JPS62136807A - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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Publication number
JPS62136807A
JPS62136807A JP60278561A JP27856185A JPS62136807A JP S62136807 A JPS62136807 A JP S62136807A JP 60278561 A JP60278561 A JP 60278561A JP 27856185 A JP27856185 A JP 27856185A JP S62136807 A JPS62136807 A JP S62136807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wire
rollers
winding
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP60278561A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Hiroshima
雅之 広島
Masahiko Sakai
酒井 政彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP60278561A priority Critical patent/JPS62136807A/ja
Publication of JPS62136807A publication Critical patent/JPS62136807A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばスタータのフィールドコイルやオルタ
ネータのロータコイルに使用されるコイルを形成するた
めの巻線機に関する。
〔従来の技術〕
社会のニーズとして、機器の小型軽量化の要求が高まる
中で、電磁器等を構成するコイルの高密度化を計ろうと
している。
一方、通常のものでは、丸線のコイルを利用して、コイ
ルをボビンに巻装している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上述した従来のものでは、第11図で示される
ように、丸線コイル20を使用したボビン21巻線で、
層を重ねて巻いていく場合、隣り合う下層20aと上層
20bのリード20c、20dの向きが、互いに逆方向
である為に、上層20bに新たに巻かれる線を、逆方向
の下層20aのリードi’!20c、20dに倣わせる
ような力が作用する。その為、上層20bのリード20
dが乱れてしまい、層を重ねるにしたがって、そのリー
ド20dの乱れが大きくなってしまう。
また、巻線機の高精度を計って、丸線コイルをリードの
乱れなく、整列度が限界まで向上したとしても、隣り合
う丸線材の間の空きスペースは詰めることが出来ない。
平角線をボビンに巻く時に、平角線の断面姿勢を常に、
ボビンに対して、一定に保持しなければならない。次に
、平角線を用いた巻線では、上記の丸線にあるような問
題はないが、また、平角線の巻き始め線を、巻枠にから
げた直後に、巻枠に巻線する場合には、からげによる平
角線のひねりがさけられず、巻枠に平角線を巻くのが難
しいという問題がある。この為、平角線の巻き線は、限
られた形状のコイルにしか適用することができない。
また、平角線材をボビンに巻装する時に、平角線材をド
ラムからねじれが生じないように、巻きほどくには、ド
ラムを回転させる必要があり、そのための装置も高価な
ものとなってしまう。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、 対向する位置に配置され、断面はほぼ円形のコイルを押
圧し、平板状のコイルを形成する1対のローラと、 これら1対のローラにより形成された平板状のコイルを
巻装するための巻枠と、 を備えた巻線機とすることである。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。第1
図は本発明になるコイル巻線装置の一実施例の全体構成
を示す一部断面斜視図である。
■は巻枠回転用モータ、2は巻枠固定用治具であり、巻
枠回転用モータ1に直結してあり、図中では半断面にし
である。3は巻枠であり、巻枠固定用治具2と円板2a
との間に、挟持して固定されている。4aおよび4bは
線材である。5はプレートで、このプレート5には成型
ローラ6a、6b、線材4a、4bのガイドノズル73
%7b%成形ローラ回転用モータ8が配設されている。
9はトラバースガイド用モータで、ボールネジ11を介
してプレート5に連結されている。
そして、ガイドノズル7a、7bは、プレート5の腕部
5aに固定されており、ローラ6a、65間を通して、
ほぼ1直線上に設けられている。
第2図は第1図におけるA−A線に沿う断面の模式図で
ある。12はスライドブロックで、プレート5のスライ
ド溝内に配設されており、かつ、ローラスライド用シリ
ンダ13に結合されている。
ローラ6bは、スライドブロック12に回転自由に取り
付けられ、ローラ6aは成型ローラ回転用モータ8に直
結され、プレート5に対して回転自在に保持されている
次に上記構成による本発明コイル巻線装置の作動につい
て説明すると、まず、断面円形の丸線材4bの先端を、
ガイドノズル7asローラ6a、6b間、ガイドノズル
7bを通して、巻枠3の外周にからげて、固定する。こ
の時に、ローラ6bを保持しているスライドブロック1
2を、ローラスライド用シリンダ13により、下方向(
矢印B方向)に下げて、ローラ6a、6b間の隙間を、
丸線材4bの線径よりも大きいものとしておく。
その後、巻枠回転用モータ1を作動させて、線材4bを
巻枠3の外周に巻きつけていく。この時、ローラスライ
ド用シリンダ13により、スライドブロック12を上昇
させて、ローラ6a、6b間の隙間を、丸線材4bの所
定のつぶし量を得るように、ローラ6bを上方向(矢印
C方向)に移動させる。
また成型ローラ6aは、成型ローラ回転用モータ8の作
動によって回転し、ローラ6bとの間に丸線材4bを引
き込みながら、連続的に丸線材4bを押しつぶして、第
3図に示す如く、平角線4aを成型する。この間、丸線
材4bは、ガイドノズル7aを通って、対の成形ローラ
6a、6bの間の所定の位置へ安定して導かれる。その
後、平角に成型されて、ガイドノズル7bを通って巻枠
3へ導かれる。また、同時にトラバースガイド用モータ
9も回転し、ボールネジ11上に、第2図に示される線
材成型郡全体(プレート5)を、平角線4aの線幅のピ
ッチで、巻枠3の回転(巻枠回転用モータ1の回転)に
同期させてトラバースさせていく。
なお、丸線材4bを平角線4aにする場合には、平角線
4aの横幅をl、他の厚みをtとした時の圧延比=l/
lは、実験より、約1.5以下にすることで、線材4b
外周の絶縁被膜が、破壊されることはない。
従って、上述した構成にすることで、線材4は始め巻枠
3にからげるまでは丸線材4bを用いて、巻枠3に巻き
つけるときには平角線4aとすることで、平角線4aの
断面姿勢を一定にすることも容易であり、線材4をドラ
ム(線材4が巻いである)からねじれが生じないように
巻きほどくにも、丸線材4bであり、容易である。
また、始め巻枠4に線材4の先端をからげる時には、丸
線材4bで行い、先端をからげた後に、平角線4aを成
型して、巻枠3に巻装するため、線のひねりを生ずるこ
となく、線材4の巻装が非常に簡単にできる。
また、平角線4aを巻枠3に巻きつけているので、平角
線43間のリード溝が少なくなり、これによって下層リ
ード4eに対する上層リード4dの影響をなくすことが
でき、高整列度の巻線が可能になる。
なお、第4図に示す第2実施例においては、成型ローラ
回転用モータ8の軸8aの先端には、第1のローラ6a
が固定されている。また、軸8a上には、第1の全歯歯
車15が固定され、この第1の全歯歯車15に第2の全
歯歯車16が噛みあっている。この全歯歯車16が固定
されているシャフト17には、第2のローラ6bが固定
されている。そして、第1、第2のローラ6a、6bは
、直角に配置されている。
また、13aは第1のローラスライド用シリンダ、12
aは第1のスライドブロック、6Cは第1のスライドブ
ロック12aに回転自在に設けられた第3のローラであ
り、この第3のローラ6Cは、第1のローラ6aと直線
状に配置され、矢印り方向に、第1のローラスライド用
シリンダ13aにより、移動する。
さらに、13bは第2のローラスライド用シリンダ、1
2bは第2のスライドブロック、6dは第2のスライド
ブロック12bに回転自在に設けられただ4のローラで
あり、この第4のローラ6dは、第2のローラ6bと直
線状に配置され、矢印E方向に、第2のローラスライド
用シリンダ13bにより、移動する。
そして、第4図に示すように、第1ないし第4のローラ
6a〜6dにより、正方形状の隙間18を形成する。
そして、上述した第1実施例と同様に、丸線材4bを、
上記隙間18内に挿入することで、丸線材4bを正方形
状の角線材4Cとすることができる。また、巻枠に丸線
材4bをからげる時には、第1、第2のローラスライド
用シリンダ13a、13bにより、第3、第4のローラ
6C16dを移動させて、第1ないし第4のローラ6a
〜6dにより形成される隙間を丸線材4bの径よりも大
きいものとする。そして、丸線材4bの先端を巻枠にか
らげた後に、丸線材4bを角線材4とし、第5図に示す
如く、巻枠3に角線材4cを巻装する。
また、丸線、平角線両方において、整列度が限界まで向
上した場合、第5図で示される角線巻きコイルでは、第
6図で示される丸線巻きコイルよりも、線材間の隙間が
小さくなるという効果がある。これを占積率で比較する
と、平角線の断面形状を矩形と仮定した場合、平角線巻
きコイルは、丸線巻きコイルに比べて、占積率が27.
4%高くなるという利点がある。下式は、その算出式で
ある。
ここで、占積率=Σ(線材断面積)/(巻線可能スペー
ス断面積)である。
そして、第7図および第8図に示す斜線部分(縦3a、
横3aの正方形部分)の占積率を計算する。ここで、a
は丸線4bの線径である。
従来のコイルの占積率 :(9X(π/4)a2/ (3a)” )X= 78
.5% 本発明によるコイルの占積率 : (線材断面積合計)/(3a)”X100=lOO
% ((100%−78,5%)/78.5%)x100=
 27.4% (本発明によるコイルでは、隣り合う線材間に空きスペ
ースがないので、理論的には占積率が100%としであ
る。) 本発明なるコイルの巻線装置において製造されるコイル
は、線材が平角形であることから、コイルの上層が下層
のリードの影響を受けず、整列度が向上し、これによっ
て、第9図に示す巻枠を持たないコイル、第10図に示
す台形コイルなどの巻線が容易となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、巻枠にコイルを巻
く時に、1対のローラにより、丸線のイコルを押圧して
、平板状のコイルとし、巻枠に巻装するので、コイルを
1対のローラ間に挿入するまでは、丸線材で行うことが
できるので、従来のように、1対のローラまでの丸線の
コイルの断面姿勢を一定に保つ必要もなく、丸線のコイ
ルをドラムから巻きほどく時にも、丸線のコイルである
ため、ねじれを生じても容易に巻きほどくことができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明巻線装置の第1実施例の全体構成を示す
部分断面斜視図、第2図は第1図図示の線材成型部分の
部分断面模式図、第3図はローラと線材を示す斜視図、
第4図は本発明巻線装置の第2実施例を示す模式図、第
5図から第8図は本発明を従来と比較して説明する為の
コイル模式図、第9図および第10図は本発明によるコ
イルの他の実施例を示す模式図、第11図は従来の丸線
材における上層の線材が下層のリード溝に倣う為に、上
層のリードが乱れるという状態を示す斜視図である。 1・・・巻枠回転用モータ、2・・・巻枠固定治具、3
・・・巻枠、4a・・・平角線、4b・・・丸線、5・
・・プレーh、6a、6b・・・成形ローラ、7a、7
b・・・ノズル、8・・・成形ローラ回転用モータ、9
・・・トラバースガイド用モータ、11・・・ボールネ
ジ、12・・・スライドブロック、13・・・ローラス
ライド用シリンダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する位置に配置され、断面はほぼ円形のコイ
    ルを押圧し、平板状のコイルを形成する1対のローラと
    、 これら1対のローラにより形成された平板状のコイルを
    巻装するための巻枠と、 を備えた巻線機。
  2. (2)前記1対のローラは、断面ほぼ円形のコイル端を
    前記巻枠にからげた後に、前記円形のコイルを押圧し、
    前記平板状のコイルを形成して、前記巻枠に巻装するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の巻線機。
JP60278561A 1985-12-10 1985-12-10 巻線機 Pending JPS62136807A (ja)

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JP60278561A JPS62136807A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 巻線機

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JP60278561A JPS62136807A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 巻線機

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JPS62136807A true JPS62136807A (ja) 1987-06-19

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ID=17598976

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JP60278561A Pending JPS62136807A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 巻線機

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02188378A (ja) * 1989-01-12 1990-07-24 Nippondenso Co Ltd 電気コイルの巻線装置
JP2005341665A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Mitsubishi Material Cmi Kk 角線使用モータ
US7325564B2 (en) 2004-03-24 2008-02-05 Keihin Corporation Linear solenoid valve
US7487798B2 (en) 2004-03-31 2009-02-10 Keihin Corporation Linear solenoid valve
JP2010062481A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Totoku Electric Co Ltd エッジワイズコイル製造装置
JP2015035633A (ja) * 2014-11-18 2015-02-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 コイル部品およびその製造方法

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