JPS6328155Y2 - - Google Patents

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JPS6328155Y2
JPS6328155Y2 JP1982131517U JP13151782U JPS6328155Y2 JP S6328155 Y2 JPS6328155 Y2 JP S6328155Y2 JP 1982131517 U JP1982131517 U JP 1982131517U JP 13151782 U JP13151782 U JP 13151782U JP S6328155 Y2 JPS6328155 Y2 JP S6328155Y2
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JP1982131517U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は組立式水槽の側壁におけるパネル板相
互の十字状接合部の補強構造、更に詳しくは側壁
におけるパネル板相互の十字状接合部内面に設け
られたステー取付用台板間に架設されるステーの
引つ張り力によつてその十字状接合部のシール機
能が阻害されないように外側からその十字状接合
部を補強する補強構造に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、此種のパネル板相互の十字状接合部の補
強構造として実願昭56−198456号(実開昭58−
102497号公報)のものがある。
この先行技術は第5図に示すように側壁の各パ
ネル100が十字状に接合する十字状接合部10
1の内面にその十字状接合線を跨いで各コーナー
部に当接するステー取付用台板102を、パネル
100を貫通して外方へ突出する取付ボルト10
3及パネル100外面にあてがわれる長尺ナツト
104にて締着固定し、上記ステー取付用台板1
02に対して相対する側壁外面に十字状に直交す
る起立縁105端面を跨いで押圧補強板106を
当接せしめると共にその押圧補強板106外面か
ら貫通する取付ボルト107を上記長尺ナツト1
04に螺着した構造である。
ところで、押圧補強板106は常時、外気に晒
されており、腐蝕や破損が激しく交換を余儀なく
される場合が少なくない。
しかし、押圧補強板106を交換する場合、先
行技術では取付ボルト107の長尺ナツト104
との螺着を解除するに際して、その長尺ナツト1
04が取付ボルト107と共に共回りする虞れが
あり、錆付いている場合には特に共回り現象の発
生率も高く、槽内に架設されているステーやブレ
ス等の取付けを不安定なものにしたり、ステー取
付用台板102の取付箇所からの漏水の原因とな
る等の問題点を惹起させる。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題は槽外の押圧補強板の取り
替えを、槽内のステーやステー取付用台板の取付
けを不安定にすることなくそのステーやステー取
付用台板とは無関係に独立して行なうことにあ
る。
〔技術的手段〕
本考案の技術的手段は、側壁の各パネル板が十
字状に接合する十字状接合部の内面に、その十字
状接合線を跨いで各コーナー部に当接するステー
取付用台板を、パネル板を貫通して外方へ突出す
るライニングボルト及びパネル板外面にあてがわ
れる取付ナツトにて締着固定し、上記ステー取付
用台板に対して側壁を介して相対する補強帯板外
面に十字状に直交する起立縁端面を跨いで押圧補
強板を当接せしめると共に前記ライニグボルトの
突端と、押圧補強板を外面から貫通する取付ボル
トととを接続用高ナツトで接続し、該接続用高ナ
ツトの高さを、側壁から突出するライニングボル
トの突端面と補強帯板突端との間隔寸法と同等か
若干低くしたことである。
〔作用〕
本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
ステー取付用台板及び側壁を貫通するライニン
グボルトの螺子部にパネル板外面から取付ナツト
を螺合締着してステー取付用台板を側壁における
単位パネル板相互の十字状接合部内面に取付け、
貫通する取付ボルトと、そのボルトの貫通する螺
子部に螺合され側壁から突出するライニングボル
トの突端面と、その側壁を構成する単位パネル板
の起立縁内面に取付けられた補強帯板の突端との
間隔寸法と同等か若干低い高さの接続用高ナツト
とで挾持された押圧補強板を、ライニングボルト
の螺子部と接続用高ナツトとが相対するように外
側からあてがい、その接続用高ナツトをライニン
グボルトの螺子部方向へ回動させて同螺子部に螺
合締着させることによつて押圧補強板を側壁にお
ける単位パネル板相互の十字状接合部を跨いで外
面に取付け、接続用高ナツトを取付ボルトの螺子
部方向へ回動させてライニングボルトの螺子部と
の螺合を解くことによつて押圧補強板のみを交換
可能とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中Aは水槽で、該水槽Aは周囲に起立縁b1
を、中央部には膨出部b2を一体に突出成形した正
面正方形状の単位パネル板bを適宜数相互に順次
連結して構成する。
Bは上記水槽Aの側壁を形成する各パネル板b
が十字状に接合した十字状接合部で、aは該十字
接合部Bに取付けて補強する補強装置である。
補強装置aはステーcの先端を取付けるステー
取付用台板1、この台板1を十字状接合部Bの内
面に取付けるライニングボルト2及び取付ナツト
13、このライニングボルト2と接続される取付
ボルト4、この両ボルト2,4の先端同志を接続
する接続用高ナツト3、この接続用高ナツト3を
接続することにより前記取付ボルト4を介して十
字状接合部Bの外方、即ち、外面に取付けられ
て、該外面を押圧する押圧補強板5とから構成す
る。
上記ステー取付用台板1は金属製の鉄板で、十
字状接合部Bの内面に、その十字状接合線を跨い
で各コーナー部の水平面b3に当接する大きさの正
面略正方形状に形成され、その4隅、即ち、各角
縁にはボルト挿通用の挿通孔1aを各々開孔する
と共に、相対向せる側壁同志又は側壁と底壁に渡
つて架設されるステーcの先端を取付固定する取
付片1bがその中心部に、直角に立上げられて一
体的に溶着固定されている。
この取付片1bにはステーcの先端をボルトで
締着固定するための取付孔1bが開孔されてい
る。
そして、上記ステー取付用台板1を水槽Aの側
壁を形成せる各単位パネル板bが相互に十字状に
接合してなる十字状接合部Bの内面にパツキン1
0を介して装着し、単位パネル板bを貫通して外
方へ螺子部2aを突出させるライニングボルト2
を各挿通孔1aより挿通せしめ、各コーナー部の
水平面b3の外面より突出した螺子部2aにパツキ
ン11及びワツシヤー12を介して取付ナツト1
3を螺合せしめて十字状接合部Bの内面にステー
取付用台板1を締着固定する。
而して、ステー取付用台板1は十字状接合部B
の内面に密着して水圧に対する変形を阻止し、水
密性を高めるようになす。
一方、押圧補強板5は上記ステー取付用台板1
と同一部材で、同一大きさに形成され、同一箇所
即ち、各角縁にボルト挿通用の孔5aを各々開孔
してなり、前記各孔5aにワツシヤー14を介し
て取付ボルト4を挿通し、その反対面から突出し
た螺子部4aに接続用高ナツト3を螺合せしめ
る。
接続用高ナツト3は側壁から突出するライニン
グボルト2の螺子部2a突端面と、側壁を構成す
る単位パネル板bの起立縁b1内面に添接されその
起立縁b1突端面よりも若干外方へ突出する補強帯
板17突端との間隔寸法と同等か若干低い高さの
ものである。
そして、前述した如くステー取付用台板1を十
字状接合部Bの内面に締着固定した後、十字状接
合部Bの各コーナー部の水平面b3より外方へ突出
したライニングボルト2の螺子部2a突端に取付
ボルト4の螺子部4a先端を向けて、各単位パネ
ル板b相互の起立縁b1を接合するために当接した
両起立縁b1の内面にボルト15及びナツト16で
締着固定された補強帯板17上部の屈曲片部1
7′の上面に当接させ(第3図二点鎖線)その状
態で押圧補強板5に挿通した取付ボルト4に螺合
せる接続用高ナツト3を介してライニングボルト
2の螺子部2aに該接続用高ナツト3を螺合せし
めると共に更にその接続用高ナツト3を取付ナツ
ト13に密接するように本締めして、両螺子部2
a,4aを一体に接続し、更に、その接続用高ナ
ツト3に螺着している取付ボルト4をきつく締め
付けて押圧補強板5を十字状接合部Bの外面に取
付ける(第2図)。
而して、押圧補強板5は十字状接合部B表面の
両起立縁b1に固定された補強帯板17上部の屈曲
片部17′の上面を、ステー取付用台板1の取付
片1bに締着固定されたステーcとにより押圧
し、相互に接合せる単位パネル板b同志を一層強
化するようになす。
補強帯板17は金属製の「型の型材で、単位パ
ネル板bの起立縁b1一辺の長さより僅かに短い長
さにて形成して接合する両起立縁b1内面に若干突
出するように締着固定する。
従つて、単位パネル板b周縁の接合部全てが押
圧補強板5により押圧されるので、全ての接合部
をより一層強化出来、水圧に対して強固な耐圧構
造となす。
又、ステーcの先端を取付ける取付片1bを直
接ステー取付用台板1に設けたが、このステー取
付用台板1と同一の大きさで、その4隅にボルト
挿通用の孔を開孔した板材に取付片1bを溶着固
定し、十字状接合部B,Bの内面にステー取付用
台板1を固定する際に、ライニングボルト2を挿
通して一緒に取付固定するも任意である。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の効
果がある。
長期の使用による破損によつてその押圧補強板
の交換が強いられた際、ライニングボルトがパネ
ル外面にあてがわれる取付ナツトで締着固定され
ている為、接続用高ナツトのライニングボルトの
螺子部との螺合を外方からの操作で解くことによ
つてステー取付用台板を取付けるそのライニング
ボルトを共回りさせずに押圧補強板のみを交換で
き、先行技術のように長尺ナツト回動時にステー
取付用台板を取付ける取付ボルトの共回り現象が
生せず、ステー取付用台板の取付箇所からの漏水
やステー、ブレスの取付けの不安定化を招くこと
がない。
依つて所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠して示す縦断正面図、第2
図はその一部を拡大して示す断面図、第3図は十
字状接合部の内面にステー取付用台板を締着固定
した後に、その表面に押圧板を締着固定する状態
を示す断面図、第4図は十字状接合部の内面及び
表面にステー取付用台板、押圧補強板を取付ける
状態の分解斜視図、第5図は従来例の要部の部分
拡大断面図である。 図中、A……水槽、B……十字状接合部、b…
…単位パネル板、b1……起立縁、1……ステー取
付用台板、2……ライニングボルト、3……接続
用高ナツト、4……取付ボルト、5……押圧補強
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁に起立縁を一体に有する適宜数の単位パネ
    ル板相互をその起立縁内面に添接され起立縁突端
    面よりも若干外方へ突出する補強帯板と共に連結
    して側壁を形成した水槽において、前記側壁の各
    パネル板が十字状に接合する十字状接合部の内面
    に、その十字状接合線を跨いで各コーナー部に当
    接するステー取付用台板を、パネル板を貫通して
    外方へ突出するライニングボルト及びパネル板外
    面にあてがわれる取付ナツトにて締着固定し、上
    記ステー取付用台板に対して側壁を介して相対す
    る補強帯板外面に十字状に直交する起立縁端面を
    跨いで押圧補強板を当接せしめると共に前記ライ
    ニグボルトの突端と、押圧補強板を外面から貫通
    する取付ボルトととを接続用高ナツトで接続し、
    該接続用高ナツトの高さを、側壁から突出するラ
    イニングボルトの突端面と補強帯板突端との間隔
    寸法と同等か若干低くしたことを特徴とする組立
    式水槽の側壁におけるパネル板相互の十字状接合
    部の補強構造。
JP13151782U 1982-08-31 1982-08-31 組立式水槽の側壁におけるパネル板相互の十字状接合部の補強構造 Granted JPS5935397U (ja)

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JPS5935397U JPS5935397U (ja) 1984-03-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58102497U (ja) * 1981-12-28 1983-07-12 株式会社ブリヂストン パネル貯槽壁取付構造

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JPS5935397U (ja) 1984-03-05

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