JPH0336055A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 印字用紙のページの最下行から上行方向に印字すること
ができるプリンタに関し、 記録された文書をページの下端から送り出して見易くす
ることができるプリンタを提供することを目的とし、 １ページ分の印字データを単位として少なくとも１ペー
ジの印字データを記憶する記憶領域を有する第１の記憶
手段と、印字データをページ毎に第１の記憶手段から行
毎に書込み順とは逆順に読出し印字することを指示する
第１の指示手段と、第１の指示手段による指示に基いて
、第１の記憶手段から読み出された１行分の印字データ
を左右逆順に変換処理する変換処理手段と、印字データ
を印字媒体に印字する印字手段とを備え、変換処理手段
によって変換処理された印字データを印字手段により印
字媒体に印字する構成とする。

（産業上の利用分野） 本発明は、プリンタの印字方法に係り、特に印字用紙の
最下行から上行方向に印字することができるプリンタに
関するものである。

ＦＡＸ装置等の記録部に使用されるプリンタでは、受信
した順にデータを印字し、印字用紙の印字された部分か
ら送出されるのが臂通である。

しかしながら、送信原稿を読取部にセットする時、原稿
の最上行から読取りを開始するようにセットして送信す
ると、受信側ＦＡＸ装置が壁に取り付けて使用さている
場合には、装置の下端から記録文書が垂れ下がって印字
文字等は逆さまに送出されて見にくいので、ページの上
下左右を逆順に印字してページ下端から送出される文書
を見易くする方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第８図にＦＡＸ装置ｌのブロック図を示す。ＦＡＸ装置
１は送信／受信機能を備えているので、同図で送受信を
説明する。

図において、２は送信先の電話番号等を入力するテンキ
ー２０１人力データ等を表示するデイスプレィ２１等を
備えた操作パネル１３はイメージセンサを備え、原稿を
読み取る読取部、　４ａは画像データメモリ、５は圧縮
／伸長部、６ａはプリンタ部、７は通信制御部、８は主
制御部を示す。

このような構成を有するので、読取部３に原稿をセット
して、操作パネル２のテンキー２０によって送信先電話
番号を入力して送信釦を押すと、受信側が呼び出され、
送受信の前手順が終了すると、読取部３によって原稿の
読み取りが開始され、読み取られた画像データはそのま
ま（或いは圧縮／伸長部５で圧縮後）画像データメモリ
４ａに一旦記憶されてから順次読み出され、１ライン毎
に直接圧縮／伸長部５へ送られて圧縮された画像データ
は、（或いは既に圧縮された画像データは直接に）１ラ
イン毎１ブロック毎、或いはページ毎に区切られて通信
制御部７から受信側へ送信される。

受信側では、通信制御部７で受信した画像データ（１ラ
イン毎、またはｌブロック毎、或いはｌページ単位に区
切が付けられている）を−旦画像データメモリ４ａに記
憶した後、順次読み出され、または直接圧縮／伸長部５
で伸長されてプリンタ６ａで印字用紙に印字され、ペー
ジ毎の受信文書が作成される。

この場合に、画像データは原稿から読み取られた順序と
方向で印字用紙に印字されて、第９図に示すように、ペ
ージの先頭から送出される。上記動作は主制御部８の制
御によって遂行される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のＦＡＸ装置では、送信原稿は通常ページの上端を
先頭にして読み出しており、受信データを印字する場合
、印字用紙に対する印字方法は印字用紙の先頭を原稿の
先頭に対応させて、第９図に示すように、印字用紙の左
上方より右に向かって印字している。ところがＦＡＸ装
置を壁に取り付けて使用する場合等には、印字された印
字用紙が垂れ下がって送出されると、記録文書は逆さま
になって出てくるので見にくいという問題点がある。特
に印字用紙が自動的に切断されない場合には、送り出さ
れる印字用紙をねじって見たり、オペレータが体や首を
曲げて見なければならず不便である。

従って印字用紙に印字を逆向き、即ち、上下左右を逆に
すれば見易くなる。

本発明は、印字された文書をページの下端から送り出し
て見易くすることができるプリンタを提供することを目
的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図において、６は印字手段、 ４は１ページ分の印字データを単位として少なくとも１
ページの印字データを記憶する記憶領域を有する第１の
記憶手段、 ２２は印字データをページ毎に記憶手段４から行毎に書
込みとは逆順に読出し印字することを指示する第１の指
示手段、 ９は第１の指示手段２２による指示に基いて、第１の記
憶手段４から読み出された１行分の印字データを左右逆
順に変換処理・する変換処理手段、従って変換処理手段
９によって変換処理された印字データを印字手段６によ
って印字媒体に印字するように構成されている。

〔作用〕

まず第１の指示手段２２によってページ毎に先入れ後出
しで印字するように指示する。ページ単位の印字すべき
データの少なくとも１ページ分が記憶手段４に記憶され
ると、第１の指示手段２２の指示に基いて、記憶された
印字すべきデータの１ページ分が先入れ後出し方式で読
み出されて、変換処理手段９により１行分を左右逆順に
変換処理する。変換された印字すべきデータは変換され
た順に印字手段６によって印字媒体に印字される。

このようにして上下左右逆順に印字された印字媒体が装
置の下端から送出されるので、見易くなる。

〔実施例〕

第２図〜第５図により本発明の一実施例を説明する。全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図で第１図に対応するものは１点鎖線で囲んで示し
ている。

第２図は本発明を適用したＦＡＸ装置Ｉａのブロック図
を示している。ＦＡＸ装置１ａは送信／受信機能を備え
ているので、同図で送受信を説明する。

図において、２ａは操作パネル、　５ａは固定データコ
ードメモリ、５ｂは固定データメモリ（第２の記憶手段
）、９ａはデータ変換処理制御部、　９ｂは演算処理部
＋８ａは主制御部を示す。

操作パネル２ａは、従来例で説明した操作パネル２の機
能の他に、受信電文をページ毎の最下行から印字する逆
順印字モードを指示する指示釦２２ａ。

及び複数の固定情報から印字出力する情報を選択指示す
る複数の指定釦（第２の指示手段）２３を備えている。

固定情報は受信画像データの印字出力に関係なく、所望
のメツセージを例えばメモとして出力させるための印字
データである。

固定データコードメモリ５ａは、複数のメツセージデー
タの夫々のコードが記憶されたメモリである。

固定データメモリ５ｂは、複数のメツセージの印字デー
タが予め上下左右を逆向きにしてコード対応に記憶され
ている。即ち、各種の伝言文が１８０度回転した文字列
パターンとして記憶されている。

データ変換処理制御部９ａは、操作パネル２ａの指示釦
２２ａが指示された時に、主制御部８ａの指令により、
画像データメモリ４ａにビット単位で記憶された１ペー
ジ単位の受信画像データの最初のページの最下ビット行
から１ビツト行毎に順次読み出してデータ伸長後、演算
処理部９ｈへ送り、演算処理が終了した１ビツト行分の
画像データを受は取る。

演算処理部９ｂは、データ変換処理制御部９ａから送ら
れた１ビツト行毎の画像データを、ビット行単位のビッ
ト配列が左右が逆になるように演算して、１行分毎にデ
ータ変換処理制御部９ａへ送る。

Ｈｐち、第３図に示すように、 ０１９４７分の例えば８ビツトをＡ−ＪＨ（１またはＯ
を示す）とし、 ■左端のＡを右端の８ビツト目に位置させるために、右
に７ビツトシフトする。空き部分をＯとする。（以下同
様） ■次に７ビツト目にＢを位置させるために、右に５ビツ
トシフトする。

■Ｂに対応する位置を１とし他をＯとする。

■そこで■と■の理論積をとる。

■更に■と■の理論和をとる。するとＡとＢが逆順に並
ぶ。

■次に６ビツト目にＣを位置させるために、右に３ピン
トシフトする。

■Ｃに対応する位置を１とし他を０とする。

■そこで■と■の理論禎をとる。

［相］更に■と■の理論和をとる。するとＡ−Ｃが逆順
に並ぶ。

以下同様の演算子；（ＩＲでＡ〜１１をＨ−Ａに並び換
えて、該当ライン全般に（ｆう。この手順は送り込まれ
る行毎のラインに適用され、最上ラインから６（ｔめて
、最Ｆラインまでが送り込まれ、他のラインも同様りこ
演算して１ページ分の画像データをライン中位に順次変
換処理する。

プリンタ部６ａは、例えばサーマルヘッドを碕え１、サ
ーマル・＼ソドにより印字データを印字用紙ｌに印字す
る。この時プリンタ部６ａは印字データを受は取った順
に１即ち、先入れ／先出しで印字する。

主制御部８ａは、各部を制御して、原稿の読み取り、送
受信、及び画像データの印字を遂行する。特に操作パネ
ル２ａの指示釦２２ａが指示された時は、画像データメ
モリ４ａ及び演算処理部９ｈをｉｒ、ＩＪ　？７１１し
て画像データの変換を遂行させ、更に指定相２３によっ
て選択指示された時は、メツセージ等の固定情報を読み
出して印字出力させる。

このような構成及び機能を有するので、次に第４図のフ
ローチャートにより作用を説明する。

■まず、ＦＡＸ装置１ａを印字用紙が下方から排出され
る向きで壁に配置した時に、操作パネル２ａの指示釦２
２ａを押下すると、逆順印字モードが１投定される。

■やがて画像データが受信されて、画像データメモリ４
ａにページ単位に区切られた画像データが記憶される。

■すると主制御部８ａの指令により、データ変換処理制
御部９ａは画像データメモリ４ａに記憶された最初のペ
ージの最下行から１行分の画像データを読み出して、圧
縮／伸長部５で伸長して演算処理部９ｂへ送る。

■演算処理部９ｂは、前述の演算方法によって行内のラ
インのビ・ントが左右が逆になるように演算す■データ
変換処理制御部９ａは行毎の画像データをプリンタ部６
ａへ送り、プリンタ部６ａで印字用紙に印字する。（ペ
ージ単位に印字するページプリンタの場合には全ライン
の左右置換処理が完了するまで■の処理へ戻り、全ライ
ンが完了してからプリンタ部６ａへ送る。）印字用紙に
はページの最下行から電文が受信した状態に対して左右
を交換し、月、つＬ下反転した状態に印字されて、第５
図に示すように、ＦＡＸ装置の下端から送出される。

また、ＦＡＸ装置１ｂが送信／受信をしていない時に、
指定釦２３を選択指定すると、固定データコードメモリ
５ａから嘉亥当するメツセージのコードが摘出され、固
定データメモリ５ｂからコードに対応するメツセージの
文字パターンの列が読み出されてプリンタ部６ａへ送ら
れて印字用紙に印字出力されメンセージメモを発行する
ことができる。この場合、メツセージの文字列パターン
は上下左右が逆！頃に記憶されているので、第５図と同
様に文字が正常方向になって印字用紙が送出される。

また上記実施例とは変換処理手段が異なる実施例（１）
及び（２）を第６図及び第７図に示している。

第６図（ａ）に示すように、変換回路９ｃは制御信号及
び画像データのバスで接続されるフリツプ・プロップ（
以下Ｆ／Ｆという）回路９０及びゲート回路９１で構成
され、画像データはバスＤ。−ＤｎよりＦ／Ｆ回路９０
に書込まれて一旦保持され、次にゲート情報を読み取る
とデータの上下ビット情報が逆になって出力する。従っ
てページの最下行から、■ラインの画像データを逆の位
置に変換してから、ラインの左右を逆に並べることによ
り１行分の画像データを得ることができる。これをプリ
ンタに転送する。

例えば８ビツトバスの場合には、第６図（ｂ）（イ）に
示すように、１ラインの一番左に位置するｌハイドをＦ
／Ｆ回路９０に入力し、ゲート回路９１から読み取るこ
とにより、左右が逆になって出力する。

それを蓄積しておき、同様に続く１バイト毎のデータを
順次逆にして蓄積する。このようにして、第６図中）（
ロ）に示すように、１ライン分の１バイト単位の左右逆
の並べ替えを行って、そのラインの最初の１バイトデー
タから順にプリンタ部６ａへ送り込む。

また第７図に示すように、シリアルレジスタ９ｄを設け
て、ｌライフ分の画像データをシリアルレジスタ９ｄに
人力した後、上位ビットと下位ビットを逆に出力する方
法で、まずページの最下行から（３１に示すように、順
次画像データをｌライン毎にシリアルレジスタ９ｄに人
力し、完了後そのシリアルレジスタ９ｄから、（ｂ）に
示すように、今度は逆順に出力（即ち、後入れ先出し）
し、（Ｃ）に示すように、前後が逆になるように配列す
る。これが印字方向となるが、順次同様にライン毎に変
換して、ラインの上下を逆に並べて、上下左右を逆にし
た１行分の両像データとして印字を行う。

このようにして、下方向へ送出される印字文書の文字方
拘が、ＦＡＸ装置１ａを壁に掛けた場合等に正常方向に
なるので見易くなる。

従ってＦＡＸ装置１ａの設置条件に応して、使用者にと
って見易く扱い易い印字出力方’ｔｂを選択することか
できる。

上記例ではＦ　Ａ　Ｘ　’Ｊ置の受信記録の場合を説明
したが、ページ単位に印字するプリンタにも一般的に適
用することができる。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ページ単位の印字
データを上下左右逆順に変換処理して、ページの最下行
から印字して、印字用紙が垂れ下がるように送り出され
る場合に印字文が見易くなり、プリンタの設置条件に応
じて使用者が見易く扱い易い印字方法が選択できて便利
になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すプロ・ノク図、第３図は
実施例の演算処理の説明図、 第４図は実施例のフローチャート、 第５図は実施例の説明図、 第６図及び第７閣は異なる実施例（１）及び（２）を示
す説明図、 第８圓は従来例のＦ　Ａ　Ｘ装置を示すプ０．７り図、
第９図は従来例の説明図である。 図において、 ４は第１の記憶手段、　４ａは画像データメモリ、５ａ
は固定データコートメモリ、 ５ｂは固定データメモリ、６は印字手段、６ａはプリン
タ部、　　　９は変換処理手段、９ａはデータ変換処理
料′４ゴｎ部、 ９ｂは演算処理部、　　　９Ｃは変換回路、９ｄはシリ
アルレジスタ、２２は指示手段、２２ａは指示ｉ口、　
　　　２３は指定相を示す。 本全明の、４ｐ埋フ゛ロンク図 ￥　１　図 本発Ｂ月の実荒１仔°ｊを示１ブロソク図男２図 実計１イ列の濱１Ｌ刈ｊ里の包も明図 第 図 実方巴グ・ｊの２Ｄ−÷Ｔ−ト 第 況 ＰｏＰフは！！たＣ＠０１ホす （シ） 作　困　襄屯　ロ月　ツク 署７う実紀分り（１）を示ｆ説明国 第 困 １＝【り；【′るｉＦ　％　’ｌＪ’＋　（２）２示７
　ｉ；Ｐ−””Ａ　’□第７　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）１ページ分の印字データを単位として少なくとも１
   ページの印字データを記憶する記憶領域を有する第１の
   記憶手段（４）と、 該印字データをページ毎に該第１の記憶手段（４）から
   行毎に書込み順とは逆順に読出し印字することを指示す
   る第１の指示手段（２２）と、 該第１の指示手段（２２）による指示に基いて、該第１
   の記憶手段（４）から読み出された１行分の印字データ
   を左右逆順に変換処理する変換処理手段（９）と、 印字データを印字媒体に印字する印字手段（６）とを備
   え、 該変換処理手段（９）によって変換処理された印字デー
   タを該印字手段（６）により該印字媒体に印字すること
   を特徴とするプリンタ。 ２）少なくとも同一意味を表示する固定情報の印字デー
   タを複数のパターンで記憶された第２の記憶手段と、 該印字データの一方のパターンの印字を指示する第２の
   指示手段とを備え、 該第２の指示手段の指示に基いて、該第２の記憶手段か
   ら読み出された該印字データを前記印字手段（６）によ
   って印字することを特徴とする請求項１記載のプリンタ
   。