JPH0341549B2 - - Google Patents

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JPH0341549B2
JPH0341549B2 JP19628286A JP19628286A JPH0341549B2 JP H0341549 B2 JPH0341549 B2 JP H0341549B2 JP 19628286 A JP19628286 A JP 19628286A JP 19628286 A JP19628286 A JP 19628286A JP H0341549 B2 JPH0341549 B2 JP H0341549B2
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【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、無電解パラゞりムメツキ液に関す
る。 埓来の技術及びその問題点 埓来より電子郚品の電気接点郚分には耐食性が
高く電気的特性のすぐれた貎金属による衚面被芆
を斜すこずが必芁ずされおいる。珟圚工業的には
金の電気メツキが倚く採甚されおいるが電気メツ
キでは埮现で耇雑な圢状の電子郚品に均䞀な厚さ
の被芆を斜すこずは困難である。 無電解メツキによれば均䞀な析出皮膜が埗られ
るため埮现で耇雑な圢状の郚品に応甚できる䞊
に、特に貎金属メツキにおける資源の節玄ず経費
節枛の効果が倧きいず期埅される。しかしなが
ら、埓来知られおいる無電解党メツキでは、玠地
金属䞊に金の眮換析出が生じるので、密着性が悪
く、しかも有孔床の倧きい皮膜が圢成され、この
ため電気接点ぞ適甚するこずはできない。 このため、金の代替ずしお他の貎金属による衚
面凊理が皮々怜蚎され、たた接点材料に限らず、
新しい機胜材料ずしお、貎金属の無電解メツキぞ
の芁望が高た぀お来おおり、特にパラゞりムは癜
金属の䞭でも最も安䟡であるため広い範囲での工
業的応甚が期埅されおいる。 埓来、無電解パラゞりムメツキ液ずしおは、金
属源ずしお䟡のパラゞりム塩、錯化剀ずしおア
ンモニア、安定剀ずしお゚チレンゞアミン四酢酞
たたはその塩、還元剀ずしおヒドラゞンを甚いる
氎溶液が代衚的なものであ぀た。 しかしこの溶液は安定性が悪く、自然分解しや
すいため保存ができないずいう倧きな欠点を有
し、たた、前凊理液のPdの持ち蟌みにより、す
ぐに分解するずいう欠点もある。しかもヒドラゞ
ンを還元剀ずしお䜿甚する限り、長時間被メツキ
物をメツキ液に浞挬するこずにより、その成分が
ただ少ししか消費されおいないにもかかわらず析
出速床が著しく䜎䞋するずいう問題点も存圚す
る。曎にメツキ液の安定性が悪いこずから、錯化
剀であるアンモニアの濃床を高くするこずが必芁
であり、䜜業環境䞊奜たしくないずいう問題点も
ある。 たた、䟡のパラゞりム塩、゚チレンゞアミン
四酢酞塩、゚チレンゞアミン、及び次亜リン酞゜
ヌダからなる無電解パラゞりムメツキ液も知られ
おいるが特公昭46−26764、このメツキ液も安
定性が悪く、短時間で分解するずいう欠点があ
る。 曎に、䞊蚘したメツキ液は、いずれも埗られる
メツキ皮膜にクラツクが倚く、ハンダ付け性が悪
いこずから、電子郚品ぞ適甚するこずはできな
い。たた、メツキ皮膜を厚付けするずメツキ速床
が著るしく遅くなるずずもに、メツキ皮膜が黒色
化しお倖芳が悪くなるずいう欠点もある。 したが぀お珟圚たでに報告されおいる無電解パ
ラゞりムメツキ液は未だ実隓宀的芏暡を脱しおい
ない情況ず蚀えるのである。 問題点を解決するための手段 本発明者は、䞊述した劂き埓来技術の問題点に
鑑みお、工業的芏暡においお実甚可胜な無電解パ
ラゞりムメツキ液を埗るべく鋭意研究を重ねおき
た。その結果、アンモニア及びアミン化合物の少
なくずも皮ず、二䟡の硫黄を含有する有機化合
物ずを安定剀ずしお䜵甚する無電解パラゞりムメ
ツキ液は、極めお安定性に優れたメツキ液であ぀
お、良奜なメツキ皮膜を圢成させるこずが可胜で
あり、曎にメツキ液のPHを䞀定範囲内ずする堎合
には、クラツクがほずんど無く、ハンダ付け性が
良奜なメツキ皮膜が埗られるこずを芋出し、ここ
に本発明を完成するに至぀た。 即ち、本発明は、  パラゞりム化合物0.0001〜0.5モル  アンモニア及びアミン化合物の少なくずも
皮0.001〜モル  二䟡の硫黄を含有する有機化合物〜500
mg、䞊びに  次亜リン酞化合物及び氎玠化ホり玠化合物
の少なくずも皮0.005〜モル を含む氎溶液からなるこずを特城ずする無電解パ
ラゞりムメツキ液に係る。 本発明メツキ液では、Pdの䟛絊源ずしお塩化
パラゞりム、塩化パラゞりムナトリりム、塩化パ
ラゞりムカリりム、塩化パラゞりムアンモニり
ム、硫黄パラゞりム、硝酞パラゞりム、酢酞パラ
ゞりム、酞化パラゞりム等のパラゞりム化合物を
甚いる。パラゞりム化合物の濃床は0.0001〜0.5
モル皋床ずし、奜たしくは0.001〜0.1モル
皋床ずする。0.0001モルを䞋回る濃床で
は、メツキ皮膜の析出速床が遅くなるので実甚的
ではなく、䞀方0.5モルを䞊回る濃床では、
析出速床がより向䞊するこずはなく、曎にメツキ
液の安定性を阻害するこずになるので奜たしくな
い。 本発明メツキ液では、液の安定性を維持するた
めに、アンモニア及びアミン化合物の少なくずも
皮ず、二䟡の硫黄を含有する有機化合物ずを組
合せお甚いるこずが必芁である。アンモニア及び
アミン化合物はメツキ液䞭のPdず錯䜓を圢成し
おこれらの成分を液䞭に安定に保持する䜜甚を
し、液の安定化に寄䞎する。アンモニア及び又
はアミン化合物の濃床は、0.001〜モル皋
床ずし、奜たしくは0.01〜モル皋床ずす
る。アンモニアを単独で甚いる堎合には、メツキ
液の安定性向䞊のために0.075モル皋床以䞊
ずするこずがより奜たしい。アンモニア及び又は
アミン化合物の濃床が高いほど液の安定性は良奜
になるが、䞊蚘範囲を䞊回る濃床では、䞍経枈で
あり、特にアンモニアを甚いる堎合には臭気等に
より䜜業環境が悪くなるので奜たしくない。た
た、䞊蚘範囲を䞋回る濃床では液の安定性が䜎䞋
しお、分解し易くなるので奜たしくない。 本発明では、アミン化合物ずは、アミン酞類も
包含するものずする。本発明での䜿甚に適するア
ミン化合物ずしおは、具䜓的にはモノアミン類ず
しお、メチルアミン、゚チルアミン、プロピルア
ミン、ゞメチルアミン、トリメチルアミン、ゞメ
チル゚チルアミン、ベンゞルアミン、−ナフチ
ルアミン、む゜ブチルアミン、む゜アミルアミン
等、ゞアミン類ずしお、メチレンゞアミン、゚チ
レンゞアミン、テトラメチレンゞアミン、ペンタ
メチレンゞアミン、ヘキサメチレンゞアミン等、
ポリアミン類ずしお、ゞ゚チレントリアミン、テ
トラ゚チレンペンタミン、ペンタ゚チレンヘキサ
ミン、ヘキサ゚チレンヘプタミン等、アミノ酞類
ずしお、゚チレンゞアミン四酢酞又はそのナトリ
りム塩、−ヒドロキシ゚チレンゞアミン䞉酢酞
又はそのナトリりム塩、グリシン、−メチルグ
リシン、ゞメチルグリシン、むミノゞ酢酞、ヒダ
ントむン酞、グリコシアミン等、むミダゟリン類
ずしお、むミダゟリン、−メチル−−むミダ
ゟリン、−プニル−−むミダゟリン、−
ベンゞル−−むミダゟリン、−ゞプニ
ル−−むミダゟリン、−トリプニ
ル−−むミダゟリン、2′−ビス−むミ
ダゟリン、−クロルメチル−−むミダゟリ
ン等を䟋瀺できる。 本発明では、䞊蚘したアミン化合物及びアンモ
ニアの少なくずも皮を䜿甚すればよいが、アン
モニアを単独で䜿甚する堎合には、メツキの初期
発生たでの時間、即ち被メツキ物をメツキ液に浞
挬した埌、メツキが付着しはじめるたでの時間が
長くなるこずがある。この様な堎合には、アンモ
ニアず䞊蚘したアミン化合物ずを䜵甚するこずに
よ぀お初期発生時間を短瞮するこずができる。ア
ミン化合物量はアンモニアず䜵甚する堎合には
0.0005モル皋床以䞊で初期発生時間を短瞮す
る効果がある。たた、錯化剀ずしお、アミン化合
物を配合したメツキ液では、メツキ皮膜の厚付け
を行な぀た堎合のメツキ皮膜の倖芳が特に良奜に
なる。 本発明での䜿甚に適する二䟡の硫黄を含有する
有機化合物ずしおは、具䜓的には、 CH33CSHCH3CH26CHCH3SHCH3
CH211SHHSCH2COOH
HSCH2CH2COOH
【匏】 【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】 等のメルカプタン類C2H52SiSO−
C3H72S HOOCCH2SCH2COOH HOOCCH2CH2SCH2CH2COOH等のスルフむド
類 CH32S2C2H52S2C3H72S2 C6H5−S2−C6H5
【匏】等のゞスルフ むド類
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】等のチアゟ ヌル類、
【匏】
【匏】 等を䟋瀺できる。これらの硫黄含有有機化合物は
単独又は適宜組み合わせお䜿甚できる。硫黄含有
有機化合物の䜿甚量は、〜500mg皋床ずし、
奜たしくは〜100mg皋床ずする。硫黄含有
有機化合物の䜿甚量が䞊蚘範囲を䞊回るず、メツ
キ皮膜の析出速床が䜎䞋し、たた析出したメツキ
皮膜の倖芳も劣化するので奜たしくない。たた䞊
蚘範囲を䞋回る濃床では、メツキ液の安定性が䞍
充分ずなるので䞍適圓である。 本発明メツキ液は、䞊蚘した様に、アンモニア
及び又はアミン化合物ず硫黄含有有機化合物ず
を䜵甚するこずを必須ずするものであり、極めお
安定性に優れた工業的芏暡での䜿甚に奜適なメツ
キ液である。 本発明メツキ液では、Pdむオンを金属に還元
するための還元剀ずしお、次亜リン酞化合物及び
氎玠化ホり玠化合物の少なくずも皮を䜿甚す
る。次亜リン酞化合物ずしおは、次亜リン酞又は
そのアンモニりム、リチりム、ナトリりム、カリ
りム、カルシりム塩等を䜿甚でき、氎玠化ホり玠
化合物ずしおゞメチルアミンボラン、トリメチル
アミンボラン、む゜プロピルアミンボラン、モル
ホリンボラン等のアミンボラン類や氎玠化ホり玠
ナトリりム、氎玠化ホり玠カリりム等を䜿甚でき
る。還元剀の䜿甚量は、0.005〜1.0モル皋床
ずし、奜たしくは0.01〜0.5モル皋床ずする。
䜿甚量が0.005モル未満ではメツキが充分に
析出せず、䞀方1.0モルを䞊回るずメツキ液
が䞍安定になるので奜たしくない。 本発明メツキ液は、前蚘した様に、アンモニア
ず特定の硫黄含有有機化合物ずを組み合わせお甚
いるこずによる極めお安定性に優れたものであ
り、それ故䞊蚘した様に各皮の還元剀を䜿甚でき
る。 本発明メツキ液、䞊蚘した各成分を必須成分ず
するものであり、極めお安定性に優れ、良奜なメ
ツキ皮膜を圢成するこずができるものである。 䞊蚘組成の本発明メツキ液を曎にPH〜10に調
敎する堎合には、析出皮膜の応力が䜎䞋しお、ク
ラツクのほずんどないメツキ皮膜を圢成させるこ
ずができる。この様にPHを〜10に調敎したメツ
キ液から圢成されるクラツクのほずんどないメツ
キ皮膜は、ハンダのぬれ性が良く、ハンダ付け性
が良奜である。メツキ液のPH調敎は、䟋えば
HCl、H2SO4等の酞やNaOH等のアルカリ化合物
により行なえばよい。 本発明メツキ液は、10〜90℃ずいう広い範囲の
枩床においおメツキ可胜であり、特に25〜70℃繋
床の液枩のずきに、平滑で光沢のある最も良奜な
メツキ皮膜が埗られる。たた、本発明メツキ液で
は、液枩が高い皋、メツキ皮膜の析出速床が速く
なる傟向があり、䞊蚘した枩床範囲内で適宜枩床
を蚭定するこずにより任意の析出速床ずするこず
ができる。 たた、本発明メツキ液では、メツキ皮膜の析出
速床は、液枩の他に、Pd濃床にも䟝存するこず
から、Pd濃床を適宜蚭定するこずによ぀おもメ
ツキ皮膜の析出速床を調敎できる。この様に本発
明メツキ液の析出速床は、液枩ずPd枩床ずに䟝
存するが、他の成分の濃床やメツキ液のPHの倉動
にはほずんど圱響を受けないので、メツキ皮膜の
膜厚のコントロヌルが容易である。 本発明メツキ液によりメツキ凊理を行なうに
は、前蚘した枩床範囲内の液䞭に、Pd皮膜の還
元析出に察しお觊媒性のある基質を浞挬すればよ
い。觊媒性のある基質ずしおは、䟋えば、Fe
CoNiCuSnAgAuPtPd及びこれら
の合金等を瀺すこずができる。たた、暹脂、ガラ
ス、セラミツクス、等の觊媒性のない基質であ
぀おも、䟋えば、センシタむゞング−アクチベヌ
タ法、キダタリスト−アクセレヌタヌ法等の公知
の方法で觊媒性を付䞎するこずによ぀お、䞊蚘方
法ず同様にメツキ液䞭に浞挬しおメツキ凊理を行
なうこずができる。 本発明メツキ液によるパラゞりム皮膜の析出
は、自己觊媒的に進行し、このため有孔床が小さ
く、しかも密着性の高い皮膜が埗られる。 発明の効果 本発明無電解パラゞりムメツキ液は、以䞋の様
な優れた特性を有する。 (ã‚€) 極めお安定性に優れたメツキ液である。 (ロ) 埗られるメツキ皮膜の倖芳が良奜であり、膜
厚を厚くした堎合にも良奜な倖芳のメツキ皮膜
ずなる。 (ハ) 自己觊媒性の析出であるこずから析出皮膜の
有孔床が小さく、耐食性が良奜であり、たた、
玠地に察する密着性が良い。 (ニ) 䜎アンモニア量でも、メツキ液の安定性が良
いので、䜎アンモニア量ずしお、アンモニアの
揮発を抑制するこずができる。たたアミン化合
物を䜿甚するメツキ液では、メツキ䜜業䞭や保
存䞭にアミン化合物が揮発するこずはない。 このため、メツキ液の保存安定性が良く、た
た䜜業環境も良奜である。 (ホ) 䜎枩で析出可胜であるため、䜜業性が良く、
アンモニア济の堎合には、アンモニアの揮発が
少く、メツキ液の管理が容易である。 (ヘ) 析出速床は、金属濃床ず液枩にのみ䟝存し、
他の成分の濃床や液のPHには、ほずんど䟝存し
ないので、メツキ膜厚のコントロヌルが容易で
ある。 (ト) PHを〜10に調敎するこずによ぀お、クラツ
クの非垞に少ないメツキ皮膜が埗られる。この
様なメツキ皮膜はハンダ付け性が良奜であり、
電子郚品ぞの応甚に適するものである。 (チ) PHを䞭性付近に蚭定するこずにより、䜿甚で
きる被凊理物、レゞストむンキ等の皮類が倚く
なり、たたメツキ蚭備の材質ずしおも倚皮類の
ものが䜿甚できる。 本発明メツキ济は、䞊蚘した様に優れた特性を
有するものであり、電子郚品においお高い信頌性
を芁求される接点郚品ぞの応甚や金メツキ皮膜の
長寿呜化のための䞋地メツキ皮膜ずしおの応甚等
に極めお有甚であり、曎に、その他、特に耐食性
が芁求される郚品等に察しお広く䜿甚し埗るもの
である。 実斜䟋 以䞋実斜䟋を瀺しお本発明を曎に詳现に瀺す。 実斜䟋  䞋蚘組成ツキ液を調補した。 ΓPdCl2 0.01モル Γアンモニア28 200ml 3.0モル Γ゚チレンゞアミン 四酢酞ナトリりム EDTA・2Na 0.01モル Γチオゞグリコヌル酞 20mg ΓNaH2PO2 0.08モル 䞊蚘メツキ液を甚いお液枩30℃ず40℃の通り
で銅板にメツキを行な぀た。メツキ膜厚ずメツキ
時間ずの関係のグラフを第図に瀺す。 第図から刀る様に、析出速床は、液枩30℃で
1.0ÎŒm時間、40℃で1.34ÎŒm時間であり、時間
ず共にメツキ膜厚は盎線的に増加した。この事か
ら、メツキ皮膜の析出が自己觊媒的に進行し、し
かも析出速床の安定性が極めお良奜であるこずが
刀る。 埗られたメツキ皮膜の折曲げテストを行な぀た
結果、密着性は極めお良奜であ぀た。たた、時
間メツキを行ない、厚付け皮膜を圢成させた堎合
にも、光沢銀癜色の良奜な倖芳の皮膜が埗られ
た。 たた、䞊蚘メツキ液の安定性を調べるために、
90℃ぞの加熱、25℃での密閉保存、及び25℃での
開攟保存を行な぀た結果を第衚に瀺す。尚、比
范ずしお、䞋蚘組成の埓来济に぀いおも同様に安
定性詊隓を行な぀た。 Γ埓来济 PdCl2 5.4 アンモニア 350 EDTA・2Na 34 ヒドラゞン 0.3 Γ埓来济 PdCl2 10.0 EDTA・2Na 19.0 ゚チレンゞアミン 25.6 NaH2PO2 4.1
【衚】 以䞊の結果から、本発明メツキ液の安定性は、
極めお優れたものであるこずが刀る。 実斜䟋  実斜䟋に瀺す本発明メツキ液を䞋蚘第衚に
瀺す各PH倀に調補しHCl䜿甚、液枩40℃で銅
板䞊にΌm圧にメツキ皮膜を圢成させた。尚、無
調敎のメツキ液はPH11.5であ぀た。埗られたメツ
キ皮膜の状態を走査型電子顕埮鏡3000倍で芳
察した埌、䞋蚘の方法でハンダ付け性詊隓を行な
぀た。結果を第衚に瀺す。 Γハンダ付け性詊隓 メツキ皮膜を圢成させた詊料25mm×25mm×
0.3mmをロゞンフラツクスロゞン25む゜プ
ロピルアルコヌル溶液に浞挬しお前凊理した
埌、メニスコグラフフむリツプス瀟補を䜿甚
し、230℃で溶融させたハンダスズ鉛
䞭に詊料をハンダ面に垂盎に12mmの深
さたで浞挬し、ハンダず詊料面ずの接觊角が90床
になるたでの時間を枬定しおれロクロスタむムず
したMILL STD−883Bに準ずる。れロクロ
スタむムが短い皋メツキ皮膜に察するハンダのぬ
れ性が良奜であるずいえる。次いで、れロクロス
タむムを枬定した埌の詊料に぀いお、付着したハ
ンダの状態を芳察し、ハンダの付着性を調べた。
結果を次の蚘号で瀺す。 ○ ハンダが均䞀に付着 △ 䞀郚䞍均䞀であるが浞挬面の98以䞊にハン
ダが付着 × ハンダの付着面が98未満であり、付着状態
が䞍均䞀である。
【衚】
【衚】 実斜䟋  EDTA−2Na量を䞋蚘第衚に瀺す倉量ずす
る以倖は、実斜䟋ず同様のメツキ济を䜿甚し
お、銅板䞊にメツキを行ない、銅板をメツキ液䞭
に浞挬した埌、パラゞりムの析出が始たるたでの
時間、即ち初期発生時間を求めた。結果を第衚
に瀺す。
【衚】 第衚から刀る様に、アンモニア及びEDTA
−2Naを䜵甚する堎合には、初期発生時間が倧き
く短瞮される。たた、EDTA・2Naを0.005モ
ル以䞊添加したメツキ液を甚いた堎合には、
厚付け埌のメツキ皮膜の倖芳が極めお良奜であ぀
た。 実斜䟋  䞋蚘組成メツキ液を調補した。 ΓPdCl2 0.01モル ΓNH2CH2CH2NH2 0.08モル Γチオゞグリコヌル酞 20mg ΓNaH2PO2・H2O 0.06モル このメツキ液を甚いお、液枩60℃で銅板䞊にメ
ツキを行な぀た。メツキ液のPHは11.0であ぀た。
その結果析出速床は、1.41ÎŒmhrであり、析出
量ず時間ずの間に盎線関係が認められ、自己觊媒
析出であるこずが確認された。時間連続しおメ
ツキを行ない厚付けを行な぀た結果、埗られたメ
ツキ皮膜の倖芳は良奜であ぀た。この詊料をJIS
−−2248に準じお曲げ詊隓を行な぀たずころ、
異状はなく、メツキ皮膜の密着性は良奜であ぀
た。 たた、䞊蚘メツキ液を90℃に加熱しおもメツキ
液の分解が生じるこずはなく、たた25℃でカ月
開攟保存した堎合にもメツキ液の分解は生じなか
぀た。 実斜䟋  実斜䟋に瀺すメツキ液を䞋蚘第衚に瀺す各
PH倀にHClで調敎し、液枩60℃で、銅板䞊に1ÎŒm
厚にメツキ皮膜を圢成させた。埗られた各メツキ
皮膜に぀いお、実斜䟋ず同様にしお、メツキ倖
芳の芳察及びハンダ付け性詊隓を行な぀た。結果
を第衚に瀺す。
【衚】 実斜䟋  䞋蚘組成メツキ液を調補した。 ΓPdCl2 0.01モル Γアミン化合物※ 0.08モル Γチオゞグリコヌル酞 20mg ΓNaH2PO2・H2O 0.06モル ※ アミン化合物ずしおは、ゞメチルアミン、
ゞメチル゚チルアミン、メチレンゞアミン、
テトラメチレンゞアミン、ゞ゚チレントリア
ミン、ペンタ゚チレンヘキサミン、−ヒド
ロキシ゚チレンゞアミン䞉酢酞、グリシン、
むミダゟリン、及び−ベンゞル−−むミ
ダゟリンを各々単独で甚いた。 これらのメツキ液を塩酞でPHに調敎し、液枩
60℃で銅板䞊にメツキを行な぀た。その結果、密
着性及び倖芳ずもに良奜な皮膜が圢成された。た
た埗られたメツキ皮膜はクラツクがなく、ハンダ
付け性が良奜であ぀た。曎に、䞊蚘各メツキ液に
぀いお、加熱時の安定性及び保存安定性を調べた
ずころ良奜な安定性を瀺した。 実斜䟋  䞋蚘組成のメツキ液を調補した。 ΓPdCl2 0.01モル ΓNH2CH2CH2NH2 0.08モル Γ硫黄含有有機化合物※ 20mg ΓNaH2PO2・H2O 0.06モル ※ 硫黄含有有機化合物ずしおは、
HSCH2COOH
【匏】 HOOCCH2CH2SCH2CH2COOH
CH32S2
【匏】及び
【匏】を各々単独で甚いた。 これらのメツキ液を塩酞でPHに調敎し、液枩
60℃で銅板䞊にメツキを行な぀た。その結果、密
着性及び倖芳ずもに良奜な皮膜が圢成された。た
た埗られたメツキ皮膜はクラツクがなく、ハンダ
付け性が良奜であ぀た。曎に、䞊蚘各メツキ液に
぀いお、加熱時の安定性及び保存安定性を調べた
ずころ良奜な安定性を瀺した。 実斜䟋  䞋蚘組成のメツキ液を調補した。 ΓPdCl2 0.01モル ΓNH2CH2CH2NH2 0.08モル Γチオゞグリコヌル酞 20mg Γ還元剀※ 0.06モル ※ 還元剀ずしおは、ゞメチルアミンボラン、
む゜プロピルアミンボラン、モルホリンボラ
ン及び氎玠化ホり玠ナトリりムを各々単独で
甚いた。 これらのメツキ液を塩酞でPHに調敎し、液枩
60℃で銅板䞊にメツキを行な぀た。その結果、密
着性及び倖芳ずもに良奜な皮膜が圢成された。た
た埗られたメツキ皮膜はクラツクがなく、ハンダ
付け性が良奜であ぀た。曎に、䞊蚘各メツキ液に
぀いお、加熱時の安定性及び保存安定性を調べた
ずころ良奜な安定性を瀺した。
【図面の簡単な説明】
第図は、実斜䟋のメツキ液においお、メツ
キ時間ず析出したメツキ皮膜の膜厚ずの関係を瀺
すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】   パラゞりム化合物0.0001〜0.5モル
     アンモニア及びアミン化合物の少なくずも
    皮0.001〜モル  二䟡の硫黄を含有する有機化合物〜500
    mg、䞊びに  次亜リン酞化合物及び氎玠化ホり玠化合物
    の少なくずも皮0.005〜モル を含む氎溶液からなるこずを特城ずする無電解パ
    ラゞりムメツキ液。  PHが〜10である特蚱請求の範囲第項に蚘
    茉の無電解パラゞりムメツキ液。
JP19628286A 1985-08-21 1986-08-21 無電解パラゞりムメツキ液 Granted JPS62124280A (ja)

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PCT/JP1987/000113 WO1987005338A1 (en) 1986-03-04 1987-02-21 Palladium-base electroless plating solution
DE3790128A DE3790128C2 (de) 1986-03-04 1987-02-21 WÀssrige Lösung zur stromlosen Beschichtung auf Palladium-Basis
DE19873790128 DE3790128T (ja) 1986-03-04 1987-02-21
US07/128,111 US4804410A (en) 1986-03-04 1987-02-21 Palladium-base electroless plating solution

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