JPS605039Y2 - 二度撚り抜き送り出し装置 - Google Patents
二度撚り抜き送り出し装置Info
- Publication number
- JPS605039Y2 JPS605039Y2 JP11822980U JP11822980U JPS605039Y2 JP S605039 Y2 JPS605039 Y2 JP S605039Y2 JP 11822980 U JP11822980 U JP 11822980U JP 11822980 U JP11822980 U JP 11822980U JP S605039 Y2 JPS605039 Y2 JP S605039Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- axis
- rotating body
- hollow shaft
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
一般に二重撚戒機においては線条がねじられて撚合わさ
れるという宿命的な性質を有することから、撚り上った
線条はうねりやキンク等の不都合を生じ、特に通信用ケ
ーブル等においては性能低下、被覆被損等の障害を生じ
るおそれさえ有していた。
れるという宿命的な性質を有することから、撚り上った
線条はうねりやキンク等の不都合を生じ、特に通信用ケ
ーブル等においては性能低下、被覆被損等の障害を生じ
るおそれさえ有していた。
従来では、撚り合わされる線条に予じめ二重撚戊機でね
じられる方向とは逆方向のねじりを付与し、二重撚戊機
による線条のねじりを軽減する方式の二度撚り抜き送り
出し装置が見受けられたが、種々の点において一長一短
があり、満足できる装置は存在しないといっても過言で
はなかった。
じられる方向とは逆方向のねじりを付与し、二重撚戊機
による線条のねじりを軽減する方式の二度撚り抜き送り
出し装置が見受けられたが、種々の点において一長一短
があり、満足できる装置は存在しないといっても過言で
はなかった。
そこで、本考案は従来品に比し総合的に有利な二度撚り
抜き送り出し装置を提供しようとするもので、以下図面
について本考案の一実施例を説明すると、１は基枠、２
は基枠１に対し軸線Ｘを傾斜せしめて装備した回転体で
、上部中空軸３と下部中空軸４に張出したブロック５，
６の間にフライヤーアーム７．７′を架設して構成され
、下端部の回転伝達機構８により回転される。
抜き送り出し装置を提供しようとするもので、以下図面
について本考案の一実施例を説明すると、１は基枠、２
は基枠１に対し軸線Ｘを傾斜せしめて装備した回転体で
、上部中空軸３と下部中空軸４に張出したブロック５，
６の間にフライヤーアーム７．７′を架設して構成され
、下端部の回転伝達機構８により回転される。
９は下部中空軸４の上端にベアリングを介して回転自在
に装備された支持板で、ボビン１０を回転体２の軸線Ｘ
に一致させて係合するビントルを有し、周囲はギアーと
なっている。
に装備された支持板で、ボビン１０を回転体２の軸線Ｘ
に一致させて係合するビントルを有し、周囲はギアーと
なっている。
この支持板９は回転体２の回転によりベアリングを介し
て回転トルクが伝達されて回転され、ボビン１０を回転
させる。
て回転トルクが伝達されて回転され、ボビン１０を回転
させる。
１１は支持板９に噛合された遊星ギアーで、機外に設け
たモーター１２の回転を伝達し、ボビン１０の過度の回
転を制動せしめる。
たモーター１２の回転を伝達し、ボビン１０の過度の回
転を制動せしめる。
１３は上部中空軸３に回転体２の回転とは無関係の状態
で設けられた中空状の案内杆で、静止用ウェイト１４に
より軸線Ｘ上に静止状態を保持され、線条をボビン１０
から繰り出す長尺ローラー１５、中継ローラー１６を設
け、下端部にはボビン１０を回転自在に軸支するビント
ル１７を昇降自在に設けている。
で設けられた中空状の案内杆で、静止用ウェイト１４に
より軸線Ｘ上に静止状態を保持され、線条をボビン１０
から繰り出す長尺ローラー１５、中継ローラー１６を設
け、下端部にはボビン１０を回転自在に軸支するビント
ル１７を昇降自在に設けている。
１８はボビン１０を支持板９に着脱するりフタ−で、回
転軸線を水平に配したボビン１０を載置する腕杆１９と
、ボビン１０の側板下半周縁に当接される背板２０と、
この背板２０を腕杆１９に沿って摺動させるシリンダー
２１とから戒り、リフター１８は軸線Ｘに隣接する位置
を回転中心としてシリンダー２２で水平位置から軸線Ｘ
の位置に回動される。
転軸線を水平に配したボビン１０を載置する腕杆１９と
、ボビン１０の側板下半周縁に当接される背板２０と、
この背板２０を腕杆１９に沿って摺動させるシリンダー
２１とから戒り、リフター１８は軸線Ｘに隣接する位置
を回転中心としてシリンダー２２で水平位置から軸線Ｘ
の位置に回動される。
而して、回転体２の回転に伴い、ボビン１０の重量に応
じた回転トルクが支持板９に伝達され、ボビン１０も回
転し、ボビン１０の線条は静止状態にある長尺ローラー
１５、中継ローラー１６から案内杆１３のローラーａ、
案内杆１３、上部中空軸３、およびそのローラーｂを経
てフライヤーアーム７を通過し、ローラーＣ，ｄから下
部中空軸４を経て外部に導き出され、ローラーｅ、ダン
サ−ローラーｆ等を介して二重撚威機へ送り出される。
じた回転トルクが支持板９に伝達され、ボビン１０も回
転し、ボビン１０の線条は静止状態にある長尺ローラー
１５、中継ローラー１６から案内杆１３のローラーａ、
案内杆１３、上部中空軸３、およびそのローラーｂを経
てフライヤーアーム７を通過し、ローラーＣ，ｄから下
部中空軸４を経て外部に導き出され、ローラーｅ、ダン
サ−ローラーｆ等を介して二重撚威機へ送り出される。
図面の実施例では回転体２、ボビン１０が反時計方向に
回転され、ボビン１０から繰り出された線条は案内杆１
３のローラーａと上部中空軸３のローラーｂとの間、お
よび下部中空軸４のローラーｄとローラーｅの間でねじ
られるのである。
回転され、ボビン１０から繰り出された線条は案内杆１
３のローラーａと上部中空軸３のローラーｂとの間、お
よび下部中空軸４のローラーｄとローラーｅの間でねじ
られるのである。
近来、大径のボビンに大量の線条を巻く傾向にあるため
、ボビン自体を回転させるには困難性があり、ボビン軸
を垂直に配して静止させた方式が採用されていたが、機
械装置の占める面積が小なる点で有利であるとしても、
繰り出し用ローラーのオーバーランや捲線不良により線
条のほどけ、だれ落ちを生じ、また繰り出し用ローラー
の公転による遠心力で線条が大きく振り出されるなど種
々の点で不利であった。
、ボビン自体を回転させるには困難性があり、ボビン軸
を垂直に配して静止させた方式が採用されていたが、機
械装置の占める面積が小なる点で有利であるとしても、
繰り出し用ローラーのオーバーランや捲線不良により線
条のほどけ、だれ落ちを生じ、また繰り出し用ローラー
の公転による遠心力で線条が大きく振り出されるなど種
々の点で不利であった。
本考案は成上のように回転体２の軸線Ｘを傾斜して設け
、ボビン１０の回転軸線を軸線Ｘに一致させて回転自在
に設けて威るから、ボビン１０は回転体２の回転により
回転トルクが付与されて自ずから回転し、回転のための
モーター等の回転機構を全く必要としないばかりか回転
トルクはボビン１０の重量即ち捲線量によって順次変化
し、回転体２の起動時にはボビン１０は満捲きであり伝
達される回転トルクは大であるが、終了時近くではボビ
ン１０が軽量となり伝達される回転トルクは小となるも
のであって、捲線量に応じて線条を送り出すことができ
、送り出す線条の張力をほぼ一定に保持し得、また繰り
出し用ローラーを備えた案内杆１３の静止状態は単に静
止用ウェイト１４を設けることにより簡単に得られ、遠
心力による線条の振り出しのおそれなく繰り出しが可能
であり、しかもボビン１０のオーバーランや通常起り得
る捲線不良があったとしても線条のだれ落ちはボビン１
０の傾斜により防止でき、装置の運転が支障なく行える
など種々の効果を奏する。
、ボビン１０の回転軸線を軸線Ｘに一致させて回転自在
に設けて威るから、ボビン１０は回転体２の回転により
回転トルクが付与されて自ずから回転し、回転のための
モーター等の回転機構を全く必要としないばかりか回転
トルクはボビン１０の重量即ち捲線量によって順次変化
し、回転体２の起動時にはボビン１０は満捲きであり伝
達される回転トルクは大であるが、終了時近くではボビ
ン１０が軽量となり伝達される回転トルクは小となるも
のであって、捲線量に応じて線条を送り出すことができ
、送り出す線条の張力をほぼ一定に保持し得、また繰り
出し用ローラーを備えた案内杆１３の静止状態は単に静
止用ウェイト１４を設けることにより簡単に得られ、遠
心力による線条の振り出しのおそれなく繰り出しが可能
であり、しかもボビン１０のオーバーランや通常起り得
る捲線不良があったとしても線条のだれ落ちはボビン１
０の傾斜により防止でき、装置の運転が支障なく行える
など種々の効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は側面図、第２
図は概略正面図である。 ２は回転体、３は上部中空軸、４は下部中空軸、７はフ
ライヤーアーム、９は支持板、１０はボビン、１３は案
内杆、１５は長尺ローラー １６は中継ローラー、Ｘは
軸線である。
図は概略正面図である。 ２は回転体、３は上部中空軸、４は下部中空軸、７はフ
ライヤーアーム、９は支持板、１０はボビン、１３は案
内杆、１５は長尺ローラー １６は中継ローラー、Ｘは
軸線である。
Claims (1)
- 上下中空軸３，４の間にフライヤーアーム７゜７′を架
設して成る回転体２を軸線Ｘを傾斜して設け、上部中空
軸３には長尺ローラー１５、中継ローラー１６などの繰
り出し用ローラーを備えた案内杆１３を回転体２の回転
とは無関係に静止状態に装備すると共に、下部中空軸４
にはボビン１０の回転軸線を軸線Ｘに一致せしめて支持
する支持板９を、回転体２の回転トルクが伝達されるよ
うベアリングを介して回転自在に設けて成る二度撚り抜
き送り出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11822980U JPS605039Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | 二度撚り抜き送り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11822980U JPS605039Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | 二度撚り抜き送り出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5744199U JPS5744199U (ja) | 1982-03-11 |
| JPS605039Y2 true JPS605039Y2 (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=29478943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11822980U Expired JPS605039Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | 二度撚り抜き送り出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605039Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-20 JP JP11822980U patent/JPS605039Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5744199U (ja) | 1982-03-11 |
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