JPH0351446Y2 - - Google Patents

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JPH0351446Y2
JPH0351446Y2 JP2606885U JP2606885U JPH0351446Y2 JP H0351446 Y2 JPH0351446 Y2 JP H0351446Y2 JP 2606885 U JP2606885 U JP 2606885U JP 2606885 U JP2606885 U JP 2606885U JP H0351446 Y2 JPH0351446 Y2 JP H0351446Y2
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JP
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drain
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drain pipe
drain tube
tube
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JP2606885U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は軒樋の底面が平坦面であつても、いわ
ゆる舟底面であつても取付けることができる自在
ドレンに関する。
[背景技術] 従来の自在ドレンA′は、第7図に示すように、
上排水筒1と下排水筒2とから成り、上排水筒1
を軒樋3の底面の排水口4に上方から挿入して排
水口4の下方に位置する下排水筒2内に螺合し、
排水口4縁を上排水筒1の上端の上フランジ5と
下排水筒2の上端の下フランジ6とで挟持させて
取付けているが、軒樋3の底面が第8図に示すよ
うにいわゆる舟底の場合は上排水筒1の上フラン
ジ5と排水口4縁との間に隙間15を形成してし
まい、この隙間15から水漏れ等が発生してしま
うだけでなく、上排水筒1の上端部が堰となつて
しまい雨水の排水に支障を来してしまつていた。
このため第9図に示すように、上フランジ5と下
フランジ6の形状を軒樋3の舟底面に合致させて
排水口4縁を隙間なく挟持させることも考えられ
ているが、この場合には上排水筒1を回転させて
下排水筒2内に螺合させることができなく実質的
に取付けることができないものであつた。
[考案の目的] 本考案は上記問題を解決させるために為された
ものであり、その目的をするところは、上調整部
材と下調整部材と上排水筒に所定の間隔をおいて
着脱自在に被嵌することにより、軒樋の底面が平
坦面であつても、舟底面であつても上排水筒を下
排水筒に螺合して排水口縁を上排水筒の上フラン
ジと下排水筒の下フランジとで隙間なく挟持で
き、水漏れを発生させることがなく、しかも排水
に支障を来すことがない自在ドレンを提供するこ
とにある。
[考案の開示] 本考案の自在ドレンは、上排水筒1と下排水筒
2とから成り、上排水筒1を軒樋3の底面の排水
口4に上方から挿入して排水口4の下方に位置す
る下排水筒2内に螺合し、軒樋3の排水口4縁を
上排水筒1の上端の上フランジ5と下排水筒2の
上端の下フランジ6とで挟持させて取付ける自在
ドレンAであつて、下面が中央部に向かつて下方
に傾斜した上傾斜面7となつたリング状の上調整
部材8を上排水筒1に着脱自在に被嵌し、上面が
中央部に向かつて下方に傾斜した下傾斜面9とな
つたリング状の下調整部材10を上排水筒1の上
調整部材8の下方に所定の間隔をおいて着脱自在
に被嵌し、上排水筒1の上端部に排水孔11を形
成すると共に上調整部材8に外周面から内周面に
連通し上排水筒1の排水孔11に通ずる排水路1
2を形成して成るものであり、この構成により上
記目的を達成できたものである。即ち、上調整部
材8と下調整部材10を上排水筒1に所定の間隔
をおいて着脱自在に被嵌することにより、軒樋3
の底面が平坦面であつても、舟底面であつても上
排水筒1を下排水筒2に螺合して排水口4縁を上
排水筒1の上フランジ5と下排水筒2の下フラン
ジ6とで隙間なく挟持でき、水漏れを発生させる
ことがなく、しかも排水路12により排水でき、
上排水筒1の上フランジ5と上調整部材8が堰に
なることがなく、軒樋3の排水に支障を来すこと
がないものである。
以下本考案を添付の図面に示す実施例に基づい
て説明する。円筒状の上排水筒1の上端には外方
に平坦な上フランジ5を突設し、上端部には複数
の排水孔11を形成しており、外周面には略全面
に亘つて雄ねじ部13を螺設している。円筒状の
下排水筒2は内径が上排水筒1の外径と略等し
く、上端には外方に平坦な下フランジ6を突設し
ており、内周面には略全面に亘つて雌ねじ部14
を螺設している。上フランジ5と下フランジ6の
外径は等しくしている。上調整部材8は外径が上
フランジ5の外径と等しく内径が上排水筒1の外
径と等しいリング状であり、上面は平坦であり、
上面より下方に向けて複数のリブ16を軒樋3の
長手方向と平行に突設させ、このリブ16間を排
水路12とすると共にリブ16の高さを中央部に
行くほど大きくして上調整部材8の下面を中央部
に向かつて下方に傾斜した上傾斜面7としてい
る。下調整部材10は外径が下フランジ6の外径
と等しく内径が上排水筒1の外径と等しいリング
状であり、上面が中央部に向かつて下方に傾斜し
た下傾斜面9となつている。この上調整部材8の
上傾斜面7と下調整部材10の下傾斜面9はそれ
ぞれ第8図に示すような軒樋3の舟底面の上下面
の傾斜と合致させている。この上調整部材8を上
排水筒1に上下位置調整自在且つ着脱自在に被嵌
し、排水路12を排水孔11に連通させると共に
下調整部材10を上排水筒1の上調整部材8の下
方に所定の間隔、即ち軒樋3の底面の厚みに相当
する間隔をおいて上下位置調整自在且つ着脱自在
に被嵌して自在ドレンAを構成している。尚、上
調整部材8と下調整部材10をゴムのような弾性
材により形成してその弾性力を利用して軒樋3の
排水口4に隙間なく取付けることができるように
してもよく、又内周面には上排水筒1の雄ねじ部
11と螺合する雌ねじを刻設しておいてもよい。
更に第5図に示すように上調整部材8に複数のリ
ブ16を放射状に突設して、排水路12を放射状
に形成することにより雨水の流れをよくしたり、
又第6図に示すように上調整部材8の一部を切り
欠くと共に対応する上排水筒1の上フランジ5部
分を切り欠くことによりさらに雨水の流れをよく
するようにしてもよい。この自在ドレンAを第1
1図に示すような底面が舟底の軒樋3の排水口4
に取付け施工するには、まず下排水筒1をその下
フランジ6の上面に下調整部材10を載置させた
状態で軒樋3の排水口4の下方に位置させる。次
に上排水筒1に上調整部材8をその上面が上フラ
ンジ5の下面に当接するように被嵌する。この状
態で上排水筒1を軒樋3の底面の排水口4に上方
から挿入して上排水筒1の雄ねじ部13を排水口
4の下方に位置する下排水筒2の雌ねじ部14に
螺合し、軒樋3の排水口4縁を上排水筒1の上端
の上フランジ5と下排水筒2の上端の下フランジ
6とで上下調整部材8,9を介在させて挟持させ
て取付ける。この場合、軒樋3を流れる雨水が大
量のときには、上排水筒1の上端開口から排水さ
れ、少量のときには上調整部材8の排水路12を
通して排水孔11を経て排水させることができ
る。又上調整部材8と下調整部材10とを上排水
筒1から離脱させておくことにより、従来と同様
にして自在ドレンAを第7図に示すような底面が
平坦な軒樋3に取付けることができる。
[考案の効果] 本考案にあつては、下面が中央部に向かつて下
方に傾斜した上傾斜面となつたリング状の上調整
部材を上排水筒に着脱自在に被嵌し、上面が中央
部に向かつて下方に傾斜した下傾斜面となつたリ
ング状の下調整部材を上排水筒の上調整部材の下
方に所定の間隔をおいて着脱自在に被嵌している
ので、底面が舟底の軒樋の排水口に取付け施工す
るには、まず下排水筒をその下フランジの上面に
下調整部材を載置させた状態で軒樋の排水口の下
方に位置させ、次に上排水筒に上調整部材を被嵌
し、この状態で上排水筒を軒樋の底面の排水口に
上方から挿入して上排水筒を排水口の下方に位置
する下排水筒に螺合し、軒樋の排水口縁を上排水
筒の上端の上フランジと下排水筒の上端の下フラ
ンジとで挟持させて、隙間なく取付けることがで
き、一方上調整部材と下調整部材とを上排水筒か
ら離脱させておくことにより、従来と同様にして
底面が平坦な軒樋に取付けることができるもので
あり、しかも上排水筒の上端部に排水孔を形成す
ると共に上調整部材に外周面から内周面に連通し
排水孔に通ずる排水路を形成しているので、排水
路により排水でき、上排水筒の上フランジと上調
整部材が堰になることがなく軒樋の排水に支障を
来すことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の施工を示す断面
図、第2図及び第3図は同上における上調整部材
を示す一部省略平面図及び断面図、第4図は同上
における下調整部材を示す断面図、第5図a,b
及び第6図a,bはそれぞれ上調整部材8の他例
を示す一部省略平面図及び断面図、第7図は従来
例の施工を示す断面図、第8図は同上の舟底の軒
樋への施工を示す断面図、第9図は他の従来例の
施工を示す分解断面図、第10図は底面が平坦面
である軒樋を示す概略断面図、第11図は底面が
舟底面である軒樋を示す断面図であつて、1は上
排水筒、2は下排水筒、3は軒樋、4は排水口、
5は上フランジ、6は下フランジ、7は上傾斜
面、8は上調整部材、9は下傾斜面、10は下調
整部材、11は排水孔、12は排水路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上排水筒と下排水筒とから成り、上排水筒を軒
    樋の底面の排水口に上方から挿入して排水口の下
    方に位置する下排水筒内に螺合し、軒樋の排水口
    縁を上排水筒の上端の上フランジと下排水筒の上
    端の下フランジとで挟持させて取付ける自在ドレ
    ンであつて、下面が中央部に向かつて下方に傾斜
    した上傾斜面となつたリング状の上調整部材を上
    排水筒に着脱自在に被嵌し、上面が中央部に向か
    つて下方に傾斜した下傾斜面となつたリング状の
    下調整部材を上排水筒の上調整部材の下方に所定
    の間隔をおいて着脱自在に被嵌し、上排水筒の上
    端部に排水孔を形成すると共に上調整部材に外周
    面から内周面に連通し排水孔に通ずる排水路を形
    成して成る自在ドレン。
JP2606885U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0351446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2606885U JPH0351446Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JP2606885U JPH0351446Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JPS61141433U JPS61141433U (ja) 1986-09-01
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