JPH0340877Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340877Y2
JPH0340877Y2 JP15413785U JP15413785U JPH0340877Y2 JP H0340877 Y2 JPH0340877 Y2 JP H0340877Y2 JP 15413785 U JP15413785 U JP 15413785U JP 15413785 U JP15413785 U JP 15413785U JP H0340877 Y2 JPH0340877 Y2 JP H0340877Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
passage
air
outlet
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15413785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6263295U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15413785U priority Critical patent/JPH0340877Y2/ja
Publication of JPS6263295U publication Critical patent/JPS6263295U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340877Y2 publication Critical patent/JPH0340877Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、雨滴、埃等の混入する程度が極めて
少ない外気導入路をもつヘツドガードピラーに関
する。
[従来の技術] 従来、エンジン式フオークリフトでは、駆動力
を発生させるエンジンに供給する空気は、ヘツド
ガードピラー(以下、単にピラーと略記する。)
に設けられたルーバから導入していた。即ち、こ
のエンジンに供給される空気は、第5図の正面
図、第6図のピラーの側面図で示すように、ピラ
ー10の上方に設けられたルーバ11、このルー
バ11と接続されこのピラー10内に設けられた
連通孔13、この連通孔13の下方に設けられた
導出口15、この導出口15に接続される継手2
0、この継手20に接続されるゴムホース30を
介してエアクリーナ40の吸入口に送られてい
た。
[考案の解決しようとする問題点] ところで、前述したルーバ11の構造は、第6
図の矢視部Cの拡大した第7図で示すように、外
気は、ルーバ11の防滴カバー11Aがあるもの
の、ほぼ横方向から導入する構造である。従つ
て、風向によつては、雨滴がこのルーバ11から
連通孔13に侵入する事がある。
又、継手部15の構造は、第6図の矢視部Dの
拡大した第8図で示すように、この連通孔13に
直角に接続されている。従つて、ルーバ11から
雨滴が侵入すると、この継手15の端面15Aか
ら空気と共に雨滴もホース20側に導入する可能
性が大きい。
そこで、本考案は、空気の導入口で雨滴の侵入
を防止すると共に、偶然に連通孔に侵入した雨滴
を空気と分離し、空気のみを導出口に導く、外気
導入路をもつヘツドガードピラーを提供する事を
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の外気導入路をもつヘツドガードピラー
は、上方に導入口、下方にエンジンのエアクリー
ナへ空気を送る導出口をもち、内部が該導入口お
よび導出口を連通する通路となる車両のヘツドガ
ードピラーにおいて、該ヘツドガードピラーは、
上方に該導入口をもち、内部が該通路となるピラ
ー本体と、該ピラー本体の下方側部に設けられ、
該ピラー本体側部に設けられた連通孔で該通路と
連通する中間室を形成し、該連通孔より上方の側
部に該導出口をもつ箱体とから構成され、該導入
孔より導入された空気を該ピラー本体の該通路を
下方に流し、該連通路を通して該空気の流れを上
方に反転させ該導出口より該エアクリーナへ空気
を送るようにしたことを特徴とする。
本考案の外気導入路をもつヘツドガードピラー
は、ピラー本体と、箱体とより構成される。
このピラー本体は、上方に導入口をもち、内部
が通路となる部材である。この導入口は、エンジ
ンに供給する空気を導入する口である。従つて、
この導入口は、横方向から雨風が当つても、直接
雨滴が入らないように下(地面)方向の開口をも
つ事が望ましい。この雨滴が直接入らないように
するには、例えば、下方向の開口と、この開口と
接続される通路と交差する出口をもつルーバで、
この出口とこの導入口が対面するように配設すれ
ば、雨滴が導入口に入る可能性を非常に小さくす
ることができる。この通路はこの導入口から取り
入れられた空気を通過させる通路である。この導
入口、通路の大きさ(つまり、毎分何m3の空気が
流せるか)の設定は、エンジンの排気容量、及び
そこに至るまでの空気抵抗等を勘案して決められ
る必要がある。
この箱体は、このピラー本体の下方側部に設け
られ、該ピラー本体側部に設けられた連通孔で該
通路と連通する中間室を形成し、該連通孔より上
方の側部に該導出口をもつ装置である。
つまり、この箱体は、この通路からの空気を中
間室へ導入することで、この空気の流れを反転し
て排出できるようにこの中間室の上方側部に、本
考案装置に接続される別装置へ空気を排出する導
出口をもつ装置である。この空気の反転は、ピラ
ー本体の通路から空気を取り入れるため、これよ
り高い位置にこの導出口があれば、空気の流れは
反転してこの箱体から排出される。つまり、この
反転はこの入口と排出口の高低差により実現でき
る。従つて、この高低差があることで、通路に侵
入した雨滴や、比較的重い埃は排出口から排出さ
れる事はない。そして、望ましくは、この箱体の
下部に必要に応じて水が排出できる水排出穴が設
けられると、本考案装置の機能が更に向上する。
[作用] ピラーはエンジンを有する車両に配設される。
このピラーのピラー本体は空気の導入口とこの導
入口と接続される空気の通路をもつ。このピラー
の下方には、この通路とつながる連通孔で接続さ
れる箱体が配設されている。この箱体はこの通路
と連通する中間室が形成され、この連通孔より上
方に導出口をもつ。従つて、導入口から入つた雨
滴や比較的重い埃は、通路を下降する。そして、
この雨滴が中間室に入つたとしても、導出口がこ
の通路と中間室を連通する連通孔より高い位置に
あるため、この雨滴や埃は導出口より排出される
事はない。即ち、導入口から空気と共に雨滴が入
つても空気だけが導出口から排出される。
[実施例] 以下、本考案の外気導入路をもつヘツドガード
ピラーを具体的な実施例に基づいて詳しく説明す
る。
この外気導入路をもつヘツドガードピラーは、
その構成を、それぞれ第1図の正面図、第2図の
側面図で示すように、ピラー本体10と、箱体2
0とで構成する。このピラー本体10は、角パイ
プでその上方に設けられたルーバ12と、このル
ーバ12と連通する通路13を持つている。この
ルーバ12は、第2図の矢視部Aで拡大した第3
図で示すように、ピラー本体10の導入口10A
を被い、上方が閉じられ下方12が開いたカマボ
コ型の防滴カバー12Aで構成されている。
この箱体20は、その詳細を第2図の矢視部B
を拡大した第4図で示すように、このピラー本体
10の下方に設けられた連通孔23と、この連通
孔23より充分入口が大きな升状で、この連通孔
23より上方に導出口25をもつ接続カバー21
で構成する。ピラー本体10には連通孔23の下
方に水排出穴26が設けられている。
本実施例は以上の様な構成である。
このような外気導入路をもつヘツドガードピラ
ーでは、空気は、ルーバ12の下方に開口した入
口からピラー本体10の導入口10Aから取り入
れられ、通路13を通り、連通孔23から箱体2
0内に入り、この箱体20の導出口25から排出
される。この時、ルーバ12の入口が下方向にの
み開口しているため、風向の如何にかかわらず雨
滴がこの導入口10Aより通路13に入る可能性
は非常に小さい。
又、仮にこの導入口から雨滴が入つても大部分
は水排出穴26から外へ流出し、その一部が仮に
箱体20に入つても、連通孔23より導出口25
が高い位置にあるため、この雨滴はこの導出口2
5より排出される事はない。つまり、この外気導
入路をもつヘツドガードピラーに接続されるエア
クリーナには雨滴が送られる事はない。
本実施例によれば、外気導入路をもつヘツドガ
ードピラーを下方に開口したルーバを持つピラー
本体と、このピラー本体の下方側部に設けられ、
このピラー本体側に設けられた連通孔より上方に
導出口をもつ箱体とで構成したことで、 風雨の時でも雨滴がこのルーバの開口からピラ
ーの通路に入る可能性は非常に小さい。又、仮に
雨滴がこの通路、更にはこの箱体に入つても、連
通孔より導出口が高い位置にあるため、この導出
口より雨滴が出る事がない。従つてエアクリーナ
に雨滴が送られる事はない。
[考案の効果] 本考案によれば、外気導入路をもつヘツドガー
ドピラーを上方にこの導入口をもち、内部がこの
通路となるピラー本体と、このピラー本体の下方
側部に設けられこのピラー本体側部に設けられた
連通孔でこの通路と連通する中間室を形成し、こ
の連通孔より上方の側部にこの導出口をもつ箱体
とから構成した事で、仮に、この導入口に水滴が
入つてもこの導出口から水滴が排出される事がな
い。従つて本考案装置から空気を取り入れるエア
クリーナに水滴が送られる事はない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、それぞれ本考案の具体的な
実施例に係る外気導入路をもつヘツドガードピラ
ーの構成を示す正面図、側面図である。第3図、
第4図はそれぞれ第2図に示される矢視図A、同
Bの拡大図である。第5図乃至第8図は従来技術
を説明するために用いた説明図であり、この内第
5図、第6図はそれぞれ外気導入路をもつヘツド
ガードピラーの正面図、側面図であり、第7図、
第8図はそれぞれ第6図に於ける矢視部C,Dの
拡大図である。 10……ピラー本体、10A……導入口、12
……ルーバ、13……通路、20……箱体、21
……接続カバー、23……連通孔、25……導出
口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上方に導入口、下方にエンジンのエアクリー
    ナへ空気を送る導出口をもち、内部が該導入口
    および導出口を連通する通路となる車両のヘツ
    ドガードピラーにおいて、 該ヘツドガードピラーは、 上方に該導入口をもち、内部が該通路となる
    ピラー本体と、 該ピラー本体の下方側部に設けられ、該ピラ
    ー本体側部に設けられた連通孔で該通路と連通
    する中間室を形成し、該連通孔より上方の側部
    に該導出口をもつ箱体とから構成され、 該導入孔より導入された空気を該ピラー本体
    の該通路を下方に流し、該連通路を通して該空
    気の流れを上方に反転させ該導出口より該エア
    クリーナへ空気を送るようにしたことを特徴と
    する外気導入路をもつヘツドガードピラー。 (2) ピラー本体の導入孔の部分には下方に開口す
    るガイド部が設けられ、空気はガイド部の開口
    から上方流として該ピラー本体の導入口に導入
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の外気
    導入路をもつヘツドガードピラー。 (3) ピラー本体の箱体側の下部に水排出穴が設け
    られている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の外気導入路をもつヘツドガードピラー。
JP15413785U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0340877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15413785U JPH0340877Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15413785U JPH0340877Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6263295U JPS6263295U (ja) 1987-04-20
JPH0340877Y2 true JPH0340877Y2 (ja) 1991-08-28

Family

ID=31073657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15413785U Expired JPH0340877Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0340877Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6810082B2 (ja) * 2018-03-26 2021-01-06 日立建機株式会社 建設機械

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6263295U (ja) 1987-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0725268U (ja) 内燃機関の空気吸入装置
JPH0340877Y2 (ja)
JP3085116B2 (ja) 吸気ダクト
JP4535631B2 (ja) 車両室内への吸気構造
JPS5970228A (ja) 自動二輪車等の吸気構造
JP2002295323A (ja) 自動二輪車の吸気構造
JPS6218642Y2 (ja)
JP3097812B2 (ja) 収納箱の排水構造
EP3594578A1 (en) Ventilation valve and installation kit
CN217885917U (zh) 水汽分离器、水汽分离结构和沙发清洗机
JPH089411Y2 (ja) 作業車におけるエアクリ−ナの吸気部構造
JPH0752510Y2 (ja) 吹抜け形ベントキャップ
CN206323694U (zh) 控制器外壳和控制器
JP2584655Y2 (ja) 車両用吸気装置
JPH0313523Y2 (ja)
JPH0240296Y2 (ja)
JP2530492Y2 (ja) エアクリーナの水切り装置
JPS6315577Y2 (ja)
JP2591087Y2 (ja) 雨水貯水槽用取水装置
JPH0611208Y2 (ja) 産業車両のヘツドガ−ドピラ−
JPS6012922Y2 (ja) 自動二輪車用エアクリ−ナ装置
JPH0712686Y2 (ja) 車両エアクリーナの空気導入装置
JPH0122429Y2 (ja)
JPS6343131Y2 (ja)
JPS5835528Y2 (ja) カウル内のダクト水入り防止構造