JPH0336681A - 光カードおよび光カード記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は光カードおよび光カード記録再生装置に関し
、特に、ディレクトリ部のディレクトリ情報をデータ記
録部にも記録するようにした光カードおよび当該光カー
ドの記録再生を行なう光カード記録再生装置に関する。

［従来の技術］ 先カードは光技術を用いてピットバイピット方式で情報
を記憶する媒体であり、記憶容量が大きいことが特徴で
ある。

第３図は一般的な光カードを説明するための図である。

第３図において、光カード１には情報記＃ｊ部２が設け
てあり、この情報記録部２には、拡大図で示すように、
情報記録トラック２１とトラックガイド２２とが交互に
設けられている。情報記録トラック２１はデータの記憶
が可能な領域である。トラックガイド２２は、情報記録
トラック２１に正確に情報を記録しあるいは再生するた
めに自動トラッキングおよび自動フォーカシングを行な
うためのものである。

第４図は光カード記録再生装置の概略平面図であり、第
５図は第４図に示す線ｖ−■に沿う断面図である。第４
図および第５図において、光カード記録再生装置は光カ
ードを所定位置に搬送するためのカード搬送機構５と、
光カード１に情報を書込みおよび光カード１から情報を
読取るための光ヘツド６とを含む。カード搬送機構５は
光カード１を保持固定する手段を有する台５１と、台５
１を案内するガイド５２と、台５１に一部が固定された
ベルト５３と、ベルト５３を回転させるモータ５４とを
含む。モータ５４の回転により、台５１上に載置された
光カードを台５１とともに第４図に示す矢印Ｘ方向に移
動することができる。

光ヘツド６は記録再生のための光スポツト６１を第４図
で示す矢印Ｙ方向に移動することができるようになって
いる。

第６図は従来の光カードの情報記録部を説明するための
図である。第６図において、光カード１の情報記録部２
には、ユーザデータ領域２ａと情報の目次をなすディレ
クトリ領域２ｂとが設けられている。ユーザデータ領域
２ａには複数本の情報記録トラック２１が設けられてお
り、情報の記録再生はトラックごとに行なわれる。した
がって、光カード１においては、情報記録トラック２１
のサイズは情報の記録再生の単位であるセクタ（以下、
データ用セクタと称する）のサイズと一致している。デ
ータ用セクタ３はたとえば１１１２バイトの記憶容量を
有している。ディレクトリ領域２ｂにはディレクトリ用
セクタ４が設けられている。各ディレクトリ用セクタ４
は一つのトラックを１５個に区分したうちの１つであり
、各セクタはたとえば４３バイトの記憶容量を有してい
る。

第７図は第６図に示す光カードに情報を記録する方法を
説明するための図であり、ユーザデータ領域２ａにユー
ザデータ（１）〜（１５）が記録され、これに対応して
ディレクトリ領域２ｂにディレクトリ（１）〜（１５）
が記録されている状態を示している。次に、第６図およ
び第７図を参照して、従来の光カードにおける情報記録
方法について説明する。

新たなユーザデータ（１６）を記録する場合には、ユー
ザデータ領域２ａの最終データであるユーザデータ（１
５）を探し出し、その隣接の空領域にユーザデータ（１
６）を書込むとともに、ディレクトリ領域２ｂの最終デ
ィレクトリであるディレクトリ（１５）を探し出し、そ
の隣接の空領域（今の場合は次のトラック）にディレク
トリ（１６）を書込む。このようにして、ユーザデータ
とディレクトリの記録が行なわれていた。

ところで、光カードはカードの表面の傷や表面に付着し
た埃などによってパース的なデータ抜けが発生しやすい
という特性を有している。これを防止するため、データ
にエラー訂正用データを付加してエラー訂正するように
している。エラー訂正方式には、−例としてリードソロ
モン方式がある。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来の光カードにあっては、
サイズの小さいセクタはど光カード表面の傷や埃によっ
てデータの読取が不可能になる確立が高いため、ディレ
クトリの信頼性がユーザデータに比べて低く、ディレク
トリとして十分に機能しないという問題点があった。

この発明の目的は、信頼性の高いディレクトリを有する
光カードおよび該光カードに情報の記録再生を行なう光
カード記録再生装置を提供することである。

［課題を解決するための手段］ この発明にかかる光カードは、所定の記憶容量を有し、
データの記憶が可能なデータ部と、該データ部よりも小
さい記憶容量を有するディレクトリ部とを含む光カード
において、該データ部にディレクトリ部の記憶内容を記
憶すべきデータとともに記憶するようにしたものである
。

この発明にかかる光カード記録再生装置は、光カードの
データ記録部にディレクトリ部の記憶内容を記憶すべき
データとともに記録するようにしたものである。

［作用］ この発明では、データ記録領域にディレクトリの内容が
データとともに記録されるので、ディレクトリの見かけ
のデータ長は長くなり、エラー訂正が容易化する。

［発明の実施例］ 第１図はこの発明の一実施例の光カードの情報記録部の
構成を示す図である。なお、外観は従来例と同様である
ので、説明を省略する。第１図において、情報記録部２
は、ユーザデータ領域２ａとディレクトリ領域２ｂとを
含む。ユーザデータ領域２ａには複数のデータ用セクタ
３が設けられる。各データ用セクタ３は１１１２バイト
の記憶容量を有しており、ユーザデータとディレクトリ
データの合成データが記録される。ディレクトリ領域２
ｂには、ディレクトリ用セクタ４が設けられる。各ディ
レクトリ用セクタ４は一方のトラ・ソクをたとえば１５
個に区分したうちの１つであり、たとえば４３バイトの
記憶容量を有している。第１図では、各データ用セクタ
のディレクトリデータはユーザデータの前に記録される
ように描かれているが、ディレクトリデータをユーザデ
ータの後や中央に配置してもよく、また、ディレクトリ
データを分割してユーザデータの複数の箇所に配置して
も構わない。各データ用セクタに記録されたユーザデー
タとディレクトリデータとは予め定める規則に従って抽
出することができる。つまり、ユーザデータとディレク
トリデータとはこの規則に従って合成されてデータ用セ
クタ３に書込まれている。また、データ用セクタ３には
データ誤りを訂正するための誤り訂正符号が記録されて
いる。

この誤り訂正符号による誤り訂正方式には、たえばリー
ドソロモン方式がある。誤り訂正符号も、データΦにス
クランブル状に書込まれている。

第２図はこの発明の一実施例の光カード記録再生装置の
電気的構成を示す概略ブロック図である。

第２図において、光カード記録再生装置１０は、上位制
御装置であるホストコンピュータ１８に接続されており
、人出力インターフエイス１７．１９を介してデータの
通信および制御が行なわれる。

光カード記録再生装置１０には、ＣＰＵＩＩが設けられ
、このＣＰＵ１１には、カード搬送部１２゜光ヘッド部
１３．ＲＯＭ１４．ＲＡＭ１５およびＥＤＡＣ１６が接
続される。カード搬送部１２および光ヘッド部１３は第
４図および第５図に示す機構と同様の機構である。ＲＯ
Ｍ１４はＣＰＵ１１の動作プログラムを格納するもので
ある。ＲＡＭ１５はホストコンピュータ１８からのデー
タ。

光カードに記憶すべきデータおよび光カードから読取っ
たデータなどを記憶するものである。ＥＤＡＣ１６は、
エラーを検出しかつ訂正するためのものである。

次に、この発明の一実施例のデータ記録動作を説明する
。

まず、ディレクトリ領域２ｂの最終ディレクトリを探し
出し、その隣接空領域に追記すべきユーザデータのディ
レクトリを４３バイトのセクタサイズで記録する。たと
えば、ディレクトリ領域２ｂに記憶されたディレクトリ
（１５）が最終ディレクトリであるとすると、次の空領
域である次のトラックのディレクトリ用セクタ４ａにデ
ィレクトリ（１６）を記録する。次に、ユーザデータ領
域２ａの最終データを探し出し、その隣接空領域にディ
レクトリとユーザデータの合成データを１１１２バイト
のセクタサイズで記憶する。たとえば、ユーザデータ領
域２ａのデータ用セクタ（１５）に記録されたデータが
最終データであるとすると、次の空領域であるデータ用
セクタ（１６）にディレクトリ（１６）とユーザデータ
（１６）の合成データを記録する。以上のようにして、
新しいデータの追記を行なう。

この実施例による記録方法では、光カードの表面に傷が
付いてディレクトリが読取不可能な状態となった場合で
も、その前後のディレクトリから読取不可能なディレク
トリに対応するユーザデータの位置を推定し、その位置
から構成データを読出してディレクトリの内容を抽出す
ることによって、ディレクトリの内容を知ることができ
る。たとえば、ディレクトリ（２）が記録されたディレ
クトリ用セクタ４ｂに傷７が付いて、ディレクトリ（２
）が読取不可能な状態となった場合には、その前後のデ
ィレクトリ（１）とディレクトリ（３）とからデータ用
セクタ（２）の位置を推定し、データ用セクタ（２）か
ら合成データを読出し、この合成データからディレクト
リ（２）を読出すことができる。

さらに、このようにして合成データから読取ったディレ
クトリを再度ディレクトリ領域２ｂのたとえばディレク
トリ用セクタ４ｃにディレクトリ（２′）として記録す
れば、読取不可能となったディレクトリを回復すること
もできる。このようにすることにより、ディレクトリの
信頼性を非常に高めることができる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、ディレクトリのセク
タサイズを見かけ上長くすることができるので、エラー
訂正が容易化するため、ディレクトリの信頼性が大幅に
向上するという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の光カードの情報記憶部の
構成を示す図である。第２図はこの発明の一実施例の光
カード記録再生装置の電気的構成を示す概略ブロック図
である。第３図は従来の光カードを説明するための図で
ある。第４図および第５図は従来例に適用され、かつこ
の発明の実施例に適用される光カード記録再生装置の回
路図である。第６図および第７図は従来の光カードの情
報記録部を説明するための図である。 図において、１は光カード、２は情報記録部、２ａはユ
ーザデータ領域、２ｂはディレクトリ領域、３はデータ
用セクタ、４はディレクトリ用セクタ、１０は光カード
記録再生装置、１１はＣＰＵ１１２はカード搬送部、１
３は光ヘツド部、１４はＲＯＭ、１５はＲＡＭ、１６は
ＥＤＡＣを示す。 め２の Ｌ−−□ め３０ 沈ｐ　−Ｆ′’ｌ　Ｚ先哨図 躬４区 ヤｅρ−トｉ己４コ１再王−Ｈ−１つ　召ス」呵ト平＠
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Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の記憶容量を有し、データの記憶が可能なデ
   ータ部と、 前記データ部よりも小さい記憶容量を有するディレクト
   リ部とを含む光カードにおいて、 前記データ部に記憶すべきデータと前記ディレクトリ部
   の記憶内容とを記憶するようにしたことを特徴とする、
   光カード。
2. （２）データ記録部と、ディレクトリ部とを有する光カ
   ードに情報の記録または再生を行なう光カード記録再生
   装置において、 前記光カードの前記データ記録部に記憶すべきデータと
   前記ディレクトリ部の記憶内容とを記録するようにした
   ことを特徴とする、光カード記録再生装置。