JPH0340961Y2 - - Google Patents

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JPH0340961Y2
JPH0340961Y2 JP14056585U JP14056585U JPH0340961Y2 JP H0340961 Y2 JPH0340961 Y2 JP H0340961Y2 JP 14056585 U JP14056585 U JP 14056585U JP 14056585 U JP14056585 U JP 14056585U JP H0340961 Y2 JPH0340961 Y2 JP H0340961Y2
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moisture
proof sheet
tape
tape body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、防湿シートの施工時、施工後の雨水
を容易に排出できかつ施工の簡易な防湿シートの
取付構造に関する。
〔背景技術〕
床下空間の湿気を防ぐために、床下地面に防湿
シートが該床下地面を覆つて敷設される。
このような防湿シートは、従来第5図に略示す
るごとく、床下地面Aに敷設した防湿シートSの
端部と、該床下地面Aから立上がる布基礎Bの側
面Cとに跨らせて貼着したテープTにより水密に
その周縁を固定していた。
従つてこのような防湿シートの取付構造におい
ては、防湿シートSの敷設後に降雨があつた際
に、雨水Eが排水されずに貯留する。
又施工後に、防湿シートS上を歩行などするこ
とによつて該防湿シートSは位置ずれし、布基礎
Bの側面CからテープTが剥離することによつて
白蟻が侵入するという問題点も生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は、テープ体をその下方部を防湿シート
上に重ならせて布基礎側面に添着することによつ
て前記問題点を解決しうる防湿シートの取付構造
の提供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1〜2図において、防湿シートの取付構造
は、床下地面2に敷設した防湿シート3の端縁4
を床下地面2から立上る布基礎B側面5に近接さ
せるとともに、帯状のテープ体6を、該テープ体
6の下方部7を前記防湿シート3上に重ならせて
前記布基礎B側面5に添着している。
布基礎Bは、地中に埋設されるフーチング部1
1の上面に前記床下地面2を越えて立上がる立上
げ部12を具え逆T字状をなす。従つて、布基礎
Bは、立上げ部12の床下地面2側の側面がなす
前記側面5を具える。
防湿シート3は、例えば合成樹脂シート、布に
ゴム、合成樹脂などを含浸させたものなど周知の
ものが使用できる。又防湿シート3は、床下地面
2に載置されかつ布基礎Bに向く端縁4を該布基
礎B側面5に近接させ、床下地面2を略覆う。
テープ体6は、可撓性の素材からなる帯状の基
体21上方部に前記布基礎B側面5に貼着される
接着面22を具える。又本例では、基体21は、
上テープ片23と下テープ片25とからなる。
上テープ片23は、裏面に接着剤を塗布した接
着テープ状をなし、その下端部のみが下テープ片
25上端部と重なり合うことによつて、該上テー
プ片23と下テープ片25とは一体に接着し帯状
の基体21を形成する。又上テープ片23裏面の
下テープ片25上端からのはみ出し部分により前
記接着面22が形成される。又接着面22は剥離
紙24が添着され保護される。なお可撓性の素材
として、防湿シート3と同様な例えば合成樹脂シ
ート、布にゴム、合成樹脂などを含浸させたもの
などが用いられる。又上テープ片23は、帯状の
基体に防蟻剤を混入した接着剤を塗付している。
なお防蟻剤として例えばクロルデン、アルドリン
などの有機塩素剤、クロルピリホスなどの有機り
ん剤などの防蟻性の薬剤が用いられる。従つて前
記接着面22は防蟻性を有する。
又テープ体6は、剥離紙24を取除き前記接着
面22により、上テープ片23下端を防湿シート
3上面より高位置に位置させ、布基礎B側面5に
添着され、基体21が該布基礎B側面5に沿つて
垂下するとともに、防湿シート3上面に沿つて内
方にのびる。従つてテープ体6の下方部7は防湿
シート3上かつ端縁4を内方にこえる位置まで重
なる。
然して防湿シート3は、床下地面2を覆い湿気
の上昇を防止する。又テープ体6は、防湿シート
3の周囲を押え、施工中の例えば風による防湿シ
ート3のめくれを防止する。又テープ体6は、防
湿シート3の端縁4と布基礎Bとの間の隙間を覆
い、防湿効果を高める。
又防湿シート3上の雨水などは、該防湿シート
3とテープ体6との間の隙間から床下地面2に排
出される。
又テープ体6は、防蟻性の接着面22を具え、
布基礎Bの側面5に沿つて上昇する白蟻の進入を
阻止し、建物を白蟻の食害から防止できる。
又テープ体6は、剥離紙24を取除くことによ
つて、迅速かつ容易に添着でき、施工能率の向上
に役立つ。
なお前記テープ体6は、上テープ片23を省略
し、基体21上端部に防蟻剤を含む接着剤を直接
塗布することもでき、又防蟻剤を含む両面接着テ
ープを添着することによつて接着面22を形成す
ることもできる。
第3〜4図は、テープ体6の他の例を示し、本
例では可撓性の素材として合成樹脂からなる一体
の薄板体が用いられる。又テープ体6は、帯状の
基体21中央部にその長手方向に延びる折曲げ溝
31,31を前面と裏面とに連続して設けてい
る。又基体21裏面の折り曲げ溝31の上方部9
には接着面22が形成されている。
従つてテープ体6は、折曲げ溝31により下方
部7を前方へ折曲げでき、かつ解放することによ
り該基体21のバネ性により下方に復帰する。従
つて下方部7を折曲げた状態でそのコーナ部を床
下地面2と布基礎B側面5とがなすコーナ部に合
わせて、上方部9を側面5に添着する。従つて下
方部7は、バネ性を有して防湿シート3を押圧で
きる。なお本例では上方部9を釘33を併用して
側面5に固定している。
従つて下方部7が防湿シート3を押圧すること
により、テープ体6と防湿シート3との間の隙間
の発生を防止し防湿効果、防蟻効果をさらに高め
うる。なお雨水等の排出の際には下方部7を持上
げることによつて容易に排出できる。
なお可撓性の素材としてゴムなどを用いること
もできる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の防湿シートの取付構造
は、床下地面に敷設した防湿シートの端縁を布基
礎側面に近接させるとともに、可撓性の素材から
なるテープ体を該テープ体の下方部を防湿シート
上かつ前記端縁を内方にこえる位置まで重ならせ
て布基礎側面に添着したものであるため、防湿シ
ートの施工を簡略化できる。又防湿シート上の雨
水を容易に排出でき金具類の錆の発生、乾燥のた
めの作業の遅れなどを減少し施工性を向上しう
る。又防湿シート上の歩行などによる該防湿シー
トのずれをテープ体下方部との重ね合わせ部が吸
収できテープ体の剥離を防ぐ。その結果、布基礎
側面に沿つて上昇する白蟻の進入を防ぎ防蟻効果
を増す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はそのテープ体を示す斜視図、第3図は他のテ
ープ体を示す斜視図、第4図はその取付状態を示
す断面図、第5図は従来の構造を示す断面図であ
る。 2……床下地面、3……防湿シート、4……端
縁、5……側面、6……テープ体、7……下方
部、B……布基礎。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床下地面に敷設した防湿シートの端縁を該床下
    地面から立上る布基礎側面に近接させるととも
    に、可撓性の素材からなる帯状のテープ体を該テ
    ープ体の下方部を前記防湿シート上かつ前記端縁
    を内方にこえる位置まで重ならせて前記布基礎側
    面に添着してなる防湿シートの取付構造。
JP14056585U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0340961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14056585U JPH0340961Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JP14056585U JPH0340961Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6247611U JPS6247611U (ja) 1987-03-24
JPH0340961Y2 true JPH0340961Y2 (ja) 1991-08-28

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JP14056585U Expired JPH0340961Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JPS6247611U (ja) 1987-03-24

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