JPH0339315Y2 - - Google Patents

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JPH0339315Y2
JPH0339315Y2 JP11858485U JP11858485U JPH0339315Y2 JP H0339315 Y2 JPH0339315 Y2 JP H0339315Y2 JP 11858485 U JP11858485 U JP 11858485U JP 11858485 U JP11858485 U JP 11858485U JP H0339315 Y2 JPH0339315 Y2 JP H0339315Y2
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JP11858485U
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は車両の物入れ装置に関する。
従来技術 グローブボツクス装置またはコンソールボツク
ス装置等として構成される物入れ装置を車両に付
設することは従来より周知である。
この種の装置は、物を収納しておく物入れ本体
を有しているが、この本体内の物収納空間を抜き
差し可能な仕切部材によつて仕切り、仕切られた
空間を小物収納空間として利用できるようにし、
必要に応じて仕切部材を物入れ本体から抜き出し
て本体内の空間を拡大し、ここに比較的大きな物
を収納できるようにすることも公知である(実開
昭58−4440号参照)。
ところが従来のこの種の物入れ装置には、仕切
部材を挿入したときに該部材によつて仕切られた
小物収納空間の開口を閉鎖するリツドが設けられ
ておらず、このため収納された小物が車両の走行
時の振動等によつて小物収納空間から飛び出す恐
れがあつた。リツドを設けない理由は、物入れ本
体にリツドを設けると、仕切部材の抜き差し時に
リツドが邪魔となり、その抜き差し操作が不可能
となると考えられていたためと思われる。
目 的 本考案の目的は、抜き差し自在な仕切部材を物
入れ本体に挿入したとき、仕切部材によつて仕切
られた小物収納空間の開口を閉鎖または開放する
ことの可能な物入れ装置を提供することである。
構 成 本考案は、物入れ本体にリツドを設けるとする
考えを棄て、抜き差し自在な仕切部材自体にリツ
ドを回動可能に枢着し、仕切部材を物入れ本体に
装着したとき、仕切られた小物収納空間の開口を
リツドによつて閉鎖または開放できるようにし、
仕切部材の着脱時にはリツドが仕切部材の動きを
何ら阻害しないようにした物入れ装置を提供する
ものである。また本考案の特に好ましい実施態様
においては、仕切部材を物入れ本体から抜き出し
たとき、リツドが仕切部材の蓋として機能し、こ
れらを車両の物入れ装置から独立した携帯可能な
小物入れとして利用できるように構成されてい
る。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図乃至第3図は車両の物入れ装置の一例と
して、自動車のフロントシートの前方に設けられ
るコンソールボツクス装置を示す。この装置は、
インストルメントパネル1に一体に形成され、内
部に物収納空間を有するボツクス状の物入れ本体
2と、この本体2の内部に抜き差し自在に挿入さ
れる仕切部材5とを有している。物入れ本体2の
内側の両側壁面には、該本体2の開口側から奥側
へ延びるガイドレール3,4が固設され、これら
のガイドレール3,4に、仕切部材5の両側面に
突設された突条6,7が摺動自在に嵌合すること
ができる。図示したガイドレール3,4は物入れ
本体2の壁面に突設された2本ずつの突起により
構成されているが、壁面自体に溝を形成してもよ
い。かかる構成により、第1図のように物入れ本
体2から離脱した仕切部材5を、物入れ本体2の
内側に差し込み、仕切部材の突条6,7を物入れ
本体2のガイドレール3,4に嵌合し、仕切部材
5を矢印Aで示すように物入れ本体2の奥側へ向
けて押し込めば、第2図及び第3図に示すよう
に、仕切部材5を物入れ本体2の内部に収納し、
これを保持することができる。このとき物入れ本
体内の物収納空間は、仕切部材5によつて小さな
複数の小物収納空間8,9に仕切られる。したが
つてこれらの小物収納空間8,9に小さな物を整
理して収納しておくことが可能である。
仕切部材5を矢印B(第3図)方向に引き抜き、
これを再び第1図のように物入れ本体2から離脱
すれば、物入れ本体2の内部には大きな物収納空
間が形成されるので、ここに比較的大きな物を収
納しておくことができる。
上述の如く物入れ本体2の内部を仕切ることに
より小さな小物収納空間を区画し、あるいは仕切
部材5を抜き出して物入れ本体2内に大きな物収
納空間を区画することができ、収納する物の大き
さに応じて物入れ装置を有効に利用することがで
きる。その際、従来のこの種の物入れ装置におい
ては、仕切部材を挿入したとき、この部材によつ
て仕切られた小物収納空間の開口を閉鎖すること
ができず、内部の収納物が飛び出す恐れがあつた
ことは先に説明した通りである。そこで本考案に
係る物入れ装置においては、仕切部材の手前側の
端部にヒンジ11を介してリツド10が矢印C方
向に回動自在に枢着され、仕切部材5を物入れ本
体2の内部に挿入したとき、リツド10を第2図
および第3図に示す閉位置にもたらし、小物収納
空間8の開口を閉鎖できるように構成されてい
る。小物収納空間8に物を出し入れするときは、
ヒンジ11を中心として第3図の時計方向にリツ
ド10を回動し、これを第3図に鎖線で示す開位
置にもたらし、小物収納空間8の開口を開放すれ
ばよい。リツド10にはつまみ16が付設され、
リツド10の開閉時にこれをつかんでリツド10
を操作する。
リツド10を閉位置にもたらしたとき、該リツ
ド10の先端面に突設された適数の小突起12
(第4図)が、これに対応する物入れ本体2の部
分に形成された小凹部13(第3図)に弾性的に
係入し、リツド10が閉位置にロツクされる。勿
論、それ自体公知な他のロツク装置によつてリツ
ド10をロツクできるようにしてもよい。
上記構成によれば、小物収納空間8の開口をリ
ツド10によつて開閉できるため、ここに収納し
た物が飛び出るような恐れをなくすことができ、
しかもリツド10は仕切部材5に設けられている
ため、リツド10を開位置に回動させて仕切部材
5を物入れ本体2から引き抜けば、リツド10が
仕切部材5の動きを何ら阻害することはない。仕
切部材5を挿入するときも同様である。
また第3図に破線で示すようにリツド10を鎖
線の状態よりもさらに時計方向に回動できるよう
にし、必要に応じて下段側の小物収納空間9の開
口をリツド10によつて閉鎖できるように構成す
ることもできる。この場合も小物収納空間9を覆
つたリツド10の小突起12に対応する物入れ本
体2の部分に小凹部14を設けておくことによ
り、リツド10をこの位置にロツクすることがで
きる。
さらに第5図に示す如く、仕切部材5にヒンジ
11を介して2つのリツド10,15を連結して
おけば、上段と下段の小物収納空間8,9をそれ
ぞれ閉鎖することが可能である。
ヒンジ11としてピンの如き独立した部材を用
いることもできるが、仕切部材5とリツド10を
たとえばブロー成形によつて一体に成形するとき
は、これらの間に肉厚の薄いインテグラルヒンジ
を形成し、これをヒンジ11とすると構成が簡単
となり有利である。
ところで従来は、物入れ本体から取り外した仕
切部材には特に使い道はなく、これを放置してお
くか、あるいは別の収納部に収めておくのが普通
であつた。そこで第6図に示す実施例において
は、物入れ本体2から仕切部材5を抜き出した
後、これにヒンジ11を介して枢着されたリツド
10が、仕切部材5の蓋として機能するように構
成されている。
すなわち、仕切部材5の側壁面に突条6,7が
突設され、これらが物入れ本体2の内面に形成さ
れたガイドレール3,4に嵌合し、第7図に実線
で示す如く差し込まれた仕切部材5によつて物入
れ本体2の内部が2つの小物収納空間8,9に仕
切られる点、リツド10が第7図に鎖線で示すよ
うに開くことができる点、並びに仕切部材5を物
入れ本体2から抜き出し、物入れ本体2内に大き
な物収納空間を形成できる点は先の実施例と変り
はない。異なるところは、第6図に示すように仕
切部材5が上部の開口した箱状体に形成され、こ
れに枢着されたリツド10が、物入れ本体2から
抜き出された仕切部材5、すなわち箱状体の上部
開口を第8図に示すように閉鎖する位置まで回動
できるように、箱状体に枢着されている点であ
る。これにより、物入れ本体2から抜き出した仕
切部材5とリツド10を、コンソールボツクス装
置とは全く別個に、鉛筆入れ、スペアキー入れ等
の携帯可能な小物入れとして用いることができ、
仕切部材の利用範囲を拡大できる。
リツド10を、たとえばポリカーボネード等の
透明または半透明材料から構成すれば、仕切部材
5を物入れ本体2内に挿入したとき、小物収納空
間内に収納された小物をリツド10を閉じたまま
視認でき都合がよい。また第6図および第7図の
実施例のように仕切部材を携帯用の物入れとして
用いることができるように構成したときも、その
リツド10が透明または半透明であれば、その内
部を透視できる便利な小物入れを構成できる。
本考案は、コンソールボツクス以外の物入れ装
置、たとえばグローブボツクス装置等に対しても
適用できることは当然である。
効 果 本考案によれば、仕切部材で仕切られた小物収
納空間の開口をリツドによつて閉鎖でき、しかも
仕切部材の着脱時にリツドが邪魔となることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は仕切部材を物入れ本体から抜き出した
ときのコンソールボツクス装置を示す斜視図、第
2図は仕切部材を物入れ本体内に差し込んだとき
の斜視図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図はリツドと仕切部材の一部を示す斜視図、第
5図は他の実施例を示す、第3図と同様な断面
図、第6図はさらに他の実施例における、第1図
と同様な斜視図、第7図は第6図に示した仕切部
材を物入れ本体内に差し込んだときの、第3図と
同様な断面図、第8図は箱状体に形成された仕切
部材の上部開口をリツドによつて閉じた状態を示
す斜視図である。 2……物入れ本体、5……仕切部材、8,9…
…小物収納空間、10……リツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に物収納空間を有する物入れ本体と、該
    本体の内部に抜き差し自在に挿入され、物入れ
    本体内の物収納空間を複数の小物収納空間に仕
    切る仕切部材と、該仕切部材に回動可能に枢着
    され、小物収納空間の開口を閉鎖または開放す
    るリツドとを具備して成る車両の物入れ装置。 (2) 仕切部材が、上部の開口した箱状体に形成さ
    れ、前記リツドが、物入れ本体から抜き出され
    た前記箱状体の上部開口を閉鎖する位置まで回
    動可能に、該箱状体に枢着されている実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の物入れ装置。
JP11858485U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0339315Y2 (ja)

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JP11858485U JPH0339315Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP11858485U JPH0339315Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6226247U JPS6226247U (ja) 1987-02-18
JPH0339315Y2 true JPH0339315Y2 (ja) 1991-08-19

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JP11858485U Expired JPH0339315Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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