JPH02236570A - 複写装置のクリーニングユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は複写装置のクリーニングユニットに関し，より
詳細には光学系の所定の場所に設けられた所定濃度パタ
ーンを感光体ドラムに投影し，現像後に於ける前記感光
体ドラムの濃度と感光体ドラムの地肌部濃度とを比較し
てトナー濃度制御を行なっている複写装置のクリーニン
グユニットに関する． （従来技術） 複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置
に於いては、コンタクトガラスＬに原稿をａ置した状態
で原稿面を露光走査することによって原稿反射光として
の画像情報を得，この原稿反射光を感光体ドラム現像装
置等から成る作像系によって定着させることによって複
写等を実現している． また，複写装置における画像濃度制御はコンタクトガラ
スの端部に予め基準濃度制御板が設けられており、該基
１！濃度制御板を露光走査して得た感光体ドラム上の画
像の濃度をセンサ等を用いて検出し画像濃度出力ｖｓｐ
を得ると共に、イレースされた感光体ドラムの地肌濃度
を同様にセンサ等により検出することにより地肌濃度出
力ｖｓｌＩを得？前記ＶＢｐとＶ１３との比、即ちＶ　
ｓｐ／　Ｖ　ｓ６の値に基づいて行なうものが一般的で
ある。そして、感光体ドラム面の汚れ等に起因して地肌
濃度が低い方にシフトして該Ｖ　ｓｐ／　Ｖ　ｓａの値
が大きくなると．画像濃度が低いものとの誤判断が行わ
れて現像装置によるトナー供給量を増加するよう購成さ
れている． ところで、複写機内に設けられたクリーニングユニット
はブラシ及びブレード等から構成され複写後の感光体ド
ラムに付着した残留トナーを除去するように構成されて
いる。

しかしながら、ｆｆ［己クリーニングユニットのブラシ
及びブレードは使用に伴い転写紙の紙粉等がたまり，感
光体上の残留トナー除去効率が低下し感光体ドラムのク
リーニング不良が発生する．該クリーニング不良が発生
すると前記画像濃度出力ｖｓＰ及び感光体ドラム地肌濃
度出力Ｖ■は共に低下するが特に地肌濃度出力Ｖｓａは
著しく低下し、そのため前記出力比Ｖ　ｓｒ／　Ｖ　ｓ
ａは大きくなり複写機はトナー濃度が低下したと判断し
トナー供給者を増加するよう制御する． 従って、必要以上のトナーが供給されトナー飛散及び地
肌汚れが発生し画像品質が著しく低ｒするため定期的に
サービスマン等がクリーニングユニットを清掃しなけれ
ばならないという問題点があった。

（発明の目的） 本発明は上述した如き従来の問題点に；みなされたもの
であって、クリーニングユニットの汚れをいち贋く検知
し，該クリーニングユニットを自動的に清掃することに
より転写紙の紙粉を除去し，クリーニング不良の発生を
防止することにより安定した画像品質の複写機を提供す
ることを目的とする． （発明の概要） この目的を達成するために本発明の複写装置のクリーニ
ングユニットは感光体ドラムの地肌濃度と光学系の所定
の場所に設けられた所定濃度野パターンを感光体ドラム
に投影し、現像した画像の濃度とを比較してトナー濃度
制御を行なっている複写装置であって、複写装置内のク
リーニングユニットに設けられたブレードを摺動するこ
とにより該ブレードに付着した紙粉等を清掃するように
構成したものにおいて、前記ブレードを感光体の地肌濃
度に基づいて自動的に清掃することによりクリーニング
不良の発生を防止し、感光体の残留トナー除去効率を向
上せしめたことを特徴とする． （実施例） 以下，図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する． 第１図は本発明の一実施例に係る複写装置の概略を示す
図であって，プラテンガラスｌｌ上に載置した原稿ｉ３
を光源Ｉ５により矢印方向に走査するとともにその原稿
面からの反吋光をミラーｌ７，レンズ１９等の光学系を
用いて感光体ドラム２ｌ上に照射する。

前記感光体ドラム２ｌは予め帯電チャージャ−２３によ
りその表面を均一に帯電されており、画像情報の照射に
よってその外周に画像情報の潜像を形成し、現像ユニッ
ト２５にてトナー２６により前記潜像が現像される。

このようにして感光体ドラム上に現像されたトナー像は
給紙部２９から搬送された転写紙３Ｉに転写チャージャ
−３３によって転写され、該転写紙３ｌは次段の分離チ
ャージャー３５を介し、搬送ベルト３７へ送出され、定
着ユニット（図示せず）にて定若し，排紙するよう動作
するものである． 一方、感光体ドラム上に残留したトナーはクリニングユ
ニット：３９によって除去され，『トにイレーサ４１に
よって感光体ドラム２１表面の不要な電荷を除去し複写
動作を完ｒする． このように構成した複写装置において、現像ユニット２
５におけるトナー２６は複写機の使用によって消費され
、それによってトナー供給量が減少すると現像されるト
ナー像が薄くなり正常な複写が行なえなくなる． 従って、クリーニングユニ・ソト３９前段に設けたトナ
ー濃度センサ４３によりトナー濃度を検出し、現像ユニ
ット２５におけるトナー供給量を制御している． 該制御方法は前述した如くプラテンガラス１１の始端部
に予め基準濃度板４５を設け、走査時に先ず前紀基串濃
度板４５を露光走査することにより該基準濃度板の画像
を感光体ドラム上に形成し、該画像の濃度を曲記センサ
４３により検出することにより画像濃度出力Ｖ．を得、
更に前記画像の両端をイレーサ４Ｉによりイレースし該
イレース部に於ける感光体ドラム地肌濃度を同様にセン
サ４３により検出し地肌濃度出力■１を得、前記検出し
た■３。とＶ．ｐとの比により行なっている。

従って、センサの検知而がトナー等により汚れてくると
前記比の値が正規値より大きくなりトナーを余計に供給
するため更にクリーニングユニット３９の残留トナー除
去効率が低下するが、後述する方法によりクリーニング
ユニット３９を自動的に清掃することにより、該クリー
ニングユニットのブレードおよびブラシに付着した転写
紙の紙粉を除去し残留トナー除去効率を向上するもので
ある． 第２図は本発明に係る複写装置のクリーンングユニット
を示す図であって，同図において符号４７はブレード、
４９はブラシである．また、前記ブレード４７はレバー
５ｌを矢印方向に押圧することにより矢印方向へ突出人
（摺動）可能に構成している．更に，前記レバー５ｌ下
部にはブレード作動用ソレノイド５３が設けられ，該ソ
レノイド５３に接続したコネクタ５５に信号が入力した
場合に動作して前記レバー５ｌを駆動する．このように
構成したクリーニングユニットにおいて前記ブレード作
動用ソレノイドの作動タイミングを前述したトナー濃度
センサ出力により得．例えば感光体地肌濃度センサ出力
Ｖ．の初期設定値が４ボルトであった場合、該出力ｖ３
ａが３ボルト前後になった際に制御部より前記コネクタ
５５に信号が供給されソレノイドを作動するように設定
すれば残留トナー除去効率が劣化した場合，即ちクリー
ニングユニットのブレード及びブラシに転写紙の紙粉が
著しく付着した場合に自動的に清掃を行なうことができ
る． 第３図は本発明のソレノイド作動タイミングを示すタイ
ムチャートであって同図に示すように感光体地肌濃度検
出値が３．２ボルト以上の場合にはメインモー夕の才ン
オフに拘らずブレード作動用ソレノイドは作動しないが
クリーニングユニットが転写紙の紙粉等によって汚れ、
残留トナー除去効率が低下し、地肌濃度検出値が３．２
ボルト以下となり且つメインモー夕停と後に前記ソレノ
イドは才ン才フを繰り返す。

第４図は本発明のクリーニングユニットの清掃に於ける
フローチャートを示す図であって、前述したように感光
体地肌濃度の初期設定値が４ボルト、ソレノイド作動値
が３．２ボルトの場合を示す． 複写装置の制御部は所定枚数毎、例えばｌＯ枚複写する
毎に感光体の地肌濃度Ｖｓａを検出し、該検出値が３．
２ボルト以下となった際複写機が複写中であるかどうか
判断し、複写中の場合には複写終了後メインモータが停
止するまでソレノイドを作動しないように制御する． 従って，感光体の汚れ具合によりクリーニングユニット
を清掃するため残留トナー除去効率を高めることができ
、高品質の画像を得ることができる． （発明の効果） 本発明は上述した如く構成し且つ機能するものであるか
ら、クリーニングユニットのブレードを感光体の汚れ具
合を検出することにより自動的に清掃し，該清掃により
転写紙の紙粉を除去するため感光体上の残留トナー除去
効率を向上せしめ、安定した画像品質の複写を行なう上
で著しい効果を発揮する．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複写装置の一実施例を示す図、第
２図は本発明に係る複写装置のクリーニングユニットを
示す図、第３図は本発明におけるソレノイドの作動タイ
ミングを示すタイムチャート図、第４図は本発明の複写
装置のフローチャートを示す図である． １ｌ・・・プラテンガラス、Ｉ３・・・原稿ｌ５・・・
光源、１７・・・ミラー　ｌ９・・・レンズ、２ｌ・・
・感光体ドラム，２３・・・帯電チャージャー、２５・
・・現像ユニット、２６・・・トナー、２９・・・給紙
部、３ｌ・・・転写紙，３３・・・転写チャージャー、
３５・・・分離チャージャー，３７・・・搬送ベルト、
３８・・・クリーニングユニット、３９・・・ブレード
、４０・・・ブラシ、４ｌ・・・イレーサ、４３・・・
画像濃度検出センサ，５１・・・操作レバー，５３・・
・ソレノイド５５５・・・コネクタ．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体ドラムの地肌濃度と光学系の所定の場所に設けら
   れた所定濃度のパターンを感光体ドラムに投影し、現像
   した画像の濃度とを比較してトナー濃度制御を行なう複
   写装置であって、複写装置内のクリーニングユニットに
   設けられたブレードを摺動することにより該ブレードに
   付着した紙粉等を清掃するように構成したものにおいて
   、前記ブレードを感光体の地肌濃度に基づいて自動的に
   清掃動作させることによりクリーニング不良の発生を防
   止し、感光体の残留トナー除去効率を向上せしめたこと
   を特徴とする複写装置のクリーニングユニット。