JPH034414Y2 - - Google Patents

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JPH034414Y2
JPH034414Y2 JP19247485U JP19247485U JPH034414Y2 JP H034414 Y2 JPH034414 Y2 JP H034414Y2 JP 19247485 U JP19247485 U JP 19247485U JP 19247485 U JP19247485 U JP 19247485U JP H034414 Y2 JPH034414 Y2 JP H034414Y2
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JP
Japan
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pad
bending
urging means
punching
die
Prior art date
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Expired
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JP19247485U
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JPS62101631U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フランジ曲げ加工の穴抜き及び曲げ
成形を同一のプレス型で同時に行なうことができ
るようにした抜き・曲げ同時加工用プレス装置に
関するものである。
(従来の技術) 一般にフランジ曲げを行なう場合、通常のプレ
ス加工では、抜き工程と曲げ工程の2工程に分け
て成形している。すなわち、第4図、第5図は、
曲げ加工する場合の従来の加工法を段階的に示し
たもので、すでに第1工程(抜き工程)で穴抜き
されたブランク(被加工物)5を、第4図に示す
ように、第2工程(曲げ工程)の曲型の上型曲げ
刃21とパツド22で保持し、次いで、第5図に
示すように、プレス下死点状態で、固定ポンチ2
3と上型曲げ刃21とでフランジ曲げ成形を完了
させている。
(考案が解決しようとする問題点) したがつて、従来のフランジ曲げ加工では、抜
きと曲げの最低2工程、すなわち、少なくとも2
型のプレス装置が必要となり、加工を効率よく行
なうことができないばかりでなく、装置費や加工
費が増大してコスト的に不利となるという問題点
があつた。
本考案はかかる問題点を除去した抜き・曲げ同
時加工用プレス装置を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て、抜き・曲げ同時加工用プレス装置の構成を、
上型に固設した穴抜きポンチと下型に固設した穴
抜きダイスとを内設すると共に、前記穴抜きダイ
スの上部側外周面を曲げ刃に形成し、かつ、前記
穴抜きポンチ及び穴抜きダイスに、夫々の先端面
間でブランクを挾持する上部パツド及び下部パツ
ドを上下動自在に嵌設すると共に、該上部パツド
の下部側内面及び下部パツドの上部側内面を前記
曲げ刃と係合する係合面に形成し、更に、前記上
部パツド及び下部パツドを常時先端面方向に付勢
する付勢手段と前記上部パツドを支持する主体パ
ツドを常時下方に付勢する付勢手段とを設け、か
つ、該各付勢手段の付勢力を、上部パツドの先端
面方向への付勢手段、下部パツドの先端面方向へ
の付勢手段、そして、主体パツドの下方への付勢
手段の順に大きくなるように設定したものであ
る。
(作用) このような構成とすれば、上部パツド及び下部
パツドの先端面間にブランクを挾持した状態で、
上型の下降により、穴抜きポンチと穴抜きダイス
とによる抜き加工が行なわれると共に、同時に、
穴抜きダイス上部側外周面の曲げ刃と、上部パツ
ドの下部側内面及び下部パツドの上部側内面との
係合でフランジ曲げ成形が行なわれることとな
り、抜きと曲げ同一のプレス型で同時に行なこと
ができることとなる。また、この際、各付勢手段
の巧みな組合せにより、上記同時加工が効率よく
行なわれると共に、フランジ曲げ成形が完了した
状態で、ブランクが固定ポンチにセツトされるた
め、その後は、通常のプレス加工を自由に行なう
ことができることとなる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図により説明する。
なお、第1図乃至第3図はプレス加工の進む過
程を順次示したもので、第1図は抜き加工、第2
図は曲げ加工、第3図は通常のプレス加工を行な
つている状態を夫々示している。
第1図乃至第3図に示すように、上型1及び下
型2の互いに対向する位置に、夫々穴抜きポンチ
3及び穴抜きダイス4が固設されている。
前記穴抜きダイス4は、その上部側外周面を曲
げ刃4aに形成して、下型曲げ刃を兼ねたダイス
に構成されている。前記穴抜きポンチ3及び穴抜
きダイス4には、夫々の先端面間でブランク5を
挾持する上部パツド6及び下部パツド7が上下動
自在に嵌設されており、その上部パツド6の下部
側内面及び下部パツド7の上部側内面が、前記曲
げ刃4aと係合する係合面に形成されている。前
記上部パツド6は、主体パツド8に固設された部
分パツド8aにコイルスプリング9を介して支持
され、また、下部パツド7は下型2にコイルスプ
リング10を介して支持されており、これら上部
パツド6及び下部パツド7は、前記コイルスプリ
ング9,10のばね力によつて、夫々常時先端面
方向に付勢されている。また、前記主体パツド8
は、コイルスプリング11を介して上型1に支持
されると共に、そのばね力によつて常時下方に付
勢されている。
ここで、前記各コイルスプリングのばね力は、
コイルスプリング11>コイルスプリング10>
コイルスプリング9となるように設定されてい
る。なお、符号12はブランク受け、13はコイ
ルスプリング、14は固定ポンチ、15及び16
は通常のプレス加工に使用される穴抜き加工材で
ある。
次に作動を説明する。まず、第1図に示すよう
に、ブランク5をブランク受け12と下部パツド
7にセツトした後、該ブランク5をコイルスプリ
ング9のばね力で先端面方向に付勢される上部パ
ツド6と、コイルスプリング10のばね力で先端
面方向に付勢される下部パツド7とによつて挾持
し、穴抜きポンチ3と穴抜きダイス4によつて抜
き加工を行なう。この際、コイルスプリング9の
ばね力をコイルスプリング10のばね力よりも小
さく設定しておき、コイルスプリング9が先行し
てたわむようにする。次に、第2図に示すよう
に、抜き加工が完了したブランク5は、上部パツ
ド6と下部パツド7とで挾持されたまま、コイル
スプリング10,13のたわみにより、下部パツ
ド7及びブランク受け12が下降し、穴抜きダイ
ス4の曲げ刃4aと、上部パツド6の下部側内面
及び下部パツド7の上部側内面との係合によりフ
ランジ曲げ加工される。ここで、ブランク5は固
定ポンチ14の上に正規にセツトされるが、主体
パツド8の押えコイルスプリング11のばね力を
前記コイルスプリング9,10のばね力よりも十
分に大きく設定してあるため、主体パツド8のス
トロークはSだけ残つている。したがつて、この
ストロークSにより通常のプレス加工、例えば、
第3図に示すように、加工部材15,16による
穴抜き加工なども可能となる。
(考案の効果) 本考案の抜き・曲げ同時加工用プレス装置は、
以上の構成としたので、上部パツド及び下部パツ
ドの先端面間にブランクを挾持した状態で、上型
の下降により、穴抜きポンチと穴抜きダイスとに
よる抜き加工を行なうことができると共に、同時
に、穴抜きダイス上部側外周面の曲げ刃と、上部
パツドの下部側内面及び下部パツドの上部側内面
との係合でフランジ曲げ成形を行なうことができ
る。したがつて、抜きと曲げを同一のプレス型で
同時に行なうことができるので、効率よく加工す
ることができると共に、工程短縮による装置費や
加工費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の抜き・曲げ同時加
工用プレス装置による加工の進む過程を順次示す
もので、第1図は抜き加工を行なつている状態を
示す縦断面図、第2図は曲げ加工を行なつている
状態を示す縦断面図、第3図は通常のプレス加工
を行なつている状態を示す縦断面図、第4図及び
第5図は従来のフランジ曲げ加工する場合の加工
過程を段階的に示す縦断面図である。 1…上型、2…下型、3…穴抜きポンチ、4…
穴抜きダイス、4a…曲げ刃、5…ブランク、6
…上部パツド、7…下部パツド、8…主体パツ
ド、9,10,11…コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型に固設した穴抜きポンチと下型に固設した
    穴抜きダイスとを対設すると共に、前記穴抜きダ
    イスの上部側外周面を曲げ刃に形成し、かつ、前
    記穴抜きポンチ及び穴抜きダイスに、夫々の先端
    面間でブランクを挟持する上部パツド及び下部パ
    ツドを上下動自在に嵌設すると共に、該上部パツ
    ドの下部側内面及び下部パツドの上部側内面を前
    記曲げ刃と係合する係合面に形成し、更に、前記
    上部パツド及び下部パツドを常時先端面方向に付
    勢する付勢手段と前記上部パツドを支持する主体
    パツドを常時下方に付勢する付勢手段とを設け、
    かつ、該各付勢手段の付勢力を、上部パツドの先
    端面方向への付勢手段、下部パツドの先端面方向
    への付勢手段、そして、主体パツドの下方への付
    勢手段の順に大きくなるように設定したことを特
    徴とする抜き・曲げ同時加工用プレス装置。
JP19247485U 1985-12-14 1985-12-14 Expired JPH034414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19247485U JPH034414Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

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JP19247485U JPH034414Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62101631U JPS62101631U (ja) 1987-06-29
JPH034414Y2 true JPH034414Y2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=31147585

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JP19247485U Expired JPH034414Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

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