JPH02188378A - 電気コイルの巻線装置 - Google Patents

電気コイルの巻線装置

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JPH02188378A
JPH02188378A JP551989A JP551989A JPH02188378A JP H02188378 A JPH02188378 A JP H02188378A JP 551989 A JP551989 A JP 551989A JP 551989 A JP551989 A JP 551989A JP H02188378 A JPH02188378 A JP H02188378A
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tension
rollers
coil
roller
winding frame
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JP551989A
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Toshihisa Taniguchi
敏尚 谷口
Masahiko Sakai
酒井 政彦
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばスタータのフィールドコイルやオルタ
ネータのロータコイルに使用されるコイルの巻線装置に
関する。
〔従来の技術〕
社会のニーズとして、機器の小型計量化の要求が高まる
中で、電磁器等を構成するコイルの高密度化を計ろうと
している。
そこで、特開昭62−136807号公報では、絶縁被
膜をつけた丸線のコイルを、1対のローラで押圧し、平
角線として、ボビンに巻装している。
従って、巻装後の丸線のコイル間に存在していた空間を
低減し、占積率の向上を計ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のものでは、1対のローラにて
、コイルを押圧し、変形させているため巻枠と1対のロ
ーラとの間のコイルに、ローラの押圧力により大きなテ
ンションが発生してしまう。
よって、被膜付のコイルを押圧、変形させた後、さらに
上記大きなテンションにより、コイルが伸びてしまい、
被膜に大きなダメージを与えてしまう、また、平角に成
形されたコイルが多層につまれ、上層に行くにしたがい
、コイルの線速が速くなって、一対のローラと巻材との
間のコイルに加わるテンションが増加する。
さらに、コイルの巻枠への巻線が、テンションが高くな
ることで、既に巻かれたコイル間の溝に影響されてしま
い、乱巻きとなってしまう。
また、コイルには絶縁を施しているが、テンションが高
くなると被膜に傷が付いてしまい、絶縁不良が発生して
しまう。
そこで、本発明はコイルの被膜に損傷を与えることなく
、平角状のコイルを巻枠に巻装することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、1対のローラによりコイルを押圧。
変形させ、巻枠に巻装する際に、コイルのテンションを
検出し、このテンションが所定値となるようにローラの
駆動力を変えるようにすることである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明においては、コイルのテンシ
ョンをほぼ一定とする際に、単にローラの駆動を変えれ
ばよいだけであり、コイルの被膜の損傷防止を容易に行
なえることができるという効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。第1
図は本発明になるコイル巻線装置の一実施例の全体構成
を示す。1は巻枠回転用モーフ、2は巻枠固定用治具で
あり、巻枠回転用モータ1に直結しである。3は巻枠で
あり、巻枠固定用治具2と円板2aとの間に、挾持して
固定されている。4aおよび4bは外周に絶縁被膜を付
けた線材である。5はプレートで、このプレート5には
成型ローラ6a、6b、綿材4a、4bのガイドノズル
7a、7b、成形ローラ回転用モータ8が配設されてい
る。9はトラバース用モータで、ボールネジ11を介し
てプレート5に連結されている。そして、ガイドノズル
7a、7bはプレート5の腕部5aに固定されており、
ローラ6a、6b間を通してほぼ一直線上に設けられて
いる。
第2図は第1図におけるl−A線に沿う断面の模式図で
ある。12はスライドブロックでプレート5のスライド
溝内に配設されており、かつ、ローラスライド用シリン
ダ13に結合されている。
ローラ6bは、スライドブロック12に回転自由に取り
付けられ、ローラ6aは出力トルクが制御出来る成型ロ
ーラ回転用モータ8に直結され、プレート5に対して回
転自在に保持されている。
なお、19は線材4aに働くテンションを検出するため
のテンションメータ、20はテンションメータ10で得
たテンションを入力し、所定のテンションを比較して、
電/空レギュレータ21に信号を送る制御装置である。
この電/空レギュレータ21では、制御装置20に得ら
れた信号に応じて、成形ローラ回転用モータ8の回転ト
ルクを制御するものである。
次に上記構成による本発明コイル巻線装置の作動につい
て説明すると、まず、断面円形の丸線材4bの先端を、
ガイドノズル7a、  ローラ6a。
6b間、ガイドノズル7bを通して、巻枠3の外周にか
らげて固定する。この時に、ローラ6bを保持している
スライド用シリンダ13により、下方向(矢印B方向)
に下げて、ローラ6a、6b間の隙間を丸線材4bの線
径よりも大きいものとしておく。
その後、巻枠回転用モータlを作動させて、線材4bを
巻枠3の外周に巻きつけていく。この時ローラスライド
用シリンダ13によりスライドブロック12を上昇させ
て、ローラ6a、6b間の隙間を丸線材4bの所定の成
型量を得るようにローラ6bを上方向(矢印C方向)に
移動させる。
−例として、銅線径0.995(胴〕の線材4bを、0
.75(mm)に押圧して、線材4aを巻枠3に巻く時
、10kgfのテンションが巻枠3とローラ6a、6b
との間の線材4aに加わってしまう。
このテンションは、線材4aをのばそうとする力であり
、ローラ6a、6bにより、被膜を施した線材4aを押
圧した後に、線材4aをのばすため、被膜により応力が
加わり、被膜のダメージが大きくなってしまう。
そこで、本発明では第2図に示す如く、成形ローラ回転
用モータ8に、テンションFと同じ方向に成形ローラ回
転用モータ8によりローラ6aにトルクTをかけること
で、テンションが減少する。
つまり、総称4aの成形抵抗力から上記トルクTを差し
引いた値が、成形後の線材4aに働くテンションFとな
る。従って、上記トルクTを変えることで、線材4aに
働くテンションを変えることができる。
そこで、成形ローラ回転用モータ8のトルク制御の一例
を示すと、線材4aに働くテンションFをテンションメ
ータ19により検出する。制御装置20では、テンショ
ンメータ19で検出したテンションFを入力し、このテ
ンションFが所定値(例えば、4 kg r )となる
ように、成形ローラ回転用モータ8に供給されるエア圧
を変化させるように、電−空レギュレータ21に指令を
出力する。
以上の様にして線材4aに働くテンションを調整し、最
適テンションにより連続的に丸線材4bを押しつぶして
、第3図に示す如く、平角線4aを成型する。この間、
丸線材4bはガイドノズル7aを通って、対の成形ロー
ラ6a、6bの間の所定の位置へ安定して導かれる。そ
の後、平角に成型されてガイドノズル7bを通って巻枠
3へ導かれる。また、同時にトラバースガイド用モータ
9も回転し、ボールネジ11上に第2図に示される線材
成型郡全体(プレート5)を、平角線4aの線幅ピッチ
で、巻枠3の回転(巻枠回転用モータ1の回転)に同期
させてトラバースさせていく。
上述した構成にすることで、線材4は始め巻枠3にから
げるまでは丸線材4bを用いて、巻枠3に巻きつけると
きには平角線4aとすることで、丸線材4bの使用が可
能になり、ドラム(線材4が巻いである)から巻きほど
く際に生じるねじれに影響されることなく、平角線4a
の断面姿勢を一定に保つことができ、巻枠3に巻装する
際に、線のねじれを生ずることなく、線材4aの巻装が
非常に節単にできる。
また、成形ローラ回転用モータ8に、エアモータを用い
て供給エアーの圧力、及び流量を調整することにより、
線材4aに働くテンションを任意設定できる。もちろん
トルクモータなど出力トルクが制御出来るモータを用い
れば同様の効果が得られることはいうまでもない。なお
、第4図に示す第2実施例においては、成型ローラ回転
用モータ8の軸8aの先端には第1のローラ6aが固定
されている。また、軸8a上には第1の全歯歯車15が
固定され、この第1の全歯歯車15に第2の全歯歯車1
6が噛み合っている。この全歯歯車16が固定されてい
るシャフト17には、第2のローラ6bが固定されてい
る。また、13aは第1のローラスライド用シリンダ、
12aは第1のスライドブロック、6cは第1のスライ
ドブロック12aに回転自在に設けられた第3のローラ
であり、この第3のローラ6cは第1のローラ6aと直
線状に配置され、矢印り方向に第1のローラスライド用
シリンダ13aにより移動する。
さらに、13bは第2のローラスライド用シリンダ、1
2bは第20ローラスライドブロツク、6dは第2のス
ライドブロック12bに回転自在に設けられた第4のロ
ーラであり、この第4のローラ6dは第20ローラ6b
と直線上に配置され矢印E方向に第2のローラスライド
用シリンダ13bにより移動する。
そして、第4図に示すように第1ないし第4のローラ6
a〜6dにより、正方形状の隙間18を形成する。
そして、上述した第1実施例と同様に、丸線材4bを上
記隙間18内に挿入することで、丸線材4bを正方形状
の角線材4Cとすることができる。
また、巻枠に丸線材4bをからげる時には、第1゜第2
のローラスライド用シリンダ13a、13bにより第3
.第4のローラ6c、6dを移動させて、第1ないし第
4のローラ6a〜6dにより形成される隙間を丸線材4
bの径よりも大きいものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明巻線装置の一実施例を示す模式図、第2
図は第1図におけるA−丸線に沿う断面図、第3図はロ
ーラと線材とを示す斜視図、第4図は巻線装置の他の実
施例を示す模式図である。 3・・・巻枠、4・・・線材、4a・・・平角線、4b
・・・丸線、6a、6b・・・1対のローラ、8・・・
ローラ駆動用モータ、19・・・テンションメータ、2
0・・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する位置に配置され、断面がほぼ円形の被膜
    付コイルを押圧し、平板状のコイルを形成する1対のロ
    ーラと、 これら1対のローラにより形成された平板状のコイルを
    巻装するための巻枠と、 前記ローラに前記コイルの抜き出し方向と同じ方向に駆
    動力を与えるための駆動力付与手段と、前記巻枠と前記
    1対のローラとの間のコイルのテンションを検出するテ
    ンション検出手段と、前記テンションを所定のテンショ
    ンに制御すべく、前記駆動力付与手段により、前記ロー
    ラの駆動力を変化させるための制御装置と、 を備えたコイルの巻線装置。
JP1005519A 1988-06-16 1989-01-12 電気コイルの巻線装置 Expired - Fee Related JP2692224B2 (ja)

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