JPH0341249B2 - - Google Patents

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JPH0341249B2
JPH0341249B2 JP63155375A JP15537588A JPH0341249B2 JP H0341249 B2 JPH0341249 B2 JP H0341249B2 JP 63155375 A JP63155375 A JP 63155375A JP 15537588 A JP15537588 A JP 15537588A JP H0341249 B2 JPH0341249 B2 JP H0341249B2
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00—Making machine elements
    • B21K1/76—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups
    • B21K1/762—Coupling members for conveying mechanical motion, e.g. universal joints
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00—Making machine elements
    • B21K1/76—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups
    • B21K1/762—Coupling members for conveying mechanical motion, e.g. universal joints
    • B21K1/765—Outer elements of coupling members
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
    • F16D2250/0023—Shaping by pressure

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、等速ジヨイント及びその類似物の製
造装置に関し、さらに詳しくは等速ジヨイントの
外輪ないしは内輪などのように内径部の開口部が
奥部より絞られている製品の製造装置に関してい
る。
（従来の技術） 従来技術による装置は、第１２図に示す成形品
１の内径部、即ち内球面２を形成するためのポン
チ３が第１４図に示すように円周方向に６個に分
割された構造になつており、その中心部分に各ポ
ンチを保持するマンドレル４が配置されている。
素材から成形品１を成形する場合は、分割され
たポンチ３を第１４図の左半分の状態に保持し、
この状態のポンチ３に予備成形された素材１Ａ
を、その大径開口側から嵌合し、ダイスによるし
ごき加工を行うことによつて成形品１を加工し、
その後、ポンチ３を第１４図の右半分の状態に縮
径してポンチ３群の外径を成形品の内径部開口の
径より小さくして抜き取るようにしていた（例・
特開昭52−24978号公報）。
従来装置では、ポンチ３を成形品から抜き取る
時、分割された各ポンチを同時に縮径方向に作動
させるようにしているため、各ポンチ間には、第
１２図に示す如く成形品内径部の最大半径と内径
部開口の半径との差Ｐに相当して各ポンチを内方
へ移動させるために少なくとも、Psin30°×２＝
Ｑに相当する隙間が必要となる。
しかるに、成形品の成形時にあつては、ポンチ
３は第１４図の左半分の状態に拡径され、各ポン
チ間にＱなる隙間が生じているため、この隙間内
に成形素材１Ａの一部５が内側に膨出されること
になる。素材が膨出されると、成形品の型抜き時
に分割ポンチ３の縮径が妨げられることがあり、
成形品を取り出すことができないこともあつた。
これらを防止するため、成形素材のポンチの隙間
と対向する位置に第１５図に示すような成形後の
幅がＱ以上となる逃げ溝６を形成しておくことが
提案された（例・特開昭57−177843号公報）。
上記した逃げ溝６は成形後も成形品に残るが、
最終製品に逃げ溝６の存在が許されない場合は、
内球面２を機械加工して逃げ溝６を除去しなけれ
ばならず、従つて、このように成形品に機械加工
を行うことはコストを上昇させるばかりでなく、
材料の歩留りも悪いという問題があつた。
（発明が解決しようとする課題） 本発明が解決しようとする課題は、成形加工後
の切削加工を不要にし、併せて材料の歩留りを向
上できるようにした等速ジヨイント及びその類似
物の製造装置を提供することである。
（課題を解決するための手段） 本発明において課題を解決するための手段は、
ダイスを装着した外型、上記ダイスに向つて軸方
向に設けられポンチガイドを装着した内型、上記
ポンチガイドの外周部に当該ポンチガイドの軸方
向に沿つて移動可能であり上端部に加工部が形成
されると共に周周り方向に分割され第１のグルー
プと第２のグループのポンチ分割体が交互に配設
されたポンチ群、上記第１のグループの各ポンチ
分割体のポンチガイドに面する側において加工部
の下方に形成されかつ軸方向に延び所定長さを有
する第１の溝と、上記第２のグループの各ポンチ
分割体のポンチガイドに面する側において加工部
の下方に形成されかつ上記第１のグループのポン
チ分割体の第１の溝の長さと異なる長さを有する
第２の溝、上記ポンチガイドの周面において上記
ポンチ群を移動し当該ポンチガイドの一部分が上
記第１の溝内に収容されて上記第１のグループの
ポンチ分割体の加工部を縮径させる第１の移動手
段、上記ポンチ群が第１の移動手段によつて移動
されたのち上記ポンチガイドの一部分が上記第２
の溝内に収容されて上記第２のグループのポンチ
分割体の加工部を縮径させる第２の移動手段とを
備え、上記ポンチ群の第１のグループの及び第２
のグループの各ポンチ分割体が加工品の成形時に
隙間なく閉塞されると共に、上記第１のグループ
のポンチ分割体の加工部は上記第２のグループの
ポンチ分割体の加工部との適合部が放射方向に平
行もしくは抜きテーパ構造に形成されていること
を特徴としている。
（作用） 第１図、第７図が、素材から成形品をプレス加
工した状態でありスライドは下死点にいる。この
位置からスライドが上昇すると、スライドの上昇
と共にノツクアウトピン３９，１２９によりスラ
イド体２５，１１８が上昇し、これによりマンド
レル１９，１１７とポンチ群との相対位置が変化
する。
ポンチ群が上昇して第１のグループのポンチ分
割体２０ａ，１２１ａの第１の溝３７ａ，１３７
ａがマンドレル１９，１１７の上端に達すると、
第１のグループのポンチ分割体２０ａ，１２１ａ
の加工部のみが縮径し、成形品との間に隙間がで
きる。
次に、ピストン２９，１２５を動作してリスト
ピン３８，１３０を上昇する。この時点で上記ス
ライド体２５，１１８は上昇限に達しているの
で、リストピン２９，１２５の上昇によつて第２
のグループのポンチ分割体２０ｂ，１２１ｂのみ
が上昇すると共に、第２の溝３７ｂ，１３７ｂが
マンドレル１９，１１７の上端に達すると、第２
のグループのポンチ分割体２０ｂ，１２１ｂの加
工部が縮径し、成形品との間に隙間ができる。
これにより、第２のグループのポンチ分割体２
０ｂ，１２１ｂの加工部も縮径でき、成形品はポ
ンチ群から取り出し可能となる。
（実施例） 第１図から第６図は第１実施例であつて、ベア
リングの内輪の成形用金型に適用した場合を示し
ている。
第１図は金型全体の断面図を示しており、１０
はプレス機械のスライド（図示せず）にセツトさ
れる上型で外型を構成しており、１１はプレス機
械のボルスタ（図示せず）にセツトされる下型で
内型を構成している。
前記上型１０は、ダイセツトプレート１２及び
その下面に取り付けた上ダイス１３とからなる。
又、前記下型１１は、ダイセツトプレート１４
と、このダイセツトプレート１４上にボルト１５
により固定された円筒ホルダ１６、該円筒ホルダ
１６の上端に押えリング１７とボルト１８ａによ
り固定された下ダイス１８の中心部に配置したポ
ンチガイドとしてのマンドレル１９、該マンドレ
ル１９の上端部外周に配置したポンチ群２０とか
らなる。
前記円筒ホルダ１６は、その内周に上端に向つ
て段階的に内径を小さくした３つの円筒部１６
ａ，１６ｂ，１６ｃを有している。そして下端の
大径円筒部１６ａ内にはバネ２１により常時上方
へ付勢される円盤プレート２２が摺動可能に嵌合
されると共に、この円盤プレート２２の上面中央
にマンドレル１９の下端がリテーナ２３とボルト
２４によつて一体に固定されている。又、中間の
円筒部１６ｂ及び上端の小径円筒部１６ｃ内に
は、それぞれの円筒部内径に相当する２つの外径
部を備えたスライド体２５が上下方向に摺動可能
に嵌合されており、該スライド体２５の上端に、
小径円筒部１６ｃ内に摺動可能に嵌合するポンチ
支持プレート２６が重合されている。そしてポン
チ支持プレート２６及びポンチ保持体２７はボル
ト２８によつて前記スライド体２５に一体に固定
されている。
なお、前記スライド体２５及び前記ポンチ支持
プレート２６の軸心には前記マンドレル１９が相
対移動可能に貫通されている。
前記スライド体２５は、その内部に同心に形成
したリング状の円筒穴２５ａを有し、この円筒穴
２５ａ内にはリング状のピストン２９が上下方向
に摺動可能に嵌合されている。そして、ピストン
２９により区画される円筒穴２５ａの上室は、上
記ポンチ支持プレート２６にその外周へ開口する
ように形成した通路３０と連通していると共に、
円筒穴２５ａの下室は、スライド体２５に形成し
た通路３１を介して該スライド体２５と円筒部１
６ｂ間に形成される空室３２に連通され、さらに
該空室３２は円筒ホルダ１６に形成した給排ポー
ト３３と連通している。又、上記ポンチ支持プレ
ート２６の通路３０は、スライド体２５を含むポ
ンチ支持プレート２６が上昇端にあるとき、円筒
ホルダ１６に形成した給排ポート３４に連通する
ようになつている。
これら給排ポート３３，３４は流体圧力、例え
ば図示しない空気圧供給源に接続され、これから
空気圧を供給することによつてピストン２９を動
作させるようになつている。なお、３５は円筒ホ
ルダ１６の大径円筒部１６ａ内を大気に開放する
ため、当該円筒ホルダ１６に形成した通路であ
る。
前記ポンチ群２０は、第２図に示すように円周
方向に６個に分割されたポンチ分割体２０ａ，２
０ｂから成り、これらポンチ分割体の上端加工部
はマンドレル１９の上端正六角形部の各面と係合
している時、成形品１の内球面２と一致する隙間
のない球体状になつている。又、上記ポンチ分割
体２０ａ，２０ｂは交互に配設されており、一方
の分割体２０ａを第１のグループとし、他方の分
割体２０ｂを第２のグループとする。そして第１
グループのポンチ分割体２０ａは、隣接する第２
のグループのポンチ分割体２０ｂとの接触面が互
いの接触状態にあるとき、第１グループのポンチ
分割体２０ａのみが縮径移動できるように放射方
向に対し平行若しくは抜きテーパ構造になつてい
る。
又、前記第１、第２の各ポンチ分割体２０ａ，
２０ｂは、マンドレル１９の長手方向に沿つて延
びる支持部を備え、これら支持部はポンチ保持体
２７の内壁にその軸方向に沿つて形成したそれぞ
れのガイド溝３６に収容されている。さらに各ポ
ンチ分割体２０ａ，２０ｂには各々の分割体がマ
ンドレル１９に向つて傾動して加工部を縮径する
ために、マンドレル１９に面する側において加工
部の下方に形成され、軸方向に延び所定長さを有
する溝３７ａ，３７ｂが形成されている。なお、
第１グループのポンチ分割体２０ａに形成した第
１の溝３７ａは長く、第２グループのポンチ分割
体２０ｂに形成した第２の溝３７ｂは第１の溝２
０ａよりも短かくなつている。
各ポンチ分割体２０ａ，２０ｂの加工部の縮径
動作は、２つのグループに分かれてマンドレル１
９の軸方向にずれた位置で行なわれるものであ
り、このために第１のグループのポンチ分割体２
０ａは最初に縮径し、その後に第１のグループの
ポンチ分割体と干渉しない位置で第２のグループ
のポンチ分割体２０ｂが縮径する。
このように第２グループのポンチ分割体２０ｂ
を第１グループとは軸方向にずれた位置で縮径さ
せるために、第２のグループのポンチ分割体２０
ｂの下端に、ポンチ支持プレート２６を貫通して
上下に摺動可能なリストピン３８の上端を連通
し、該リストピン３８の下端を前記スライド体２
５の円筒穴２５ａ内に嵌入したピストン２９に連
結している。このため、上記ピストン２９を上動
することで、第２のグループのポンチ分割体２０
ｂを第１のグループのポンチ分割体２０ａより上
方の位置で縮径させる。
又、３９は上記下型１１のダイセツトプレート
１４及び円盤プレート２２、リテーナ２３を貫通
してスライド体２５の下面に達するノツクアウト
ピン、４０はノツクアウトピン３９により上動さ
れたスライド体２５を含むポンチ群２０を下降さ
せるバネであり、このバネ４０の弾力はマンドレ
ル支持用の円盤プレート２２を押し上げるバネ２
１の弾力より小さく設定されている。
次に、この実施例の動作について説明する。ま
ず、内輪の素材１ａを、第４図に示すように下型
１１の下ダイス１８の上方へ突出するポンチ群２
０にセツトし、次いで上型１０を下降することに
より内輪素材を下ダイスに押し込むことで内輪１
を成形加工する（第１図、第２図Ａ）。
第１図において、スライドが下死点から上昇し
始めると、その上昇動作につれてバネ２１により
円盤プレート２２、マンドレル１９、スライド体
２５、ポンチ群２０が円筒ホルダ１６の大径内筒
部１６ａの長さに相当する分だけ上昇する（第４
図）。その後スライドが上昇すると、ノツクアウ
トピン３９によりスライド体２５及びポンチ群２
０のみが上昇し、これに伴いポンチ群２０とマン
ドレル１９との相対的係合位置が変化し、マンド
レル１９がポンチ群２０内に相対的に埋没されて
いく。そして、スライド体２５が、円筒ホルダ１
６の円筒部１６ｂと円筒部１６ｃとの段部と係止
する上昇端に達すると、マンドレル１９の上端肩
部に第１グループのポンチ分割体２０ａの第１の
溝３７ａが係合するため、当該ポンチ分割体２０
ａは溝３７ａの深さに相当する量だけ内側へ傾動
される。これにより第１グループのポンチ分割体
２０ａの加工部のみが成形時の位置から縮径され
成形内輪１から解放される。（第２図Ｂ、第５
図）。
その後、ポート３３から通路３１を通してピス
トン２９の下室にエア等の圧力流体を供給し、こ
れによりピストン２９を上昇させる。すると、リ
ストピン３８を介してピストン２９に連結された
第２グループのポンチ分割体２０ｂがポンチ保持
体２７の各ガイド溝３６内を上昇し、ピストン２
９がポンチ支持プレート２６に当接する上昇端に
達すると、第２の溝３７ｂがマンドレル１９の上
端肩部と係合する。このため、第２グループのポ
ンチ分割体２０ｂは、第１グループのポンチ分割
体２０ａより上方位置において第２の溝３７ｂの
深さに相当する量だけ内側へ傾動されることにな
る。これにより第２グループのポンチ分割体２０
ｂの加工部は成形時の位置から縮径され成形内輪
１から解放され、従つて成形内輪１の型抜きが終
了する（第２図Ｃ、第６図）。
又、内輪１の型抜きが終了した後は、次の成形
動作に備えるために、ポート３４から圧力流体を
供給することによりピストン２９を下降させて、
第２グループのポンチ分割体２０ｂをそれらの下
端がポンチ支持プレート２６に当接する状態に戻
し、さらにノツクアウトピン３９を下降させる
と、スライド体２５を含むポンチ２０全体がバネ
４０により円盤プレート２２に当接するまで下降
され、加工前の状態に戻る（第４図）。
なお、ポンチ群２０の解放後は、排出装置によ
り成形内輪１を排出する。
第７図から第１１図は第２実施例であつて、等
速ジヨイントの外輪の成形用金型に適用した場合
を示している。第１３図は等速ジヨイントの外輪
であつて、外輪１００は凹部１０１内にボール収
容部１０２、ケージ収容部１０３が形成されてい
る。
第７図は金型を示しており、上型１１０並びに
下型１１１を有している。上型１１０はダイセツ
トプレート１１２に上型ホルダ１１３が固定さ
れ、又、上型ホルダ１１３の下端にはダイス１１
４が固定されている。下型１１１はダイセツトプ
レート１１５に筒状の下型ホルダ１１６が固定さ
れている。下型ホルダ１１６の内部中心にポンチ
ガイドとしてのマンドレル１１７が設けられ、該
マンドレル１１７はダイセツトプレート１１５に
当接されている。
又、下型ホルダ１１６はシリンダを構成してお
り、内部に円筒のスライド体１１８、ポンチ支持
筒１１９、ポンチ保持体１２０が一体に形成され
た状態で摺動自在に収容されている。又、ポンチ
支持筒１１９の上面にはポンチ群１２１が６個に
分割された状態で載置されており、該ポンチ群は
第１のグループのポンチ分割体１２１ａと第２の
グループの分割体１２１ｂが３本ずつ交互に配設
された６本のパンチ群で構成されている。前記円
筒スライダ１１８の下端はピストン１２２に形成
されていて下型ホルダ１１６との間にシリンダ室
１２３が形成されている。この他、円筒スライダ
１１８にはリング状の有底穴１２４が形成され、
さらに有底穴１２４内にはリング状ピストン１２
５が収容されている。
一方、ポンチ支持筒１１９は下型ホルダ１１６
の上部に形成された空気室１２６に摺動自在であ
る。前記シリンダ室１２３はピストン１２２によ
つて上室、下室に区分され、空気室１２６並びに
シリンダ室１２３の上室にエア圧などの流体圧力
を供給するのは通路１２７であり、シリンダ室１
２３の下室は通路１２８により大気に開放されて
いる。
１２９は円筒スライダ１１８を押し上げるノツ
クアウトピン、１３０はリングピストン１２５と
第２のグループのポンチ分割体１２１ｂと連結し
たリストピンである。
ポンチ分割体１２１ａ，１２１ｂにおけるマン
ドレル１１７と接する面に形成する溝１３７ａ，
１３７ｂ及び加工部の互いの接触面の形状は第１
実施例と同じである。
この実施例ではポンチ分割体に１２１ａ，１２
１ｂに嵌めた支持リング１４１を設けている。こ
の支持リング１４１は第２のグループのポンチ分
割体１２１ｂの外側に形成した突起１４２が支持
リングの内側に形成した溝に係合していてポンチ
分割体１２１ｂと共に昇降できるようになつてい
る。なお、成形品１４０は上型１１３に設けたノ
ツクアウトロツド１４３で常時下方に付勢されて
いる。
第２実施例において、ノツクアウトロツド１４
３は常時成形品を下方に付勢し、プレスのスライ
ドが下死点から上昇するにつれて成形品をダイス
１１４から排出しポンチ側に残す。又、支持リン
グ１４１は第２のグループのポンチ分割体１２１
ｂと共に昇降し、ポンチ群１２１から解放された
成形品を支持する。
ノツクアウトピン１２９の上昇によつて第１、
第２のグループのポンチ分割体１２１ａ，１２１
ｂと共に成形品は上昇し、第１のグループのポン
チ分割体１２１ａがマンドレル１１７の上方で縮
径し（第８図Ｂ、第９図）、次いで、リング状ピ
ストン１２５の上昇によつて第２のグループのポ
ンチ分割体１２１ｂを上昇させると共に上昇限の
位置で第２のグループのポンチ分割体を縮径して
成形品を取り出す（第８図Ｃ、第１０図）。
なお、第１、第２実施例では各部材の昇降運動
を流体圧力によつて行つているが、部材によつて
は付勢手段をバネの弾力によつて行う構造とする
ことが出来る。
（発明の効果） 本発明は、成形時にポンチ分割体を隙間なく構
成したから、成形品に従来技術のようなポンチの
隙間に相当する部分に余肉が発生することがな
く、このため凹部内周面は成形後に機械加工を必
要としない成形品を得ることができる。
又、本発明は、ポンチ群を構成する各ポンチ分
割体が、第１のグループと第２のグループごとに
縮径するタイミングを異にしているから、成形品
をポンチ群から取り出すときは同心的に配設され
たポンチ分割体を半数ずつ縮径してワーク開口部
から抜き取るようにしているので、等速ジヨイン
トのような開口部が奥部よりも絞られた成形品を
一度の鍛造加工で製造することができる。
さらに又、本発明は、ポンチ分割体の加工部を
隙間なく集結させて成形加工を行うので、成形加
工時に各ポンチに“ずれ”がなく、従つて凹部内
面の加工精度が高い成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図から第６図は第１実施例を表わしてお
り、第１図は金型の断面図、第２図Ａ，Ｂ，Ｃは
ポンチの縮径状態を表わす平面図、第３図は第１
図−線の断面図、第４図は加工前の金型の断
面図、第５図は第１のグループのポンチが縮径し
た状態の断面図、第６図は第２のグループのポン
チが縮径した状態の断面図、第７図から第１１図
は第２実施例を表わしており、第７図は金型の断
面図、第８図Ａ，Ｂ，Ｃはポンチの縮径状態を表
わす平面図、第９図は第１のグループのポンチが
縮径した状態の断面図、第１０図は第２のグルー
プのポンチが縮径した状態の断面図、第１１図は
ポンチ支持リングの断面図、第１２図は第１実施
例による成形品の断面図、第１３図Ａ，Ｂは第２
実施例による成形品の断面図並びに側面図、第１
４図は従来技術のポンチ配設状態を表わす平面
図、第１５図Ａ，Ｂは従来技術の成形素材の断面
図並びに側面図である。 １０……上型、１１……下型、１２……ダイセ
ツトプレート、１３……上ダイス、１４……ダイ
セツトプレート、１８……下ダイス、１９……マ
ンドレル（ポンチガイド）、２０……ポンチ群、
２５……スライド体、２６……支持プレート、２
７……ガイド体、２９……ピストン、３７……
溝、３８……リストピン、３９……ノツクアウト
ピン、１１０……上型、１１１……下型、１１２
……ダイセツトプレート、１１３……上型ホル
ダ、１１４……ダイス、１１５……ダイセツトプ
レート、１１６……下型ホルダ、１１７……マン
ドレル（ポンチガイド）、１１８……スライド体、
１２１……ポンチ群、１２５……ピストン、１２
９……ノツクアウトピン、１３０……リストピ
ン、１３７……溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ ダイスを装着した外型、上記ダイスに向つて
    軸方向に設けられポンチガイドを装着した内型、
    上記ポンチガイドの外周部に当該ポンチガイドの
    軸方向に沿つて移動可能であり上端部に加工部が
    形成されると共に周周り方向に分割され第１のグ
    ループと第２のグループのポンチ分割体が交互に
    配設されたポンチ群、上記第１のグループの各ポ
    ンチ分割体のポンチガイドに面する側において加
    工部の下方に形成されかつ軸方向に延び所定長さ
    を有する第１の溝と、上記第２のグループの各ポ
    ンチ分割体のポンチガイドに面する側において加
    工部の下方に形成されかつ上記第１のグループの
    ポンチ分割体の第１の溝の長さと異なる長さを有
    する第２の溝、上記ポンチガイドの周面において
    上記ポンチ群を移動し当該ポンチガイドの一部分
    が上記第１の溝内に収容されて上記第１のグルー
    プのポンチ分割体の加工部を縮径させる第１の移
    動手段、上記ポンチ群が第１の移動手段によつて
    移動されたのち上記ポンチガイドの一部分が上記
    第２の溝内に収容されて上記第２のグループのポ
    ンチ分割体の加工部を縮径させる第２の移動手段
    とを備え、上記ポンチ群の第１のグループ及び第
    ２のグループの各ポンチ分割体が加工品の成形時
    に隙間なく閉塞されると共に、上記第１のグルー
    プのポンチ分割体の加工部は上記第２のグループ
    のポンチ分割体の加工部との適合部が放射方向に
    平行もしくは抜きテーパ構造に形成されているこ
    とを特徴とする等速ジヨイント及びその類似物の
    製造装置。
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