JPH0336808B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0336808B2
JPH0336808B2 JP61304058A JP30405886A JPH0336808B2 JP H0336808 B2 JPH0336808 B2 JP H0336808B2 JP 61304058 A JP61304058 A JP 61304058A JP 30405886 A JP30405886 A JP 30405886A JP H0336808 B2 JPH0336808 B2 JP H0336808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escin
edema
dose
plasma
lymphorrhoea
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61304058A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6366127A (ja
Inventor
Maadausu Rorufu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Madaus Holding GmbH
Original Assignee
Madaus AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Madaus AG filed Critical Madaus AG
Publication of JPS6366127A publication Critical patent/JPS6366127A/ja
Publication of JPH0336808B2 publication Critical patent/JPH0336808B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/256Polyterpene radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明の対象はX線回折無定形エスシンを含有
する抗滲出剤である。 結晶の酸性エスシン−サポニン−セイヨウトチ
ノキの種から得られ、例えばウマグリ(Aesc−
ulus hippocastanum)の粉砕種子を水と混合可
能な有機溶剤、特にC1〜C3−アルコール、殊に
メタノール、エタノール及び水とのその混合物、
例えば65%−メタノールで抽出し(例えば薬種1
部対抽出剤10部)かつそのようにして得られた抽
出物を酸性カチオン交換体で処理することにより
エスシンを製造する。その際に、酸性エスシンの
水性アルコール性溶液が得られ、それを濃縮する
ことにより酸性結晶エスシンが得られる。 X線回折無定形エスシンは、エスシンは、エス
シンをアルコールから迅速に噴霧してその乾燥状
態に変換することにより製造される。エスシンの
X線回折無定形状態はX線測角器により測定す
る。エスシンの製造時に生じるカチオン交換体の
溶出液を直接噴霧乾燥することによつても得られ
る。 X線回折無定形エスシンは比旋光度[α]20D
=−28を示し、その水溶性は結晶の原料エスシン
よりも著しく高く、原料エスシンは約0.01%が水
溶性であり、本発明による生成物は15%以上が水
溶性である。 エスシンのX線回折無定形状態はX線回折図及
びX線測角法により立証することができる。純粋
な酸性エスシンのX線図がX線測角器による測定
の際に確実に構成されている結晶構造の特徴とし
て鮮鋭で、コントラストの強い干渉縞を呈する
が、X線回折無定形に変換された酸性エスシンの
それは弱い曲率の線図を有する。エスシンはこの
状態で意外にも良好に水溶性である。これを医薬
として使用することができかつ経口的適用で良好
な吸収性を有し、例えばラツトの脚部症例に対す
る抗滲出作用の測定及び他の生物学的試験(点状
出血)から認められた。 無定形化は、エスシンを低級アルコール、例え
ばメタノール又はイソプロパノール中に溶解しか
つこの溶液を適当な温度条件下に熱媒体として窒
素又は炭酸のような不活性ガスを使用して噴霧に
より乾燥する。この際に、直径約0.7〜0.8mmの流
出開口部を有する噴霧ノズルを使い、エスシン/
アルコゾルの流出速度50〜60m/sec及び不活性
ガスの温度約150〜220℃で操作すると有利である
ことが明らかになつた。このような条件下に大き
な比表面積上昇を伴うX線回折無定形エスシンが
得られ(40000cm2、理想的な球状堆積物として存
在するエスシンの採用下)、この状態でX線回折
無定形のエスシンは特に迅速にかつ良好に水に溶
け、溶解度は15%以上である。 このX線回折無定形エスシンはその水溶液で無
制御に安定である。これは浮腫の治療に好適であ
りかつ優れた抗滲出性を有する。それ故、有用な
医薬の製造に使用することができ、これは錠剤、
糖衣剤、軟膏、ゲル剤又は注射溶液のような常用
の投与形で提供することができる。投与される日
用量は糖衣剤(又は錠剤)で60〜120mg、注射溶
液で5〜10mgである。 次に、本発明によるエスシンの薬理作用及び毒
性について下記の表及び添付図面に基づいて詳説
する。
【表】 エスシンの種々のラツト脚部浮腫に対する作用
炎症型は純滲出(表の上欄)から組織破壊を伴な
う重度の炎症(表の下欄)にまで及ぶ。 Deff30%は30%の浮腫阻止が起る用量である。 表1は、一連の種々の浮腫型で得られた結果を
表わす。その浮腫型の順序は、炎症のすべての時
期或いは相が代表されるように選択した。従つ
て、卵アルブミン浮腫は炎症の初期を代表するも
のであり、ホルマリン浮腫は組織壊死へ移行する
炎症を表わす。卵アルブミン,デキストラン,カ
ラゲニン,ヒアルロニダーゼ,ブラジキニン,化
合物48/80の投与後の脚部浮腫及びアルチユス現
象浮腫がスエスシンにより阻止されることは明ら
かである。ヒスタミン,セロトニン,蜂毒及びア
エロジルの投与後の浮腫は初期においてのみ阻止
されるかもしくは全く顕著でもない阻止に比較的
高い用量を必要とする。 ホルマリン及び殊にカオリンの局所投与後の浮
腫の阻止は、これらの浮腫の湿潤期にのみ行なわ
れる。カオリン浮腫及びホルマリン浮腫が長日数
停止する。脚部の容積増加がピークに達しかつ長
時間もはや変化しない場合にはエスシンは有効で
はない。
【表】 炎症の初期(刺激体誘発滲出物)及び再生的後
期(肉芽嚢試験及び実験的発生関節炎)に関係す
る種々の炎症型に対するエスシンの作用エスシン
は主に炎症の初期に作用する。 種々の炎症反応に関する他の実験は表2に総括
した。その際に、吸収性刺激体の装入後に発現す
る経過−滲出物の生成−もまた炎症の初期に相当
するが、肉芽腫嚢試験及び殊にラツトの実験的発
生免疫性関節炎は炎症の後期の代表である。表2
から明らかなように、吸収性プラスチツク体(ポ
リウレタン)のcs.装入後の滲出はエスシンによ
り強く阻止される。殺したミコバクテリア菌によ
り誘発された肉芽腫嚢での滲出は、エスシンによ
り同様に阻止されるが、肉芽組織の形成へは作用
を及ぼさない。肉芽腫嚢がクロトンオイルにより
誘発される場合には、滲出及びまた肉芽組織の形
成も阻止されない。刺激体で浸浸された綿体の周
囲の肉芽組織の専らの形成もまたエスシンにより
阻止不可能である。実験的発生免疫性関節炎も同
様に阻止されない。 この結果は、他の研究者の所見により証明され
る。ラツトの実験において、ギレルド(Gir−
erd)及びその他は卵アルブミン浮腫の阻止及び
アナフイラキシ−(卵アルブミン)反応領域への
毛細管浸透性の増加の阻止を見出した。フエルデ
イ(Fo¨ldi)及びその他は、種々の実験装置を用
いて組織学的にかつ機能的にラツトの脳浮腫をト
リエチル錫サルフエートの投与後にエスシンによ
り阻止することができた。アツシヤ−(Ascher)
はまた、エスシンにより柔膜管の浸透性を正常化
することに成功した。ギオルダーノ(Giordano)
及びインヴエルニツツイ(Invernizzi)は兎の実
験で、X線照射による中枢神経系(ZNS)重度
欠損に関してエスシンによる欠損の低下を確認し
た。
【表】 主にエスシンが、異常な管壁浸透性を特徴とす
る炎症期に作用する場合には、その作用機構がこ
の病理的に高い管壁浸透性の正常化についてであ
ると容易に理解される。管壁浸透性を定量的に測
定する本実験の原理は、ラツトに平均分子量
38000のポリビニルピロリドン(PVP)を静脈内
持続注入しかつ胸管カニユーレ挿入後にリンパ漏
とPVPスクリーニング係数 (PVP濃度リンパ/PVP濃度血 漿)を測定することに
基づい ている。リンパ漏からは、血漿/リンパ−仕切の
水浸透性を結論することができ、PVP−浸透率
により巨大分子に関する血漿/リンパ仕切の浸透
性を帰納的に結論することができる。既に、ラツ
トの無傷の血漿/リンパ−仕切で立証され得たよ
うに、エスシンは十分にリンパ漏を低減するが、
蛋白質と、PVPの濃度は、ほぼリンパ漏が低下
する程度において増加するる。従つて、エスシン
の作用下に巨大分子の濃度が高いリンパが分泌さ
れる。前記の表3が相応する実験を表わす。対照
は1時間目にリンパ漏3.2及び最後に2.4ml/Kg・
時間を有するが、実験開始16時間前に静脈内にエ
スシン1mg/Kgで処理した実験動物に関する相応
する数値は2.5〜1.5ml/Kg・時間である。 ラツトの無傷の血漿/リンパ−仕切で研究に対
して、それから炎症状態における管壁浸透性の挙
動を結論し得ない。しかしながらブラジキニン及
びカリジンのように血漿キニンにより、リンパ漏
の著明な上昇及び血漿からリンパへの巨大分子の
浸透率の上昇を伴う、病的に高められた管壁浸透
性の状況を発現することができる(第1図参照)。 添付図面の第1図はブラジキニンにより惹起さ
れた、ラツトの胸管中のリンパ漏上昇に対する実
験開始16時間前に静脈内に投与したエスシン
(Na−エスシネートとして)0.5mg/Kgの作用を
実験開始後の経過時間に相対して図示したもので
ある。その際に、1時間目の開始値を1とし、他
のすべての数値はそれに相対するものである。ブ
ラジキニン投与後に、リンパ漏は次の時間に約
100%増加する。エスシン(Na−エスシネート)
による前処理はブラジキニン誘発リンパ漏上昇を
ブラジキニンだけによる作用の40%に低下せしめ
る(ブラジキニン100μg/Kgの投与(静脈内)
後の胸管中のリンパ漏=エスシン0.5mg/Kgによ
ブラジキニン作用の阻止)。即ち、ラツトに第1
時間目の終結時にブラジキニン100μg/Kgを静
脈内に投与すると、リンパ漏は41%上昇する。従
つて、エスシンによる前処理によりブラジキニン
100μg/Kgのリンパ漏上昇効果を約60%拮抗す
ることができる。従つて、エスシンは確実に血
漿/リンパ−仕切の浸透性に対して作用し、この
うち毛細血管の壁が最も主要な部分である。リン
パ漏が血漿/リンパ仕切の水浸透性に関する尺度
でありかつ血漿と組織間腔各々のリンパとの間の
水交換がまず第一に毛細管壁の小さな膜孔を通し
て行なわれる場合、エスシンの作用は、それが膜
小孔の数及び/又は直径を減少するということに
より理解される筈である。その場合、エスシンの
毛細管活性は無傷の動物の血漿/リンパ−仕切及
び高い浸透性を有する血漿/リンパ仕切に関する
ものである。ブラジキニン及びカリジンのような
血漿キニンが毛細管浸透性の生理的調節手段とし
て論究されかつそれが疑いもなく炎症組織におい
て、生理濃度を越える濃度で存在或いは現れるこ
とも注目される。従つて、エスシンが−少くとも
この試験において−抗ブラジキニン作用を展開し
得る場合には、この所見は抗滲出性エスシン効果
の作用機構の説明に寄与する。 毒物学的観点におけるエスシンの作用機構及び
作用部位は、明らかに治滲作用の同パラメータと
は殆んど関係がない。エスシン−系統的試験をラ
ツトについて実施した−を非常に広い用量範囲内
の毒性用量で注射すると、まず第一に生存時間の
用量に対する明らかな依存性が注目される(第2
図参照)。第2図には種々の用量のエスシン(Na
−エスシネートとして)の静脈内投与後の両性の
ラツトの生存時間が図示されている。例えば30
mg/Kgの供給後に1日に70%の動物が死亡し、14
mg/Kgの供給後に死亡率は初めの3日間にわたつ
て極めて均一にも10〜20%の数値に分散するが、
5mg/Kgの投与後に死亡率は初めの3日間は時間
と共に連続的に上昇する。明らかに高い及び非常
に高いエスシン用量に供給後の動物の死亡の原因
は、激しい血尿、腎中でのシリンダー状ヘモグロ
ビンの形成及び拡大鏡でも観察可能である、血漿
中での浮遊へモグロビンの現出が示すような実質
的に溶血反応である。血液の酸素受容能がもはや
十分でなく、かつ動物が所謂窒息状態に到るので
溶血反応が死に到らしめるのか或いは赤血球から
産出される毒性作用を呈する分解生成物が不利な
作用の原因であるかは判定することはできない。
少用量ではあるが、致死量であるエスシンの投与
後には他の中毒像が極立つている。この場合に
は、血尿かつ腎細管中でのシリンダー状ヘモグロ
ビンの現出も呈さず、更に血漿中での著量の浮遊
ヘモグロビンも検出することはできない。動物は
特徴的な中毒症状をしめさずかつ強まるアパチー
の状態になる。食物−及び飲料受容が著しく減退
するかもしくは完全に停止し、最終前には、動物
は殆んど麻酔類似の段階に到る。少量ではある
が、致死量の投与後の死亡は7日目までに終結し
得る。多くの症例が比較的低いエスシン用量の投
与後の動物の死は脳性のものであることを語つて
いる。犬の実験で、僅かな1回量(1mg/Kg)の
エスシンを数日間投与した後で、動物はすべての
著しい症状もなくラツトと同様になり得る。病理
学的動物学的に全く組織変化は確認することがで
きなかつたので、この場合にも同様にエスシンの
中枢神経作用部位に帰結した。しかしその際に、
個々の種はエスシンに対して全く様々に敏感であ
る。エスシンによるこの可能な2つの作用部位故
に、第3図に示すように用量に相応する死亡率を
時間と無関係に記録すると、2つのピークを有す
る曲線が認められ、第1ピーク(2mg/Kg)まで
の用量/作用−直線は神経毒性成分に関連しかつ
第2の用量/作用−直線(>10mg/Kg)は溶血性
成分に関連する。 個々の種のエスシンに対する異なる感性を次の
表4に掲載する。
【表】
【表】 該表によると、モルモツトが最も認容性であ
り、小型げつ菌類マウスはラツトと同様に特に敏
感である。このような種による差異故に、主にマ
ウス及びラツトで研究した毒性所見及びそれに基
づくデータを人間の治療分野に転義することは問
題である。動物で得られた毒性データを人間に転
義することについての問題を、最近特にテイラー
(Taylor)が指摘している。このことは、専ら人
間で得られたデータから治療範囲を求めることを
研究する場合に非常に意味深い。ここでは治療範
囲の決定として次の関係が必要である:治療一回
量/従来投与された最大治療用量(これは副作用
もなく認容性であつたか或いはこの副作用が病状
の重度又は治療上の利点の点から見て低いと判断
し得る用量である)。人間の場合の治療一回量と
して、10年以上にわたる臨床的経験により5mgと
するが、外傷性又は術後脳浮腫の治療では一般に
30〜40mgを投与し、個々の場合には60mgまで認め
られる著しい副作用もなく投与した。人間は明ら
かにエスシンに対して殆んど敏感ではない種に挙
げられる。 参考例 (製造例) 純粋な結晶酸性エスシン10Kg/メタノール100
中に40℃で溶解する。この溶液をピストンポン
プを用いてノズルを通して圧力60バールで乾燥室
中へ噴霧する。このノズルは直径0.8mmの流出開
口部を有し、噴霧率は100/hであり、流出速
度は約55m/secである。ガス加熱器を介して窒
素を180℃で乾燥室中へ順流で導入する。その際
にメタノール性のエスシン/アルコゾルを蒸発さ
せかつ微分散性エスシン−アエロゾルを形成さ
せ、これを迅速に乾燥状態に変換する。窒素/メ
タノール−混合物の流出速度は130℃である。 15%以上の水溶性を有するX線回折無定形エス
シン9.99Kgが得られる。 得られたエスシンはX線無定形であり、それ故
X線測角測定において結晶酸性エスシンに比べて
ピークを示さない。得られた生成物は比旋光度
[α]20D=−28を有し、これは薄層クロマトグラ
フイーによつても特徴付けられる。 同様に、エスシン取得の際に生じる酸性溶出液
をイオン交換体から直接噴霧乾燥することができ
る。 実施例 無定形エスシン20000Kgを次の助剤と混合す
る: ステアリン酸マグネシウム 1400Kg ポリビニルピロリドン 1300Kg ラクトース 全量70000Kg 混合物から重量70.0mgの錠剤を成形しかつこれ
に適当なポリアクリレート重合体で被覆して耐胃
液性にする。 圧縮体を場合により糖衣剤の核として使いかつ
糖衣懸濁液で被覆することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明によるエスシンの薬理作用及
び毒性を示す図表であり、第1図はブラジキニン
により誘発された、ラツトの胸管中のリンパ漏上
昇に対する実験開始16時間前に静脈内投与したエ
スシン(Na−エスシネート)0.5mg/Kgの作用を
経過時間に対応して示す図表、第2図は種々の用
量のエスシン(Na−エスシネート)の静脈内投
与後の両性ラツトの生存時間と死亡率との関係を
示す図表、第3図はエスシン(Na−エスシネー
ト)の用量とその静脈内処理後の両性ラツトの死
亡率との関係を示す図表である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比旋光度[α]20D=−28を示しかつ15%以
    上の水溶性を有する、X線回折無定形エスシンを
    含有することを特徴とする抗滲出剤。
JP61304058A 1975-07-11 1986-12-22 X線回折無定形エスシンを含有する抗滲出剤 Granted JPS6366127A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2530953.9 1975-07-11
DE2530953A DE2530953C3 (de) 1975-07-11 1975-07-11 Verfahren zur Herstellung von röntgenamorphem Aescin, nach diesem Verfahren erhältliches röntgenamorphes Aescin und dieses enthaltende Arzneimittel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6366127A JPS6366127A (ja) 1988-03-24
JPH0336808B2 true JPH0336808B2 (ja) 1991-06-03

Family

ID=5951225

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51082846A Granted JPS5234915A (en) 1975-07-11 1976-07-12 Xxray diffraction amorphous escin* its preparation and ittcontaining antitransudation agent
JP61304058A Granted JPS6366127A (ja) 1975-07-11 1986-12-22 X線回折無定形エスシンを含有する抗滲出剤

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51082846A Granted JPS5234915A (en) 1975-07-11 1976-07-12 Xxray diffraction amorphous escin* its preparation and ittcontaining antitransudation agent

Country Status (20)

Country Link
JP (2) JPS5234915A (ja)
AU (1) AU510463B2 (ja)
BE (1) BE844053A (ja)
BG (1) BG27379A3 (ja)
CA (1) CA1064903A (ja)
CS (1) CS208184B2 (ja)
DE (1) DE2530953C3 (ja)
ES (1) ES449748A1 (ja)
FI (1) FI62099C (ja)
FR (1) FR2316961A1 (ja)
GB (1) GB1550845A (ja)
HK (1) HK33681A (ja)
HU (1) HU174603B (ja)
PH (1) PH13989A (ja)
PL (1) PL99028B1 (ja)
PT (1) PT65302B (ja)
RO (1) RO70354A (ja)
SU (1) SU786857A3 (ja)
YU (1) YU41812B (ja)
ZA (1) ZA764065B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1252201B (it) * 1991-12-12 1995-06-05 Dompe Farmaceutici Spa S-carbossimetilcisteina sale di lisina monoidrato e procedimento per la sua preparazione.

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE302543C (ja) *
NL301747A (ja) * 1962-12-14
YU37063B (en) * 1971-12-06 1984-08-31 Lek Tovarna Farmacevtskih Process for preparing x-ray amorphous water-sulubleascin
DE2357226A1 (de) * 1973-11-16 1975-05-28 Merck Patent Gmbh Verfahren zur herstellung von wasserloeslichem beta-aescin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5234915A (en) 1977-03-17
PL99028B1 (pl) 1978-06-30
AU510463B2 (en) 1980-06-26
RO70354A (ro) 1982-03-24
DE2530953C2 (de) 1994-07-07
JPS6221765B2 (ja) 1987-05-14
FI62099C (fi) 1982-11-10
HK33681A (en) 1981-07-24
CS208184B2 (en) 1981-08-31
FI761895A (ja) 1977-01-12
BG27379A3 (en) 1979-10-12
PT65302B (de) 1977-12-13
FI62099B (fi) 1982-07-30
SU786857A3 (ru) 1980-12-07
AU1572976A (en) 1978-01-12
JPS6366127A (ja) 1988-03-24
HU174603B (hu) 1980-02-28
DE2530953A1 (de) 1977-01-27
ZA764065B (en) 1977-07-27
BE844053A (fr) 1977-01-12
DE2530953C3 (de) 1994-07-07
YU167076A (en) 1983-06-30
GB1550845A (en) 1979-08-22
PH13989A (en) 1980-11-28
ES449748A1 (es) 1977-08-16
FR2316961A1 (fr) 1977-02-04
CA1064903A (en) 1979-10-23
YU41812B (en) 1988-02-29
PT65302A (de) 1976-07-01
FR2316961B1 (ja) 1984-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5059712A (en) Isolating aminoarginine and use to block nitric oxide formation in body
SU1544190A3 (ru) Способ получени тиазоло [4,5-с] хинолина или его кислотно-аддитивных солей
US6770635B1 (en) Method for medicating the inflammatory controlling system and adverse inflammatory reactions and for making compounds for treating the pathology of adverse inflammatory reactions
US5158883A (en) Method of using aminoarginine to block nitric oxide formation in vitro
KR100464693B1 (ko) 5-메틸이소옥사졸-4-카복실산-(4-트리플루오로메틸)-아닐리드와n-(4-트리플루오로메틸페닐)-2-시아노-3-하이드록시크로톤산아미드와의배합물을함유하는제제
JPS6084251A (ja) 鎮痛用新規化合物および組成物
IL42764A (en) S-adenosyl-2-methionine tri-p-toluene sulfonate,its preparation and therapeutic compositions containing it
DE68904507T2 (de) Verwendung von inositoltriphosphat bei der behandlung der beschaedigung von gewebe.
KR19990087343A (ko) 치환된 카복실산 형태의 음이온성 비마취성 진통제의 모르핀염및 디아모르핀염, 이들의 제조방법, 이들의 용도 및 이들 염을포함하는 제제
JPH0336808B2 (ja)
US4150111A (en) Enteric coated magnesium chloride
DE68911049T2 (de) Therapeutische Verwendung des Isopropylesterderivates von Monosialogangliosiden bei Erkrankungen des Nervensystems, begleitet von Entzündungen.
CN102079715B (zh) 一种二元酯酸的赖氨酸盐化合物,其制备方法和药物应用
US4293541A (en) Compounds
RU2036642C1 (ru) Способ получения бронхолитической лекарственной композиции пролонгированного действия на основе теофиллина
RU2780646C1 (ru) Новая кристаллическая форма 7-бром-1-(гидразинокарбонил)метил-5-фенил-1,2-дигидро-3h-1,4-бензодиазепин-2-она и ее фармацевтическое применение
US3525790A (en) Dihydroquinidine polygalacturonate and dihydroquinidine galacturonate compositions
CN114478517B (zh) 一种盐酸巴马汀-阿司匹林超分子化合物
FI66834C (fi) Foerfarande foer framstaellning av terapeutiskt aktiva omega-dialkylalkansyrederivat
JPS63152317A (ja) 脳虚血性病変を伴う疾患治療剤
US3092634A (en) Novel [nitric acid ester] derivatives of nicotinic acid
EP2277525A1 (en) A method for preparing extractive containing sequoyitol from nephrolepis family and application
RU2187303C2 (ru) Способ получения таблеток диуманкала - forte по 0,01 г
RU2072847C1 (ru) Средство для профилактики и лечения отморожений
US3743739A (en) Pharmaceutical compositions containing 1-benzoyl-3,5-dimethyl pyrazole in the treatment of inflammation