JPH0339900Y2 - - Google Patents

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JPH0339900Y2
JPH0339900Y2 JP1985109740U JP10974085U JPH0339900Y2 JP H0339900 Y2 JPH0339900 Y2 JP H0339900Y2 JP 1985109740 U JP1985109740 U JP 1985109740U JP 10974085 U JP10974085 U JP 10974085U JP H0339900 Y2 JPH0339900 Y2 JP H0339900Y2
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JP
Japan
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locking
connector
locking arm
lock
arm
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JP1985109740U
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JPS6218979U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コネクタのロツク装置に関する。
〔従来の技術〕
出願人は、雌型コネクタに着脱自在に嵌挿され
る雄型コネクタのロツク装置として、第4図のよ
うなものを提案した(実公昭56−3900号公報)。
雄型コネクタ11のロツキングアーム12は、
一様な肉厚を有し、ロツク爪13を有する前後ア
ーム12aと、これを支持する左右アーム12
b,cとからなるT字形で、三点支持構造となつ
ている。
雌型コネクタ14とのロツク解除の場合、第5
図に示すように、ロツキングアーム12を矢印
A1のように下方に撓ませ、ロツク爪13とロツ
ク穴15との係合を解放する。
この際、前後アーム12aは下方に湾曲するか
ら、ロツク解除に必要な距離a1を撓ますために、
a2の撓み空間を必要とする。また、ロツク爪13
はA2を中心とした半径Rの円弧状を移動するか
ら、雌、雄コネクタ間にはクリアランスa3を要す
ることになる。
そのために、次のような欠点があつた。
(1) ロツク解除に撓み空間a2が必要であり、しか
も相当のスペースを占めるので、ロツク全体が
大きくなる。
(2) 雌、雄コネクタ間のクリアランスa3が大きい
から振動等によりガタツキが生じ、端子が錫メ
ツキの場合には、微摺動による磨耗のために接
触抵抗増大のような電気的トラブルが発生した
り、自動車走行時の異音発生要因となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、雌、
雄コネクタ間のガタツキがなく、小型化に適した
ロツク装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
図面を参照して説明すると、本考案のコネクタ
のロツク装置は、第1図に示すように、外周壁に
ロツク穴4を設けた雌型コネクタ1と、前記ロツ
ク穴4に係合するロツク爪7を有するロツキング
アーム6を設けた雄型コネクタ5とから成り、前
記ロツキングアーム6は両端が固定された両持ち
梁状であつて、その両端固定側6aは厚肉の剛性
体として形成し、中央部6bは両端固定側6aか
ら前記ロツク爪7側に行くほど次第に薄肉となる
可撓体として形成したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案のロツク装置では、ロツキングアーム6
の中央部6b、すなわちロツク爪7の部分は最も
肉厚が薄い可撓体として形成されており、剛性が
弱く撓みやすい。
ロツク解除に際しては、第2図に示すように、
ロツキングアーム6の中央部6b即ちロツク爪7
の近傍を矢印B1のように下方に押圧すると、真
下に撓む。従つて、解除に必要な距離は、ロツク
爪7の高さb1だけあればよいから、従来のような
撓み空間b2は不要であり、ロツキングアーム6に
要求されるロツク高さb3を小さくすることができ
る。
また、ロツク爪7は撓みに際し、ほぼ垂直に上
下するから、そのロツク穴4とのクリアランス、
つまり雌型コネクタ1と雄型コネクタ5とのクリ
アランスb4を小さくすることができる。
その結果、雌、雄コネクタ1,5は、嵌挿ロツ
ク時にガタツキがなく、かつ小型化することがで
きる。
更に、ロツキングアーム6が両持ち梁状である
から、コネクタ1,5に引張力が作用しても、該
アーム6には、ロツク爪7の前方では上向きのモ
メントが、後方では下向きのモメントがそれぞれ
作用してこれらが相殺されるので、該アーム6は
撓みにくく、したがつてロツクも外れにくい。
〔実施態様〕
第1図および第2図は本考案装置の代表例を示
し、雌型コネクタ1は、内部を端子収容室(図示
せず)とした本体部1aの前半部に雄型コネクタ
5を受入れる套体部2を形成し、この套体部2の
上壁にロツキングアーム6の進入するロツク室3
を膨出して形成し、ロツク室3にロツク爪7に対
するロツク穴4を開設してある。
このロツク室3は必ずしも膨出して成形する必
要はなく、例えば第3図に示すように雄型コネク
タ5′の上側壁に凹部9を設け、この凹部9にロ
ツキングアーム6を設けるようにした場合には、
雌型コネクタ1′の上側壁に直接ロツク穴4を開
設することができる。
ロツキングアーム6は、上面61が平坦であり、
下面62がその両端固定側6aからロツク爪7に
行くほど薄肉となるテーパ状に形成する。この両
端固定側6aの剛性を強くするには、図示のよう
にその肉厚tを中央部6bに比べて十分大きくす
るか、両端固定側6aの両側に補強リブを形成す
ればよい。
8はロツク爪7の後部に形成したロツク解除用
のつまみであるが、つまみ8の存在によりロツキ
ングアーム6の操作が容易となる。そして、第2
図において、二点鎖線で示すように、つまみ8を
押圧し、ロツキングアーム6が僅かに変位する
と、最も薄肉の中央部6bは大きく変位し、ロツ
クが解除される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるコネクタの
ロツク装置は、雌、雄コネクタ間のガタツキおよ
びガタツキに付随する電気的トラブルなどの問題
がなく、ロツキングアームの高さを低くすること
ができ、小型化に適している。また、ロツキング
アームは両持ち梁状であるため、コネクタに引張
力や作用しても、該アームは撓みにくく、ロツク
解除のおそれが少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一例を示す斜視図、第2
図は同上の作用状態の説明図、第3図は本考案装
置の他の実施態様を示す説明図、第4図は従来の
雄型コネクタを示す斜視図、第5図は同上の作用
状態の説明図である。 1……雌型コネクタ、4……ロツク穴、5……
雄型コネクタ、6……ロツキングアーム、6a…
…両端固定側、6b……(ロツキングアーム6
の)中央部、7……ロツク爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周壁にロツク穴を設けた雌型コネクタと、前
    記ロツク穴に係合するロツク爪を有するロツキン
    グアームを設けた雄型コネクタとから成り、前記
    ロツキングアームは両端が固定された両持ち梁状
    であつて、その両端固定側は厚肉の剛性体として
    形成し、中央部は両端固定側から前記ロツク爪側
    に行くほど次第に薄肉となる可撓体として形成し
    たことを特徴とするコネクタのロツク装置。
JP1985109740U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0339900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985109740U JPH0339900Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP1985109740U JPH0339900Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6218979U JPS6218979U (ja) 1987-02-04
JPH0339900Y2 true JPH0339900Y2 (ja) 1991-08-22

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ID=30988110

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JP1985109740U Expired JPH0339900Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JPS6218979U (ja) 1987-02-04

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