JPH0341702B2 - - Google Patents
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- JPH0341702B2 JPH0341702B2 JP57131901A JP13190182A JPH0341702B2 JP H0341702 B2 JPH0341702 B2 JP H0341702B2 JP 57131901 A JP57131901 A JP 57131901A JP 13190182 A JP13190182 A JP 13190182A JP H0341702 B2 JPH0341702 B2 JP H0341702B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- gear
- housing
- sun gear
- collar
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 2
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000009365 direct transmission Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/04—Combinations of toothed gearings only
- F16H37/042—Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement
- F16H37/046—Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement with an additional planetary gear train, e.g. creep gear, overdrive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/46—Gearings having only two central gears, connected by orbital gears
- F16H3/48—Gearings having only two central gears, connected by orbital gears with single orbital gears or pairs of rigidly-connected orbital gears
- F16H3/52—Gearings having only two central gears, connected by orbital gears with single orbital gears or pairs of rigidly-connected orbital gears comprising orbital spur gears
- F16H3/54—Gearings having only two central gears, connected by orbital gears with single orbital gears or pairs of rigidly-connected orbital gears comprising orbital spur gears one of the central gears being internally toothed and the other externally toothed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
- F16H2057/085—Bearings for orbital gears
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般に遊星歯車組立て体に係るもので
ある。更に詳細にいえば、本発明は近代的な4輪
駆動車輛の動力分配装置に使用できるはすば遊星
歯車組立て体に係るものである。
ある。更に詳細にいえば、本発明は近代的な4輪
駆動車輛の動力分配装置に使用できるはすば遊星
歯車組立て体に係るものである。
4輪駆動車輛が主要道路から外れた道路で運転
される場合、主要道路用に必要な減速装置よりも
歯車比が小さい減速装置を必要とする。これは車
輛の速度を減少し、こう配順応性を改善しまた悪
い地形で容易にトラバースできるようにするため
である。遅い速度での走行条件下で適切なフアン
冷却を行なうためエンジンの回転速度を十分に高
く保持するには歯車比は小さくする必要がある。
される場合、主要道路用に必要な減速装置よりも
歯車比が小さい減速装置を必要とする。これは車
輛の速度を減少し、こう配順応性を改善しまた悪
い地形で容易にトラバースできるようにするため
である。遅い速度での走行条件下で適切なフアン
冷却を行なうためエンジンの回転速度を十分に高
く保持するには歯車比は小さくする必要がある。
典型的な減速装置には添え軸歯車組か遊星歯組
かいずれかが組み込まれる。従来技術の添え軸歯
車組と比較すると、遊星歯車組は重量が軽く、小
ぢんまりし、寸法が小さくまた効率と耐用性とが
すぐれている点で好ましい。エネルギーと装具と
の費用が増大するに従いこれらの特徴が次第に望
ましくなつている。
かいずれかが組み込まれる。従来技術の添え軸歯
車組と比較すると、遊星歯車組は重量が軽く、小
ぢんまりし、寸法が小さくまた効率と耐用性とが
すぐれている点で好ましい。エネルギーと装具と
の費用が増大するに従いこれらの特徴が次第に望
ましくなつている。
更にまた、車輛に小型のエンジンを設けること
が今日では受容された慣習である。そのような場
合に、比較的に高速度でも関係した減速装置が広
範囲に使用される。本来的に騒音を立てる平歯車
がこれまで受容されたが、今では運転を静かにす
るためはすば歯車を使用することが好ましい。
が今日では受容された慣習である。そのような場
合に、比較的に高速度でも関係した減速装置が広
範囲に使用される。本来的に騒音を立てる平歯車
がこれまで受容されたが、今では運転を静かにす
るためはすば歯車を使用することが好ましい。
これら理由とその他の理由とのため、はすば歯
車を有する遊星歯車歯を組込んだ減速装置の必要
が当業界に起つた。しかしながら、はすば遊星歯
車組においては、太陽およびリング歯車のらせん
角が支えにくいスラスト荷重を生じる。このこと
は歯車組が直接駆動モードとして一体に回転する
際に特に事実である。これらスラスト負荷を支え
ることが特に重要である。また遊星歯車組が直接
駆動モードで長時間作動せしめられる時歯車が負
荷をかけられないようにすることが重要である。
これにより歯車歯の接触部における平面の磨耗を
回避し、従つて、遊星歯車組が減速モードで作動
せしめられる時騒音と振動とを減少する。最後に
歯車がトルク荷重の負担を最善にするため求心で
それにより騒音を更に減少し耐用寿命を延ばすよ
うな構造にすることが重要である。
車を有する遊星歯車歯を組込んだ減速装置の必要
が当業界に起つた。しかしながら、はすば遊星歯
車組においては、太陽およびリング歯車のらせん
角が支えにくいスラスト荷重を生じる。このこと
は歯車組が直接駆動モードとして一体に回転する
際に特に事実である。これらスラスト負荷を支え
ることが特に重要である。また遊星歯車組が直接
駆動モードで長時間作動せしめられる時歯車が負
荷をかけられないようにすることが重要である。
これにより歯車歯の接触部における平面の磨耗を
回避し、従つて、遊星歯車組が減速モードで作動
せしめられる時騒音と振動とを減少する。最後に
歯車がトルク荷重の負担を最善にするため求心で
それにより騒音を更に減少し耐用寿命を延ばすよ
うな構造にすることが重要である。
本発明は前記した問題の1つまたはそれ以上を
解決するはすば遊星歯車組立て体を提供するもの
である。遊星歯車組立て体にはハウジングに固着
した反動リング歯車と、軸受により軸線方向と半
径方向とに位置決めされた入力太陽歯車と、軸線
方向に抑制されているが半径方向に自由である出
力キヤリヤとが組込まれている。ジヨークラツチ
が入力シヤフトを出力シヤフトに接続しそれによ
り直接駆動モードにする高速すなわち高範囲位置
とキヤリキを出力シヤフトに接続しそれにより減
速駆動モードにする低速すなわち低範囲位置との
間を出力シヤフト上で摺動する。
解決するはすば遊星歯車組立て体を提供するもの
である。遊星歯車組立て体にはハウジングに固着
した反動リング歯車と、軸受により軸線方向と半
径方向とに位置決めされた入力太陽歯車と、軸線
方向に抑制されているが半径方向に自由である出
力キヤリヤとが組込まれている。ジヨークラツチ
が入力シヤフトを出力シヤフトに接続しそれによ
り直接駆動モードにする高速すなわち高範囲位置
とキヤリキを出力シヤフトに接続しそれにより減
速駆動モードにする低速すなわち低範囲位置との
間を出力シヤフト上で摺動する。
リング歯車は軸線方向と半径方向とに支持され
るようにハウジングに圧入される。リング歯車の
スラストはハウジングに直接伝達される。太陽歯
車は玉軸受により軸線方向と半径方向とに支持さ
れている入力シヤフトに堅固にキイ留めされてい
る。軸受は太陽歯車スラスト負荷をハウジングに
伝達しハウジングではこの伝達されたスラスト負
荷はリング歯車の等しい反対のスラスト負荷に釣
合う。キヤリヤはクラツチ掛けを容易にするため
軸線方向に抑制されるが負荷を平衡にするため半
径方向に浮動できる。
るようにハウジングに圧入される。リング歯車の
スラストはハウジングに直接伝達される。太陽歯
車は玉軸受により軸線方向と半径方向とに支持さ
れている入力シヤフトに堅固にキイ留めされてい
る。軸受は太陽歯車スラスト負荷をハウジングに
伝達しハウジングではこの伝達されたスラスト負
荷はリング歯車の等しい反対のスラスト負荷に釣
合う。キヤリヤはクラツチ掛けを容易にするため
軸線方向に抑制されるが負荷を平衡にするため半
径方向に浮動できる。
直接駆動では、トルクは太陽歯車とジヨークラ
ツチとを経て歯車に負荷をかけずに出力シヤフト
に伝達される。これにより錠止めされて走行中に
通常経験する振動と摩耗とを回避する。
ツチとを経て歯車に負荷をかけずに出力シヤフト
に伝達される。これにより錠止めされて走行中に
通常経験する振動と摩耗とを回避する。
本発明の目的は、はすば歯車によるスラスト負
荷をハウジングによつて効果的に吸収できるはす
ば遊星歯車組立体を提供することである。
荷をハウジングによつて効果的に吸収できるはす
ば遊星歯車組立体を提供することである。
本発明によるはすば遊星歯車組立体は、ハウジ
ングと、ハウジングに固定された軸受と、軸受に
より軸受されそれによつて軸線方向及び半径方向
に保持されている第1の部材と、第1の部材に関
して相対的に回転するようにハウジングに軸受さ
れた第2の部材と第1の部材と共に回転するよう
に第1の部材に固定された太陽歯車と、前記軸受
と前記太陽歯車との間に設けられたスラスト表面
と、前記ハウジングに固定されたリング歯車と、
遊星キヤリヤと、太陽歯車及びリング歯車と噛み
合うように前記キヤリヤによつて支持された複数
の遊星歯車と、第2の部材と共に回転しかつ第2
の部材に関して相対的に軸線方向に運動するよう
に第2の部材に係合しているカラーとを備え、前
記歯車がはすば歯車の歯を有しかつトルク負荷を
十分に分配するために歯車の間で中心を探すよう
に互いに半径方向に移動可能であり、前記リング
歯車は前記ハウジングを押しておりかつ前記遊星
歯車からスラスト負荷を吸収するようにかつその
ようなスラスト負荷をハウジングにより吸収する
ためにそのようなスラスト負荷を前記ハウジング
に直接向けるように前記遊星歯車と噛み合つてお
り、前記カラーは、動作が直結駆動にあるとき歯
車に負荷が加えられないように、トルクを第1の
部材から第2の部材に直接伝達するように第1の
部材に係合する高速位置に移動可能であり、前記
カラーは、第1の部材から歯車、キヤリヤ及びカ
ラーを介して第2の部材にトルクを伝達するよう
にキヤリヤに係合する低速位置に移動可能であ
り、前記組立て体は、カラーが低速位置にあると
きはすば遊星歯車及びはすば太陽歯車がハウジン
グにより直接吸収される第1のスラスト負荷をリ
ング歯車に発生し、前記太陽歯車のスラスト負荷
がハウジングによつて吸収されるように前記スラ
スト表面及び前記軸受を介して前記ハウジングに
直接伝達され、かつ前記歯車がその歯車上のトル
ク負荷を釣り合わすように協働して半径方向に移
動されるように、作られかつ配置されて構成され
ている。
ングと、ハウジングに固定された軸受と、軸受に
より軸受されそれによつて軸線方向及び半径方向
に保持されている第1の部材と、第1の部材に関
して相対的に回転するようにハウジングに軸受さ
れた第2の部材と第1の部材と共に回転するよう
に第1の部材に固定された太陽歯車と、前記軸受
と前記太陽歯車との間に設けられたスラスト表面
と、前記ハウジングに固定されたリング歯車と、
遊星キヤリヤと、太陽歯車及びリング歯車と噛み
合うように前記キヤリヤによつて支持された複数
の遊星歯車と、第2の部材と共に回転しかつ第2
の部材に関して相対的に軸線方向に運動するよう
に第2の部材に係合しているカラーとを備え、前
記歯車がはすば歯車の歯を有しかつトルク負荷を
十分に分配するために歯車の間で中心を探すよう
に互いに半径方向に移動可能であり、前記リング
歯車は前記ハウジングを押しておりかつ前記遊星
歯車からスラスト負荷を吸収するようにかつその
ようなスラスト負荷をハウジングにより吸収する
ためにそのようなスラスト負荷を前記ハウジング
に直接向けるように前記遊星歯車と噛み合つてお
り、前記カラーは、動作が直結駆動にあるとき歯
車に負荷が加えられないように、トルクを第1の
部材から第2の部材に直接伝達するように第1の
部材に係合する高速位置に移動可能であり、前記
カラーは、第1の部材から歯車、キヤリヤ及びカ
ラーを介して第2の部材にトルクを伝達するよう
にキヤリヤに係合する低速位置に移動可能であ
り、前記組立て体は、カラーが低速位置にあると
きはすば遊星歯車及びはすば太陽歯車がハウジン
グにより直接吸収される第1のスラスト負荷をリ
ング歯車に発生し、前記太陽歯車のスラスト負荷
がハウジングによつて吸収されるように前記スラ
スト表面及び前記軸受を介して前記ハウジングに
直接伝達され、かつ前記歯車がその歯車上のトル
ク負荷を釣り合わすように協働して半径方向に移
動されるように、作られかつ配置されて構成され
ている。
本発明は種々多くの型式に具体化できるが図面
には1つの好ましい具体例が示してある。以下の
説明が本発明の原理を例示するものであり本発明
をこの具体例のみに限定するものと考えるべきで
はない。
には1つの好ましい具体例が示してある。以下の
説明が本発明の原理を例示するものであり本発明
をこの具体例のみに限定するものと考えるべきで
はない。
添付図面を参照して詳細に説明すると、はすば
遊星歯車組立て体10が示してある。この組立て
体10は、たとえば、自動車の伝動装置か動力分
配装置のハウジングで良いハウジング12を含ん
でいる。
遊星歯車組立て体10が示してある。この組立て
体10は、たとえば、自動車の伝動装置か動力分
配装置のハウジングで良いハウジング12を含ん
でいる。
好ましいのは玉軸受である適当な軸受14が内
レース16と外レース18とを含んでいる。適当
な錠止めリング20が外レース18をハウジング
12に固着する。
レース16と外レース18とを含んでいる。適当
な錠止めリング20が外レース18をハウジング
12に固着する。
入力シヤフト22等の型式の第1の入力部材が
軸線Aを中心として回転するよう軸受14に軸受
けされている。適当な錠止めリング24が内レー
ス16に圧接してシヤフト12を軸線方向に一方
向に抑制している。シヤフト12にはスプライン
26とクラツチ歯28とが形成されている。この
スプライン26とクラツチ歯30とは共働して肩
部30を形成している。
軸線Aを中心として回転するよう軸受14に軸受
けされている。適当な錠止めリング24が内レー
ス16に圧接してシヤフト12を軸線方向に一方
向に抑制している。シヤフト12にはスプライン
26とクラツチ歯28とが形成されている。この
スプライン26とクラツチ歯30とは共働して肩
部30を形成している。
太陽歯車32がスプライン26に係合するスプ
ライン34を含み、従つて太陽歯車は入力シヤフ
ト22にそれと共に回転するよう固着される。太
陽歯車32は肩部28に圧接し軸線方向に延びた
ハブ36を含んでいる。スラストワツシヤ38が
太陽歯車32と玉軸受14との間に介在せしめら
れている。スラストワツシヤ38はハブ36と内
レース16とに接触しているが外レース18から
間隔をあけられている。従つて入力シヤフト22
は他の軸線方向には抑制されている。軸受24も
また入力シヤフト22を半径方向に抑制してい
る。
ライン34を含み、従つて太陽歯車は入力シヤフ
ト22にそれと共に回転するよう固着される。太
陽歯車32は肩部28に圧接し軸線方向に延びた
ハブ36を含んでいる。スラストワツシヤ38が
太陽歯車32と玉軸受14との間に介在せしめら
れている。スラストワツシヤ38はハブ36と内
レース16とに接触しているが外レース18から
間隔をあけられている。従つて入力シヤフト22
は他の軸線方向には抑制されている。軸受24も
また入力シヤフト22を半径方向に抑制してい
る。
リング歯車40がハウジング12に固着されて
いる。リング歯車40の外面は部分的にのこ歯状
に切欠くことが好ましく、リング歯車はハウジン
グにそれにより軸線方向と半径方向とに支持され
るよう圧入されている。遊星キヤリヤ42が複数
の遊星歯車44を太陽歯車32とリング歯車42
とにかみ合い関係にして回転可能に支持してい
る。歯車32,40,44ははすば歯車歯を有し
ている。クラツチ歯46がキヤリヤ42に形成さ
れている。キヤリヤ42は太陽歯車32とスラス
トワツシヤ38との間にありそれらに接触してい
る位置決め板48を含んでいる。従つて、キヤリ
ヤ42は軸線方向に抑制される。しかしながら位
置決め板48が太陽歯車32とスラストワツシヤ
38とに相対的にすり合わせばめされているので
キヤリヤ42は半径方向に自由に浮動する。
いる。リング歯車40の外面は部分的にのこ歯状
に切欠くことが好ましく、リング歯車はハウジン
グにそれにより軸線方向と半径方向とに支持され
るよう圧入されている。遊星キヤリヤ42が複数
の遊星歯車44を太陽歯車32とリング歯車42
とにかみ合い関係にして回転可能に支持してい
る。歯車32,40,44ははすば歯車歯を有し
ている。クラツチ歯46がキヤリヤ42に形成さ
れている。キヤリヤ42は太陽歯車32とスラス
トワツシヤ38との間にありそれらに接触してい
る位置決め板48を含んでいる。従つて、キヤリ
ヤ42は軸線方向に抑制される。しかしながら位
置決め板48が太陽歯車32とスラストワツシヤ
38とに相対的にすり合わせばめされているので
キヤリヤ42は半径方向に自由に浮動する。
出力シヤフト50等の型式の第2の出力部材が
軸線Aを中心として回転するよう支持されてい
る。出力シヤフト50にはスプライン52が形成
されている。
軸線Aを中心として回転するよう支持されてい
る。出力シヤフト50にはスプライン52が形成
されている。
カラー54等の型式のジヨークラツチがスプラ
イン52に係合したスプライン56を含み、従つ
て、カラー54は出力シヤフト50と共に回転し
またそれに相対的に摺動する。スプライン56の
一端部にはクラツチ歯58が形成されている。カ
ラー54にもクラツチ歯60が形成されている。
カラー54は適当な転位フオーク62等により第
1図に示した中立位置と第3図に示した高範囲位
置と第4図に示した低範囲位置との間を摺動せし
められる。
イン52に係合したスプライン56を含み、従つ
て、カラー54は出力シヤフト50と共に回転し
またそれに相対的に摺動する。スプライン56の
一端部にはクラツチ歯58が形成されている。カ
ラー54にもクラツチ歯60が形成されている。
カラー54は適当な転位フオーク62等により第
1図に示した中立位置と第3図に示した高範囲位
置と第4図に示した低範囲位置との間を摺動せし
められる。
中立位置では、クラツチ歯58,60がクラツ
チ歯28,46からそれぞれ離される。出力シヤ
フト50は入力シヤフト22から離される。
チ歯28,46からそれぞれ離される。出力シヤ
フト50は入力シヤフト22から離される。
高範囲位置では、クラツチ歯58はクラツチ歯
28にかみ合う。トルクが入力シヤフト22から
出力シヤフト50に伝達されそれにより直接駆動
モードにする。直接駆動モードでは歯車32,4
0,44は負荷されないので、歯車歯の接触部に
おける平面は摩耗しないがさもない場合には組立
て体10が減速駆動の場合にこの平面は激しく騒
音を立て激しい振動する。
28にかみ合う。トルクが入力シヤフト22から
出力シヤフト50に伝達されそれにより直接駆動
モードにする。直接駆動モードでは歯車32,4
0,44は負荷されないので、歯車歯の接触部に
おける平面は摩耗しないがさもない場合には組立
て体10が減速駆動の場合にこの平面は激しく騒
音を立て激しい振動する。
位置決め板48と太陽歯車32とは共働して組
立て体10が低範囲位置に転位されるとキヤリヤ
42がカラー54と共に軸線方向に運動しないよ
う抑制する。低範囲位置ではクラツチ歯60はク
ラツチ歯46にかみ合う。トルクが入力シヤフト
22から歯車を経て出力シヤフト50に伝達され
それにより減速駆動モードにする。リング歯車の
スラスト負荷はハウジング12により吸収され
る。太陽歯車の等しいが反対のスラスト負荷はス
ラストワツシヤ38と軸受28とを経てハウジン
グ12に伝達されそれにより吸収される。キヤリ
ヤ42が半径方向に自由に浮動するので、キヤリ
ヤは歯車にかかるトルクを平衡にする位置を求め
る傾向がある。
立て体10が低範囲位置に転位されるとキヤリヤ
42がカラー54と共に軸線方向に運動しないよ
う抑制する。低範囲位置ではクラツチ歯60はク
ラツチ歯46にかみ合う。トルクが入力シヤフト
22から歯車を経て出力シヤフト50に伝達され
それにより減速駆動モードにする。リング歯車の
スラスト負荷はハウジング12により吸収され
る。太陽歯車の等しいが反対のスラスト負荷はス
ラストワツシヤ38と軸受28とを経てハウジン
グ12に伝達されそれにより吸収される。キヤリ
ヤ42が半径方向に自由に浮動するので、キヤリ
ヤは歯車にかかるトルクを平衡にする位置を求め
る傾向がある。
試験の結果は直接駆動モードで遊転している時
前記型式のはすば遊星歯車組立て体が従来技術の
計器では測定できない程に動力損が低いと判つ
た。回転中錠止めされた歯車組には騒音の増大は
見られなかつた。最後に、耐用性には問題が起き
なかつた。
前記型式のはすば遊星歯車組立て体が従来技術の
計器では測定できない程に動力損が低いと判つ
た。回転中錠止めされた歯車組には騒音の増大は
見られなかつた。最後に、耐用性には問題が起き
なかつた。
本発明を4輛駆動車輛の動力分配装置に特に使
用するようにしたはすば歯車組立て体の例を示し
て説明したが、本発明は同様な作用特性が望まし
い他の環境にも容易に応用できる。
用するようにしたはすば歯車組立て体の例を示し
て説明したが、本発明は同様な作用特性が望まし
い他の環境にも容易に応用できる。
第1図は中立位置にあるはすば遊星歯車組立て
体の詳細を示す断面図、第2図は中立位置にある
組立て体の略図、第3図は第2図に似ているが高
範囲位置にある組立て体の略図、第4図は第2図
に似ているが低範囲位置における組立て体の略図
である。
体の詳細を示す断面図、第2図は中立位置にある
組立て体の略図、第3図は第2図に似ているが高
範囲位置にある組立て体の略図、第4図は第2図
に似ているが低範囲位置における組立て体の略図
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハウジング12と、ハウジングに固定された
軸受16と、軸受16により軸受されそれによつ
て軸線方向及び半径方向に保持されている第1の
部材22と、第1の部材に関して相対的に回転す
るようにハウジングに軸受された第2の部材50
と、第1の部材と共に回転するように第1の部材
に固定された太陽歯車32と、前記軸受16と前
記太陽歯車32との間に設けられたスラスト表面
38と、前記ハウジングに固定されたリング歯車
40と、遊星キヤリヤ42と、太陽歯車32及び
リング歯車40と噛み合うように前記キヤリヤ4
2によつて支持された複数の遊星歯車44と、第
2の部材と共に回転しかつ第2の部材に関して相
対的に軸線方向に運動するように第2の部材に係
合しているカラー54とを備え、前記歯車がはす
ば歯車の歯を有しかつトルク負荷を十分に分配す
るために歯車の間で中心を探すように互いに半径
方向に移動可能であり、前記リング歯車は前記ハ
ウジングを押しておりかつ前記遊星歯車からスラ
スト負荷を吸収するようにかつそのようなスラス
ト負荷をハウジング12により吸収するためにそ
のようなスラスト負荷を前記ハウジング12に直
接向けるように前記遊星歯車と噛み合つており、
前記カラーは、動作が直結駆動にあるとき歯車に
負荷が加えられないように、トルクを第1の部材
から第2の部材に直接伝達するように第1の部材
に係合する高速位置に移動可能であり、前記カラ
ーは、第1の部材から歯車、キヤリヤ及びカラー
を介して第2の部材にトルクを伝達するようにキ
ヤリヤに係合する低速位置に移動可能であり、前
記組立て体は、カラーが低速位置にあるときはす
ば遊星歯車及びはすば太陽歯車がハウジング12
により直接吸収される第1のスラスト負荷をリン
グ歯車に発生し、前記太陽歯車32のスラスト負
荷がハウジングによつて吸収されるように前記ス
ラスト表面38及び前記軸受16を介して前記ハ
ウジング12に直接伝達され、かつ前記歯車がそ
の歯車上のトルク負荷を釣り合わすように協働し
て半径方向に移動されるように、作られかつ配置
されていることを特徴とするはすば遊星歯車組立
て体。 2 キヤリヤが太陽歯車に接触した板48を含
み、板と太陽歯車とはカラーが低速位置に向けて
移動するときキヤリヤがカラーと共に軸線方向に
移動するのを抑制する特許請求の範囲1に記載の
組立て体。 3 キヤリヤが太陽歯車及びスラスト表面と接触
した板48を含み、板と、太陽歯車とスラスト表
面とがキヤリヤの軸線方向移動を抑制する特許請
求の範囲1に記載の組立て体。 4 板が太陽歯車及びスラスト表面に関して相対
的に動き嵌めされ、それによつてキヤリヤが半径
方向に自由に浮動する特許請求の範囲3に記載の
組立て体。 5 カラーが第1の部材又はキヤリヤに係合しな
い中立位置に移動可能である特許請求の範囲1な
いし4のいずれかに記載の組立て体。 6 カラーが太陽半径又はキヤリヤに係合しない
太陽歯車とキヤリヤとの間の中立位置に移動可能
である特許請求の範囲1ないし4のいずれかに記
載の組立て体。
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