JP2573909Y2 - Fpc接続コネクタ - Google Patents
Fpc接続コネクタInfo
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- JP2573909Y2 JP2573909Y2 JP1992077028U JP7702892U JP2573909Y2 JP 2573909 Y2 JP2573909 Y2 JP 2573909Y2 JP 1992077028 U JP1992077028 U JP 1992077028U JP 7702892 U JP7702892 U JP 7702892U JP 2573909 Y2 JP2573909 Y2 JP 2573909Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、FPC(フレキシブル
プリント回路)をコネクタハウジング内にゼロ挿入力で
挿着でき、相手端子等の挿入により付勢された中継端子
を介してFPCと相手端子とを確実に接続させ得るFP
C接続コネクタに関するものである。
プリント回路)をコネクタハウジング内にゼロ挿入力で
挿着でき、相手端子等の挿入により付勢された中継端子
を介してFPCと相手端子とを確実に接続させ得るFP
C接続コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、特開昭50−151389号公
報に記載された従来のFPC接続コネクタを示す縦断面
図である(中心線を境に左右対称に表される)。該FP
C接続コネクタ61は、合成樹脂製のコネクタハウジン
グ62の外側収容部63に付勢用のばね片64を収容係
止させると共に、該ばね片64に沿ってFPC(フレキ
シブルプリント回路)65の接続用端末部65aを挿入
させ、該端末部65aに沿って該ハウジング62の内側
収容部66に外部コネクタ67の雄タブ端子68を挿入
させ、可撓アーム69で係止させて、該端末部65aと
雄タブ端子68との接続を行わせるものである。
報に記載された従来のFPC接続コネクタを示す縦断面
図である(中心線を境に左右対称に表される)。該FP
C接続コネクタ61は、合成樹脂製のコネクタハウジン
グ62の外側収容部63に付勢用のばね片64を収容係
止させると共に、該ばね片64に沿ってFPC(フレキ
シブルプリント回路)65の接続用端末部65aを挿入
させ、該端末部65aに沿って該ハウジング62の内側
収容部66に外部コネクタ67の雄タブ端子68を挿入
させ、可撓アーム69で係止させて、該端末部65aと
雄タブ端子68との接続を行わせるものである。
【0003】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、雄タブ端子68の挿入に際して、FPC端末部65
aがばね片64に付勢されて突出し、雄タブ端子68と
衝接して位置ずれを生じて接触不良を起こすといった懸
念があった。
は、雄タブ端子68の挿入に際して、FPC端末部65
aがばね片64に付勢されて突出し、雄タブ端子68と
衝接して位置ずれを生じて接触不良を起こすといった懸
念があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、接触部の位置ずれ等なくFPC(フレキシブル
プリント回路)と外部端子とを確実に接続させることの
できるFPC接続コネクタを提供することを目的とす
る。
に鑑み、接触部の位置ずれ等なくFPC(フレキシブル
プリント回路)と外部端子とを確実に接続させることの
できるFPC接続コネクタを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、コネクタハウジング内に仕切壁を立設
し、接触部に湾曲ばね部を折り返し連成してなる中継端
子を該仕切壁に跨がせて該仕切壁の直交方向に遊動自在
に支持させ、該接触部に対向して一方の収容室内にFP
Cの端末部を遊嵌に挿入させ、他方の収容室内の該湾曲
ばね部に対して外部端子を押接して、該中継端子を該端
末部側に押動させ、該接触部を該端末部に接触させるこ
とを特徴とする第一の構造を基本とする。そして、該端
末部に付設した補強板に前記コネクタハウジングに対す
る係止部を設けると共に、該収容室の開口を塞ぐカバー
の端部で該端末部と補強板とを押圧固定することも有効
である。
に、本考案は、コネクタハウジング内に仕切壁を立設
し、接触部に湾曲ばね部を折り返し連成してなる中継端
子を該仕切壁に跨がせて該仕切壁の直交方向に遊動自在
に支持させ、該接触部に対向して一方の収容室内にFP
Cの端末部を遊嵌に挿入させ、他方の収容室内の該湾曲
ばね部に対して外部端子を押接して、該中継端子を該端
末部側に押動させ、該接触部を該端末部に接触させるこ
とを特徴とする第一の構造を基本とする。そして、該端
末部に付設した補強板に前記コネクタハウジングに対す
る係止部を設けると共に、該収容室の開口を塞ぐカバー
の端部で該端末部と補強板とを押圧固定することも有効
である。
【0006】また、複数の中継端子を収容するコネクタ
ハウジングと、該中継端子の湾曲ばね部に対する押圧板
を有し、該コネクタハウジングに装着されるカバーとを
備え、該湾曲ばね部に続く接触部をFPC回路体の端末
部の露出導体に押接させるFPC接続コネクタにおい
て、前記カバーに、前記端末部を挿入するスリット状の
挿通口が形成され、各中継端子に対向して前記押圧板が
複数片設けられ、各中継端子を区画する前記コネクタハ
ウジングの区画板に、該端末部に対する挿通スリットと
突当段部とが切欠形成されたことを特徴とする第二の構
造も有効である。
ハウジングと、該中継端子の湾曲ばね部に対する押圧板
を有し、該コネクタハウジングに装着されるカバーとを
備え、該湾曲ばね部に続く接触部をFPC回路体の端末
部の露出導体に押接させるFPC接続コネクタにおい
て、前記カバーに、前記端末部を挿入するスリット状の
挿通口が形成され、各中継端子に対向して前記押圧板が
複数片設けられ、各中継端子を区画する前記コネクタハ
ウジングの区画板に、該端末部に対する挿通スリットと
突当段部とが切欠形成されたことを特徴とする第二の構
造も有効である。
【0007】
【作用】上記第一の構造においてFPCの端末部は中継
端子に触れずに無抵抗で挿入される。そして外部端子を
挿入することにより、該中継端子の湾曲ばね部が外部端
子に押され、中継端子が端末部側に移動して接触部を端
末部に押接させると共に、該湾曲ばね部が外部端子を付
勢し接続させる。これにより外部端子とFPCの端末部
とが中継端子を介して確実に接続される。
端子に触れずに無抵抗で挿入される。そして外部端子を
挿入することにより、該中継端子の湾曲ばね部が外部端
子に押され、中継端子が端末部側に移動して接触部を端
末部に押接させると共に、該湾曲ばね部が外部端子を付
勢し接続させる。これにより外部端子とFPCの端末部
とが中継端子を介して確実に接続される。
【0008】また、第一の構造に補強板とカバーとを付
加すれば、該補強板の係止部がFPCの端末部をハウジ
ングに係止させ、さらにカバーが該端末部と補強板とを
収容室内でしっかりと固定させる。第二の構造において
は、FPCの端末部を収容室内にゼロ挿入力で収容させ
た後でカバーを閉止することにより、該カバーの押圧板
が端子の湾曲ばね部を端末部側に押動させ、接触部を端
末部に押接させる。端末部はカバーの挿通口からコネク
タハウジングの挿通スリットに沿って挿入され、突当段
部に当接し、位置決めされる。各中継端子の湾曲ばね部
は各押圧板で独立して押圧される。
加すれば、該補強板の係止部がFPCの端末部をハウジ
ングに係止させ、さらにカバーが該端末部と補強板とを
収容室内でしっかりと固定させる。第二の構造において
は、FPCの端末部を収容室内にゼロ挿入力で収容させ
た後でカバーを閉止することにより、該カバーの押圧板
が端子の湾曲ばね部を端末部側に押動させ、接触部を端
末部に押接させる。端末部はカバーの挿通口からコネク
タハウジングの挿通スリットに沿って挿入され、突当段
部に当接し、位置決めされる。各中継端子の湾曲ばね部
は各押圧板で独立して押圧される。
【0009】
【実施例】図1は、本考案に係るFPC接続コネクタの
一実施例を示す分解斜視図、図2〜3は同じく組付状態
を示す縦断面図である。該FPC接続コネクタ1は、内
部中央に仕切壁2を立設し、該仕切壁2で区画された前
後の収容室3,4の上部開口5に対してカバー6を開閉
自在に設けた合成樹脂製のコネクタハウジング7と、該
コネクタハウジング7の仕切壁2に跨ぐように挿着さ
れ、前後に遊動可能な折り返された中継端子8と、背面
に補強板9を貼着させ、該上部開口5から前方の収容室
3内に挿入されるFPC回路体10とにより構成され
る。
一実施例を示す分解斜視図、図2〜3は同じく組付状態
を示す縦断面図である。該FPC接続コネクタ1は、内
部中央に仕切壁2を立設し、該仕切壁2で区画された前
後の収容室3,4の上部開口5に対してカバー6を開閉
自在に設けた合成樹脂製のコネクタハウジング7と、該
コネクタハウジング7の仕切壁2に跨ぐように挿着さ
れ、前後に遊動可能な折り返された中継端子8と、背面
に補強板9を貼着させ、該上部開口5から前方の収容室
3内に挿入されるFPC回路体10とにより構成され
る。
【0010】該コネクタハウジング7には、底壁11の
ほぼ中央に立設された該仕切壁2と、後壁12から該仕
切壁2にかけて設けられた区画壁13とにより、仕切壁
2の前方に横長のFPC収容室3、後方に複数の外部端
子収容室4をそれぞれ形成させ、該外部端子収容室4の
底壁11には端子挿通孔14を設けている。該区画壁2
は底壁11から上部開口5まで延長され、該仕切壁2の
上端部15は上部開口5よりもやや下側に位置してカバ
ー6との間に隙間を有し、中継端子8をハウジング7内
で支持すべく滑らかなアール形状に形成される。
ほぼ中央に立設された該仕切壁2と、後壁12から該仕
切壁2にかけて設けられた区画壁13とにより、仕切壁
2の前方に横長のFPC収容室3、後方に複数の外部端
子収容室4をそれぞれ形成させ、該外部端子収容室4の
底壁11には端子挿通孔14を設けている。該区画壁2
は底壁11から上部開口5まで延長され、該仕切壁2の
上端部15は上部開口5よりもやや下側に位置してカバ
ー6との間に隙間を有し、中継端子8をハウジング7内
で支持すべく滑らかなアール形状に形成される。
【0011】該仕切壁2の基部には、中継端子8のばね
部先端16aに対する逃がし溝17を設けている。また
該FPC収容室3に臨む前壁18内面には、FPC回路
体10に対する係合突起19を設けている。さらにハウ
ジング後壁12の上縁には薄肉ヒンジ20を介して前記
カバー6を一体に設けている。
部先端16aに対する逃がし溝17を設けている。また
該FPC収容室3に臨む前壁18内面には、FPC回路
体10に対する係合突起19を設けている。さらにハウ
ジング後壁12の上縁には薄肉ヒンジ20を介して前記
カバー6を一体に設けている。
【0012】該カバー6は、閉止時に前端面21を回路
体10に当接させるべくハウジング7の前後幅よりも短
く形成され、両側に垂設された側板部22に、ハウジン
グ側壁の係止突起23に対する係合孔24を有する。前
記中継端子8は、FPC(フレキシブルプリント回路)
25の端末部25aの露出導体26(図2)に対する接
触突起28aを有する平板状の接触部28に対向して、
外部端子(図示しない相手コネクタの雄タブ端子)29
に対するくの字状に突出した湾曲ばね部16を折り返し
連成してなるものである。
体10に当接させるべくハウジング7の前後幅よりも短
く形成され、両側に垂設された側板部22に、ハウジン
グ側壁の係止突起23に対する係合孔24を有する。前
記中継端子8は、FPC(フレキシブルプリント回路)
25の端末部25aの露出導体26(図2)に対する接
触突起28aを有する平板状の接触部28に対向して、
外部端子(図示しない相手コネクタの雄タブ端子)29
に対するくの字状に突出した湾曲ばね部16を折り返し
連成してなるものである。
【0013】該湾曲ばね部16の先端16aは仕切壁2
の逃がし溝17に遊嵌に係合する。また該中継端子8の
折曲部30は、仕切壁2の先端アールよりも大きな内面
アール形状を有して、仕切壁先端部15に前後方向遊嵌
に支持され、且つ閉止させたカバー6との間に若干の隙
間S1 を存している(図3)。従って該中継端子8は仕
切壁2の前後方向(直交方向)に遊動自在である。
の逃がし溝17に遊嵌に係合する。また該中継端子8の
折曲部30は、仕切壁2の先端アールよりも大きな内面
アール形状を有して、仕切壁先端部15に前後方向遊嵌
に支持され、且つ閉止させたカバー6との間に若干の隙
間S1 を存している(図3)。従って該中継端子8は仕
切壁2の前後方向(直交方向)に遊動自在である。
【0014】また図2の如く該接触部28を仕切壁2に
接した状態で、収容室3内の該接触突起28aとFPC
回路体10との間に若干の隙間S2 を存し、且つ湾曲ば
ね部16と収容室4の後壁12内面との間に雄タブ端子
29の板厚Tよりも小さな間隙S3 を存する。
接した状態で、収容室3内の該接触突起28aとFPC
回路体10との間に若干の隙間S2 を存し、且つ湾曲ば
ね部16と収容室4の後壁12内面との間に雄タブ端子
29の板厚Tよりも小さな間隙S3 を存する。
【0015】該FPC回路体10はFPC25の端末部
25aの背面に合成樹脂製の補強板9を貼着したもので
あり、該補強板9には、先端に挿入用の面取31を設
け、中間部に前記ハウジング7の係合突起19に対する
係止孔32を設け、後端にハウジング前壁18上端に対
する当接用鍔部33を設けている。図3の如くカバー6
の閉止によりカバー先端21が端末部25aを介して補
強板9に当接し、該FPC回路体10はハウジング前壁
18内面に押し付けられて確りと固定される。
25aの背面に合成樹脂製の補強板9を貼着したもので
あり、該補強板9には、先端に挿入用の面取31を設
け、中間部に前記ハウジング7の係合突起19に対する
係止孔32を設け、後端にハウジング前壁18上端に対
する当接用鍔部33を設けている。図3の如くカバー6
の閉止によりカバー先端21が端末部25aを介して補
強板9に当接し、該FPC回路体10はハウジング前壁
18内面に押し付けられて確りと固定される。
【0016】そして、図3の如く外部端子29を挿入し
て中継端子8の湾曲ばね部16に対して押接させること
により、該中継端子8がFPCの端末部25a側に押動
され、接触突起28aが該ばね部16の付勢力でもって
端末部25aに確実に接触する。該ばね部16は先端1
6aを仕切壁2の逃がし溝17に当接させ、ばね反力で
もって外部端子29に接触する。
て中継端子8の湾曲ばね部16に対して押接させること
により、該中継端子8がFPCの端末部25a側に押動
され、接触突起28aが該ばね部16の付勢力でもって
端末部25aに確実に接触する。該ばね部16は先端1
6aを仕切壁2の逃がし溝17に当接させ、ばね反力で
もって外部端子29に接触する。
【0017】図4は、本考案に係るFPC接続コネクタ
の他の実施例を示す分解斜視図、図5は同じく組み付け
る状態を示す縦断面図である。該FPC接続コネクタ3
6は、高さ方向中間部に段部37を有する収容室38を
形成したコネクタハウジング39と、該収容室38に上
部開口40から挿着され、該段部37の空間38aに湾
曲ばね部41を位置させる中継端子42と、該空間38
aに挿通される押圧板43を有し、該上部開口40を塞
ぐカバー44と、該湾曲ばね部41から折り返された湾
曲状接触部45に対向して該収容室38内に遊嵌に挿入
されるFPC回路体46とにより構成される。該コネク
タ36は、外部端子(雄タブ端子)47を有する相手コ
ネクタ48に接続する。
の他の実施例を示す分解斜視図、図5は同じく組み付け
る状態を示す縦断面図である。該FPC接続コネクタ3
6は、高さ方向中間部に段部37を有する収容室38を
形成したコネクタハウジング39と、該収容室38に上
部開口40から挿着され、該段部37の空間38aに湾
曲ばね部41を位置させる中継端子42と、該空間38
aに挿通される押圧板43を有し、該上部開口40を塞
ぐカバー44と、該湾曲ばね部41から折り返された湾
曲状接触部45に対向して該収容室38内に遊嵌に挿入
されるFPC回路体46とにより構成される。該コネク
タ36は、外部端子(雄タブ端子)47を有する相手コ
ネクタ48に接続する。
【0018】該コネクタハウジング39内の収容室38
は、ハウジング後壁49から突設した区画板50によっ
て区切られ、中継端子42の倒れや干渉が阻止される。
該区画板50のハウジング前壁51側には、FPC回路
体46の端末部54aに対する挿通スリット60と、端
末部先端に対する突当段部52とを設けている。該収容
室38は上半部が下半部よりも段部空間38a分だけ広
く形成される。
は、ハウジング後壁49から突設した区画板50によっ
て区切られ、中継端子42の倒れや干渉が阻止される。
該区画板50のハウジング前壁51側には、FPC回路
体46の端末部54aに対する挿通スリット60と、端
末部先端に対する突当段部52とを設けている。該収容
室38は上半部が下半部よりも段部空間38a分だけ広
く形成される。
【0019】該収容部38に挿着される中継端子42
は、一方に前記湾曲ばね部41と接触部45とを対向連
成させ、他方に外部端子47に対する接続部53を形成
してなるものであり、該湾曲ばね部41と接触部45と
が収容室38の上半部に配され、該接続部53が下半部
に収容される。該湾曲ばね部41は段部空間38a内に
位置し、該接触部45は、該収容室38内に挿入される
FPC回路体46との間に若干の隙間Sをもって位置す
る。
は、一方に前記湾曲ばね部41と接触部45とを対向連
成させ、他方に外部端子47に対する接続部53を形成
してなるものであり、該湾曲ばね部41と接触部45と
が収容室38の上半部に配され、該接続部53が下半部
に収容される。該湾曲ばね部41は段部空間38a内に
位置し、該接触部45は、該収容室38内に挿入される
FPC回路体46との間に若干の隙間Sをもって位置す
る。
【0020】該FPC回路体46は、FPC54の端末
部54aの背面に補強板55を貼着してなり、カバー4
4の一側方に設けた挿通口56を経て収容室38内にゼ
ロ挿入力で挿入される。
部54aの背面に補強板55を貼着してなり、カバー4
4の一側方に設けた挿通口56を経て収容室38内にゼ
ロ挿入力で挿入される。
【0021】該カバー44の他側方には、前記段部空間
38aに挿通される押圧板43を突設してある。該カバ
ー44は、両端に垂設した係合枠部57をハウジング3
9の係止突起59に係合して係止される。その際、該押
圧板43が中継端子42の湾曲ばね部41に押接して該
中継端子42の上半部をFPC端末部54a側に移動さ
せる。それにより該中継端子42の接触部45が該端末
部54aの露出導体58に接触する。そして相手コネク
タ48との接続により外部端子47が該中継端子42を
介してFPC54に接続する。
38aに挿通される押圧板43を突設してある。該カバ
ー44は、両端に垂設した係合枠部57をハウジング3
9の係止突起59に係合して係止される。その際、該押
圧板43が中継端子42の湾曲ばね部41に押接して該
中継端子42の上半部をFPC端末部54a側に移動さ
せる。それにより該中継端子42の接触部45が該端末
部54aの露出導体58に接触する。そして相手コネク
タ48との接続により外部端子47が該中継端子42を
介してFPC54に接続する。
【0022】
【考案の効果】以上の如く、請求項1記載の考案によれ
ば、FPCの端末部をコネクタハウジングの収容室内に
無抵抗(ゼロ挿入力)で挿入でき、外部端子の挿着によ
って中継端子を移動させて該端末部に接触させるから、
FPCの端末部を捲れ等なく確実に挿入できると共に、
該端末部と中継端子の接触部とを位置ずれ等なく確実に
接続させることができる。また、請求項2記載の考案に
よれば、補強板がコネクタハウジングに係止され、且つ
端末部がカバーで押圧固定まれることで、端末部の位置
ずれが一層防止される。また、請求項3記載の考案によ
れば、カバーの挿着によって端末部と中継端子の接触部
とが確実に接続されることは勿論のこと、端末部がカバ
ーの挿通口とコネクタハウジングの挿通スリットとで板
厚方向に位置決めされ、突当段部で長手方向に位置決め
されるから、端末部の位置精度が向上し、それと共に、
各中継端子の湾曲ばね部が各押圧板で独立して押圧され
るから、端末部と接触部との接続が一層確実化する。
ば、FPCの端末部をコネクタハウジングの収容室内に
無抵抗(ゼロ挿入力)で挿入でき、外部端子の挿着によ
って中継端子を移動させて該端末部に接触させるから、
FPCの端末部を捲れ等なく確実に挿入できると共に、
該端末部と中継端子の接触部とを位置ずれ等なく確実に
接続させることができる。また、請求項2記載の考案に
よれば、補強板がコネクタハウジングに係止され、且つ
端末部がカバーで押圧固定まれることで、端末部の位置
ずれが一層防止される。また、請求項3記載の考案によ
れば、カバーの挿着によって端末部と中継端子の接触部
とが確実に接続されることは勿論のこと、端末部がカバ
ーの挿通口とコネクタハウジングの挿通スリットとで板
厚方向に位置決めされ、突当段部で長手方向に位置決め
されるから、端末部の位置精度が向上し、それと共に、
各中継端子の湾曲ばね部が各押圧板で独立して押圧され
るから、端末部と接触部との接続が一層確実化する。
【図1】本考案に係るFPC接続コネクタの一実施例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】同じくハウジング内に中継端子とFPC回路体
とを挿着した状態を示す縦断面図である。
とを挿着した状態を示す縦断面図である。
【図3】同じくカバーを閉止し、外部端子を挿入した状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図4】本考案に係るFPC接続コネクタの他の実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図5】同じく組付状態を示す縦断面図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
2 仕切壁 3,4,38 収容室 5,40 上部開口 6,44 カバー 7,39 コネクタハウジング 8,42 中継端子 9,55 補強板 28,45 接触部 16,41 湾曲ばね部 25,54 FPC 25a,54a 端末部 29,47 外部端子 32 係止孔 43 押圧板
Claims (3)
- 【請求項1】 コネクタハウジング内に仕切壁を立設
し、接触部に湾曲ばね部を折り返し連成してなる中継端
子を該仕切壁に跨がせて該仕切壁の直交方向に遊動自在
に支持させ、該接触部に対向して一方の収容室内にFP
Cの端末部を遊嵌に挿入させ、他方の収容室内の該湾曲
ばね部に対して外部端子を押接して、該中継端子を該端
末部側に押動させ、該接触部を該端末部に接触させるこ
とを特徴とするFPC接続コネクタ。 - 【請求項2】 前記端末部に付設した補強板に前記コネ
クタハウジングに対する係止部を設けると共に、前記収
容室の開口を塞ぐカバーの端部で該端末部と補強板とを
押圧固定することを特徴とする請求項1記載のFPC接
続コネクタ。 - 【請求項3】複数の中継端子を収容するコネクタハウジ
ングと、該中継端子の湾曲ばね部に対する押圧板を有
し、該コネクタハウジングに装着されるカバーとを備
え、該湾曲ばね部に続く接触部をFPC回路体の端末部
の露出導体に押接させるFPC接続コネクタにおいて、
前記カバーに、前記端末部を挿入するスリット状の挿通
口が形成され、各中継端子に対向して前記押圧板が複数
片設けられ、各中継端子を区画する前記コネクタハウジ
ングの区画板に、該端末部に対する挿通スリットと突当
段部とが切欠形成されたことを特徴とするFPC接続コ
ネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077028U JP2573909Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | Fpc接続コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077028U JP2573909Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | Fpc接続コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644057U JPH0644057U (ja) | 1994-06-10 |
JP2573909Y2 true JP2573909Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13622297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992077028U Expired - Fee Related JP2573909Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | Fpc接続コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2573909Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016046005A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
JP6472337B2 (ja) * | 2015-06-12 | 2019-02-20 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 電気コネクタ組立体および基板コネクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855583Y2 (ja) * | 1980-11-23 | 1983-12-20 | 日本バ−ンデイ株式会社 | コネクタ |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP1992077028U patent/JP2573909Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0644057U (ja) | 1994-06-10 |
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