JPH0341069A - 抗腫瘍性物質be―13793類 - Google Patents

抗腫瘍性物質be―13793類

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JPH0341069A
JPH0341069A JP17694589A JP17694589A JPH0341069A JP H0341069 A JPH0341069 A JP H0341069A JP 17694589 A JP17694589 A JP 17694589A JP 17694589 A JP17694589 A JP 17694589A JP H0341069 A JPH0341069 A JP H0341069A
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JP
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antitumor
formula
culture
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spectrum
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JP17694589A
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Katsuhisa Ojiri
勝久 小尻
Hisao Kondo
久雄 近藤
Shigeru Nakajima
茂 中島
Akira Okura
大倉 彬
Kenji Kawamura
健二 河村
Hiroyuki Suda
寛之 須田
Masanori Okanishi
岡西 昌則
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MSD KK
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Banyu Phamaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 意果些1里立夏 本発明は医薬の分野で有用であり、さらに詳細には腫瘍
細胞の増殖を阻害し、抗腫瘍効果を発揮する新規化合物
、その製法及びその用途に関するものである。
粱來旦挟敬 癌化学療法の分野においては、プレオマイシン(Ble
oo+ycin)及びアドリアマイシン(Adriam
ycin)等の多くの微生物代謝産物を臨床的に応用す
ることが試みられ、またこれらは実際に臨床において使
用されている。しかしながら、様々な種類の腫瘍に対し
てその効果は必ずしも充分ではなく、また臨床上これら
の薬剤に対する腫瘍細胞の耐性現象が明らかにされるに
つれ、その臨床的応用性は複雑化している(第47回日
本癌学会総会記事、 12頁〜15頁(1988年)参
照〕。
が ゛しようとする課延 このような状況においては、新規抗腫瘍性物質の開発が
常に求められている。即ち、既存の抗腫瘍性物質に対す
る耐性を克服する目的であり、また既存の抗腫瘍性物質
が充分に効果を発揮できない種類の腫瘍に対して有効で
ある物質が求められている。
題を  するための手段 本発明者らは、該課題を解決するために抗腫瘍性物質に
ついて微生物代謝産物を広くスクリーニングした結果、
後記の物質が優れた抗腫瘍作用を示すことを見い出して
本発明を完成した。
即ち、本発明は一般式 [式中、Rは水素原子又は水酸基を示す]で表される新
規な抗腫瘍性物質BE−13793類又はその薬学的に
許容される塩、その製造法及びその用途に関するもので
ある。
ここにおいて、Rが水素原子である化合物をBE−13
793Aと、Rが水酸基である化合物をBE−1379
3Bと称する。
以下に、本発明に係わる新規な抗腫瘍性物質BE−13
793A及びBについて物理化学的な性状を示す。
BE−13793Aの理化学的性状 性状:淡褐色粉末 分子式二C□H,、No。
元素分析値:理論値炭素74.76%、水素7.70%
実測値炭素74.59%、水素7.68%マススペクト
ル: FABマススペクトルを第1図に示す、 (m/
z 353.1975、「)UVスペクトル:メタノー
ル中(10g/mE)で測定したUVスペクトルを第2
図に示す。
IRスペクトル: KBr錠剤法によるIRスペクトル
を第3図に示す。
“H−NMRスペクトル二重クロりホルム中で測定した
’ H−Nl’lRスペクトル(300MHz)を第4
図に示す。
” C−NMRスペクトル二重クロりホルム中で測定し
た’ ” C−NMI?スペクトル(75MHz)を第
5図に示す。
溶解性:水に溶けにくく、メタノール又は酢酸エチルな
どの有機溶媒に溶けやすい。
酸性、中性、塩基性物質の区別:塩基性物質Rf値: 
0.79(メルク社製キーゼルゲル60F、 、 、使
用、展開溶媒;クロロホルム/メタノール=5+1) 呈色反応:過マンガン酸カリウム反応陽性BE−137
93Bの理化学的性状 性状:淡褐色粉末 分子式: C,、H,、No4 元素分析値二理論値炭素71.52%、水素7.37%
実測値炭素71.47%、水素7.32%マススペクト
ル: FABマススペクトルを第6図に示す、 (m/
z 369,1954. M”)UVスペクトル:メタ
ノール中(tog)d)で測定したUVスペクトルを第
7図に示す。
IRスペクトル: KBrli剤法によるIRスペクト
ルを第8図に示す。
H−NMRスペクトル:重クロロホルム中で測定した’
 H−NMRスペクトル(300Ml(Z)を第9図に
示す。
” C−NMRスペクトル:重クロロホルム中で測定し
た” C−N?IRスペクトル(75M)12)を第1
0図に示す。
溶解性:水に溶けにくく、メタノール又は酢酸エチルな
どの有機溶媒に溶けやすい。
酸性、中性、塩基性物質の区別:塩基性物質Rf値: 
0.65(メルク社製キーゼルゲル60F、 、 、使
用、展開溶媒;クロロホルム/メタノール=5:1) 呈色反応二過マンガン酸カリウム反応陽性本発明のBE
−13793^及びBの生物学的活性抗腫瘍性物質BE
−13793A及びBのマウス実験腫瘍細胞に対する増
殖阻止作用を決定するため、1nvitroで試験を行
った。 P388腫瘍細胞に対する1nvitroの抗
腫瘍作用試験は、試験化合物をまずジメチルスルホキシ
ドに溶解したのち、20%にジメチルスルホキシドを含
む細胞培養用培地(20%DMSO−RPMI−164
0培地)で逐次希釈し、3X10’個の腫瘍細胞を含む
細胞培養用培地(仔牛血清10%含有RPV’ll−1
640培地)200ugに対し2uQを加えた。37℃
で72時間、5%CO1下で培養したのち、コールタ−
カウンターにて生存する細胞数をカウントし、対照群と
比較した。その結果、BE−13793A及びBはP3
88腫瘍細胞に対し、強い増殖阻止作用を示した。
腫瘍蕪胞の増殖を50%阻止する濃度(rc、、)はP
388/S細胞に対してはBE−13793A及びBと
もに4.0μ?lであり、P3B8/V@胞に対シテハ
BE−13793A及ヒBそれぞれ2.0及び0.8μ
Nであった。
ここにおいてP388/Sは通常のマウス白血病細胞の
一種であり、 P388/Ml胞は抗腫瘍性物質ビンク
リスチンに対して耐性を獲得したP388白血病細胞で
ある。
更に、 BE−13793A及びBは抗腫瘍性物質アド
リアマイシンに対して耐性を獲得したP388/Am胞
に対しても増殖阻止効果を示し、その50%増殖阻害濃
度(IC,、)はそれぞれ2.0及び1.0μにであっ
た。
上述したように、本発明のBE−13793A及びBは
、マウス実験腫瘍細胞に対し、顕著な増殖阻止作用を示
す、従って、本発明は温血哺乳動物の腫瘍の治療剤とし
て有用である。
本発明化合物を抗腫瘍剤として使用する場合、有効量の
本発明化合物単独又は有効量の本発明化合物及び不活性
且つ薬学的に許容しうる担体から成る医薬組成物として
使用される。
この医薬組成物は、本発明の化合物と不活性な薬学的担
体とを組み合わせて製造され、各種の処方で経口的、非
経口的若しくは局所的に投与される。適切な組成物の例
としては1錠剤、カプセル。
乳剤、粉末、顆粒等の経口投与用の囚形紹成物、溶液、
サスペンション、エマルジョンのような経口投与用の液
体組成物を包含する。また、使用直前に滅菌水、生理的
食塩水若しくは他の注射用滅菌溶剤に溶解しろる滅菌組
成物の形で製造することもできる。
本発明化合物の薬学的に許容しつる塩とは、例えば塩酸
又は硫酸等の無機酸との塩である。
本発明の化合物の実際に好ましい投与量は、使用される
化合物の種類、配合された組成物の種類、適用頻度及び
治療すべき特定部位、宿主及び腫瘍によって変化するこ
とに注意すべきである。−日当りの成人−人当りの投与
量は、経口投与の場合、10ないしloooIIlgで
あり、非経口投与の場合IOないし50011gである
。非経口投与方法としては静脈内注射が好ましい、なお
、投与回数は投与方法及び症状により異なるが、1回な
いし数回である。
本発明の抗腫瘍性物質BE−13793A及びBの製造
法について説明する。
本発明の抗腫瘍性物質BE−13793A及びBの製造
に使用する微生物又はその変異株は、抗腫瘍性物質BE
−13793A及びBを産生するものならばいずれでも
良いが、例えば以下の菌学的性状を有する微生物を挙げ
ることができる。
1、形態 BA−13793株は、顕微鏡下で、よく発達した気菌
糸よりほぼ一定間隔の輪生技が形成され、さらに5〜8
本の二次分枝を形成し、それらの先端が5〜10ケの直
状の胞子鎖となっている。
胞子の大きさが0.5X1〜1.5μ誼位の円筒状で、
その表面は平滑である。
胞子のう、鞭毛胞子、菌核等の特殊な器官及び菌糸の分
断は観察されない。
2、ta養性状 、各種寒天平板培地における28℃、 14日間培養時
の性状を第1表に示す。
(以下余白) 3、生育温度(イースト・麦芽寒天培地、14日間培養
) 12℃:生育は不良で気菌糸を形成せず20℃:生育は
不良で気菌糸を形成せず28℃:生育及び気菌糸形成は
良好 37℃:生育は良好で気菌糸形成は不良45℃:生育せ
ず 4、生理学的諸性質 (1)ゼラチンの液化           陰性(グ
ルコース・ペプトン・ゼラチン培地)(2)スターチの
加水分解         陽性(スターチ・無機塩寒
天培地) (3)脱脂牛乳の凝固及びペプトン化    陰性(ス
キムミルク培地) (4)メラニン様色素の生成        陰性(5
)食塩耐性    食塩含有量4%以下で生育(イース
ト・麦芽寒天培地) 5o炭素源の利用能 プリドハム・ゴドリーブ寒天を基礎培地として、下記各
種糖を添加して、28℃、14日間培養した。
その結果を第2表に示す。
第2表 6、細胞壁のアミノ酸 LL−ジアミノピメリン酸及びグリシンが検出された。
以上の菌学的性状により、BA−13793株は放#J
菌ストレプトパーティシリウム属に分類され、パーシー
ズ・マニュアル・オブ・デターミナティブ・バクテリオ
ロジー第8版、工974年(Bergey’sManu
al of Determinative Bacte
riology 8thEdftion、 1974)
及び放線菌の同定実験法(日本放線菌学会wI)などの
文献検索によると、ストレプトパーティシリウム・モバ
ラエンス(Strepto−verticillium
 mobaraense)が近縁な種として挙げられる
。しかし、 BA−13793株とはラフィノース。
シュクロースの利用能が異なり、また寒天培地上での培
養性状における菌糸の色調などの点では、ストレプトパ
ーティシリウム・モバラエンスは緑色が基調になってお
り、BA−13793株とは異なる。
従って、BA−13793株をストレプトバーティシリ
ウム・エスピー・BA−13793(Streptov
erticilliussp、 BA−13793)と
称する。
なお、本菌株は通商産業省工業技術院微生物工業技術研
究所に寄託されており、その微工研受託番号は微工研菌
寄第10489号(FERI’I P−10489)で
ある。
本発明で使用する抗腫瘍性物質BE−13793A及び
Bを産生する微生物の変異株は1例えばX線若しくは紫
外線等の照射処理、例えばナイトロジエン・マスタード
、アザセリン、亜硝酸、2−アミノプリン若しくはN−
メチル−No−ニトロ−N−ニトロソグアニジン(NT
G)等の変異誘起剤による処理、ファージ接触、形質転
換、形質導入又は接合等の通常用いられる菌種変換処理
方法により抗腫瘍性物質BE−13793類産生菌を変
異させた微生物である。
本発明のBE−13793A及びBを製造するにあたり
、BE−13793A及びBの生産菌であるBA−13
793株を栄養源含有培地に接種して好気的に発育させ
ることにより、 BE−13793A及びBを含む培養
物が得られる。
栄養源としては、放線菌の栄養源として公知のものが使
用できる0例えば、炭素源としては、市販されているブ
ドウ糖、グリセリン、麦芽糖、デンプン、庶糖、糖蜜又
はデキストリンなどが単独又は混合物として用いられる
。窒素源としては、市販されている大豆粉、コーンステ
イープリカー内エキス、酵母エキス、綿実粉、ペプトン
、小麦胚芽、魚粉、無機アンモニウム塩又は硝酸ナトリ
ウムなどが単独又は混合物として用いられる。無機塩と
しては、市販されている炭酸カルシウム、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、硫酸マグネシウム又は各種リン酸塩
などを使用することができる。
その他必要に応じて、鉄、マンガン又は亜鉛などの重金
属塩を微量添加することもできる。また、発泡の著しい
時には、消泡剤として、例えば大豆油又は亜麻仁油等の
植物油、オクタデカノール等の高級アルコール類、各種
シリコン化合物等を適宜添加しても良い、これらのもの
以外でも、該生産菌が利用し、BE−13793A及び
Bの生産に役立つものであれば、いずれも使用すること
ができる。
培養方法としては、一般の微生物代謝産物の生産方法と
同様に行えばよく、固体培養でも液体培養でもよい、液
体培養の場合は、静置培養、撹拌培養、振盪培養又は通
気培養などのいずれを実施してもよいが、特に振盪培養
又は深部通気撹拌培養が好ましい、培養温度は20℃〜
37℃が適当であるが、25℃〜30℃が好ましい、好
ましい培地のpHは4〜8の範囲で、培養時間は24時
間〜192時間、好ましくは48時間〜120時間であ
る。
培養物から目的とするBE−13793A及びBを製造
するには、微生物の生産する代謝物の培養物から採取す
るのに通常使用される分離手段が適宜利用される。 B
E−13793A及びBは培養濾液中及び菌体中に存在
するので、培養濾液又は菌体より通常の分離手段1例え
ば溶媒抽出法、イオン交換樹脂法又は吸着若しくは分配
クロマトグラフィー法及びゲル濾過法等を単独又は組合
せて行うことにより精製できる。また高速液体クロマト
グラフィーや薄層クロマトグラフィーなども抽出精製に
利用可能である。
好ましい分離−精製の例としては次の方法が挙げられる
。まず培養液を遠心分離し、菌体を得る。
得られた菌体をメタノール又はアセトン等の有機溶媒を
用いて抽出する。抽出物を減圧下にtlAmし、awI
液を酢酸エチルなどの有機溶媒で抽出する。
この抽出液を濃縮することにより、BE−13793A
及びBを含む粒物質が得られる6次に、セファデックス
LH−20などのカラムクロマトグラフィー等により精
製すれば、BE−13793A及びBを淡褐色の粉末と
して得ることができる。
次に実施例を挙げ、本発明を具体的に説明する。
しかしながら1本発明は実施例に限定されるものではな
く、実施例の修飾手段はもちろん、本発明によって明ら
かにされたBE−13793A及びBの性状に基づいて
、公知の手段を用いてBE−13793A及びBを生産
、濃縮、抽出、精製する方法すべてを包括する。
裏塵班 斜面寒天培地に培養した放線菌BA−13793株をグ
ルコース0.1%、デキストリン2.0%、コーングル
テンミール1.0%、魚粉0.5%、酵母エキス0.1
%、塩化ナトリウム0.1%、硫酸マグネシウム0.0
5%。
塩化カルシウム0.05%、硫酸第一鉄0.0002%
、塩化第一銅0.0Q004%、塩化マンガン0.00
004%、塩化コバルト0.00004%、硫酸亜鉛0
.00008%、ホウ酸ナトリウムo、oooos%、
モリブデン酸アンモニウム0.00024%、及び3−
(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸0.5%からな
る培地(pH6,7)100−を含む500−容の三角
フラスコ4本に接種し、28℃で72時間1回転振盪機
(毎分180回転)上で培養した。
この培養液を1−ずつ、上記の培地を100−含む50
0d容の三角フラスコ50本に接種し、28℃で120
時間、回転振盪機(毎分180回転)上で培養した。
培養液(約5Q)を濾過法によって濾過し、得られた菌
体を脱イオン水500−で洗浄した後、菌体にメタノー
ル2.5Qを加え室温で1時間撹拌した。
濾過法によってメタノール抽出液を得た。メタノール抽
出をもう一度行い、合わせて約5Qのメタノール抽出液
を約800−にまで濃縮した。得られた濃縮液を酢酸エ
チル3息を用いて抽出し、酢酸エチル抽出液を濃縮乾固
した。得られた残渣にクロロホルム500−を加え、沈
殿物を除去した後、シリカゲルクロマトグラフィーの塔
(3X 60anにかけ、少量のクロロホルムで洗浄し
た後、クロロホルム−メタノール(50:1)の展開溶
媒を用いて溶出することにより、 BE−13793A
を含む分画と、BE−13793Bを含む分画とを得た
。 BE−13793Aを含む分画を減圧fAwIシて
橙色のシロップ状物質110mgを得たが、これを更に
セファデックスLl(−20の塔(2x 60cm、メ
タノール)にかけ、メタノールで展開して精製すること
により得られるBE−13793Aの分画からBE−1
3793A 56mgを淡褐色の粉末として得た。同様
に上記のBE−13793Bを含む分画を減圧下に濃縮
して得られた褐色のシロップ状物質55mgをセファデ
ックスLH−20の塔(2X 60an、メタノール)
にかけ、メタノールで展開して精製することにより、B
E−13793831,kを淡褐色の粉末として得た。
及里曵墓玉 本発明のBE−13793A及びBは、既存の抗腫瘍剤
に耐性を有する腫瘍細胞に対しても該抗腫瘍剤に耐性を
獲得していない細胞と同程度の増殖阻止効果を有するこ
とから、医薬の分野で腫瘍の治療剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第6図は各々BE−13793A及びBのF
ABマススペクトルの図である。第2図及び第7図は各
々メタノール中で測定したBE−13793A及びBの
紫外部吸収スペクトルである。第3図及び第8図は各々
KBr錠剤法によるBE−13793A及びBの赤外吸
収スペクトルの図である。第4図及び第9図は各々重ク
ロロホルム中で測定したBE−13793A及びBの’
 H−NMR(300MHz)スペクトルの図である。 第5図及び第1O図は各々重クロロホルム中で測定した
BE−13793A及びBの’ ”C−NMR(75M
Hz)スペクトルの図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素原子又は水酸基を示す] で表される抗腫瘍性物質BE−13793類又はその薬
    学的に許容される塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素原子又は水酸基を示す] で表される抗腫瘍性物質BE−13793類又はその薬
    学的に許容される塩を有効成分とする抗腫瘍剤。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素原子又は水酸基を示す] で表される抗腫瘍性物質BE−13793類又はその薬
    学的に許容される塩の製造に際し、抗腫瘍性物質BE−
    13793類を産生する微生物又はその変異株を培養し
    て抗腫瘍性物質BE−13793類を蓄積させ、採取す
    ることを特徴とする製法。
  4. (4)ストレプトバーティシリウム・エスピーBA−1
    3793(Streptoverticillium 
    sp.BA−13793)株又はその変異株を培養する
    ことを特徴とする第3請求項記載の製法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995004041A1 (fr) * 1993-08-02 1995-02-09 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Compose de carbazole
US5756320A (en) * 1996-01-19 1998-05-26 The Kitasato Institute Bioactive substances K93-0711 I-1 and I-2 and process for production thereof
JP2002123201A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Ys Yamazaki:Kk 掲揚ポール付きスタンド

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