JPS6124107A - エナメル撚線製造装置 - Google Patents

エナメル撚線製造装置

Info

Publication number
JPS6124107A
JPS6124107A JP14323884A JP14323884A JPS6124107A JP S6124107 A JPS6124107 A JP S6124107A JP 14323884 A JP14323884 A JP 14323884A JP 14323884 A JP14323884 A JP 14323884A JP S6124107 A JPS6124107 A JP S6124107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
tension
enameled
individual
enameled wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14323884A
Other languages
English (en)
Inventor
繁男 山口
矢崎 辰参
山口 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP14323884A priority Critical patent/JPS6124107A/ja
Publication of JPS6124107A publication Critical patent/JPS6124107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエナメル撚線製造装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、高周波を利用する機器は電磁調理器をはじめとし
て大幅に増加しつつある。この場合、コイルは高周波に
よる渦電流損を減少させるため、エナメル線の撚線が一
般的に使用されるが、現在は工程数が多いことが主因と
なって非常に高価なものとなっている。
即ち、従来、例えば0.5mmφのエナメル線の20本
撚りのエナメル撚線を製造する場合は、第7図に示ずよ
うに、例えば8#φの荒引線1を第1の伸線装置2で5
.7履φに伸線してスプール3に巻取り、満巻になった
スプール3を外して、第2の伸線装置4にセットして芯
線5を1.6sφに伸線し、スプール6に巻取り、満巻
になったスプール6を外して第3の伸線装置7にセット
して芯線5を0.5#φに伸線し、スプール8に巻取っ
て要求のサイズの芯線5を得る。次に、このようにして
得られた20個のスプール8をア二一ラ9のザブライ部
にセットし、アニーラ9で各芯線5を焼鈍し、次いで焼
鈍した各芯線5を連続的にワニス塗布装置10に送って
ワニスを塗布した後、焼付装置11で焼付けを行ってエ
ナメル線12を得、各エナメル線を巻取装置13で各ボ
ビン14に巻取る。得られた20個のボビン14を撚線
1115のサプライ部にセットし、撚合せてエナメル撚
線16を得、これをドラム17に巻取っていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このようにしてエナメル撚線16を製造
するのでは、工程数が非常に多く、作業人員も多く必要
とし、コストアップをまねく欠点があった。また、従来
の製造の仕方では各工程毎に芯線5をスプール取りする
ため、50〜200幻単位で芯線5のジヨイントが必要
になり、工数増に加えて品質的にも低下する欠点があっ
た。更に、従来の製造の仕方では、芯線スプール3.M
8やエナメル線ボビン14の運搬が必要で、工数増に加
え、ハンドリング中に製品に傷等がつき易く、この面で
も品質低下をまねく欠点があった。
これらの欠点を避けるためには、各装置を1つのライン
上に配置して、伸線゛、ワニス塗布、焼付。
撚合せを連続した工程で行うことが考えられているが、
伸線工程から撚線工程に達するまでには各芯線の伸びの
相違等による張力のバラツキが生ずるので、撚線状態が
悪くなり、連続した工程でのエナメル撚線の製造はでき
ないのが現状である。
本発明の目的は、撚線工程に達するまでの各エナメル線
の張力のバラツキの問題を解決してエナメル撚線を伸線
から撚線まで連続して行うことができるエナメル撚線製
造装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るエナメル撚線製造装置は、複数の芯線を個
々に伸線して引取りキャプスタンで引取りつつ送り出す
伸線装置と、前記伸線装置から送り出される各芯線にワ
ニスを塗布するワニス塗布装置と、前記ワニス塗布装置
から送り出されるワニス付の各芯線の焼付を行う焼付装
置と、前記焼付装置から送り出される各エナメル線の個
々の張力を検出する複数の張力個別検出器と、前記各張
力検出器のうちの何れかが適正張力より大きいか或は小
さい張力を検出したときその張力個別検出器で検出した
エナメル線の張力を逆に小さく或は大きくするように制
御する張力個別制御装置と、前記各エナメル線の一括蓄
線を行うアキュームレータと、前記各エナメル線の撚合
せを行う撚線機とから成っていることを特徴としている
[発明の効果] このようなエナメル撚線製造装置によれば、各工程を連
続させてエナメル撚線の製造が行える。
このように各工程を連続させても、撚線機に入る各エナ
メル線の張力はそれぞれの張力個別検出器で検出されて
いて、いずれかの張力個別検出器が許容張力より大きい
或は小さい張力を検出したと。
きその張力個別検出器で検出したエナメル線の張力を逆
に小さく或は大きくするように張力個別制御装置で制御
するので、その張力制御の状態が伸線装置の引取りキャ
プスタンに伝わり、張力個別制御I装置が張力を小さく
するように制御した際にはそのエナメル線がゆるみ、引
取りキャプスタンに対するエナメル線の巻付き状態がゆ
るんで該エナメル線の送り速度が遅くなるように制御さ
れ、張力個別制御装置が張力を大きくするように制御し
た際にはそのエナメル線が張り、引取りキャプスタンに
対するエナメル線の巻付き状態が締まって該エナメル線
の送り速度が速くなるように制御され、各エナメル線の
張力が揃うように制御される。従って、前後の工程での
線速の違いを容易に修正して連続した工程でエナメル撚
線の製造を行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図を参照して詳
細に説明する。図示のように本実施例のエナメル撚線製
造装置においては、荒引線1は伸線装置18で伸線され
、次にアニーラ19で焼鈍され、得られた芯線5は巻取
りスタンド20にコイル取りされる。このようにして芯
線5をコイル取りした複数の巻取りスタンド20が多頭
伸線装置(インライン伸線装置)21のサプライ部にセ
ツトされて各芯線5が再び伸線される。多頭伸線装置2
1の出口側においては、各芯線5は第2図に示づ−よう
な引取りキャプスタン22の外周に複数回それぞれ巻付
けられ、該引取りキャプスタン22の回転により引取ら
れて送り出されるようになっている。伸線装置21から
送り出された各芯線5はワニス塗布装置10に送り込ま
れて各表面にワニスが塗布され、次いで焼付装置11に
送り込まれてワニスのm (dけが行われ、エナメル線
12が得られる。各エナメル線12はそれぞれの張力個
別検出器23と張力個別制御装置24とに送り込まれる
各張力個別検出器23は、エナメル線12の上に乗って
該エナメル線12に常時接触しているようにアーム25
を介して付勢されているダンサ−シーブ26と、エナメ
ル線12の張力の変化によるダンサ−シーブ26の位置
の変化をアーム25を介して検出して電気信号を出力す
る検出器本体27とから成っている。即ち、各張力個別
検出器23はエナメル線12が適正張力にあるか否がを
検出して、その適正張力から外れた場合、張力が大きく
なる方向に外れたか或は小さくなる方向に外れたかによ
り極性が異なり且つ外れた値に応じて値の異なるシーブ
移動信号を出力するようになっている。
張力個別制御装置24は、各エナメル線12が各テーパ
面に掛は渡される複数のテーパキャプスタン28の群か
らなるキャプスタンユニット29を備えている。各テー
パキャプスタン28は一体化されていて一定の速度で回
転駆動され、各エナメル線12を焼付装@11から引取
りつつその張力の個別調整が行えるようになっている。
各テーパキャプスタン28上の各テーパ面におけるエナ
メル線12の位置を制御するため各テーパキャプスタン
28に隣接して各エナメル線12には移動シーブ30が
それぞれ係合されている。各移動シーブ30はそれぞれ
のシーブ移動アーム31に回転自在に支持され、各シー
ブ移動アーム31にはラック32がそれぞれ刻設されて
いる。各ラック32にはビニオン33がそれぞれ噛み合
わされ、各ピニオン33はそれぞれシーブ移動モータ3
4により個別に回転駆動されるようになっている。
各シーブ移動モータ34は、対応する張力個別検出器2
3からの検出信号により張力を適正張力に近づけるため
の正逆の回転駆動が行われるようになっている。
張力個別制御装置24で張力の制御を受は線速が揃えら
れた各エナメル線12は共通のアキュームレータ35を
経て撚線機361.:、供給され、撚合わされてエナメ
ル撚線16となり、巻取ドラム37に巻取られる。
このようなエナメル撚線製造装置においては、焼付装置
11を出た各エナメル線12の張力はそれぞれ張り個別
検出器23で検出される。焼イ1装置11を出1c段階
でいずれかのエナメル線12の。
張力が適正張力より大きいか或は小さいときには、その
エナメル線12の張力が対応する張力個別検出器23で
検出され、その検出信号が対応するシーブ移動モータ3
4に与えられる。検出信号が入力されたシーブ移動モー
タ34は対応するエナメル線12の張力を適正張力に戻
す方向に入力信号の大きさに応じて回転駆動される。モ
ータ34の回転によりごニオン33が回され、これによ
りラック32を介してシーブ移動アーム31が移動され
る。このシーブ移動アーム31の移動により該アーム3
1に支持されている移動シーブ30が、対応するエナメ
ル、線12の張力を適正張力に近づりる方向に移動され
、これにより対応するテーパキャプスタン28のテーパ
面に接しているエナメル線12が適正張力に近づく方向
にそのテーパ面上の位置が変更される。即ち、エナメル
線12の張力が適正張力より大きい場合には、テーパキ
ャプスタン28のテーパ面上のエナメル線12の位置が
テーパ面の小径方向にその時の張力の大きさに応じて移
動される。また、エナメル線12の張力が適正張力より
小さい場合には、テーパキャプスタン28のテーパ面上
のエナメル線12の位置がテーパ面の大径方向にその時
の張力の大きさに、応じて移動される。エナメル線12
がテーパ面の小径方向に移動されると、該エナメル線1
2の張力が弛み、その状態が多頭伸線装置21側に伝わ
り、引取りキャプスタン22に対する該エナメル線12
の巻付ぎ状態が弛んで該エナメル線12の送り速度が遅
くなり、適正張力に近づくように制御がなされる。一方
、エナメル線12がテーパ面の大径方向に移動されると
、該エナメル線12の張力が強くなり、その状態が多頭
伸線装置21側に伝わり、引取りキャプスタン22に対
する該エナメル線12の巻付き状態が締まって該エナメ
ル線12の送り速度が速くなり、適正張力に近づくよう
に制御がなされる。従って、撚線機36では各エナメル
線12をそれぞれ適正張力で撚合せることができる。
張力個別制御袋’Ij 24は、張力個別検出器23の
アーム25の動きを利用して第6図に示すように機械的
に構成することもできる。即ち、この装置24では、ア
ーム25と移動シーブ30とをワイヤー38で結び、ワ
イヤー38の途中には動滑車3つを掛け、この動滑車3
9にはウェイ]〜40を下げてダンサ−シーブ26がエ
ナメル線12を常時押し下げる方向に付勢しておき、ま
た移動シーブ30は反対方向にスプリング41で付勢し
ておき、移動シーブ30がダンザーシーブ26の上下の
動きにつれてガイドレール42に沿って左右に移動する
構造になっている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るエナメル撚線製造装置
は、連続した工程でエナメル撚線の製造を行うので、芯
線のジヨイント数が少なくなり、エナメル線の品質の向
上を図ることができると共に工数が減り、コストの低減
も図ることができる。
特に本発明では、このように連続工程でエナメル撚線を
製造する際の最大の障害である撚線工程の手前の段階で
の各エナメル線の伸び等による張力のバラツキを張力個
別検出器で個別に検出し、その検出信号に基いて張力個
別制御装置によってその張力が逆になるように制御し、
その制御結果が伸線装酋の引取りキャプスタンに対する
エナメル線の巻付き状態の変化となって現われ該エナメ
ル線の送り速度を制御し、該エナメル線を適正張力に近
づけるので、撚線機では各エナメル線を適正張力に揃え
っつ撚線作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエナメル撚線製造装置の一実施例
の斜視図、第2図は本実施例で用いている引取りキャプ
スタンの正面図、第3図は本実施例で用いている張力個
別検出器と張力個別制御装置の側面図、第4図及び第5
図は本実施例で用いている張力個別制御装置の斜視図及
び正面図、第6図は張力個別制御装置の伯の例を示す概
略構成図、第7図は従来のエナメル撚線製造装置の各工
程図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の芯線を個々に伸線して引取りキャプスタンで引取
    りつつ送り出す伸線装置と、前記伸線装置から送り出さ
    れる各芯線にワニスを塗布するワニス塗布装置と、前記
    ワニス塗布装置から送り出されるワニス付の各芯線の焼
    付を行う焼付装置と、前記焼付装置から送り出される各
    エナメル線の個々の張力を検出する複数の張力個別検出
    器と、前記各張力個別検出器のうちの何れかが適正張力
    より大きいか或は小さい張力を検出したときその張力個
    別検出器で検出したエナメル線の張力を逆に小さく或は
    大きくするように制御する張力個別制御装置と、前記各
    エナメル線の一括蓄線を行うアキュームレータと、前記
    各エナメル線の撚合せを行う撚線機とから成っているこ
    とを特徴とするエナメル撚線製造装置。
JP14323884A 1984-07-12 1984-07-12 エナメル撚線製造装置 Pending JPS6124107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14323884A JPS6124107A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 エナメル撚線製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14323884A JPS6124107A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 エナメル撚線製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6124107A true JPS6124107A (ja) 1986-02-01

Family

ID=15334107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14323884A Pending JPS6124107A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 エナメル撚線製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124107A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01228791A (ja) * 1988-03-07 1989-09-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The ロボット支持装置
JPH01267912A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 絶縁電線の製造方法
JP2007021678A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Howa Mach Ltd チャック
JP2015043305A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 住友電工ウインテック株式会社 絶縁電線の製造装置及び製造方法
KR20230151622A (ko) * 2022-04-26 2023-11-02 안병수 연합 케이블의 연속 제조 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01228791A (ja) * 1988-03-07 1989-09-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The ロボット支持装置
JPH01267912A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 絶縁電線の製造方法
JP2007021678A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Howa Mach Ltd チャック
JP2015043305A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 住友電工ウインテック株式会社 絶縁電線の製造装置及び製造方法
KR20230151622A (ko) * 2022-04-26 2023-11-02 안병수 연합 케이블의 연속 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5564268A (en) Apparatus and method for the manufacture of uniform impedance communication cables for high frequency use
US4266398A (en) Method and apparatus for the layerwise SZ twisting of elements of electrical or optical cables
JPS6124107A (ja) エナメル撚線製造装置
US5535579A (en) Method and apparatus for controlling takeup tension on a stranded conductor as it is being formed
CA2226878C (en) Apparatus and method for the manufacture of uniform impedance communication cables for high frequency use
JPH10157924A (ja) 線条体の巻取装置
JPH06320214A (ja) 連続伸線圧延方法及びその装置
US4590754A (en) Forming cable core units
US3645079A (en) Stranding machine
KR20210153370A (ko) 금속 선재 연선기
US2831311A (en) Uncoiling apparatus
CN211613875U (zh) 一种铜丝张力调节装置
GB1510199A (en) Stranding machine for and method of making electric cable
JPH0317914A (ja) 通信ケーブルの製造方法
SU1492387A1 (ru) Лентообмотчик
JP2921583B2 (ja) 撚り線若しくはロープの製造方法及びその装置
CN218841303U (zh) 一种电力电缆低阻中心引导式绞线装置
CN213201838U (zh) 一种单扭成缆装置
CN113734888B (zh) 室内光缆纠偏排线装置及方法
JPH09315683A (ja) 電線巻取機
CA1217395A (en) Forming cable core units
JP2741053B2 (ja) 光ファイバケーブルの製造方法
JP2002365502A (ja) 光ファイバテープ心線の製造方法およびその装置
JPH08185727A (ja) 極細線巻付機の断線検出装置
JPS60130438A (ja) 鋼撚線の製造法