JPS633453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633453Y2 JPS633453Y2 JP1982130767U JP13076782U JPS633453Y2 JP S633453 Y2 JPS633453 Y2 JP S633453Y2 JP 1982130767 U JP1982130767 U JP 1982130767U JP 13076782 U JP13076782 U JP 13076782U JP S633453 Y2 JPS633453 Y2 JP S633453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- main plate
- peripheral edge
- convex portion
- scratches
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 9
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、屋根材または壁材等の建築用板の表
面被膜部を傷つけない座金に関する。
面被膜部を傷つけない座金に関する。
従来より、一般の座金はプレス加工にて製作し
ているため、第4図、第5図等に示すように、座
金周縁に下側または上側にバリが突出しており、
その下側にバリが突出している座金を使用して屋
根または壁等を施工すると、その建築用板の表面
被膜部a(塗料被膜、合成樹脂製のフイルム等)
をそのバリで傷付け、そこが早期に腐蝕する欠点
があつた(第4図参照)。特に、近年建築用板の
高級化が進み、建築用板の外表面に合成樹脂等を
ラミネートしたものが多く出回つているが、この
場合にそのバリによる擦り傷は顕著であつた。ま
た、バリが上向きの座金でも、その周縁部でその
建築用板の表面被膜部aに擦り傷を付けることが
多い(第5図参照)。
ているため、第4図、第5図等に示すように、座
金周縁に下側または上側にバリが突出しており、
その下側にバリが突出している座金を使用して屋
根または壁等を施工すると、その建築用板の表面
被膜部a(塗料被膜、合成樹脂製のフイルム等)
をそのバリで傷付け、そこが早期に腐蝕する欠点
があつた(第4図参照)。特に、近年建築用板の
高級化が進み、建築用板の外表面に合成樹脂等を
ラミネートしたものが多く出回つているが、この
場合にそのバリによる擦り傷は顕著であつた。ま
た、バリが上向きの座金でも、その周縁部でその
建築用板の表面被膜部aに擦り傷を付けることが
多い(第5図参照)。
また、第6図、第7図に示すようにその座金の
内面(下面)にフエルト系またはブチル系等のパ
ツキンbを介在しても、その座金が斜めに押圧さ
れる場合(第6図参照)や座金の押圧でパツキン
bが外部に食み出す場合(第7図参照)等にその
建築用板の表面被膜部aに擦り傷またはコスリ傷
等を発生させる問題点があつた。
内面(下面)にフエルト系またはブチル系等のパ
ツキンbを介在しても、その座金が斜めに押圧さ
れる場合(第6図参照)や座金の押圧でパツキン
bが外部に食み出す場合(第7図参照)等にその
建築用板の表面被膜部aに擦り傷またはコスリ傷
等を発生させる問題点があつた。
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意、研究を重ねた結果、本考案を、座金主板の略
中央位置に多角形状または楕円状の凸部を形成
し、その座金主板の周縁に一旦下がつて再び上が
る略弧状断面となる弧状周縁部を形成した座金と
したことにより、これを使用すると、建築用板の
表面被膜部を傷付けることがなく、従つて、建築
用板を早期に腐蝕させないものにでき、前記の問
題点を解消したものである。
意、研究を重ねた結果、本考案を、座金主板の略
中央位置に多角形状または楕円状の凸部を形成
し、その座金主板の周縁に一旦下がつて再び上が
る略弧状断面となる弧状周縁部を形成した座金と
したことにより、これを使用すると、建築用板の
表面被膜部を傷付けることがなく、従つて、建築
用板を早期に腐蝕させないものにでき、前記の問
題点を解消したものである。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第7図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
1は円形または楕円状等の適宜の形状の座金主
板であつて、該座金主板1の周縁に一旦下がつて
再び上がるように略弧状断面となる弧状周縁部2
が形成されて、座金が構成されている。
板であつて、該座金主板1の周縁に一旦下がつて
再び上がるように略弧状断面となる弧状周縁部2
が形成されて、座金が構成されている。
該弧状周縁部2は、断面としてみると弧状部の
中間に平坦面が僅かに形成されることもある。
中間に平坦面が僅かに形成されることもある。
その座金主板1の中央に貫孔3が穿設されてい
る。また、第1図、第2図に示すように、その座
金主板1の略中央位置に多角形状(実施例では六
角形)または楕円状の凸部4が形成されている。
該凸部4は下側からプレス加工にて形成されてい
る。即ち、正面からみるとその座金中央部1の上
側に膨出しているように構成されている。
る。また、第1図、第2図に示すように、その座
金主板1の略中央位置に多角形状(実施例では六
角形)または楕円状の凸部4が形成されている。
該凸部4は下側からプレス加工にて形成されてい
る。即ち、正面からみるとその座金中央部1の上
側に膨出しているように構成されている。
図中5は屋根材または壁材等の建築用板で、該
建築用板5の素材部の表面には、塗料被膜、合成
樹脂製のフイルム等の表面被膜部が塗着されてい
る。6はボルト、7はナツト、8は受金具、9は
締付用回転スリーブ、10は押圧用外側スリーブ
である。
建築用板5の素材部の表面には、塗料被膜、合成
樹脂製のフイルム等の表面被膜部が塗着されてい
る。6はボルト、7はナツト、8は受金具、9は
締付用回転スリーブ、10は押圧用外側スリーブ
である。
本考案においては、座金主板1の略中央位置に
多角形状または楕円状の凸部4を形成し、その座
金主板1の周縁に一旦下がつて再び上がるように
略弧状断面となる弧状周縁部2を設けた座金とし
たことにより、これを屋根茸き作業等に使用する
と、第1に屋根表面の擦り傷等の損傷の発生を防
止でき、第2に座金を固定状態にての取付が可能
であり、これがため、一層の擦り傷等の発生を確
実に防止できるものである。
多角形状または楕円状の凸部4を形成し、その座
金主板1の周縁に一旦下がつて再び上がるように
略弧状断面となる弧状周縁部2を設けた座金とし
たことにより、これを屋根茸き作業等に使用する
と、第1に屋根表面の擦り傷等の損傷の発生を防
止でき、第2に座金を固定状態にての取付が可能
であり、これがため、一層の擦り傷等の発生を確
実に防止できるものである。
これらの効果について詳述すると、まず、その
座金主板1の周縁に一旦下がつて再び上がるよう
に略弧状断面となる弧状周縁部2が形成されてい
るため、該弧状周縁部2面が当たることとなり、
屋根材または壁材等の建築用板5の表面被膜部を
傷つけることがなく、従つて建築用板5を早期に
腐蝕させることなく、長期の使用に耐えうるもの
にできる等の効果を奏する。
座金主板1の周縁に一旦下がつて再び上がるよう
に略弧状断面となる弧状周縁部2が形成されてい
るため、該弧状周縁部2面が当たることとなり、
屋根材または壁材等の建築用板5の表面被膜部を
傷つけることがなく、従つて建築用板5を早期に
腐蝕させることなく、長期の使用に耐えうるもの
にできる等の効果を奏する。
このため、従来の実施例である第4図乃至第7
図の状態の擦り傷の発生は確実に回避できる効果
がある。
図の状態の擦り傷の発生は確実に回避できる効果
がある。
また、本考案では、座金主板1の略中央位置に
多角形状または楕円状の凸部4を形成したので、
該凸部4を押圧用外側スリーブ10で廻り止めし
つゝそのナツト7を締付用回転スリーブで締付け
ることで、本考案の座金を一切回転させることな
く締付ができる。
多角形状または楕円状の凸部4を形成したので、
該凸部4を押圧用外側スリーブ10で廻り止めし
つゝそのナツト7を締付用回転スリーブで締付け
ることで、本考案の座金を一切回転させることな
く締付ができる。
従つて、本考案は、回転摩擦力による表面被膜
部5bの擦り傷等を略完全に防止できる大きな利
点があり、これにより、前記弧状周縁部2との効
果が相乗的に作用し、座金の締めつけ固着によつ
ても、建築用板5の表面を、確実に傷つけず、美
観性が良好となるのみならず、特に、建築用板5
を腐食しにくくできるものであり、単なる小部材
の改良にもかかわらず、効果は大きいものがあ
る。
部5bの擦り傷等を略完全に防止できる大きな利
点があり、これにより、前記弧状周縁部2との効
果が相乗的に作用し、座金の締めつけ固着によつ
ても、建築用板5の表面を、確実に傷つけず、美
観性が良好となるのみならず、特に、建築用板5
を腐食しにくくできるものであり、単なる小部材
の改良にもかかわらず、効果は大きいものがあ
る。
第1図は本考案の斜視図、第2図は第1図の断
面図、第3図は本考案を取付けている状態断面
図、第4図乃至第7図は従来の座金を取付けた断
面図である。 1……座金主板、2……弧状周縁部、4……凸
部。
面図、第3図は本考案を取付けている状態断面
図、第4図乃至第7図は従来の座金を取付けた断
面図である。 1……座金主板、2……弧状周縁部、4……凸
部。
Claims (1)
- 座金主板の略中央位置に多角形状または楕円状
の凸部を形成し、その座金主板の周縁に一旦下が
つて再び上がる略弧状断面となる弧状周縁部を形
成したことを特徴とした座金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13076782U JPS5935715U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 座金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13076782U JPS5935715U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 座金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935715U JPS5935715U (ja) | 1984-03-06 |
JPS633453Y2 true JPS633453Y2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=30295865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13076782U Granted JPS5935715U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 座金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935715U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5733214Y2 (ja) * | 1976-05-11 | 1982-07-22 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13076782U patent/JPS5935715U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5935715U (ja) | 1984-03-06 |
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