JPH0421936Y2 - - Google Patents

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JPH0421936Y2
JPH0421936Y2 JP4851187U JP4851187U JPH0421936Y2 JP H0421936 Y2 JPH0421936 Y2 JP H0421936Y2 JP 4851187 U JP4851187 U JP 4851187U JP 4851187 U JP4851187 U JP 4851187U JP H0421936 Y2 JPH0421936 Y2 JP H0421936Y2
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JP
Japan
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plate
cap body
corrugated
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corrugated plate
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JP4851187U
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JPS63152822U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、屋根板や外壁板としての金属製波
板、合成樹脂製波板、あるいは石綿スレート製波
板などの波板を鉄骨母屋などに取付けるさいに使
用するボルトのナツトに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種ナツトとしては、本願考案者が先
に開示した波板取付けボルト用ナツト(実開昭62
−9719号公報)が知られており、これを第3図に
基いて説明する。
即ち、同図中、1はフツクボルト2が挿入自在
とされた合成樹脂製キヤツプ体、3は該キヤツプ
体1内の基端側に内設されたメネジ部材、4は上
記キヤツプ体1の下端外側に一体形成せられた水
平断面六角形状のスパナ掛け部、5は該スパナ掛
け部4の基端に一体形成されたフランジ部、6は
該フランジ部5の内周面に沿つて形成された環状
の係止溝である。7は上記フランジ部5内に上端
部が遊挿係止された弾性を有する円盤状当板で、
該当板7はその外周面に形成された環状の係止凸
状8を係止溝6内に係合せしめることにより回動
自在とされている。9は該当板7の中心にあけら
れたボルト挿通孔で、当板7の下面は後述する波
板10の山部頂面に沿うように湾曲面状とせられ
ている。その他、10は波板、11は該波板10
の山部頂面に所定間隔をおいてあけられた取付け
孔、12は鉄骨母屋である。
上述の如く構成されたナツトは、まづ、フツク
ボルト2を波板10の取付け孔11に挿通せし
め、そのフツク部を母屋12に掛止せしめると共
に、その先部にキヤツプ体1を被嵌せしめる。し
かるのち、フツクボルト2の先部に当板7の挿通
孔9を通してメネジ部材3を当接せしめ、キヤツ
プ体1を回転してメネジ部材3をフツクボルト2
にねじ込む。そして、当板7下面を波板10の山
部頂面に自動的に圧接せしめ、波板10の取付け
とフツクボルト2の被嵌を同時に行うものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の従来品は、波板10の取付けとフツクボ
ルト2の被嵌を同時に行うことができる点におい
て非常に実用的価値の高いものである。
しかしながら、メネジ部材3は取扱い時におい
てその離脱を防止するため、キヤツプ体1の基端
内周面に固着せしめたり、あるいは、一体に形成
せしめなければならないから、その製作が非常に
面倒で、しかも、コスト高となるものであつた。
また、実際の取付け時においても、メネジ部材3
はその下面を直接当板7の上面に当接してねじ込
むものであるから、摩擦抵抗が非常に大となり、
ひいては、キヤツプ体1の回転操作が非常に面倒
で、しかも、当板7自体もねじり作用を受けて変
形しやすく、波板10頂面に密接しずらい欠点が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来の問題点を一挙に解決するも
ので、メネジ部材3と当板7との間に湾曲状の弾
性板状体13を遊装せしめたものである。
〔作用〕
この考案に係るナツトは、当板7の上端面を弾
性板状体13下面に当接せしめた状態でメネジ部
材3をフツクボルト2にねじ込み締結するため、
当板7との摩擦抵抗が極めて少なく、キヤツプ体
1の回転操作を非常に軽く、しかも、スムーズに
行うことができる。また、締結時においては、当
板7の押圧により弾性板状体13がその弾性に抗
して反り返り、メネジ部材3を強く押圧してキヤ
ツプ体1内に確実に押圧保持せしめることができ
る。
〔実施例〕
以下に、この考案を第1図及び第2図に示す1
実施例について説明する。
1は広幅状の係止溝6を備えた合成樹脂製キヤ
ツプ体、3は該キヤツプ体1内に回動不能に遊装
されたメネジ部材、7は同キヤツプ体1の係止溝
6内に回動自在に挿入係止された弾性を有する円
盤状当板、13は該当板7とメネジ部材3との間
に位置して係止溝6内に遊装された湾曲状の板バ
ネ材、14は該板バネ材13の中心にあけられた
ボルト挿通孔である。
なお、他の部分は前記従来例と同一であり、同
一符号は同一部分を示す。
上述の如く構成されたこの考案は、まづ、フツ
クボルト2を波板10の取付け孔11に挿通せし
め、そのフツク部を母屋12に掛止せしめると共
に、その先部にキヤツプ体1を被嵌せしめる。そ
して、フツクボルト2の先端を当板7及び板バネ
材13の挿通孔9,14より挿通してメネジ部材
3に当てる。しかるのち、キヤツプ体1を所定方
向に回転してメネジ部材3をフツクボルト2にね
じ込む。すると、当板7はキヤツプ体1と共に回
転しつつ下降し、その湾曲状下面が波板10の山
部頂面に当接して合致すると、その回転を停止す
る。さらに、スパナなどの作業工具をスパナ掛け
部4にかけてキヤツプ体1を回転せしめる。この
さい、当板7の上端面は板バネ材13の下面に当
接しているため、その摩擦抵抗は少なく、キヤツ
プ体1の回転操作を容易に行うことができると共
に、板バネ材13も次第にその弾性に抗して反り
返り、メネジ部材3を強く押圧してキヤツプ体1
内に保持せしめる。そして、当板7下面が波板1
0の山部頂面に強く圧接した時点でキヤツプ体1
の回転を停止し、取付けを完了する(第2図参
照)。
なお、上記実施例において、弾性板状体として
板バネ材13が使用されているが、これに限定さ
れるものでなく、合成樹脂板、その他これに類す
る弾性板状体を採用してもよいこと勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、メネジ部材3
と当板7との間に湾曲状の弾性板状体13が遊装
せられているから、メネジ部材3をフツクボルト
2にねじ込むさいには当板7上面が弾性板状体1
3の下面に接してキヤツプ体1の回転に伴う摩擦
抵抗を著しく軽減せしめることができ、ひいて
は、キヤツプ体1の回転操作を極めて軽く、しか
も、スムーズに行うことができる。また、締結時
において、当板7の押圧により弾性板状体13は
次第にその弾性に抗して反り返り、メネジ部材3
を強く押圧してキヤツプ体1内に確実に保持せし
めることができ、ガタつくおそれは全くないもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す分解半截断
面図、第2図は使用状態を示す断面図、第3図は
従来の使用状態を示す断面図である。 1……キヤツプ体、2……フツクボルト、3…
…メネジ部材、7……当板、13……板バネ材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボルト2が挿入自在とされたキヤツプ体1内に
    メネジ部材3が回動不能に内設せられると共に、
    該キヤツプ体1の基端には波板当接用の当板7が
    回動自在に挿入係止せられてなる波板取付けボル
    ト用ナツトにおいて、上記メネジ部材3と当板7
    との間に湾曲状の弾性板状体13が遊装せられて
    なることを特徴とする波板取付けボルト用ナツ
    ト。
JP4851187U 1987-03-30 1987-03-30 Expired JPH0421936Y2 (ja)

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JP4851187U JPH0421936Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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JP4851187U JPH0421936Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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JPS63152822U JPS63152822U (ja) 1988-10-06
JPH0421936Y2 true JPH0421936Y2 (ja) 1992-05-19

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ID=30870110

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JP4851187U Expired JPH0421936Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2777237B2 (ja) * 1989-12-05 1998-07-16 マックリーン‐フォグ コムパニー プラスチック封入ナット/ワッシャ組立体

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Publication number Publication date
JPS63152822U (ja) 1988-10-06

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