JPH0339989Y2 - - Google Patents

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JPH0339989Y2
JPH0339989Y2 JP8864185U JP8864185U JPH0339989Y2 JP H0339989 Y2 JPH0339989 Y2 JP H0339989Y2 JP 8864185 U JP8864185 U JP 8864185U JP 8864185 U JP8864185 U JP 8864185U JP H0339989 Y2 JPH0339989 Y2 JP H0339989Y2
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JP
Japan
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transistor
base
transistors
color
variable
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JP8864185U
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JPS61206382U (ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、テレビジヨン受像機等のカラーデイ
スプレイ装置に於いてカラー信号のホワイトバラ
ンスを故意に崩すことによつて、デイスプレイ画
面を使用者の好みに応じた色に変更するための色
調調整回路に関する。
(ロ) 従来の技術 例えばカラーテレビジヨン受像機をゲーム機の
デイスプレイ装置として使用する際には、画面を
赤味や青味を帯びた状態にしたい場合がある。こ
のような場合には、受像管に供給されるカラー信
号のホワイトバランスが崩れた状態に変化させる
ことによつて、それを実現することができる。
そこで、このような目的に使用される色調調整
回路には、例えば実開昭57−11876号公報の記載
から第2図の如き回路構成を採用することが考え
られる。即ち、この第2図のものについて説明す
ると、TR1,TR2,TR3はR−Y、G−Y、B−
Y各色差信号がそれぞれ入力されるバツフアトラ
ンジスタ、TR4,TR5,TR6はその各エミツタホ
ロク出力がベースに入力されるカラーマトリツク
ス回路の色信号増幅用トランジスタであり、その
増幅用トランジスタの一つTR4のベースにトラン
ジスタTR3を定電流源とする差動対トランジスタ
TR6,TR7の一方TR6のコレクタを接続し、他方
TR7のベースに抵抗R7〜R9によつて固定バイア
スを与えると共に、上記一方TR6のベースバイア
スを可変抵抗器VR1によつて変化させて、前記ト
ランジスタTR9のベース電位VB1を調整するよう
にしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、先の第2図の回路では、前記ベース
電位VB1が変化するのは、差動対トランジスタ
TR6がカツトオフ状態から飽和状態になるまでの
範囲に於いてである。従つて、前記ベース電位
VB1を他の二つの色信号増幅用トランジスタ
TR5,TR6のベース電位VB2,VB3に対して高く
も低くもできるようにするには、バツフアトラン
ジスタTR1のエミツタ側の抵抗R1,R2を他の同
様の抵抗R3,R4及びR5,R6と異なる適当な大き
さに設定しておく必要がある。しかも、上記ベー
ス電位VB1を例えば7±4V程度の広範囲に変化さ
せて画面の色調を大きく変更できるようにするに
は、電源電圧(+Vcc1)を充分高く設定しなけ
ればならない。このため、前記各抵抗値の選定等
を含む回路定数の設計が難しく、しかも色調調整
回路での消費電力も相当大きいと言う問題があつ
た。
そこで、本考案は上記の点に着眼してなされた
ものであり、画面の色調を大きく変化させること
ができ、しかも、回路構成が簡単で設計しやす
く、且つ消費電力が少ない色調調整回路を提供す
ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、電源に対して直列接続した互いに
逆導電型の二つのトランジスタの接続中点を色信
号増幅用トランジスタのベースに接続し、前記二
つのトランジスタのベースバイアス電圧を可変調
整することによりその両トランジスタの各々を選
択的に可変インピーダンス動作させるように構成
した。
(ホ) 作用 上記構成により、前記二つのトランジスタの一
方が可変インピーダンス制御されている状態で
は、そのトランジスタを通る電流が前記色信号増
幅用トランジスタのベース方向に流出し、他方の
トランジスタが可変インピーダンス制御されてい
る状態では、前記ベース側から流入する電流がこ
のトランジスタを流れることになり、この各電流
に応じて前記ベースの電位が上昇または下降す
る。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示しており、第2
図と同一部分には同じ図番を付している。この実
施例に於いて色調調整回路1は、電源(+Vcc1
と接地点との間にPNP型の第1トランジスタ
TR9とNPN型の第2トランジスタTR10を抵抗
R10,R11と共に直列接続し、この両トランジス
タTR9,TR10のベースに分圧抵抗R12,R13
R14,R15及び可変抵抗器VR2によつて可変直流バ
イアス電圧を与えるようになし、上記両トランジ
スタTR9,TR10のコレクタ同志の接続中点をR
信号増幅用トランジスタTR4のベース点Pに接続
した構成としている。そして、特に前記抵抗R10
〜R15は、可変抵抗器VR2の摺動子Cが中点に位
置しているときに、第1第2トランジスタTR9
TR10が共にカツトオフ状態になるように、各抵
抗値が選定されている。
したがつて、前記摺動子Cを一端b側に移動さ
せたときは、第2トランジスタTR10がオフで第
1トランジスタTR9が能動状態になるから、電源
(+Vcc1)からの電流が抵抗R10及び第1トラン
ジスタTR9を通つてP点に向い、ここからバツフ
アトランジスタTR1のエミツタ側の抵抗R2,R1
を通つて接地点に流れる。これによつて上記P点
即ちトランジスタTR4のベース直流電位が高くな
るので、受像管に供給されるR信号の平均レベル
がG信号及びB信号に対して大きくなり、前記摺
動子Cの位置に応じた分だけ赤味がかつた画面に
なる。
逆に前記摺動子の他端a側に移動させたとき
は、第1トランジスタTR9がオフで第2トランジ
スタTR10が能動状態になるから、前記P点側か
ら第2トランジスタTR10及び抵抗R11を通つて接
地点に電流が流れ、これによりトランジスタTR4
のベース直流電位が低くなるので、R信号の平均
レベルがG及びB信号に対して逆に小さくなり、
青味がかつた画面になる訳である。
なお、トランジスタTR1のエミツタ側の抵抗
R1,R2は他のバツフアトランジスタTR2,TR3
側と同一のものが使用されており、また、増幅用
トランジスタTR4のエミツタ側の半固定抵抗
VR3,VR4は、可変抵抗器VR2が中点位置のとき
即ち色調調整回路1が不動作状態のときに、ホワ
イトバランスが採れるよう予め調整されているの
は勿論である。
また、本実施例では色調調整回路を赤信号系に
ついてのみ設けたが、他の色信号に設けてもよ
い。
(ト) 考案の効果 本考案の色調調整回路に依れば、可変抵抗器の
調整によつて色信号増幅用トランジスタのベース
側に向つて電流を流入させたり、逆に上記ベース
側から電流を流出させたりしているので、上記ト
ランジスタのベース電位を大きく変化させること
ができ、画面の色調を広範囲に亘つて変化させる
ことができる。
また、回路構成が簡単であり、しかも、色調を
変化させない不動作状態(即ち、正規のホワイト
バランス状態)では、色調調整回路が色信号系に
何等影響を与えないので、回路定数の設計も容易
であり、更に上記不動作状態に於ける消費電力も
極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は従来の色調調整回路を示す回路図である。 TR1……色信号増幅用トランジスタ、TR9
TR10……逆導電型のトランジスタ、VR2……色
調調整用可変抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源と基準電位点間に抵抗を介して互いに逆導
    電型の二つのトランジスタの各コレクタ同志を直
    列接続し、この両トランジスタの接続中点を色信
    号増幅用トランジスタのベースに接続すると共
    に、前記両トランジスタのベースに対して可変抵
    抗器を含む可変バイアス回路を接続し、上記可変
    抵抗器の調整に応じて前記両トランジスタの各々
    を選択的に可変インピーダンス動作させることに
    より、上記増幅用トランジスタのベース電位を可
    変制御するようにしてなる色調調整回路。
JP8864185U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0339989Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8864185U JPH0339989Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JP8864185U JPH0339989Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61206382U JPS61206382U (ja) 1986-12-26
JPH0339989Y2 true JPH0339989Y2 (ja) 1991-08-22

Family

ID=30641971

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JP8864185U Expired JPH0339989Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JPS61206382U (ja) 1986-12-26

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