JPH033782B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH033782B2
JPH033782B2 JP10270682A JP10270682A JPH033782B2 JP H033782 B2 JPH033782 B2 JP H033782B2 JP 10270682 A JP10270682 A JP 10270682A JP 10270682 A JP10270682 A JP 10270682A JP H033782 B2 JPH033782 B2 JP H033782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
opening edge
mounting hole
cylinder
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10270682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58218544A (ja
Inventor
Hiroyuki Tsukimori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10270682A priority Critical patent/JPS58218544A/ja
Publication of JPS58218544A publication Critical patent/JPS58218544A/ja
Publication of JPH033782B2 publication Critical patent/JPH033782B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軒樋へのドレイン取付構造、更に詳し
くは、ドレイン上体とドレイン下体とで構成され
るドレインの軒樋底面への取付構造に関するもの
である。
一般に軒樋に取付けられるドレインは、第1図
に示すように、軒樋1底面の取付孔2に内筒15
を通して内筒15上端の上フランジ13を軒樋1
底面に係止するドレイン上体10と、軒樋1の下
面がわで内筒15外周に螺合する外筒21及び外
筒21上端より外方に延出して上フランジ13と
の間で取付孔2周縁を挾持する下フランジ22を
備えたドレイン下体20より構成されており、従
来は、同図に示すように、円形の取付孔2に同じ
く円形の上端開口縁及び円形の上フランジ13を
有するドレイン上体10が用いられている。その
ため、排水量を増やそうとして取付孔2を軒樋1
の巾いつぱいに設け、これに見合つた大径のドレ
イン上体を用いようとすると、上フランジ13が
軒樋1の底面上に載せることができなくなり、第
2図に示すように、上フランジ13の一部Xを切
り落す必要が生じ、ドレインの取付作業が面倒に
なるという問題がある他、取付孔2が円形である
ことから、軒樋1の底面の巾以上の開口径を有す
るドレイン上体しか用いることができず、排水量
を大巾に増大させることができないという問題が
あつた。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、主な目的とするところは、軒樋の底面の略全
巾を利用して雨水を排出できる上に、軒樋の底面
の巾に比べて大きな開口を返して雨水を排出で
き、排出量が多く排水を円滑に行うことができる
軒樋へのドレイン取付構造を提供することであ
る。
本発明を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本発明に係る軒樋へのドレイン取付構造は、
第3図以下に示すように、上下に開口するテーパ
筒11上端に形成した長孔形開口縁12より外方
へ上フランジ13が延出すると共にテーパ筒11
下端に形成した円形開口縁14より下方に円筒状
の内筒15が延出する形状に一体成形されたドレ
イン上体10と、略平坦面となつた底面の一部に
上記テーパ筒11上端の長孔形開口縁12と略同
形の長孔状の取付孔2が形成された軒樋1、及び
軒樋2の取付孔2を通して下方に突出するドレイ
ン上体10の内筒15外周に螺合する外筒21の
上端より上記の上フランジ13との間で取付孔2
周縁の軒樋1底部を挾持する下フランジ22が外
方に延出する形状に成形されたドレイン下体20
とを備え、上記取付孔2はその長径方向を軒樋1
の長手方向に合致させて軒樋1の底面に形成さ
れ、上記テーパ筒11上端の長孔形開口縁12の
最小径がテーパ筒11下端の円形開口縁14の直
径と略等しく、上記上フランジ13の外周縁の形
状がテーパ筒11上端の長孔形開口縁12と略相
似形となつた略長円形であることを特徴とするも
のである。軒樋1は、第3図に示すように、平坦
な底部の両側より夫々側壁3が斜外上方に向けて
延出する断面形状のいわゆる角樋であり、底部の
一部に、長円形の取付孔2がその長径方向を軒樋
1の長手方向に合致させると共に短径部分で底部
の略全巾を占めるような形で穿設される。この取
付孔2の形状は、テーパ筒1の上端の長孔形開口
縁12と略同形、すなわち、一対の互いに平行と
なつた直線部分S及び両直線部分Sの両端を閉じ
る半円弧状の弧状部aとで囲まれる形状となつて
いる。上フランジ13はテーパ筒11の長孔形開
口縁12の全周から略等しい長さで水平に延出
し、その外周縁が上記の長孔形開口縁12と相似
形の長円形となり、第4図及び第5図に示すよう
に、巾方向両端の直線部分の端縁を軒樋1の両側
壁3内面下端に当接させて取付孔2周縁に載置さ
れる。上記円形開口縁14は上端の長孔開口縁1
2と互いの中心を合致させるような形でテーパ筒
10下端に形成され、その直径が長孔形開口縁1
2の最小径、すなわち、巾方向に対応する長さに
略等しく、図に示すようにテーパ筒11の内面に
おいて、長孔形開口縁12の直線部Sから下方に
対応する円形開口縁14に向けて急斜面16が形
成されると共に、長孔形開口縁12の弧状部aか
ら円形開口縁14に向けて緩斜面17が形成され
るものであつて、軒樋1の長手方向に沿つて流れ
る雨水をこの緩斜面17を経て内筒15がわに流
し出すようになつている。内筒15は上下に亘つ
て一定径の円筒体であり、外周に雄ねじが刻設さ
れており、ドレイン下体20の外筒21内面の雌
ねじに螺合する。外筒21は下端部に小径の連結
筒部24を有する円筒体であり、上端開口縁の全
周より斜外上方に向けて下フランジ22が一体に
延出し、第5図及び第6図に示すように、下フラ
ンジ22上端を軒樋1下面に当接させることによ
り、上フランジ13との間で取付孔2周縁部を挾
み付けてドレイン上体10とドレイン下体20と
が連結された形で軒樋1に取付けられる。
本発明は以上のように、テーパ筒上端に長孔形
開口縁が形成され、この長孔形開口縁に略等しい
長孔形の取付孔が軒樋の底面にその長径方向を軒
樋の長手方向に合致させて形成されているため、
軒樋の巾よりも大きな長径寸法の長孔形開口を通
して軒樋から多量の雨水を排出でき、しかも、上
フランジの外周縁の形状がテーパ筒上端の長孔形
開口縁と略相似形となつた略長円形であるため、
フランジの短径部を軒樋の巾方向に合致させるこ
とにより、軒樋の巾方向の略全巾に亘つて取付孔
を設けることができるものであり、軒樋からの雨
水を排出するための開口を軒樋の巾方向の略いつ
ぱいで且つ長手方向に長くなつた大形の開口とす
ることができ、軒樋からの雨水の排出量を増大さ
せることができるという利点があり、また、テー
パ筒上端の長孔開口縁の最小径がテーパ筒下端の
円形開口縁の直径と略等しくなつているので、長
孔開口縁の長径方向両連部から下方の円形開口縁
に至る部分が緩やかな斜面となり、軒樋の長手方
向に沿つて流れる雨水をこの斜面に沿つて下方へ
円滑に流し出すことができ、雨水の排出を円滑に
行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す分解斜視図、第2図は同
上の問題点を示す斜視図、第3図は本発明の一実
施例を示す分解斜視図、第4図は同上の平面図、
第5図は第4図中のA−A線断面図、第6図は第
4図中のB−B線断面図であり、1は軒樋、2は
取付孔、10はドレイン上体、11はテーパ筒、
12は長孔形開口縁、13は上フランジ、14は
円形開口縁、15は内筒、20はドレイン下体、
21は外筒、22は下フランジである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下に開口するテーパ筒上端に形成した長孔
    形開口縁より外方へ上フランジか延出すると共に
    テーパ筒下端に形成した円形開口縁より下方に円
    筒状の内筒が延出する形状に一体成形されたドレ
    イン上体と、略平坦面となつた底面の一部に上記
    テーパ筒上端の長孔形開口縁と略同形の長孔状の
    取付孔が形成された軒樋、及び軒樋の取付孔を通
    して下方に突出するドレイン上体の内筒外周に螺
    合する外筒の上端より上記の上フランジとの間で
    取付孔周縁の軒樋底部を挾持する下フランジが外
    方に延出する形状に成形されたドレイン下体とを
    備え、上記の取付孔はその長径方向を軒樋の長手
    方向に合致させて軒樋の底面に形成され、上記テ
    ーパ筒上端の長孔形開口縁の最小径がテーパ筒下
    端の円形開口縁の直径と略等しく、上記上フラン
    ジの外周縁の形状がテーパ筒上端の長孔形開口縁
    と略相似形となつた略長円形であることを特徴と
    する軒樋へのドレイン取付構造。
JP10270682A 1982-06-15 1982-06-15 軒樋へのドレイン取付構造 Granted JPS58218544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10270682A JPS58218544A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 軒樋へのドレイン取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP10270682A JPS58218544A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 軒樋へのドレイン取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58218544A JPS58218544A (ja) 1983-12-19
JPH033782B2 true JPH033782B2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=14334707

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10270682A Granted JPS58218544A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 軒樋へのドレイン取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044094Y2 (ja) * 1985-01-08 1992-02-06
JP6959465B1 (ja) * 2020-09-18 2021-11-02 積水化学工業株式会社 ドレン部材及び軒樋

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Publication number Publication date
JPS58218544A (ja) 1983-12-19

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