JPS6334378Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334378Y2 JPS6334378Y2 JP1981027847U JP2784781U JPS6334378Y2 JP S6334378 Y2 JPS6334378 Y2 JP S6334378Y2 JP 1981027847 U JP1981027847 U JP 1981027847U JP 2784781 U JP2784781 U JP 2784781U JP S6334378 Y2 JPS6334378 Y2 JP S6334378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- base
- emitter
- common
- differential amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 13
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 13
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジヨン受像機の色信号増幅器の
改良に関する。 一般に色信号回路を設計する際、例えばACC、
キラー制御感度やAPC制御感度を上げたい、あ
るいはダイナミツクレンジの関係でバースト信号
の利得を下げたい等、合成カラー信号の搬送色信
号とバースト信号の利得配分を変える必要に迫ら
れる事が度々ある。 本考案は斯る状況に対し、容易に対応できる新
規な色信号増幅回路を提供するものである。 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。 第1図は本考案による色信号増幅器の実施例を
示す回路図であり、1及び2は各々トランジスタ
3,4及び5,6より構成される差動増幅器であ
り、両差動増幅器1,2は二重平衡接続されてい
る。そして、トランジスタ3及び5のコレクタは
コレクタ負荷抵抗7を介して電源電圧Vccに、ト
ランジスタ4及び6はコレクタ負荷抵抗8を介し
て電源電圧Vccに接続され、トランジスタ4と5
の共通ベース、トランジスタ6及び3のベース
は、各々ベースバイアス抵抗9,10,11を介
して定電圧V2に接続されている。 又、第1図において、12は差動増幅器1及び
2の各々の共通エミツタが各々エミツタ抵抗1
3,14を介してコレクタに接続され、ベースに
定電圧V1が入力される定電流源トランジスタ、
15はコレクタがトランジスタ4と5の共通ベー
スに接続されると共にベースに定電圧V1が入力
されるトランジスタ16と、ベースにバーストゲ
ートパルスが入力されるトランジスタ17とより
成る差動増幅器、18は合成カラー信号を入力す
る入力端子であり、この合成カラー信号は差動増
幅器1のトランジスタ3のベースに印加される。 尚、差動増幅器1と2は上述の如く二重平衡接
続されており、バランスを保つため、トランジス
タ3,4,5,6の各々のベースには同電位のバ
イアスが供給されている。即ち、ベースバイアス
抵抗9の値をRBとすれば、ベースバイアス抵抗
10及び11の値は共に2RBである。又、コレク
タ負荷抵抗7及び8、エミツタ負荷抵抗13及び
14の値も各々同一である。 次に、本実施例の動作を説明する。 以下、説明においては、コレクタ負荷抵抗7及
び8の値をRc、エミツタ抵抗13及び14の値
をRE、抵抗19,20の値を各々R1,R2、さら
に、各トランジスタのベースエミツタ間の電圧降
下をVBEとする。 先ず、定電流源トランジスタ12における定電
流I0は、I0=(V1−VBE)/R2で与えられる。 そこで、走査期間(バーストゲートパルス期間
以外)を考えると、トランジスタ17のベースに
はバーストゲートパルスが印加されていないか
ら、差動増幅器15のトランジスタ17がオフ
し、トランジスタ16が動作する。その動作電流
I1は、I1=(V1−VBE)/R1で与えられるが、この
電流I1はベースバイアス抵抗9を流れI1RBの電圧
降下を生じせしめるから、トランジスタ4と5の
共通ベース電位は、トランジスタ3及び6のベー
ス電位に比べて低下する。従つて、トランジスタ
4及び5はカツトオフとなり、第2図の等価回路
に示すように増幅に寄与する差動増幅器はトラン
ジスタ3と6にて構成されることとなる。 すると、トランジスタ3,6に流れるエミツタ
ー電流はI0/2となり、この時のエミツターベー
ス間の交流抵抗をreとすれば、走査期間の増幅度
A1は A1=Rc/(2re+2RE) で与えられる。 次に、パルス期間の場合、トランジスタ17の
ベースにバーストゲートパルスが印加されるから
トランジスタ17が動作し、トランジスタ16が
オフする。従つて、ベースバイアス抵抗9には電
流が流れないから、トランジスタ4と5の共通ベ
ース電位は同電位となり、第3図の等価回路に示
すように増幅に寄与する差動増幅器はトランジス
タ3と4で構成される。 この場合、トランジスタ3,4に流れる電流は
I0/4となるから走査期間の場合と異なり、エミ
ツターベース間の交流抵抗は2re′となる。したが
つて、パルス期間の増幅度A2は A2=Rc/4re で与えられる。 そこで、パルス期間の増幅度A2と走査期間の
増幅度A1の比を求めると、 A=A2/A1=(re+RE)/2re =RE/2re+0.5 となる。 このように、本実施例においては、交流抵抗re
に対してエミツタ抵抗13及び14の値REを適
当に選ぶことにより、搬送色信号の利得に対し、
バースト信号の利得を上げる事も、下げることも
可能となる。 例えば、エミツタ抵抗13及び14をシヨート
すればA=0.5となり6dB増幅度が下がり、RE=
reの場合A=1となり増幅度の増減なし、RE=
3reの場合A=2となり増幅度は6dB上がり、RE
=10reの場合A=5.5となり増幅度は約15dB上が
る。 尚、交流抵抗reは周知の通り、トランジスタの
エミツター電流が1mAの時約26〔Ω〕であり、又
バイアス抵抗9RBに生ぜしめる電圧降下は
100mV程度であれば十分である。 本考案による色信号増幅器は、上述の如く、簡
単な構成で容易に、走査期間の増幅度に対しパル
ス期間の増幅度を変えることができ、従つて、搬
送色信号の利得に対してバースト信号の利得を容
易に変えることができる。
改良に関する。 一般に色信号回路を設計する際、例えばACC、
キラー制御感度やAPC制御感度を上げたい、あ
るいはダイナミツクレンジの関係でバースト信号
の利得を下げたい等、合成カラー信号の搬送色信
号とバースト信号の利得配分を変える必要に迫ら
れる事が度々ある。 本考案は斯る状況に対し、容易に対応できる新
規な色信号増幅回路を提供するものである。 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。 第1図は本考案による色信号増幅器の実施例を
示す回路図であり、1及び2は各々トランジスタ
3,4及び5,6より構成される差動増幅器であ
り、両差動増幅器1,2は二重平衡接続されてい
る。そして、トランジスタ3及び5のコレクタは
コレクタ負荷抵抗7を介して電源電圧Vccに、ト
ランジスタ4及び6はコレクタ負荷抵抗8を介し
て電源電圧Vccに接続され、トランジスタ4と5
の共通ベース、トランジスタ6及び3のベース
は、各々ベースバイアス抵抗9,10,11を介
して定電圧V2に接続されている。 又、第1図において、12は差動増幅器1及び
2の各々の共通エミツタが各々エミツタ抵抗1
3,14を介してコレクタに接続され、ベースに
定電圧V1が入力される定電流源トランジスタ、
15はコレクタがトランジスタ4と5の共通ベー
スに接続されると共にベースに定電圧V1が入力
されるトランジスタ16と、ベースにバーストゲ
ートパルスが入力されるトランジスタ17とより
成る差動増幅器、18は合成カラー信号を入力す
る入力端子であり、この合成カラー信号は差動増
幅器1のトランジスタ3のベースに印加される。 尚、差動増幅器1と2は上述の如く二重平衡接
続されており、バランスを保つため、トランジス
タ3,4,5,6の各々のベースには同電位のバ
イアスが供給されている。即ち、ベースバイアス
抵抗9の値をRBとすれば、ベースバイアス抵抗
10及び11の値は共に2RBである。又、コレク
タ負荷抵抗7及び8、エミツタ負荷抵抗13及び
14の値も各々同一である。 次に、本実施例の動作を説明する。 以下、説明においては、コレクタ負荷抵抗7及
び8の値をRc、エミツタ抵抗13及び14の値
をRE、抵抗19,20の値を各々R1,R2、さら
に、各トランジスタのベースエミツタ間の電圧降
下をVBEとする。 先ず、定電流源トランジスタ12における定電
流I0は、I0=(V1−VBE)/R2で与えられる。 そこで、走査期間(バーストゲートパルス期間
以外)を考えると、トランジスタ17のベースに
はバーストゲートパルスが印加されていないか
ら、差動増幅器15のトランジスタ17がオフ
し、トランジスタ16が動作する。その動作電流
I1は、I1=(V1−VBE)/R1で与えられるが、この
電流I1はベースバイアス抵抗9を流れI1RBの電圧
降下を生じせしめるから、トランジスタ4と5の
共通ベース電位は、トランジスタ3及び6のベー
ス電位に比べて低下する。従つて、トランジスタ
4及び5はカツトオフとなり、第2図の等価回路
に示すように増幅に寄与する差動増幅器はトラン
ジスタ3と6にて構成されることとなる。 すると、トランジスタ3,6に流れるエミツタ
ー電流はI0/2となり、この時のエミツターベー
ス間の交流抵抗をreとすれば、走査期間の増幅度
A1は A1=Rc/(2re+2RE) で与えられる。 次に、パルス期間の場合、トランジスタ17の
ベースにバーストゲートパルスが印加されるから
トランジスタ17が動作し、トランジスタ16が
オフする。従つて、ベースバイアス抵抗9には電
流が流れないから、トランジスタ4と5の共通ベ
ース電位は同電位となり、第3図の等価回路に示
すように増幅に寄与する差動増幅器はトランジス
タ3と4で構成される。 この場合、トランジスタ3,4に流れる電流は
I0/4となるから走査期間の場合と異なり、エミ
ツターベース間の交流抵抗は2re′となる。したが
つて、パルス期間の増幅度A2は A2=Rc/4re で与えられる。 そこで、パルス期間の増幅度A2と走査期間の
増幅度A1の比を求めると、 A=A2/A1=(re+RE)/2re =RE/2re+0.5 となる。 このように、本実施例においては、交流抵抗re
に対してエミツタ抵抗13及び14の値REを適
当に選ぶことにより、搬送色信号の利得に対し、
バースト信号の利得を上げる事も、下げることも
可能となる。 例えば、エミツタ抵抗13及び14をシヨート
すればA=0.5となり6dB増幅度が下がり、RE=
reの場合A=1となり増幅度の増減なし、RE=
3reの場合A=2となり増幅度は6dB上がり、RE
=10reの場合A=5.5となり増幅度は約15dB上が
る。 尚、交流抵抗reは周知の通り、トランジスタの
エミツター電流が1mAの時約26〔Ω〕であり、又
バイアス抵抗9RBに生ぜしめる電圧降下は
100mV程度であれば十分である。 本考案による色信号増幅器は、上述の如く、簡
単な構成で容易に、走査期間の増幅度に対しパル
ス期間の増幅度を変えることができ、従つて、搬
送色信号の利得に対してバースト信号の利得を容
易に変えることができる。
第1図は本考案による色信号増幅器の実施例を
示す回路図、第2図は走査期間における第1図の
等価回路図、第3図はパルス期間における第1図
の等価回路図である。 主な図番の説明、1,2……差動増幅器、3,
4,5,6……トランジスタ、7,8……コレク
タ負荷抵抗、9,10,11……ベースバイアス
抵抗、12……定電流源トランジスタ、13,1
4……エミツタ抵抗、15……差動増幅器、1
6,17……トランジスタ、18……入力端子、
19,20……抵抗。
示す回路図、第2図は走査期間における第1図の
等価回路図、第3図はパルス期間における第1図
の等価回路図である。 主な図番の説明、1,2……差動増幅器、3,
4,5,6……トランジスタ、7,8……コレク
タ負荷抵抗、9,10,11……ベースバイアス
抵抗、12……定電流源トランジスタ、13,1
4……エミツタ抵抗、15……差動増幅器、1
6,17……トランジスタ、18……入力端子、
19,20……抵抗。
Claims (1)
- 二重平衡接続された第1及び第2の差動増幅器
と、該第1の差動増幅器の第1のトランジスタの
ベースに合成カラー信号を供給する入力端子と、
前記両差動増幅器の各々の共通エミツタが各々エ
ミツタ抵抗を介して共通に接続された定電流源
と、前記第1の差動増幅器の第2のトランジスタ
と前記第2の差動増幅器の一方のトランジスタと
の共通ベースにコレクタが接続された一方のトラ
ンジスタ及びエミツタが前記一方のトランジスタ
のエミツタに共通接続され、ベースにバーストゲ
ートパルスが印加される他方のトランジスタから
成り、前記バーストゲートパルスに応答して前記
共通ベースのベース電位を制御する第3の差動増
幅器とより成り、パルス期間と走査期間とで増幅
度を切換えるようにしたことを特徴とする色信号
増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981027847U JPS6334378Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981027847U JPS6334378Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57141482U JPS57141482U (ja) | 1982-09-04 |
JPS6334378Y2 true JPS6334378Y2 (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=29825532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981027847U Expired JPS6334378Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6334378Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431231A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-08 | Hitachi Ltd | Chrom inance signal processor |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP1981027847U patent/JPS6334378Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431231A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-08 | Hitachi Ltd | Chrom inance signal processor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57141482U (ja) | 1982-09-04 |
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