JP2594512B2 - 図面情報通信システム - Google Patents

図面情報通信システム

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JP2594512B2
JP2594512B2 JP6027384A JP2738494A JP2594512B2 JP 2594512 B2 JP2594512 B2 JP 2594512B2 JP 6027384 A JP6027384 A JP 6027384A JP 2738494 A JP2738494 A JP 2738494A JP 2594512 B2 JP2594512 B2 JP 2594512B2
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貞男 網野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD等の図面情報を
ファクシミリ装置や印刷装置に送信する図面情報通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CAD等で作成した図面情報を図
面プロット専用でない印刷装置へ出力する場合や、ファ
クシミリ用のモデムを介して遠隔地のファクシミリ装置
に送信する場合には、これら印刷装置やファクシミリ装
置の解像度等を何等考慮することなく、単に標準の解像
度や標準の余白寸法で送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような図面情報通信システムにおいては、受信側の出
力機器の解像度を何等考慮することなく単に標準の解像
度に設定して送信しており、この解像度がメーカーや機
種によりばらついていたため、縦横の比率が変化して出
力されたり、全体的に縮小して出力されてしまう等、送
信側の図面情報と全く異なる寸法の図面情報が出力さ
れ、送信した図面情報が有効に活用されないという問題
があった。また送信側の図面情報と同寸法の図面情報が
出力された場合でも、受信側の余白寸法が何等考慮され
ていなかったので、極端に狭い幅の余白で出力されるこ
とがある等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の図面情
報通信システムにおける問題点を解決するために本発明
は、図面情報を記憶する図面記憶部と、数値を入力する
入力部と、数値を記憶する数値記憶部と、図面情報に処
理を行なう処理部と、図面情報を表示する表示部と、上
記処理部により処理された図面情報を受信側に送信する
送信部と、上記図面記憶部・入力部・数値記憶部・処理
部・表示部及び送信部を制御する制御部とを備え、上記
数値記憶部は、複数のファクシミリ番号及び/又は印刷
装置番号を記憶する番号記憶部と、受信側のファクシミ
リ装置及び/又は印刷装置における受信側解像度に基づ
いて送信側の標準解像度を補正するための補正値を記憶
する補正値記憶部とを有し、かつ、上記処理部は、上記
補正値記憶部により記憶された補正値に基づいて送信側
の標準解像度を上記図面記憶部により記憶された図面情
報を受信側のファクシミリ装置及び/又は印刷装置にお
いて所要の寸法の図面情報として出力させる受信側解像
度に処理する補正処理部を有することを特徴として構成
されている。
【0005】また上記請求項2記載の本発明は、上記数
値記憶部の番号記憶部により記憶された複数のファクシ
ミリ番号及び/又は印刷装置番号の各々に上記数値記憶
部の補正値記憶部により記憶された補正値が対応するこ
とを特徴として構成されており、上記請求項3記載の本
発明は、上記数値記憶部は、受信側のファクシミリ装置
及び/又は印刷装置における受信側余白寸法に基づいて
送信側の標準余白寸法を補正するための余白値を記憶す
る余白値記憶部を有し、上記処理部は、上記余白値記憶
部により記憶された余白値に基づいて送信側の標準余白
寸法を上記図面記憶部により記憶された図面情報を受信
側のファクシミリ装置及び/又は印刷装置において所要
の余白を有する図面情報として出力させる受信側余白寸
法に処理する余白処理部を有することを特徴として構成
されている。
【0006】さらに上記請求項4記載の本発明は、上記
数値記憶部の番号記憶部により記憶された複数のファク
シミリ番号及び/又は印刷装置番号の各々に上記数値記
憶部の余白値記憶部により記憶された余白値が対応する
ことを特徴として構成されており、上記請求項5記載の
本発明は、上記図面記憶部は標準図面情報を記憶する標
準図面記憶部を有し、上記数値記憶部の上記補正値記憶
部により記憶された補正値は上記標準図面記憶部により
記憶された標準図面情報の受信側のファクシミリ装置及
び/又は印刷装置における実際の出力寸法としてなるこ
とを特徴として構成されている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の図面情報通信システムの一実
施例について図面を参照して詳細に説明する。図1は本
発明のブロック図である。図1において、本発明は受信
側に図面情報を送信する送信側として構成されている。
2は図面記憶部で、いわゆるCADシステム等の図面作
画・編集システムにより入力された各種の図面情報を記
憶するもので、図面の原ファイルを記憶する原ファイル
記憶部8と、該原ファイル記憶部8により記憶された図
面の原ファイルをイメージ処理して作成されたイメージ
ファイルを記憶するイメージファイル記憶部9と、該イ
メージファイル記憶部9により記憶されたイメージファ
イルをファクシミリ送信用ファイルに圧縮変換して作成
されたファクシミリファイルを記憶するFAXファイル
記憶部10と、標準図面情報を記憶する標準図面記憶部
11を有する。
【0008】3は数値記憶部で、予め設定された又は入
力された補正値、余白値、ファクシミリ番号及び印刷装
置番号等を記憶するものであり、番号記憶部12、補正
値記憶部13及び余白値記憶部14を有する。上記番号
記憶部12は、複数のファクシミリ番号及び/又は印刷
装置番号を記憶する。また上記補正値記憶部13は、受
信側のファクシミリ装置23及び/又は印刷装置21に
おける受信側解像度に基づいて送信側の標準解像度を補
正するための補正値を記憶する。上記余白値記憶部14
は、受信側のファクシミリ装置23及び/又は印刷装置
21における受信側余白寸法に基づいて送信側の標準余
白寸法を補正するための余白値を記憶する。
【0009】4は処理部で、補正処理部16と余白処理
部17を有する。この補正処理部16は上記補正値記憶
部13により記憶された補正値に基づいて、送信側の標
準解像度を上記図面記憶部2により記憶された図面情報
を受信側のファクシミリ装置23及び/又は印刷装置2
1において所要の寸法の図面情報として出力させる受信
側解像度に処理する。また上記余白処理部17は上記余
白値記憶部14により記憶された余白値に基づいて、標
準余白寸法を上記図面記憶部2により記憶された図面情
報を受信側のファクシミリ装置23及び/又は印刷装置
21において所要の余白を有する図面情報として出力さ
せる受信側余白寸法に処理する。
【0010】5は入力部で、マウスのようなポインティ
ングデバイスやキーボードからなり、補正値や余白値等
の数値を入力する。6は表示部で、CRT、液晶ディス
プレイ又はプラズマディスプレイ等からなり、上記図面
記憶部2により記憶された図面情報等を表示する。7は
送信部で、図面情報を受信側に設けた受信部20の印刷
装置21に直接し、又は受信側に設けた受信部20のフ
ァクシミリ装置23に変復調装置18を介して送信す
る。1は制御部で、上記図面記憶部2・入力部5・数値
記憶部3・処理部4・表示部6及び送信部7を制御す
る。
【0011】次に本実施例の図面情報通信動作につい
て、送信側の上記表示部6に表示される画面の一実施例
を示す図2及至図9に沿って具体的に説明する。これら
各図における画面の構成、表示文字の内容は、任意に変
更されてよいもので、必ずしも本実施例のものに限られ
るものではない。まず図2に示すのは、図面情報通信動
作において最初に表示されるメイン画面である。このメ
イン画面においては、画面の中央に「ファイルリスト」
キーが表示され、この「ファイルリスト」キーの右方に
「HPGL」キー、「IMG」キー、「FAX」キー、
「FAX番号帳」キー、「表示」キー及び「終了」キー
が表示され、画面の下方には「環境設定」キー及び「デ
ィレクトリ」キーが表示されている。なお本実施例にお
いて「キー」とは、上記表示部6の画面上に割り当てら
れたタッチセンサで直接信号を入力するために用いられ
るもの、及び単なる表示で直接信号の入力には用いられ
ないものの双方を含むものとする。
【0012】まずこのメイン画面で送信したい図面情報
のファイル形式を選択する。すなわち本実施例において
は、上記図面記憶部2の原ファイル記憶部8により記憶
された複数の原ファイルに対する拡張子がHPGLに設
定され、上記イメージファイル記憶部9により記憶され
た複数のイメージファイルに対する拡張子がIMGに設
定され、上記FAXファイル記憶部10により記憶され
た複数のファクシミリファイルに対する拡張子がFAX
に設定されており、上記「HPGL」キー、「IMG」
キー又は「FAX」キーのいずれかひとつを選択するこ
とにより、図10に示すように、該当する拡張子のファ
イルが選択される。このようにして選択された複数のフ
ァイルは、上記「ファイルリスト」キーにリスト表示さ
れる。
【0013】次に、上記「ファイルリスト」キーにリス
ト表示された複数のファイルのうち、送信したい図面情
報のファイルを選択する。すなわち上記「ファイルリス
ト」キーにリスト表示された複数のファイルのいずれか
ひとつを送信したいファイルとして選択することによ
り、この選択されたファイルが上記「ファイルリスト」
キーの上方に表示される。さらに上記「表示」を選択す
ることにより、選択したファイルの図面情報が図3に示
すViewer画面で表示される。
【0014】また選択するファイルのディレクトリを変
更する場合には、上記「ディレクトリ」キーを選択す
る。この「ディレクトリ」キーが選択された場合には、
図2のメイン画面にオーバーラップして、ドライブ及び
ディレクトリを入力するためのポップアップウィンドゥ
が表示される。環境設定を行なう場合には、上記「環境
設定」キーを選択する。この「環境設定」キーが選択さ
れた場合には、図9に示す環境設定画面へ移行する。送
信先のファクシミリ番号を新規入力等する場合には、上
記「FAX番号帳」キーを選択する。この「FAX番号
帳」キーが選択された場合は、図6に示すFAX番号帳
画面へ移行する。システムを終了する場合には、上記
「終了」キーを選択する。この「終了」キーが選択され
た場合にはシステムが終了する。
【0015】図3に示すのは、上記図2のメイン画面に
おいて「表示」キーが選択された場合に移行するVie
wer画面である。このViewer画面においては、
画面のほぼ中央部に「イメージ画像」が表示され、この
「イメージ画像」の右方に「全領域」キー、「部分」キ
ー、「OK」キー、「PRINT」キー及び「Canc
el」キーが表示され、画面の下方に「A2」と示され
た「図面用紙サイズ」キーと「A4」と示された「縮尺
目安用紙サイズ」キーが表示されている。
【0016】まずこのViewer画面においては、用
紙のサイズを指定する。すなわち上記「図面用紙サイ
ズ」キーの「A2」の数値をA4〜A0の範囲で変更す
ることにより変換する図面の用紙サイズが指定され、上
記「縮尺目安用紙サイズ」キーの「A4」の数値をA4
〜A0の範囲で変更することにより変換図面の縮尺目安
となる用紙サイズが指定される。
【0017】次に送信する図面領域を指定する。上記
「全領域」キーが選択された場合には、図面の全領域の
送信が指定され、上記「部分」キーが選択された場合に
は、上記入力部5により上記「イメージ画像」上で指定
される任意の点を中心としたA4サイズ枠の部分領域の
送信が指定される。なおデフォルト値は全領域の送信指
示に設定されている。このようにして用紙サイズ及び送
信領域が指定された後、上記「OK」キーが選択される
ことにより図4に示すFAX宛先画面へ移行する。
【0018】また受信側の上記ファクシミリ装置23で
なく印刷装置21へ図面情報を送信する場合には、上記
「PRINT」キーを選択する。この「PRINT」キ
ーが選択された場合には、図8に示すプリンター出力画
面へ移行する。なおこの「PRINT」キーは、図2の
メイン画面においてHPGL拡張子のファイル以外のフ
ァイルを選択した時には表示されない。
【0019】図4に示すのは、図3のViewer画面
において「OK」キーが選択された場合に移行するFA
X宛先画面である。このFAX宛先画面においては、
「FAX宛先リスト」キーが表示され、この「FAX宛
先リスト」キーの右方に「TO>>」キー、「CC>
>」キー及び「<<削除」キーが表示され、画面の左下
方には「登録」キー、「編集」キー、「削除」キー及び
「切替」キーが表示され、画面の右下方には「ノーマ
ル」キー、「ファイン」キー、「IMG保存」キー「F
AX保存」キー、「FAX送信」キー及び「Cance
l」キーが表示されている。
【0020】まずこのFAX宛先画面においては、図面
情報を送信する上記ファクシミリ装置23のファクシミ
リ番号を指定する。すなわち受信側において複数のファ
クシミリ装置23が設けられている場合において、これ
ら各々のファクシミリ番号は複数のグループに分けら
れ、ファイル単位として上記番号記憶部12により記憶
されており(このファイル単位のファクシミリ番号を
「FAX番号帳」とする)、この複数のFAX番号帳の
うち、送信したいファクシミリ番号の属するFAX番号
帳を上記「切替」キーを任意回数選択することにより指
定する。
【0021】このようにして上記「切替」キーにより指
定された「FAX番号帳」は、上記「FAX宛先リス
ト」キーの下方に表示され、その「FAX番号帳」に属
する複数のファクシミリ番号が「FAX宛先リスト」キ
ーに表示される。この「FAX宛先リスト」キーに表示
された複数のファクシミリ番号のうち、ひとつを主宛先
として上記「TO>>」キーにより指定し、任意の複数
を付随宛先として上記「CC>>」キーにより指定す
る。この付随宛先の解像度は、主宛先の解像度に従うも
のとされる。また付随宛先の指定の解除は、上記「<<
削除」キーを選択して行なわれる。
【0022】また送信の解像度モードの選択をする場合
には、上記「ノーマル」キーか「ファイン」キーのいず
れかを選択することにより行なう。図面情報をイメージ
ファイルとして保存する場合には上記「IMG保存」キ
ーを選択する。この「IMG保存」キーが選択された場
合には、図3のViewer画面でイメージ処理された
図面情報が上記イメージファイル記憶部9により記憶さ
れる。あるいは図面情報をファクシミリファイルとして
保存する場合には上記「FAX保存」キーを選択する。
この「FAX保存」キーが選択された場合には、図3の
Viewer画面でイメージ処理された図面情報が、さ
らにファクシミリ送信用に圧縮されて上記FAXファイ
ル記憶部10により記憶される。
【0023】さらにファクシミリ番号の登録や編集を行
なう場合には、上記「登録」キーあるいは上記「編集」
キーを選択する。これら「登録」キーか「編集」キーが
選択されることにより、図5に示すFAX番号登録/編
集画面へ移行する。図4の画面をキャンセルして図2の
メイン画面へ移行する場合には、上記「Cancel」
キーを選択する。上記「FAX送信」キーを選択した場
合は、特定した図面情報が送信されるが、この送信動作
については後述のテスト送信動作において説明する。
【0024】図5に示すのは、図4のFAX宛先画面に
おいて「登録」キーあるいは「編集」キーが選択された
場合に移行するFAX番号登録/編集画面である。この
FAX番号登録/編集画面において、「送信先名」キ
ー、「FAX番号」キー、「X」キー、「Y」キー、
「上」キー、「下」キー、「左」キー、「右」キー、
「テスト送信」キー、「OK」キー及び「Cance
l」キーが表示されている。
【0025】このFAX番号登録/編集画面において
は、送信先名及びこの送信先のファクシミリ番号を新規
に登録し、あるいは編集する。上記図4のFAX宛先画
面において「登録」キーを選択した場合には上記「送信
先名」キーと「FAX番号」キーは空欄で表示され、上
記図4のFAX宛先画面において「編集」キーを選択し
た場合には上記「送信先名」キーと「FAX番号」キー
とに、図4の画面で選択した送信先の「送信先名」及び
「FAX番号」が表示される。
【0026】また本実施例においては、上記数値記憶部
3の番号記憶部12により記憶された複数のファクシミ
リ番号の各々に、上記数値記憶部3の補正値記憶部13
により記憶された補正値及び上記数値記憶部3の余白値
記憶部14により記憶された余白値が対応して記憶され
ており、この図5に示すFAX番号登録/編集画面にお
いて、これらファクシミリ番号と対応させる補正値及び
余白値の登録及び編集も行なわれる。すなわち上記
「X」キー及び「Y」キーにより、それぞれX方向及び
Y方向の補正値が入力指示され、上記「上」キー、
「下」キー、「左」キー及び「右」キーにより、それぞ
れ上方の余白値、下方の余白値、左方の余白値及び右方
の余白値が入力指示される。本実施例においてはこの補
正値及び余白値はmm単位で入力することとしている
が、inch単位やその他本システムが使用される国で
通常用いられる各種の単位で入力するようにしてもよ
い。
【0027】上記「OK」キーを選択した場合には、図
11に示すように、この図5の画面で入力された送信先
名とFAX番号、補正値、余白値がそれぞれ上記番号記
憶部12、補正値記憶部13、余白値記憶部14に記憶
される。図5の画面をキャンセルして図4のFAX宛先
画面へ移行する場合には、上記「Cancel」キーを
選択する。また上記「テスト送信」キーを選択した場合
には、テスト送信動作が行なわれるが、これについては
後述する。
【0028】図6に示すのは、図2のメイン画面におい
て「FAX番号帳」キーが選択された場合に移行するF
AX番号帳画面である。このFAX番号帳画面において
は、番号帳として登録されているファイルがリスト表示
される「番号帳リスト」キーと、この「番号帳リスト」
キーから上記入力部5を用いて選択された番号帳名が表
示される「選択番号帳」キーと、FAX番号帳の新規登
録を指示する「新規」キーと、図7に示すFAX番号帳
編集画面への移行を指示する「編集」キーと、指定番号
帳(ファイル)の削除を指示する「削除」キーとが表示
されている。
【0029】またパス及び番号帳名を入力指示する「I
MPORT」キーが表示されている。この「IMPOR
T」キーが選択された場合には、メイン画面にオーバー
ラップして、ドライブ及びディレクトリを入力するため
のポップアップウィンドゥが表示される。さらに指定番
号帳(ファイル)をタブテキストとして出力する「EX
PORT」キーが表示されている。
【0030】図8に示すのは、図3のViewer画面
において「PRINT」キーが選択された場合に移行す
るプリンター出力画面である。本実施例においては、上
記数値記憶部3の番号記憶部12により記憶された複数
の印刷装置番号の各々に上記数値記憶部3の補正値記憶
部13により記憶された補正値及び余白値記憶部14に
より記憶された余白値が対応して記憶されており、この
図8に示すプリンター出力画面において印刷装置番号と
対応させる補正値及び余白値の登録及び編集が行なわれ
る。なおこれら印刷装置21に関する補正値及び余白値
の登録、編集及びテスト送信動作については上記ファク
シミリ装置23に関するものと同じであり詳細は省略す
る。また図面情報を受信する上記受信部20の印刷装置
21は、PR201あるいはNM9950の2台の内の
いずれかとして特定されるものとされており、この2台
の印刷装置のいずれかを選択指示する「PR201」キ
ーと「NM9950」キーが表示されている。
【0031】またX方向の補正値を入力指示する「X」
キーと、Y方向の補正値を入力指示する「Y」キーと、
送信画面左方の余白を指示する「左マージン」キーと、
出力時の印字幅を入力指示する「印字幅」キーとが表示
されている。また上記印刷装置21への図面情報の出力
開始を指示する「PRINT」キーと、この図8の画面
をキャンセルして図2のメイン画面への移行を指示する
「Cancel」キーとが表示されている。また上記
「テスト送信」キーを選択した場合には、テスト送信動
作が行なわれる。
【0032】図9に示すのは、図2のメイン画面におい
て「環境設定」キーが選択された場合に移行する環境設
定画面である。この画面においては、システム実行の前
提となる各種環境設定を入力指示する項目が表示されて
いる。すなわちFAXモデムの種類をクラス1あるいは
クラス2のいずれかから選択する「クラス1」キーと
「クラス2」キー、FAX回線の方式をプッシュ式ある
いはダイヤル式のいずれかから選択する「プッシュ」キ
ーと「ダイヤル」キー、図面用紙の原点位置を真中ある
いは左下のいずれかから選択する「真中」キーと「左
下」キー、オフセット値を入力するための「オフセッ
ト」キー、上記図面記憶部2の原データ部8により記憶
されたHPGLファイルの拡張子を入力するための「H
PGLファイル拡張子」キーとが表示されている。
【0033】次に上記したテスト送信動作について説明
する。図10に示すのは、テスト送信動作の概念図であ
る。上記図5のFAX番号登録/編集画面において、
「テスト送信」キーが選択された場合には、上記図面記
憶部2の標準図面記憶部11により記憶された標準図面
情報(X方向の寸法をX、Y方向の寸法をYとする)が
図5の画面の「送信先名」キーと「FAX番号」キーに
表示された送信先へ送信される。次に送信側においてフ
ァクシミリ装置23により出力された標準図面情報の実
際の出力寸法を測定し(X方向の寸法をX’、Y方向の
寸法をY’とする)、この測定した出力寸法を電話等何
らかの通信手段で送信側に通知する。そして送信側では
通知された実際の出力寸法を上記図5のFAX番号登録
/編集画面における補正値として入力し(「X」キーに
X’を入力し、「Y」キーにY’を入力する)、その後
上記図4のFAX宛先画面に移行して、「FAX送信」
キーを選択する。
【0034】上記図4のFAX宛先画面で「FAX送
信」キーが選択された場合には、上記図3で特定された
図面情報が、上記補正処理部16により補正処理された
受信側解像度及び上記余白処理部17により余白処理さ
れた受信側余白寸法で送信される。すなわち上記補正処
理部16は、入力された補正値に基づいて標準解像度
(X方向の標準解像度をDPIx、Y方向の標準解像度
をDPIyとする)を上記図面記憶部により記憶された
図面情報を受信側のファクシミリ装置及び/又は印刷装
置において所要の寸法の図面情報として出力させる受信
側解像度(X方向の標準解像度DPIx’=DPIx*
(X/X’)で表わされ、Y方向の標準解像度DPI
y’=DPIy*(Y/Y’)で表わされる)に処理
し、この受信側解像度で図面情報が送信される。なお本
実施例において標準解像度は、CCITTのG3ファク
シミリの勧告T.4にしたがい、X方向の解像度が17
28ドット/215ミリ、Y方向の解像度が3.85ラ
イン/ミリとされている。この標準解像度は、勧告が改
定された場合等には変更される。
【0035】
【発明の効果】上記したように本発明は、図面記憶部、
入力部、数値記憶部、処理部、表示部、送信部及びこれ
ら各部を制御する制御部を備え、数値記憶部は番号記憶
部と、受信側のファクシミリ装置等の受信側解像度に基
づいて送信側の標準解像度を補正するための補正値を記
憶する補正値記憶部とを有し、処理部は補正値記憶部に
より記憶された補正値に基づいて送信側の標準解像度を
図面記憶部により記憶された図面情報を受信側のファク
シミリ装置等において所要の寸法の図面情報として出力
させる受信側解像度に処理する補正処理部を有するの
で、標準の解像度を受信側の解像度に適合させることが
でき、所要の寸法で出力される図面情報を容易に送信で
きるという効果がある。
【0036】さらに本発明は、数値記憶部の番号記憶部
により記憶された複数のファクシミリ番号及び/又は印
刷装置番号の各々に上記数値記憶部の補正値記憶部によ
り記憶された補正値が対応するようにした場合には、送
信したいファクシミリ番号等を選択するだけで該当する
ファクシミリ装置等に対応した補正値が選択され、図面
情報を送信できるので、送信する毎に補正値を設定する
必要をなくして図面送信作業の効率を向上できるという
効果がある。
【0037】さらにまた本発明は、数値記憶部は余白値
記憶部を有し、処理部は余白値に基づいて送信側の標準
余白寸法を図面記憶部により記憶された図面情報を受信
側のファクシミリ装置及び/又は印刷装置において所要
の余白を有する図面情報として出力させる受信側余白寸
法に処理する余白処理部を有するようにした場合には、
標準の余白寸法を受信側の余白寸法に適合させることが
でき、所要の余白寸法を有して出力される図面情報を容
易に送信できるという効果がある。
【0038】しかも本発明は、数値記憶部の番号記憶部
により記憶された複数のファクシミリ番号及び/又は印
刷装置番号の各々に数値記憶部の余白値記憶部により記
憶された余白値が対応するようにした場合には、送信し
たいファクシミリ番号等を選択するだけで該当するファ
クシミリ装置等に対応した余白値が選択され、この余白
値に基づいて図面情報を送信できるので、送信する毎に
余白値を設定する必要をなくして図面送信作業の効率を
向上できるという効果がある。
【0039】しかもまた本発明は、図面記憶部は標準図
面情報を記憶する標準図面記憶部を有し、数値記憶部の
補正値記憶部により記憶された補正値は標準図面記憶部
により記憶された標準図面情報の受信側のファクシミリ
装置等における実際の出力寸法としてなる場合には、標
準図面情報をテスト送信して得られた実際の出力寸法を
補正値として入力するだけで最適な補正値を決定でき、
何度も図面情報を送信して補正値を決定する必要がない
ので、図面送信作業の効率を向上できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図面情報通信システムのブロック図で
ある。
【図2】表示部に表示されたメイン画面である。
【図3】Viewer画面である。
【図4】FAX宛先画面である。
【図5】FAX番号登録/編集画面である。
【図6】FAX番号帳画面である。
【図7】FAX番号帳編集画面である。
【図8】プリンター出力画面である。
【図9】環境設定画面である。
【図10】ファイル処理等のフローチャートである。
【図11】補正値入力処理等のフローチャートである。
【図12】テスト送信動作の概念図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 図面記憶部 3 数値記憶部 4 処理部 5 入力部 6 表示部 7 送信部 8 原ファイル記憶部 9 イメージファイル記憶部 10 FAXファイル記憶部 11 標準図面記憶部 12 番号記憶部 13 補正値記憶部 14 余白値記憶部 16 補正処理部 17 余白処理部 18 変復調装置 20 受信部 21 印刷装置 22 変復調装置 23 ファクシミリ装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面情報を記憶する図面記憶部と、数値
    を入力する入力部と、数値を記憶する数値記憶部と、図
    面情報に処理を行なう処理部と、図面情報を表示する表
    示部と、上記処理部により処理された図面情報を受信側
    に送信する送信部と、上記図面記憶部・入力部・数値記
    憶部・処理部・表示部及び送信部を制御する制御部とを
    備え、 上記数値記憶部は、複数のファクシミリ番号及び/又は
    印刷装置番号を記憶する番号記憶部と、受信側のファク
    シミリ装置及び/又は印刷装置における受信側解像度に
    基づいて送信側の標準解像度を補正するための補正値を
    記憶する補正値記憶部とを有し、かつ、 上記処理部は、上記補正値記憶部により記憶された補正
    値に基づいて送信側の標準解像度を上記図面記憶部によ
    り記憶された図面情報を受信側のファクシミリ装置及び
    /又は印刷装置において所要の寸法の図面情報として出
    力させる受信側解像度に処理する補正処理部を有するこ
    とを特徴とする図面情報通信システム。
  2. 【請求項2】 上記数値記憶部の番号記憶部により記憶
    された複数のファクシミリ番号及び/又は印刷装置番号
    の各々に上記数値記憶部の補正値記憶部により記憶され
    た補正値が対応することを特徴とする上記請求項1記載
    の図面情報通信システム。
  3. 【請求項3】 上記数値記憶部は、受信側のファクシミ
    リ装置及び/又は印刷装置における受信側余白寸法に基
    づいて送信側の標準余白寸法を補正するための余白値を
    記憶する余白値記憶部を有し、 上記処理部は、上記余白値記憶部により記憶された余白
    値に基づいて送信側の標準余白寸法を上記図面記憶部に
    より記憶された図面情報を受信側のファクシミリ装置及
    び/又は印刷装置において所要の余白を有する図面情報
    として出力させる受信側余白寸法に処理する余白処理部
    を有することを特徴とする上記請求項1及び2記載の図
    面情報通信システム。
  4. 【請求項4】 上記数値記憶部の番号記憶部により記憶
    された複数のファクシミリ番号及び/又は印刷装置番号
    の各々に上記数値記憶部の余白値記憶部により記憶され
    た余白値が対応することを特徴とする上記請求項3記載
    の図面情報通信システム。
  5. 【請求項5】 上記図面記憶部は標準図面情報を記憶す
    る標準図面記憶部を有し、 上記数値記憶部の上記補正値記憶部により記憶された補
    正値は上記標準図面記憶部により記憶された標準図面情
    報の受信側のファクシミリ装置及び/又は印刷装置にお
    ける実際の出力寸法としてなることを特徴とする上記請
    求項1及至4記載の図面情報通信システム。
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