JPH04114905U - バルコニー笠木雨仕舞い用パーツ - Google Patents

バルコニー笠木雨仕舞い用パーツ

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JPH04114905U
JPH04114905U JP2605891U JP2605891U JPH04114905U JP H04114905 U JPH04114905 U JP H04114905U JP 2605891 U JP2605891 U JP 2605891U JP 2605891 U JP2605891 U JP 2605891U JP H04114905 U JPH04114905 U JP H04114905U
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balcony
horizontal
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kasagi
plate
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勝彦 戸板
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東急建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルコニーの構造躯体の厚みの変化に対処さ
せることができ、取付が容易で、防水性能に優れたバル
コニー笠木用雨仕舞い用パーツを提供する。 【構成】 相互にほぼ直角に折り曲げられた水平板１ａ
と垂直側板１ｂから成る下側部材１と、該下側部材部材
１の水平板１ａ上に部分的に重ねられ、相互にほぼ直角
に折り曲げられた水平板２ａと垂直側板２ｂから成る上
側部材２とから構成され、これらの水平板１ａ、２ａお
よび垂直側板１ｂ、２ｂに水切溝１ａ′、１ｂ′、２
ａ′、２ｂ′を横方向に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、木造住宅等のバルコニー笠木の雨仕舞い用パーツに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、図４のＡに示すようなバルコニー笠木の雨仕舞いとしては、笠木鉄板 の下側にアスファルトフェルトやルーフィング材を適宜切断したり折り曲げなが ら、大工やラス貼り工等が現場合わせの状況で施工していた。しかしながら、上 記従来の施工法では、精度の善し悪しにより雨漏りを引き起こしていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とす るところは、バルコニーの構造躯体の厚みの変化に対処させることができ、取付 が容易で、防水性能に優れたバルコニー笠木雨仕舞い用パーツを提供することに ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案のバルコニー笠木雨仕舞い用パーツは、相互にほぼ直角に折り曲げられ た水平板と垂直側板から成る下側部材と、該下側部材の水平板上に部分的に重ね られ、相互にほぼ直角に折り曲げられた水平板と垂直側板から成る上側部材とか ら構成され、これらの水平板および垂直側板に水切溝を横方向に形成したことを 特徴とする。上記水平板の裏面に接着剤を塗布する。
【０００５】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図１において、１は下側部材であって、主として相互に直交状に折れ曲がって 一体的に形成された水平板１ａと垂直側板１ｂから構成されている。
【０００６】 上記水平板１ａの２カ所には、横方向に数条の水切溝１ａ′が形成されている と共に、上記垂直側板１ｂの２カ所にも水切溝１ｂ′が連続して形成されている 。
【０００７】 上記水平板１ａの裏側には接着剤が塗布されている。
【０００８】 一方、２は上側部材であって、上記下側部材１と同様に、主として相互に直交 状に折れ曲がって一体的に形成された水平板２ａと垂直側板２ｂから形成されて いる。
【０００９】 上記水平板２ａの２カ所には、横方向に数条の水切溝２ａ′が形成されている と共に、上記垂直側板２ｂの２カ所にも連続して水切溝２ｂ′が形成されている 。
【００１０】 上記水平板２ａの裏側にも接着剤が塗布されている。尚、上記下側部材１およ び上側部材２の材料としては、アルミニウム板や銅板等のような安価で錆びない 金属板が好ましい。
【００１１】 本実施例のパーツは、以上のように構成されているので、これをバルコニーの 笠木に取付けるには、図２に示すように、まず下側部材１を笠木Ｋの片側に合わ せてセットすると、水平板１ａの裏側に塗布されている接着剤により、笠木Ｋに 固定される。
【００１２】 次に、図３に示すように、笠木Ｋの他側から上記下側部材１の上側にオーバー ラップさせるように上側部材２をセットする。該上側部材２の裏側に塗布されて いる接着剤により、上側部材２は笠木Ｋおよび下側部材１に固定される。
【００１３】
【考案の効果】
１） ２つの部材により構成したので、バルコニーの厚みが変わっても自由に 調整して対処することができる。 ２） 部材の重ね合わせ面に接着剤が着けてあるので、取付けが容易であり、 また釘打ちの必要がない。 ３） 部材の表面に横方向に溝を形成してあるので、水切れがよい。 ４） 部材が破れる心配がなく、タッカーや釘等で打ち抜かれても水を通さな い。 ５） 切り込みがないので雨漏りの心配がない。 ６） 躯体完成と同時に大工により取付けができるので、工事中に躯体を雨に 濡らさないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のパーツの一実施例の斜視図である。
【図２】一方の部材を取付けた状態の施工図である。
【図３】他方の部材を重ね合わせて取付けた状態の施工
図である。
【図４】バルコニーの斜視図である。
【符号の説明】
１ 下側部材 １ａ 水平板 １ａ′ 水切溝 １ｂ 垂直側板 １ｂ′ 水切溝 ２ 上側部材 ２ａ 水平板 ２ａ′ 水切溝 ２ｂ 垂直側板 ２ｂ′ 水切溝 Ａ バルコニーの笠木部分 Ｋ 笠木

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 相互にほぼ直角に折り曲げられた水平板
    と垂直側板から成る下側部材と、該下側部材の水平板上
    に部分的に重ねられ、相互にほぼ直角に折り曲げられた
    水平板と垂直側板から成る上側部材とから構成され、こ
    れらの水平板および垂直側板に水切溝を横方向に形成し
    たことを特徴とするバルコニー笠木雨仕舞い用パーツ。
  2. 【請求項２】 上記水平板の裏面に接着剤を塗布したこ
    とを特徴とするバルコニー笠木雨仕舞い用パーツ。
JP2605891U 1991-03-27 1991-03-27 バルコニー笠木雨仕舞い用パーツ Expired - Lifetime JP2539055Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140791A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Lixil Corp 水切部材、及び、笠木部材の施工方法
JP2018199947A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 多摩防水技研株式会社 笠木およびそれを用いたパラペット構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012140791A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Lixil Corp 水切部材、及び、笠木部材の施工方法
JP2018199947A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 多摩防水技研株式会社 笠木およびそれを用いたパラペット構造

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