JPH0341196Y2 - - Google Patents

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JPH0341196Y2
JPH0341196Y2 JP1986010685U JP1068586U JPH0341196Y2 JP H0341196 Y2 JPH0341196 Y2 JP H0341196Y2 JP 1986010685 U JP1986010685 U JP 1986010685U JP 1068586 U JP1068586 U JP 1068586U JP H0341196 Y2 JPH0341196 Y2 JP H0341196Y2
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protrusion
pipe
protective cover
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fitted
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、管を接続部材に接続する部分におい
て、保護カバーが外れにくいように取り付けるた
めの技術に関する。
〔従来技術〕
都市ガスの配管にはプラスチツク被覆を施した
ステンレス製フレキシブル管(以下管1という)
が用いられつつある。この管1の接続には例えば
第14図に示すように本体7と袋ナツト8とリテ
ーナ9とで構成される接続部材を使用している
が、解体も可能であり、いたずらされる恐れがあ
つた。また管接続部分は管1の被覆の一部をはぎ
とるため、その部分だけステンレスが露出するこ
ととなるので、保護することが好ましいものであ
る。そこで現在プラスチツク製の筒状の保護カバ
ーを管の接続部分に被嵌している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の保護カバーは筒状のものを
単に被嵌していただけなので、管や接続部材との
密着性に乏しく、水密性がなくて屋外での雨水等
の侵入等が考えられ、さらにまた保護カバーが容
易に外れやすいのでいたずら防止効果があまり期
待できないという問題があつた。本考案は上記の
従来の問題点を解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の管接続部分における保護カバーの取付
け構造は、管1の端部外周にリテーナ9を配置し
た状態で筒状の接続部材2の本体7内に管1の端
部をはめ込み、本体7に袋ナツト8を締着してリ
テーナ9を介して管1を締結し、管1の管接続部
分に筒状の保護カバー3を被嵌し、この保護カバ
ー3の内面に突部4を突設して該突部4を袋ナツ
ト8と本体7の外面に設けた突条部19との間の
間隙に圧入して成るものであつて、このような構
成を採用することで、上記した従来例の問題点を
解決したものである。すなわち本考案にあつて
は、保護カバー3の内面に突設した突部4が管接
続部分の袋ナツト8と本体7の外面に設けた突条
部19との間の間隙に圧入することで、保護カバ
ー3が管接続部分から外れるのを防止し、また突
部4が管接続部分に圧入することで、シール性を
持たせることができるようにし、更に、突部4を
袋ナツト8と本体7の外面に設けた突条部19と
の間の間隙に圧入することで、だれが取り付けて
も保護カバー3を管接続部分の正確な位置に位置
決めして取り付けることができるようになつた。
〔実施例〕
以下本考案を実施例により詳述する。添付の図
面においては管1としてステンレス製フレキシブ
ル管の例が示してある。上記フレキシブル管は大
径部と小径部とが交互に連続する形状をしてい
て、隣あう小径部部分同士が平行な環状溝部5と
なつている。フレキシブル管(以下単に管1とい
う)の外周は軟質プラスチツク製の被覆6により
覆つてある。上記管1の接続端部においては被覆
6が剥ぎとつてあつて管1の外周面を直接露出し
てある。管1を接続するための接続部材2は、本
体7と袋ナツト8とリテーナ9とで構成されてお
り、筒状の本体7の一側部には外周にテーパねじ
部10が設けてあり、他側部は管はめ込み部14
となつていて管はめ込み部14には外周に雄ねじ
部が設けてある。テーパねじ部10はコツク本体
11やエルボ12や分岐サドル13等に設けられ
るねじ継手部20に螺合して取り付けられるもの
である。管1の端部外周にリテーナ9を当てた状
態で本体7の管はめ込み部14内に管1をはめ込
み、袋ナツト8を締めてリテーナ9を介して管1
を締結して接続するものである。ここで管1には
あらかじめ塩化ビニルのような合成樹脂やゴム等
の弾性を有する材料で形成した筒状の保護カバー
3が被嵌されていて、接続部材2との接続の際に
保護カバー3が邪魔にならないように管1の接続
端部から離れたところまでずらして位置させてあ
る。この保護カバー3は大径筒部15の端部に小
径筒部16を連出したものであり、保護カバー3
の内周面には突部4が突設してある。そして管1
の接続部材2への接続が完了した後に保護カバー
3を管1の接続部分側に移動させ、保護カバー3
により管1の接続部分を被覆するのである。この
場合、保護カバー3の内周突設した突部4が管接
続部分の袋ナツト8と本体7の外周に設けた突条
部19との間の間隙に圧入されるものである。こ
のように袋ナツト8と本体7の突条部19との間
の間隙に突部4を圧入することで、保護カバー3
の外れ防止効果とともにシール効果がはかれ、更
に、保護カバー3を管1の接続部材2の定位置に
正確にはめ込んで取り付けることができるもので
ある。ここで、第1図に示すように保護カバー3
の内周面に2条の突部4を設け、一つの突部4を
前述のように本体7の中央外周面に突設した突条
部19と袋ナツト8との間の間隙に弾性的にはめ
込み、これに加えて更にもう一つの突部4を突条
部19とねじ継手部20との間の間隙に弾性的に
はめ込むようにしてもよい。
なお、第2図に示すように、保護カバー3の大
径筒部15の中央部に上記のように突部4を設け
るのに加えて、保護カバー3の大径筒部15の端
部乃至小径筒部16の端部の内周面に更に突部4
を設けてもよい。この場合、大径筒部15の端部
に設けた突部4はねじ継手部20の外周に圧接さ
せ、また、小径筒部16に設けた突部4はフレキ
シブル管の環状溝部5に弾性的にはめ込んで圧接
させるものである。ここで、小径筒部16の内周
面に突出する突部4は1つでもよく、あるいは、
複数個設けてもよい。突部4を複数個設ける場合
にはフレキシブル管の環状溝部5のピツチと同じ
ピツチとしておくとよい。特に複数個の突部4を
環状溝部5のピツチと対応させておくとよりいつ
そうシール効果があるとともに外れにくいもので
ある。環状溝部5にはめ込むための小径筒部16
に設ける突部4の形状としては第2図のような略
半円状のものでもよく、あるいは第3図、第4図
のように小径筒部16の端部側と反対側が丸みを
有するものでもよく、さらに突部4の先端に弾性
を有する密着用のひれ片18を有すものであつて
もよいが、必ずしも上記の形状のものにのみ限定
されるものではない。なお第3図、第4図のよう
なものは保護カバー3を接続部分に被嵌する際に
は丸みを有する部分の存在により環状溝部5に被
嵌しやすいが、いつたん被嵌した後は、突部4の
丸みを有しない部分が大きな抵抗となつてより保
護カバー3が外れにくくなくものである。また、
小径筒部16そのものを第5図のようにフレキシ
ブル管と同じピツチの波型形状とし、波型形状と
することにより必然的にできる谷部分を内周面側
に突出する突部4としてもよいものである。ま
た、第6図乃至第8図には大径筒部15の端部に
設けた突部4及びこの突部4をねじ継手部20の
外面に圧接させる場合の各例が示してある。
第9図には接続部材2を介してコツク本体11
に管1を接続する例が示してあり、第10図には
接続部材2を介してエルボ12に管1を接続する
例が示してあり、第11図には接続部材2を介し
て分岐サドル13に管1を接続する例が示してあ
る。
第12図、第13図には管1(フレキシブル
管)同士を接続部材2で接続した例が示してあ
る。この実施例では筒状の本体7の両側部に外周
に雄ねじ部11を有する管はめ込み部14が設け
てあり、両方の管はめ込み部14にそれぞれ前述
と同様にして管1が接続されるものであり、さら
に両方の管1にあらかじめ被嵌していた保護カバ
ー3を管1の接続部分側に移動させて、それぞれ
第12図、第13図のように保護カバー3で接続
部分を被覆するのである。この場合にも保護カバ
ー3の内周面には突部4が突設してあり、この突
部4が本体7の中央外周面に突設した突条部19
と袋ナツト8との間の間隙に弾性的にはめ込まれ
る。この実施例では更に小径筒部16にも突部4
が設けてあつて、この小径筒部16の突部4がフ
レキシブル管の環状溝部5に弾性的にはめ込んで
ある。ここで保護カバー3の端部同士は第12図
のように突き合わせるようにしてもよいが、第1
3図のように嵌合するようにしてもよいものであ
る。
なお上記各実施例において突部4を保護カバー
3の内周面に環状に設けることでいつそうシール
性が向上するものである。
また上記各実施例においては管1としてフレキ
シブル管の例について説明したが、必ずしもフレ
キシブル管にのみ限定されず、他の管であつても
よいものである。
〔考案の効果〕
本考案にあつては叙述のように、管の端部外周
にリテーナを配置した状態で筒状の接続部材の本
体内に管の端部をはめ込み、本体に袋ナツトを締
着してリテーナを介して管を締結し、管の管接続
部分に筒状の保護カバーを被嵌し、この保護カバ
ーの内面に突部を突設して該突部を袋ナツトと本
体の外面に設けた突条部との間の間隙に圧入して
あるので、管の接続部分を覆う保護カバーが突部
による圧接によつて外れにくくなり、いたずらに
より接続部材を解体されるおそれがないものであ
り、また突部による圧接によつて管の接続部分の
シール効果をもたせることができるものであり、
更に、突部を袋ナツトと本体の外面に設けた突条
部との間の間隙に圧入することで、だれが取り付
けても保護カバーを管接続部分の正確な位置に位
置決めして取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の他の実施例の断面図、第3図乃至第5図は
保護カバーの小径筒部の内周面に突部を設けた場
合の各例を示す断面図、第6図乃至第8図は保護
カバーの大径筒部の端部の内周面に突部を設けた
場合の各例を示す断面図、第9図は同上の接続箇
所の一実施例を示す概略断面図、第10図、第1
1図はそれぞれ同上の接続箇所の更に他の実施例
を示す概略断面図、第12図は同上の管同士を接
続部材で接続した例の断面図、第13図は同上の
管同士を接続部材で接続した他の実施例の断面
図、第14図はa,bは接続部材の分解斜視図及
び断面図であつて、1は管、2は接続部材、3は
保護カバー、4は突部、7は本体、8は袋ナツ
ト、9はリテーナ、19は突条部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管の端部外周にリテーナを配置した状態で筒状
    の接続部材の本体内に管の端部をはめ込み、本体
    に袋ナツトを締着してリテーナを介して管を締結
    し、管の管接続部分に筒状の保護カバーを被嵌
    し、この保護カバーの内面に突部を突設して該突
    部を袋ナツトと本体の外面に設けた突条部との間
    の間隙に圧入して成る管接続部分における保護カ
    バーの取付け構造。
JP1986010685U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0341196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986010685U JPH0341196Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JP1986010685U JPH0341196Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JPS62122997U JPS62122997U (ja) 1987-08-04
JPH0341196Y2 true JPH0341196Y2 (ja) 1991-08-29

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