある。
から生れたもので、例えば多数本の極細線が横巻された
シールド線の断線を簡単な装置で検出せんとするもので
ある。
【0006】更に、この種のフライヤー型シールド横巻
機は回転ゲージ中の引取部と捲取部とは駆動系の縁が切
れているため、捲取部にドラムを付けずスタートして
も、ゲージが回転スタートする不都合があった。
機は回転ゲージ中の引取部と捲取部とは駆動系の縁が切
れているため、捲取部にドラムを付けずスタートして
も、ゲージが回転スタートする不都合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】走行する芯線を中心に、
その周りに多数本の素線を集束して回転ゲージに導き、
回転ゲージを回転させて素線を芯線の周りに巻付けてな
る素線巻付けコアを、回転ゲージと縁切り状態で回転ゲ
ージ内に設けられて捲取ドラムに捲取る極細線巻付機に
おいて、捲取ドラムの軸近傍に、その軸の回転を検出す
るセンサーを設け、センサーがある一定間隔以上回転停
止を感知したとき、機械本体の駆動を停止するようにし
たことを要旨とする。
その周りに多数本の素線を集束して回転ゲージに導き、
回転ゲージを回転させて素線を芯線の周りに巻付けてな
る素線巻付けコアを、回転ゲージと縁切り状態で回転ゲ
ージ内に設けられて捲取ドラムに捲取る極細線巻付機に
おいて、捲取ドラムの軸近傍に、その軸の回転を検出す
るセンサーを設け、センサーがある一定間隔以上回転停
止を感知したとき、機械本体の駆動を停止するようにし
たことを要旨とする。
【0008】
【作用】フライヤー型シールド横巻機においては、捲取
部は回転ゲージとは縁切りされた独立した回転軸を有
し、捲取軸はスリップ可能なブレーキによって回転拘束
されていて、多数本のシールド線が横巻されたコアは、
捲取ドラムの周りに回転ゲージの回転によって巻かれ
る。その際、コアに引張力が働き、捲取ドラムはゲージ
の回転より遅い回転で回転を始める。
部は回転ゲージとは縁切りされた独立した回転軸を有
し、捲取軸はスリップ可能なブレーキによって回転拘束
されていて、多数本のシールド線が横巻されたコアは、
捲取ドラムの周りに回転ゲージの回転によって巻かれ
る。その際、コアに引張力が働き、捲取ドラムはゲージ
の回転より遅い回転で回転を始める。
【0009】従って、回転ゲージ内でコアが断線する
と、捲取ドラムはフリーになり、ブレーキにより停止す
る。この時、捲取ドラムとブレーキにつながる軸の回転
停止をセンサーによって検出することで断線を検知でき
る。また、捲取部にドラムを付けずスタートしたとして
も捲取部の軸に回転力が働かないので停止したままであ
ることから断線の時と同じ状態となりセンサーが作動し
て本体の制御装置により駆動を停止させる。
と、捲取ドラムはフリーになり、ブレーキにより停止す
る。この時、捲取ドラムとブレーキにつながる軸の回転
停止をセンサーによって検出することで断線を検知でき
る。また、捲取部にドラムを付けずスタートしたとして
も捲取部の軸に回転力が働かないので停止したままであ
ることから断線の時と同じ状態となりセンサーが作動し
て本体の制御装置により駆動を停止させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0011】図1はフライヤー型シールド横巻機の要部
概略構成図である。図1において、絶縁体コア2の周り
に多数本のシールド素線3を回転ゲージ10のより口ダ
イス12に集め回転ゲージ10内に導かれる。絶縁体コ
ア2の周りに多数本のシールド素線3が撚られたシール
ド横巻コア1は、引取キャプスタン14によって引取ら
れ、トラバース16を経て捲取ドラム30に巻取られ
る。
概略構成図である。図1において、絶縁体コア2の周り
に多数本のシールド素線3を回転ゲージ10のより口ダ
イス12に集め回転ゲージ10内に導かれる。絶縁体コ
ア2の周りに多数本のシールド素線3が撚られたシール
ド横巻コア1は、引取キャプスタン14によって引取ら
れ、トラバース16を経て捲取ドラム30に巻取られ
る。
【0012】次に駆動系を説明すると、モータ18の回
転は回転ゲージ10のドライブプーリ20にベルト22
を介して伝えられる。回転ゲージ10の回転は歯車24
を経て、ウォーム歯車26を介して引取りキャプスタン
14に伝えられる。更にこの引取りキャプスタン14の
回転は傘歯車28を介してトラバース16に伝えられ
る。一方捲取ドラム30の回転軸32は回転ゲージ10
と縁切りされて独立にヒステリシスブレーキ34によっ
て拘束されている。
転は回転ゲージ10のドライブプーリ20にベルト22
を介して伝えられる。回転ゲージ10の回転は歯車24
を経て、ウォーム歯車26を介して引取りキャプスタン
14に伝えられる。更にこの引取りキャプスタン14の
回転は傘歯車28を介してトラバース16に伝えられ
る。一方捲取ドラム30の回転軸32は回転ゲージ10
と縁切りされて独立にヒステリシスブレーキ34によっ
て拘束されている。
【0013】捲取ドラム30はヒステリシスブレーキ3
4によって拘束されていても回転ゲージ10の回転によ
ってシールド横巻コア1に対して張力が働き、捲取ボビ
ン30はヒステリシスブレーキ34のブレーキ力に抗し
て回転する。
4によって拘束されていても回転ゲージ10の回転によ
ってシールド横巻コア1に対して張力が働き、捲取ボビ
ン30はヒステリシスブレーキ34のブレーキ力に抗し
て回転する。
【0014】シールド横巻コア1については図2,図3
に示す構造のものである。上記のシールド横巻機を運転
中にシールド横巻コア1が断線すると捲取ドラム30は
フリーになりヒステリシスブレーキ34のブレーキ力に
よって回転は止まる。この時、捲取ドラム回転軸32の
回転を回転検知センサー36によって感知し、一定間隔
以上の停止を感知した場合、その信号を駆動制御装置3
8に送りモーター18を停止させる。
に示す構造のものである。上記のシールド横巻機を運転
中にシールド横巻コア1が断線すると捲取ドラム30は
フリーになりヒステリシスブレーキ34のブレーキ力に
よって回転は止まる。この時、捲取ドラム回転軸32の
回転を回転検知センサー36によって感知し、一定間隔
以上の停止を感知した場合、その信号を駆動制御装置3
8に送りモーター18を停止させる。
【0015】回転検知センサー36としては、反射形光
電スイッチや誘導形近接スイッチ等が採用できる。
電スイッチや誘導形近接スイッチ等が採用できる。
【0016】なお、絶縁体コア2及び各シールド素線3
の送り出ボビン(図示省略)にはそれぞれ断線検出器が
設けられ、若し断線があった時は駆動制御装置38に信
号を送るようになっている。
の送り出ボビン(図示省略)にはそれぞれ断線検出器が
設けられ、若し断線があった時は駆動制御装置38に信
号を送るようになっている。
【0017】本発明の装置は心線の周りに素線を撚り合
せる極細線撚線機に適用できることは勿論である。
せる極細線撚線機に適用できることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明の断線検出装置は上述したよう
に、シールドされたコアの断線を、回転ゲージ外の捲取
軸近傍に設けられたセンサーによって感知できるので、
簡単な装置で容易に正確に検出できる。
に、シールドされたコアの断線を、回転ゲージ外の捲取
軸近傍に設けられたセンサーによって感知できるので、
簡単な装置で容易に正確に検出できる。
【0019】さらに、捲取部にドラムを付けずにスター
トしたとしても捲取部の軸に回転力が働かないので停止
したままてあることからコアの断線時と同じ状態となり
センサーが作動して駆動制御装置により機械は停止す
る。
トしたとしても捲取部の軸に回転力が働かないので停止
したままてあることからコアの断線時と同じ状態となり
センサーが作動して駆動制御装置により機械は停止す
る。
【図1】本発明実施例の要部概略構成説明図である。
【図2】本発明実施例の装置に係るシールド線の斜視図
である。
である。
【図3】本発明実施例の装置により製造されるシールド
横巻コアの断面図である。
横巻コアの断面図である。
1 シールド横巻コア 2 絶縁体コア 3 シールド素線 10 回転ゲージ 12 より口ダイス 14 引取キャプスタン 16 トラバース 18 モーター 20 回転ゲージドライブプリー 22 ベルト 24 歯車 26 ウォーム歯車 28 傘歯車 30 捲取ドラム 32 捲取ドラム回転軸 34 ヒステリシスブレーキ 36 回転検知センサー 38 駆動制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 走行する芯線を中心に、その周りに多数
本の素線を集束して回転ゲージに導き、前記回転ゲージ
を回転させて前記素線を前記芯線の周りに撚られてなる
素線巻付コアを、前記回転ゲージと縁切り状態で回転ゲ
ージ内に設けられた捲取ドラムに巻取る極細線巻付機に
おいて、 前記捲取ドラムの軸近傍に、その軸の回転を検出するセ
ンサーを設け、該センサーが一定間隔以上回転停止を感
知したとき、機械本体の駆動を停止するようにしたこと
を特徴とする極細線巻付機の断線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32824394A JPH08185727A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 極細線巻付機の断線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32824394A JPH08185727A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 極細線巻付機の断線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08185727A true JPH08185727A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18208044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32824394A Pending JPH08185727A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 極細線巻付機の断線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08185727A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104792353A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-07-22 | 上海中天铝线有限公司 | 一种用于线缆绞合设备的断丝检测装置 |
KR102600033B1 (ko) * | 2023-07-05 | 2023-11-07 | 김홍식 | 비접점방식의 단선 검출 기능을 구비한 집합 도선 제조장치 |
KR102600034B1 (ko) * | 2023-07-05 | 2023-11-07 | 김홍식 | 접점방식의 단선 검출 기능을 구비한 집합 도선 제조장치 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32824394A patent/JPH08185727A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104792353A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-07-22 | 上海中天铝线有限公司 | 一种用于线缆绞合设备的断丝检测装置 |
KR102600033B1 (ko) * | 2023-07-05 | 2023-11-07 | 김홍식 | 비접점방식의 단선 검출 기능을 구비한 집합 도선 제조장치 |
KR102600034B1 (ko) * | 2023-07-05 | 2023-11-07 | 김홍식 | 접점방식의 단선 검출 기능을 구비한 집합 도선 제조장치 |
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