JPH0341001Y2 - - Google Patents

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JPH0341001Y2
JPH0341001Y2 JP6286586U JP6286586U JPH0341001Y2 JP H0341001 Y2 JPH0341001 Y2 JP H0341001Y2 JP 6286586 U JP6286586 U JP 6286586U JP 6286586 U JP6286586 U JP 6286586U JP H0341001 Y2 JPH0341001 Y2 JP H0341001Y2
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column
support
reinforcing
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roof support
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、簡易組立車庫等における支柱と縦屋
根受材との結合構造に関するものである。
〔従来の技術〕
家庭用のカーポート等、簡易な組立車庫は、近
年、鉄鋼製のものに代わつて耐腐性に優れ軽量で
体裁もよいアルミ製のものが多く用いられるよう
になつてきた。しかし、アルミ材は鋼材に比べて
材料費が非常に高く、また強度が弱く多くの材料
を使用しなければならないため、製品が高価にな
るという難点がある。
それで、従来、第6図に示すような片持屋根式
の組立車庫においては、アルミ製支柱1の上端に
アルミ製縦屋根受材2の基端を係合して固定する
とともに、それら支柱1と縦屋根受材2とに方づ
えである補強材3を架設した構造がとられてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、アルミ材は前述のように、強度の弱い
ものであるから、支柱1と縦屋根受材2とを補強
材3で結合したとしても、十分な強度をもたすた
めには、支柱等かなり頑丈なものとしなければな
らず、材料費がかさむばかりでなく体裁上も好ま
しくないことになる。
本考案は、前述のようなアルミ材を主体とした
簡易組立車庫における欠点を解決するため、アル
ミ材と鋼材とを複合させた構造を採用して、強度
が高くアルミ材の材料費を低減してコストをやす
くし、しかも体裁も良好で耐久性に優れた簡易組
立車庫を提供しようとするものであり、とくに支
柱と縦屋根受材との優れた結合構造を得ようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の構成について、実施例に対応する第1
〜5図を参照して説明すると、本考案は、支柱1
の上端部に縦屋根受材2の基端部を結合し、それ
ら支柱1と縦屋根受材2とを補強斜材3で連結し
た簡易組立車庫においてアルミ製中空支柱1の中
にそのほぼ全長にわたり小径の補強鋼管角柱5を
介装するとともに、アルミ製中空縦屋根受材2の
中に鋼製補強桁材7を介装し、一方、断面コ字形
の受材連結部9と支柱連結部10とにより側面L
形状とした鋼製の補強連結具8を形成し、該連結
具8の受材連結部9を縦屋根受材2の基端部に挿
入し補強桁材7を介して縦屋根受材2に固定する
とともに、該連結具8の支柱連結部10を支柱1
の上端部より支柱1と補強鋼管角柱5との間に挿
入して、それら支柱1と補強鋼管角柱5と支柱連
結部10とを一体的に固定したことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について、図面を参照し
て説明する。
第1図乃至第5図において、1は支柱、2は縦
屋根受材、3は縦屋根受材2の支持を強固にする
ため、それら部材1,2の中間部間にわたり結着
した補強斜材であつて、それら各部材1,2,3
の全体的な結合構造は従来の組立車庫と同様であ
る。
支柱1は図示のように、アルミ材により断面長
方形の中空体に形成され、その短片部である前、
後面部には長手方向の凹溝4,4が形成されてお
り上端部は解放され、その解放端より前、後面部
が所要長さ切欠され、挿入溝部28が形成されて
いる。そして、この支柱1中には、支柱1より断
面を相当小さく形成した補強鋼管角柱5が支柱1
のほぼ全長にわたり挿入されてボルト11等によ
り互に結合され、かつ、支柱1の両側部の内面と
補強鋼管角柱5の外側面との間には所要の間隙
6,6(第4図参照)が形成されている。
縦屋根受材2は、アルミ材により断面方形の中
空体で長く形成され、その対向面である上面部と
下面部とには長手方向の凹溝6,6が形成されて
おり、両端部は開放されている。そして、この縦
屋根受材2中には、上面部に接して断面コ字形の
鋼製の補強桁材7が固着されている。
また、8は前記の支柱1と縦屋根受材2とを結
合するための鋼製の補強連結具で、縦屋根受材2
の端部に挿入される断面コ字形の受材連結部9と
これの後端よりL形に屈曲して下方に対向して延
長し、それぞれ前記支柱1の間隙6,6に挿入す
るように形成された支柱連結部10,10とを備
えている。
そして、補強連結具8は、その受材連結部9を
縦屋根受材2の開放された端未から挿入して、縦
屋根受材2の上面部に設けたボルト孔12,12
とこれに対応して受材連結部9の上面部に設けた
ネジ孔13,13にネジ込みのボルト14,14
により固着し、また、その支柱連結部10,10
を支柱1と補強鋼管角柱5との間隙6,6に挿入
して、支柱1の側面部と支柱連結部10,10と
に設けたボルト孔15,15,16,16と通し
て補強鋼管角柱5の側面部に設けたネジ孔17,
17(第2図、第4図)にネジ込みのボルト1
8,18により固着する。それによつて、アルミ
製の支柱1と縦屋根受材2とは、補強鋼管角柱5
と補強桁材7を介して鋼製の補強連結具8より互
に強固に結合されることになるのである。
次に、補強斜材3は、アルミ製で断面ほぼ角形
の中空状に形成され、その外側面には支柱1の凹
溝4および縦屋根受材2の凹溝29とに係合する
凸条19が形成されているとともに、補強斜材3
の両端部は、所要の長さにわたり前記の凹溝4,
29に沿うよう屈曲して延長され、連結部20,
21が形成されたものとなつている。また、支柱
1には、前記連結部20を接合する個所におい
て、補強鋼管角柱5と支柱1の前面部との間に鋼
製の断面ハツト形に形成した補強詰金具22,2
2が補強鋼管角柱5に固着されて介装されてい
る。
そして、補強斜材3の下部にある連結部20を
貫通させたボルト23,23を補強詰金具22,
22にネジ込むとともに、補強斜材3の上部にあ
る連結部21を貫通させたボルト24,24(第
1図)を縦屋根受材2にネジ込んでそれぞれ結合
し、補強斜材の取付けを行うのである。
なお、図中25,25は縦屋根受材2の上面に
これと直交して架設された横屋根受材、26はこ
の横屋根受材26上に敷設された屋根板、27は
屋根板27の下端部に位置して支柱1に取付けら
れた樋である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、アルミ
製の支柱の中に補強鋼管角柱を介装して支柱を構
成し、また、アルミ製の縦屋根受材の方もこれに
も鋼製補強桁材を介装して構成したので、簡易組
立車庫の主要耐力材である支柱と縦屋根受材と
が、アルミ材を用いたものとして極めて強固のも
のにでき、したがつて、アルミ材の使用量を大巾
に節減することができて、コストを低減させるこ
とができる。また、アルミ製である支柱と縦屋根
受材とは、互いにそれらの端部において、鋼製の
連結具により、かつ補強鋼管角柱及び鋼製補強桁
材を介して結合する構造としたので、結合が極め
て強固になされるとともに結合部分の体裁も良好
であり、しかもその結合構造は簡易で取付作業の
容易である等、多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す主要部の側面
図、第2図は支柱と縦屋根受材との結合部分を示
す側断面図、第3図は同分解斜視図、第4図は第
2図A−A線の平断面図、第5図は支柱と補強斜
材との結合部分を示す側断面図、第6図は従来の
簡易組立車庫の概要を示す側面図である。 1……支柱、2……縦屋根受材、3……補強斜
材、5……補強鋼管角柱、7……鋼製補強桁材、
8……補強連結具、9……受材連結部、10……
支柱連結部、20,21……連結部、22……補
強詰金具、23,24……ボルト、25……横屋
根受材、26……屋根板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱の上端部に縦屋根受材の基端部を結合し、
    それら支柱と縦屋根受材とを補強斜材で連結した
    簡易組立車庫において、アルミ製中空支柱の中
    に、そのほぼ全長にわたり小径の補強鋼管角柱を
    介装するとともに、アルミ製中空縦屋根受材の中
    に鋼製補強桁材を介装し、一方、断面コ字形の受
    材連結部と支柱連結部とにより側面L形状とした
    鋼製の補強連結具を形成し、該補強連結具の受材
    連結部を縦屋根受材の基端部に挿入し鋼製補強桁
    材を介して縦屋根受材に固定するとともに、該補
    強連結具の支柱連結部を支柱の上端部より支柱と
    補強鋼管角柱との間に挿入して、それら支柱と補
    強鋼管角柱と支柱連結部とを一体的に固定したこ
    とを特徴とする、簡易組立車庫等における支柱と
    縦屋根受材との結合構造。
JP6286586U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0341001Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6286586U JPH0341001Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JP6286586U JPH0341001Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JPS62176353U JPS62176353U (ja) 1987-11-09
JPH0341001Y2 true JPH0341001Y2 (ja) 1991-08-28

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