JP5472022B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
<請求項1の発明>
請求項1の発明は、撓み可能なロックアームを有する一方のコネクタハウジングと、この一方のコネクタハウジングを嵌合するために受け入れ側の一面が開口するフード部を有しかつ前記ロックアームと係止可能なロック受け部が形成された他方のコネクタハウジングと、フード部の内面であってロック受け部が形成された面の反対側の面に突設され、両コネクタハウジングが嵌合する際に一方のコネクタハウジングを持ち上げて両コネクタハウジングが嵌合した状態でロックアームをロック受け部へ圧接させつつ係止させる持上げ用リブと、フード部の内面であって、持ち上げ用リブとロック受け部とを結ぶ線と交差する線上に位置する両側面に突設され、両コネクタハウジングが嵌合した状態で一方のコネクタハウジングを幅方向から当接状態で挟持することにより一方のコネクタハウジングの嵌合姿勢を保持する姿勢保持用リブとを備え、持ち上げ用リブと姿勢保持用リブは、共に両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って突出形成されるとともに、姿勢保持用リブの両端部のうち嵌合方向手前側の端部の位置は、持上げ用リブの嵌合方向手前側の端部の位置よりも奥部に位置しているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、一方のコネクタハウジングのうち前記ロックアームが形成される側における幅方向の片側には、前記ロックアームの形成側を幅狭にする段差部が形成されるとともに、前記フード部の内側であって前記段差部と整合して前記両コネクタハウジングの嵌合を可能とする肩部が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、ロックアームがロック受け部に係止する部分を持上げ用リブ側へ投影したときに、同係止部分が持上げ用リブの形成範囲に含まれるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のものにおいて、フード部内に突出する端子金具の先端位置は、姿勢保持用リブの先端の位置と、両コネクタハウジングの嵌合方向に関して略同一となっているところに特徴を有する。
請求項1の発明によれば、嵌合状態にある両コネクタハウジングはロックアーム、持上げ用リブ及び各姿勢保持用リブによってがた詰めされた状態で保持される。加えて、姿勢保持用リブの嵌合方向手前側の端部の位置は持上げ用リブの嵌合方向手前側端部の位置よりも奥部に位置しているため、両コネクタハウジングを嵌合させる過程で、当初は一方のコネクタハウジングが持上げ用リブのみに摺接し、その後遅れて姿勢保持用リブにも摺接するようになる。したがって、姿勢保持用リブに摺接を開始するまでの間は、嵌合時の抵抗が低いため、嵌合作業の全期間のうち一定期間は作業を楽に行うことができ、もって作業性向上に寄与することができる。
請求項2の発明によれば、一方のコネクタハウジングにおける幅方向の片側には段差部が形成され、フード部側にも同様にして段差部が形成されている形態のコネクタ同士を嵌合する場合には、嵌合途上で肩部が段差部へと突き上げてしまうことがあり得る。その場合には、一方のコネクタハウジングにおける突き上げ力が幅方向の片側のみに生じるため、一方のコネクタハウジング側には突き上げ部分を中心としたモーメントが作用する。かくして、このような段差部を有する形状のコネクタを相手側フード部内に嵌合させるときには、コネクタは段差部側へ傾いた姿勢(ローリング)となりやすい。このような段差形状を有する形態のコネクタにおいては、本発明はより効果的に機能する。
請求項3の発明によれば、持上げ用リブが形成されている領域は、ロックアームとロック受け部とが係止する部分を含んでいるため、係止部分に対し持上げ力を真っ直ぐに作用させることができる。したがって、ロック受け部に対しロックアームの係止部分を確実に圧接させて弾性反力を最大化させることができるため、がた付き防止に有効である。
請求項4の発明によれば、両コネクタハウジングの嵌合姿勢を正規状態に安定化させた状態で端子金具同士の接続がなされるため、端子金具同士の接続を円滑に行なうことができる。
図面は本発明の実施形態1を示している。図面中、1は雌コネクタハウジングであり、合成樹脂材により成形され全体は略ブロック状に形成されている。雌コネクタハウジング1の上面にはほぼ全長さ範囲に亘ってロックアーム2が配置されている。ロックアーム2は長さ方向の両端部が雌コネクタハウジング1の上面に接続され、両持ち状をなしている。ロックアーム2は雌コネクタハウジング1の高さ方向に沿って撓み可能であり、長さ方向の略中央部にはロック突起3が突出している。このロック突起3は、嵌合方向の前端側は上り勾配の斜面3Aが形成され、中間部から後端にかけて嵌合方向に沿った水平面3Bを形成した後、鉛直面3Cへと連続している。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではロックアーム2を両持ち状に形成したものを示したが、片持ち状に形成されてもよい。
(2)上記実施形態では持上げ用リブ9及び姿勢保持用リブ11をそれぞれフード部6の各面に一条ずつ配したが、複数条配されるようにしてもよい。
(3)上記実施形態の雌雄両コネクタハウジング1,5は、段差部4あるいは肩部7を有して幅方向に関して非対称形状に形成されたものであったが、対称形状のものであってもよい。
2…ロックアーム
3…ロック突起
4…段差部
5…雄コネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
6…フード部
7…肩部
9…持上げ用リブ
10…ロック受け部
11…姿勢保持用リブ
Claims (4)
- 撓み可能なロックアームを有する一方のコネクタハウジングと、
この一方のコネクタハウジングを嵌合するために受け入れ側の一面が開口するフード部を有しかつ前記ロックアームと係止可能なロック受け部が形成された他方のコネクタハウジングと、
前記フード部の内面であって前記ロック受け部が形成された面とは反対側の面に突設され、前記両コネクタハウジングが嵌合する際に前記一方のコネクタハウジングを持ち上げて前記両コネクタハウジングが嵌合した状態で前記ロックアームを前記ロック受け部へ圧接させつつ係止させる持上げ用リブと、
前記フード部の内面であって、前記持上げ用リブと前記ロック受け部とを結ぶ線と交差する線上に位置する両側面に突設され、前記両コネクタハウジングが嵌合した状態で前記一方のコネクタハウジングを幅方向から当接状態で挟持することにより前記一方のコネクタハウジングの嵌合姿勢を保持する姿勢保持用リブとを備え、
前記持上げ用リブと前記姿勢保持用リブは、共に前記両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って突出形成されるとともに、前記姿勢保持用リブの両端部のうち嵌合方向手前側の端部の位置は、前記持上げ用リブの嵌合方向手前側の端部の位置よりも奥部に位置していることを特徴とするコネクタ。 - 前記一方のコネクタハウジングのうち前記ロックアームが形成される側における幅方向の片側には、前記ロックアームの形成側を幅狭にする段差部が形成されるとともに、前記フード部の内側であって前記段差部と整合して前記両コネクタハウジングの嵌合を可能とする肩部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記ロックアームが前記ロック受け部に係止する部分を前記持上げ用リブ側へ投影したときに、同係止部分が前記持上げ用リブの形成範囲に含まれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
- 前記フード部内に突出する端子金具の先端位置は、前記姿勢保持用リブの先端の位置と、前記両コネクタハウジングの嵌合方向に関して略同一となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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